2024年 2月22日 木曜日

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【10話】生誕祭の祝福 戦士の出産

NOVEL勇者母の魔物堕ち【10話】生誕祭の祝福 戦士の出産

 祝宴の翌朝、ルミターニャは自分の寝室で目覚めた。

 枕からは埃の匂いがする。多くの場合、ルミターニャはオロバスの主寝室で寝起きを共にしている。自分のベッドを使ったのは数ヶ月ぶりだった。

(あっ。乳首のピアスが緩んでる⋯⋯。このままでは母乳がこぼれてしまう⋯⋯。寝ているときに緩んでしまったのですね)

 双乳のピアスは絶えず湧き続けるミルクを堰き止めている。授乳時に外し、それ以外はキツく乳首を挟んでいた。

「ええっと⋯⋯。今日からお祝いの生誕祭ですから服は⋯⋯。どうしましょうか。昨年に頂いたこれでしょうか⋯⋯?」

 性奉仕婦の正装は必ず恥部を曝け出す。爆乳、膣口、肛門を隠す服は許されない。

 魔王の生誕を祝う祭日でも変わらない。ただし、派手な衣装を着用するのが慣例だ。地味な服を着ていたら後ろ指を指される。

「ですけど⋯⋯このドレスは⋯⋯。ちょっと恥ずかしいです。もはや服じゃなくてアクセサリーですね」

 性奉仕婦の衣装を着慣れているルミターニャでさえ、頬を赤らめてしまう。

 踊り子のランジェリードレスは布面積が極小で、もはや裸体を彩る装飾品でしかなかった。

 胎児を包み込んだボテ腹は脈動している。出産が近付いている。昨晩も陣痛を感じた。近日中に破水し、赤子を産むことになるだろう。

「大事な時期ですから、お腹を冷やすのは良くないはずなのですけどね」

 エニスクを孕んだとき、産婆からは「お腹を冷やすな」としつこく言われた。初産で大きな不安を心に抱えていたルミターニャは腹巻き必ず寝る前に付けていた。

「人間の胎児ではないから、平気なのでしょうか⋯⋯?」

 魔界は温暖な気候だ。蒸し暑いくらいだった。それでも裸で過ごせるような場所ではないのだが、今のルミターニャは平気だった。

 肉体改造によって馬頭鬼に近しい姿だからだ。特に太腿から足首までは分厚い獣皮で覆われている。両足は蹄であるため温度を感じない。氷の上だろうと、熱された鉄板だろうと問題なく歩ける。

 冷え性に悩まされない身体となったのは、すこしありがたかった。

(⋯⋯馬頭鬼族は人間よりはるかに丈夫な種族なのでしょうね)

 

 ルミターニャは多胎の孕み腹を何度も撫でた。

「ふふ⋯⋯♡ 赤ちゃん達もお目覚めみたいですね。本当はダメなことですけど⋯⋯、私はちゃんと貴方達のお母さんになってあげます。ちゃんと産んであげますから、もうちょっとだけ、外に出てくるのは我慢してくださいね」

 巨尻の谷間から生えた馬尾を左右に揺らす。出産を間近に控え、ルミターニャは高揚していた。

(魔族の子を産む⋯⋯。あぁ⋯⋯。どうして⋯⋯? なぜ私の心は、こんなにも沸き立つのでしょう。ふしだらな女だから⋯⋯? 夫を、家族を、人類を裏切っているというのに⋯⋯。強い雄の子を産もうとしてしまう。それが抗えない性なのでしょうか⋯⋯?)

 朝食は牧草を発酵させた飼料と人参ジュース。馬頭鬼族の一般的な食事だ。

 牧場の娘だったルミターニャは、家畜に食べさせるため、乾草を作った経験がある。

(家畜に食べさせてたシロクローバーとは違う。この牧草は魔界側にしかない特殊な植物ですね。私の故郷では見たことがありません)

 肉体改造でルミターニャは馬頭鬼族とほぼ同じ内臓を持っている。消化器官も人間とは異なるため、魔草マンドラゴラの牧草を難なく咀嚼できた。

 ——人間にとっては致命の猛毒であるが、今のルミターニャは適応している。

 唾液に含まれる特殊な酵素。食事の際、唾液が大量に生成される。魔草マンドラゴラの毒性は、馬頭鬼に不可欠な栄養素だ。

 酵素と結びつき、消化器官でエネルギーに変換される。

 

 ルミターニャの胎内で育つ赤子達は貪欲に栄養を欲している。8匹の胎児を育てるだけの食事を摂取しなければならない。

 戸棚にしまっていた飼料の大半を食べ終え、人参ジュースの小樽を飲み干した。

「ご馳走様でした。ふぅ。お腹いっぱいです。美味しい⋯⋯。もう昔の食生活には戻れません」

 ルミターニャに与えられた私室は、性奉仕婦の衣装を保管する箪笥と食品棚が大部分を占領している。

 自室を寝起きに使うのは稀だ。主に着替えと食事をするためだけの部屋となっていた。

 ちなみに汚れた衣類の洗濯や飼料の補充は、大屋敷で働く女中達の仕事だ。

 ルミターニャは家事を許されていない。性奉仕婦はセックスワーカー。性奉仕に専念している。

「ルミターニャ! 朝食は済ませた? オロバス様がお目覚めよ! 寝室へ急ぎなさい!!」

 屋敷で働く女中はノックもせずに扉を開き、踏み込んできた。朝食を終えたばかりのルミターニャを急かす。

「はやく。私たちの族長様をお待たせするつもり!?」

「は、はい⋯⋯! 今すぐ行って参ります!!」

 生誕祭の期間中、馬頭鬼族の大屋敷では、使用人達が忙しなく動いていた。昨晩の後片付けを終えて、休む間もなく働いているらしい。

(⋯⋯いつも以上に慌ただしいです。びっくりしました)

 焦るルミターニャは小走りでオロバスの待つ寝室へと向かう。身籠もった肉体では思うように動けないが、この4年間は常に孕んでいた。

(お腹だけならもっと早く走れますが、乳房も重たいのですよね。せめてブラジャーがあれば、走っても暴れないのでしょうけど⋯⋯)

 腹を抱えての歩き方は知っている。腹部の膨張と重みは日常の一部だった。

 苦戦するのは撓わに実った爆乳。頭よりも大きく、重量のある球体2つが左右上下に揺れる。脚力が強化されていなければ、立っているのでさえ苦労したはずだ。

(あれ? あの少女達は⋯⋯)

 廊下で年少の女中達とすれ違う。その背丈は10歳の少女と変わらない。

 年端もいかない馬頭鬼の幼子達は、ルミターニャに道を譲り、会釈をして去っていった。お互いに急いでいるので言葉は交わさない。

(私と同じ黒い毛並み。あの子達も私とオロバス様の娘でしょうか⋯⋯)

 ルミターニャが産んだ馬頭鬼族の獣魔達。すれ違った娘達は昨日の宴に参加していない幼少の者であった。

(私の腰くらいしか背丈がなかったのですから、1歳にもなっていませんね)

 成長速度の著しいルミターニャの子供たちは、すぐさま生殖可能な肉体年齢まで育つ。

 通常の魔族なら数十年をかけて緩やかに発育する。だが、ルミターニャが産んだ獣魔は、ほんの数カ月で10歳児程度の肉体と知能を持つ。

 人手不足の中、ルミターニャの娘達は多くの雑務を任されていた。

(この屋敷ではいったい何人、私の娘や息子がいるのでしょう⋯⋯? 出産した数からすると、子供の数は百を優に超えているはず。子沢山な母親になってしまいました。ついこの前まで、私には1人の息子しかいなかったのに⋯⋯)

 ルミターニャを妊娠させた雄は2人と1匹。

 1人は勇者エニスクの父親でもある亡き夫。呪いのせいで名を思い出せない最愛の幼馴染み。

 そしてもう1人の男は、新たな勇者を誕生させるため、王国の密命によってルミターニャと姦通した王国軍の猛将ロタール。

 ロタールとの不倫で孕んだ胎児は流産し、出産には至らなかった。

「——お待たせいたしました。性奉仕婦ルミターニャ。ただいま参りました」

 ルミターニャを犯し、徹底的に孕ませている1匹。そして、現在も種付けをしている雄。

 馬頭鬼の族長——幼き魔族君主オロバスは大きな欠伸をしていた。

 ルミターニャは絨毯の敷かれた寝室の床に跪く。孕みのボテ腹を圧迫しないように尻を上げ、四つ這いに近い体勢となる。

「⋯⋯⋯⋯♡」

 上目遣いでベッドに腰掛ける主人を見上げる。

 目覚めたばかりのオロバスは朝勃ちで、陰茎をそそり立たせていた。

 握り拳サイズの睾丸が入っている陰嚢から、大粒の汗が流れている。体温が高い。精力が溜まっている証だ。

 祝宴の前準備で、オロバスは禁欲期間を設けていた。昨日のセックスだけでは解消しきれていない。濃厚な性臭が匂った。

「——偉大なる馬頭鬼の大君主オロバス様。忠実なる性奉仕婦ルミターニャにご下命賜りますようお願い申し上げます」

 絶対服従を示す叩頭の姿勢で、ルミターニャは突き上げた馬尾を揺り動かす。娼婦が金持ちの大貴族に媚びを売るのとは違う。もっと原始的な動物の求愛行動に近い。

 股間の淫裂から膣液の雫が滴る。陰唇を覆う恥毛はビショ濡れだった。

「オマンコで奉仕しろ」

「はい♡ かしこまりました⋯⋯♡」

 ルミターニャは媚肉がたっぷり詰まった巨尻を突き出す。

「オチンポを挿入くださいませ♡」

 ベッドの縁に座るオロバスの股間へと降ろしていく。

 不格好な中腰ガニ股のポーズで、慎重に重心を調整する。

「んっ♡ ぁ♡ 失礼いたします。オロバスさまぁ♡」

 大きすぎる爆乳と膨れ上がったボテ腹に視線を塞がれ、ルミターニャは真下が目視できない。手探りでオチンポのある場所を目指す。

「あぅ⋯⋯♡ んぁあ⋯⋯♡ 逞しい♡」

 陰唇に亀頭の先端が触れた。馬頭鬼の生殖器は恥骨が通っているため、人間のモノに比べ、はるかに硬い。サイズも段違いに大きい。

「おっ♡ おふぅ⋯⋯♡ んぁあぁ⋯⋯♡」

 亀頭の形は筒型だ。ルミターニャが牧場で育ていた雄馬のペニスと似ていた。

「おぉ♡ おふぅぅ♡」

 

 大きくを息を飲み込み、色っぽい喘ぎ声を吐き出す。人間のオマンコに収まらない極太の馬オチンポ。改造されたルミターニャの膣口を貫く。

「んっ⋯⋯! はぅう♡ んっぅう! んぅうぅぅゅ〜⋯⋯っ!!」

 ズブズブと男根が沈み込み、陰唇が捲り上がる。膣道へと侵入した男根は、一気に最深部へと到達する。

「挿れた。動くぞ。デカケツの動き、ちゃんと合わせろよ」

「はいっ♡ お尻を振ります♡」

 馬脚に込めていた力が解け、ルミターニャは全身の体重をオロバスの股間へ委ねた。

 オロバスはルミターニャの肉付き豊かな身体を受け止める。

「あっ♡ んぅ♡ オロバス様っ♡ はげしぃ♡ お腹には赤ちゃんがぁ♡ いるのにぃ♡ あんっ♡ んぁ♡ んぅうぅぎぃ♡ あんんああぁあぁ〜〜♡」

 背面座位でのセックスを始める。体躯は小さくともオロバスは馬頭鬼の魔族。背後からルミターニャの豊満な肉体を抱きしめ、男性器を激しく突き上げた。

「僕の子どもならこれくらい平気だっての!」

「んきゅぅうぅぅうぅう♡ はぁはぁ♡ すごいぃ♡ おちんぽぉ♡ くださいぃ♡」

 ルミターニャは股を開き、暴力的なセックスを全身で受け止める。

「オロバス様⋯⋯?」

「ん? これ? この衣装⋯⋯。僕が去年の生誕祭で送ったヤツ?」

 

「はいっ♡ そうです♡ 城下街の大通りでデートしたときっ♡ 買っていただいた性奉仕婦の衣装ですぅ♡ んぁ♡」

「似合ってるじゃん。蹄と両脚が映える。生誕祭を祝うのにピッタリだ」

 

 淫らな踊り子の衣装を身に纏った淫母は、官能の極致を堪能する。

「お褒めいただきぃ♡ ありがとうございますぅ♡」

「今日は祝いの日だ。ルミターニャも魔王様に感謝しろ。こうして気持ち良くなれるのは魔王様のおかげなんだからな!」

 

 セックスのスピードが加速する。

 魔王を世界の果てに葬り、人類を救ったヴァリエンテの娘。人類軍の窮地を救った勇者エニスクの実母。だが、ルミターニャはメスだ。

 強い勇者を産むため、強い男との子作りを求める。それがヴァリエンテ一族の遺伝子に刻まれた習性だった。

 オロバスという勇猛なオスにルミターニャの子宮はベタ惚れしている。子宮口を開大し、子胤を呼び込む。

「オぉっ! オぅ、オロバスさまぁぁあぁ〜っ!!」

 膣内射精の瞬間、双乳に装着していたニプルピアスが弾け飛んだ。

 絶頂に達したルミターニャは、大量のミルクを乳首から噴射する。乳腺に溜まった母乳が、母乳止めのニプルピアスを吹き飛ばしたのだ。

「あっ⋯⋯んぁっ⋯⋯♡」

 小刻みに身体を震わせる。胎内への放精を続けるオロバスは、背後から爆乳を鷲掴みにして、乱暴に揉みしだく。

「乳房が重たそうだな。僕がミルクを搾ってやるよ」

 ルミターニャは抵抗せず、受け入れた。我が身をオロバスに預けた。

 淫悦に完全敗北した。痴態を晒す自身に羞恥しつつも抗えなかった。

(オロバス様の手付き⋯⋯とっても上手⋯⋯♡ 夫やロタールさんよりも⋯⋯。でも、それはオロバス様だけでなくて、私も⋯⋯。この4年間でセックスが上達してる⋯⋯♡)

 ルミターニャはそのままベッドに引きずり倒される。背面座位からスタートしたセックスは、後背位、側位、対面座位、騎乗位、正常位と続く。

 ルミターニャはさまざまな性交体位で犯される。

(あぁん♡ 私の身体を犯して、オロバス様は雄を磨いている⋯⋯♡ 正妻を迎える日に備えて、たくさん練習しているのですね⋯⋯♡)

 オロバスからすれば、性奉仕婦は性処理道具であると同時に、正妻を迎えるための練習相手だ。

 馬頭鬼族の大頭目として相応しい雄となるため、性技を磨いている。

「んっ! んっ⋯⋯! もっと、そのデカ尻を上げろ⋯⋯!! ルミターニャ⋯⋯っ!!」

 仰向けのルミターニャは、覆い被さるオロバスを見上げていた。

「はいっ♡ こうでしょうかぁ♡」

 身体をV字に折り曲げ、左右の馬脚をオロバスの両肩に担がせる。海老のように屈曲させ、尻を限界まで持ち上げた。

「それでいいッ! 押し込むぞ!!」

 覆い被さるオロバスは、子壺の奥深くまで男根を押し込む。睾丸を包み込んだ極大の陰嚢たまぶくろが、ルミターニャの肛門に触れる。

(熱い⋯⋯。火傷しそうなくらいっ⋯⋯♡ あぁ♡ おしこまれるぅ♡ 熱々の陰嚢たまぶくろで造られた子胤が子壺に攻め入ってきちゃぅぅうぅ⋯⋯♡)

 ルミターニャとオロバスの馬尾は、交尾する蛇のように絡み合う。

(尻尾⋯⋯♡ 強い力ぁ♡ 激しく求められてるぅ♡)

 螺旋を描く漆黒と猩紅の馬尾。

 浮き上がった巨尻に巨根を突き刺し、臨月の孕み腹に大量の精子を放つ。

「おっ♡ あんふぅ⋯⋯♡ おぉうぅ⋯⋯♡」

 

 ルミターニャの喉元から生々しい嬌声が漏れる。

 ベッドの軋む音が止む。度重なる射精でオロバスも限界に達していた。

「どうだ? ルミターニャ?」

「オロバスさまぁ♡ 最高のセックスです♡」

 最愛の亡き夫つがいは一度も経験させてくれなかった濃厚な交尾セックスを遂げ、勇者の母親ルミターニャ孕女メスとしての幸福を享受する。

 どれだけ夫を愛し、息子のエニスクを慈しんでいても、この究極の悦楽は否定できない。

(すごい⋯⋯本物のセックス⋯⋯。こんなの⋯⋯あぁ⋯⋯♡ 私だけがオロバス様を⋯⋯癒やせる⋯⋯♡)

 馬頭鬼族の頂点に立つ大魔族オロバスは強い雄だ。

 興奮状態のルミターニャは思わず口吻を求める。オロバスは要求に応じ、顔を近づけた。

 馬頭鬼族の顔は、牧場で飼っていた馬とそっくりだ。鬼角が二本生えているかの違いしかない。

 オロバスの長い馬舌が、ルミターニャの口内に入り込む。唾液が混ざり、舌が絡み合う。互いの前歯が接触する。

 

 優れた雄豪を独占し、その子胤で孕み、そして交配できる性奉仕婦の優越感に酔い痴れていた。

 ◇ ◇ ◇

「——お手紙ですか?」

 魔王生誕祭は魔族達にとって、最も重要な祝日である。多くの仕事を抱えた多忙な大魔族であろうと休息し、祭りを楽しむ義務がある。

 警備を担う衛兵などは例外だ。同じようにルミターニャも性奉仕婦として、主人への慰安に努めなければいけない。

 一方でオロバスは普段の執務を休み、暴食・惰眠・セックスの三大欲求を存分に楽しむ。

「囚われの母君を心配する勇者エニスクを押さえ込むため、無事であることを示すメッセージを送ってほしいのですよ」

 宰相ダンタリオンが馬頭鬼族の大屋敷を訪問したのは、ちょうど朝勃ち性奉仕を終えた頃合いだった。

 百面相の化け物は魔王の腹心。幹部のなかでも最上位の重臣である。

 そんな実力者が、ちっぽけな存在でしかないルミターニャに丁寧な口調で語りかける。

「勇者エニスクは母君の身、つまりルミターニャ女史を案じているのですよ。ここで彼に暴走されてしまっては、停戦協定の締結に向けて動く我々の努力が水泡に帰してしまう」

 わざわざ押しかけてきたのは、差し迫った問題だからであった。

 

 百面鬼の大魔族ダンタリオンが、魔王誕生祭の重要性を知らないはずはない。

「エニスクが⋯⋯?」

「人類と魔族、相互平和のために、母であるルミターニャ女史のお力を貸していただきたい」

「それで息子にメッセージを送ると⋯⋯。文字は書けますが⋯⋯」

「難しくはありません。五体満足で生きていると、勇者エニスクへの手紙を書いていただければ結構です」

「ええっと⋯⋯五体満足ではありますけど⋯⋯ね」

 苦笑いを浮かべる。欠損している部位はないが、色々と問題だった。

「ははははは。確かに書けないことは多いでしょう」

 セックスで乱れた髪を整えるルミターニャ。母親が自分の父親以外の男と寝ているというだけでも、エニスクはショックを受けるだろう。

(身体のことは秘密⋯⋯。それはダンタリオン様だって分かってるから大丈夫なはず⋯⋯。そうですよね?)

 尻からは馬尾が生えている。両脚の足には蹄鉄が打ち込まれ、太腿は獣皮で覆われていた。

「エニスクに⋯⋯。息子に、知ってほしくないことは沢山あります」

 色々と身体を改造され、もはや人の肉体ではなかった。だが、秘密にしたいのは、お腹にいる子どもだ。

(エニスクに異父弟妹がいることも⋯⋯)

 オロバスとの間に儲けた人魔の混血児。種違いの弟妹がいるとは知られたくない。

「この4年間で、私はエニスクの異父弟妹を数え切れないほど産んでしまいました⋯⋯。今だって私はオロバス様の子を妊娠し、そろそろ出産予定日です」

 ベッドに寝そべるルミターニャは、自身の膨らんだボテ腹を撫でた。

「あ⋯⋯」

 子宮に宿る胎児達は活発に動いている。特に今日は激しい。

 先ほどのセックス中も陣痛を感じた。ルミターニャは予感を抱く。もしかするとなのかもしれない。

「胎児が腹を蹴ったのですか? 元気がよろしい。父君の形質を受け継がれているのでしょうな」

 孕み腹の張り詰めた皮膚が胎動で蠢く。その様子を見て、無数の貌を持つ百面鬼は笑う。

「ありがとうございます⋯⋯」

 ルミターニャは魔族との暮らしで、耐性ができている。だが、それでも恐怖を感じた。力ある魔族は恐ろしい力を持つ。

 ——宰相ダンタリオンは千差万別の貌で笑う。

 嘲笑、嗤笑、冷笑、微笑、苦笑、失笑、大笑、絶笑、嬌笑、哄笑、媚笑、顰笑——全ての貌が笑みを作る。

 とても奇妙で不気味、人間を見下す悪魔の貌だった。

「余計なことは書かず、息災であると分からせれば十分でありますよ。こちらで添削はしますとも。ただし内容はルミターニャ女史に考えてもらいたい。我が輩をはじめ、魔族は人間的価値観を理解できかねますゆえ」

 意味深な含みを持つ口調だった。

「⋯⋯⋯⋯」

 ルミターニャは気乗りしなかった。

 嘘で息子を騙さなければいけない。しかし、これが初めてではない。良妻賢母に見えるルミターニャであったが、清く正しい人妻ではなかった。

 これまでもルミターニャは過ちを冒した。

(過去にも二度⋯⋯。私は家族を嘘で欺いた⋯⋯)

 初めての背徳は、夫が医者のいる隣町まで高熱を出したエニスクを連れていったとき。欲望に駆られた衛兵のカインによるレイプ。それを夫に明かせなかった。

(⋯⋯そして⋯⋯私は⋯⋯ロタールさんとも⋯⋯)

 次の裏切りは国家の密命だった。魔王軍と戦い続け、右腕を失った猛将ロタールとの子作りを強要された。

 勇者の血筋を絶やさぬためとの名目で、夫には隠して二年の不倫妊活を行った。

(もし馬頭鬼族に攫われて、魔王城に連れてこられなければ、きっと私はロタールさんとの子供を産んでいた⋯⋯)

 故郷を蹂躙したアスバシールは夫を含めて、ルミターニャと肉体関係にあった異性をことごとく殺した。不義の赤子も誕生前に抹殺し、アスバシール自身はエニスクに殺された。

(あぁ⋯⋯こんなことになるなんて⋯⋯)

 戦争で翻弄され、気付ければ孕み袋の性奉仕婦。人生は何があるか分からないと自己嫌悪する。

「事実を包み隠さず書き記したら、エニスクは私をどう思うのかしら⋯⋯。きっと酷い母親だと⋯⋯罵倒されるのでしょうね⋯⋯」

「さて、どうでしょう? いっそ死んでくれていたほうがよかったと思うのでしょうか?」

 慰めにならない言葉。ルミターニャとて同情を期待していたわけではないが、良心の呵責は強まった。

「まあ、そうしたことは人間研究者のグサイン殿のご専門。我が輩の知見が及ぶところではございませぬゆえ。お気になさらず。嘘を並べれば良いのですよ」

「⋯⋯手紙の件は承知しました。お時間いただければ、何とかなると思います」

「生誕祭の最中に申し訳ない。負担にはならぬよう尽くします。また、お昼寝から目覚められたら、オロバス殿にもお伝えください。宰相ダンタリオンが謝罪していたと」

 性臭の染み付いた寝室のベッドで寝そべるルミターニャ。その傍らでオロバスは乳飲み子のように眠っていた。

「子細は副官のビアンキ女史にお伝えしておきますゆえ。その点はご心配なく」

 ダンタリオンは寝息を立てているオロバスの顔を覗き込む。

 

「ダンタリオン様⋯⋯?」

「気持ち良く寝られていると思いましてね。安心しました。しかし、この時間でも寝られているとは? オロバス様は早寝早起きと聞いておりました」

「お昼寝です。前日祭の宴で、昨晩は遅くまで起きておられました。きっと眠りが浅かったのでしょう」

 魔族は血も涙もない化け物。人間の多くはそう思い込んでいる。だが、実際は違う。ルミターニャは知っていた。

 4年前、オロバスは泣いていた。敬愛する父親が戦地から帰ってこなかったからだ。

 ルミターニャの故郷を襲撃する作戦。その立案にダンタリオンも深く関わった。オロバスの父、アスバシールを死地に送り込んだ。

 任務は成功した。ルミターニャを拉致する大戦果だ。だが、偉大な戦士を失った。数百年来の親友を亡くした。幼い息子から父親を奪った。

 ダンタリオンを含め、多くの幹部はオロバスに後ろめたさがあった。

「寝る子は育つと言います。きっと立派な魔族君主になられるでしょう」

 右の乳房に吸い付きながら、オロバスは寝息を立てている。その姿は母親に甘える大きな子供だった。

「——我が輩の用事は終わりました。ルミターニャ女史に与えられた残り僅かな狂宴の一刻ひととき。お邪魔をしては悪うございますゆえ、これにて失礼させていただきますよ」

「ダンタリオン様。お聞きしたいです。百面鬼族は心を操る能力をお持ちなのですよね。それなら私の心が、どうなっているかも分かっているのでしょうか⋯⋯?」

「心を操れるからといって、心の有り様を理解できているわけではございませぬ。ゆえに、我が輩は女心の悩みを解く術はありません。同性ではありますが、種族が掛け離れておりますよ」

「同性? え? ⋯⋯あ! ⋯⋯はい」

「これはこれは。心外です。これでも女性ですよ。馬頭鬼流にいえば雌です。あぁ、人間的価値観で、我が輩の容姿は受け入れがたいのですかな?」

 図星だった。

「やっぱり私の心を完璧に読んでいません⋯⋯?」

「そのようなことはございませんとも。それでは。次に会うとすれば記憶を改竄するときになるでしょう」

 ちょっと立腹したようだった。

(ダンタリオン様⋯⋯。女性だったのですね⋯⋯)

 ダンタリオンが退室した後、ルミターニャは乳首に噛み付くオロバスを撫でた。

 陵辱の4年間は唐突に終わろうとしている。キスキルがルミターニャの新しい肉体を産み出し、魂を移し替えれば元通りの綺麗な身体。

「記憶の改竄⋯⋯。消え去ってしまう⋯⋯」

 強力な精神洗脳で4年間の記憶を弄くれば、ルミターニャは勇者の母親に戻れるのだ。

 それは悦楽の味を永遠に忘れてしまうことを意味する。

「オロバス様⋯⋯。陣痛が始まりました。あぁ♡ 赤ちゃんが⋯⋯♡ 産まないと⋯⋯♡ 産んであげなければ♡ あぁん♡ 淫らな私をお許しください⋯⋯♡」

 眠っているオロバスの肉棒を手で扱く。手淫の性技も手慣れていた。

 刺激を受け、数秒で男性器は勃起した。

「んんぅ⋯⋯まおうさぁ⋯⋯。えへへ⋯⋯。ぼくがゆうしゃを⋯⋯たおしたよ。たくさん⋯⋯ほめて⋯⋯。お父さんの⋯⋯かたき⋯⋯。ぼく⋯⋯ぼくは⋯⋯りっぱなぞくちょうにっ⋯⋯。およめさんだって⋯⋯。うぅ。う〜んぅ⋯⋯」

 オロバスは寝言を呟いている。とても良い夢を見ているようだ。深い眠りの底で、夢の世界を楽しんでいる。

「失礼いたします。オロバス様♡ んあぁ♡ おぉ♡ んっ♡ んぃっ♡ あんぁああ〜♡」

 ルミターニャはオロバスの股間に跨がり、男根を肛門へと導いた。亀頭を直腸の最奥に押し込み、根元まで呑み込む。

「んぅっ⋯⋯! んぃむぅぅう〜〜⋯⋯!!」

 両脚をM字型に大きく開き、上半身を仰け反らせる。

 脇に逸れた爆乳は、溢れたミルクとオロバスの唾液で濡れていた。

「⋯⋯ごめんなさい。貴方ぁ⋯⋯! エニスクぅうう⋯⋯! わっ、わたぃしは母親で⋯⋯女だから⋯⋯抗えないのぉ⋯⋯。ごめんなさい。オロバス様との赤ちゃんを産ませて⋯⋯! 授かった赤ちゃんを産みたいのぉぉお⋯⋯♡」

 家族に懺悔する人妻は、良心の呵責に苛まれ、両目から涙を流す。だが、すぐさまそれは性悦の慟哭へと切り替わった。

「おっ♡ んぁ♡ 来て♡ 赤ちゃん⋯⋯外に出て⋯⋯♡ お父様に顔を見せてあげて⋯⋯♡ んっ! んんぐぎゅぅぅう♡ んぁ♡ んぎぃ♡ んんぁああああああっぁぁああぁ〜〜〜♡」

 膣口を極限まで開き、巨尻の贅肉で覆われた骨盤が開く。オロバスを眠姦しながら、ルミターニャは出産に臨む。

 子宮が収縮し、陣痛の速度が跳ね上がる。

 膀胱が決壊する。派手に失禁している。

 羊膜に穴が穿たれ破水する。

 泡だった膣液と真っ赤な血が膣口から流れ出る。

「ひぃ、ひぃ⋯⋯ふぅぅう⋯⋯! ひぃひぃふぅぅう〜♡ んんひぃんんぅ〜〜♥︎」

 陣痛に耐えるルミターニャ。尻から生えた黒毛の馬尾は、オロバスの馬尾にしがみ付く。馬頭鬼族が互いの尾を絡ませるのは、強い愛情を示す意味を持つ。

「はぁはぁ⋯⋯もうちょっと⋯⋯♡ 頭が出たぁ♡ がんばって⋯⋯♡ お母さんも頑張るからぁ⋯⋯♡ んんぅ♡ んんんぅぅぅぅぅうぅう〜〜〜♡」

 深い眠りに落ちていたオロバスは、嬌声の咆哮と男根をアナルに締め上げられる感覚で意識を取り戻した。

「⋯⋯ぁ?」

 

 目覚めた瞬間、オロバスが目撃したのは、股を開いた性奉仕婦がアナルセックスをしながら、赤子を捻り出している光景だった。

「お前。僕の上で何やってんの⋯⋯?」

 尿、羊水、血液、膣液、母乳。あらゆる体液を撒き散らし、膣口から胎児の頭部が出てきた。

「オロバス様♡ 産気づいてしまいました。ここで産みます⋯⋯♡ オロバス様の前で、産ませてください⋯⋯♡」

 ルミターニャとオロバスの子供は、母親の容姿が強く遺伝しているためか黒毛が多かった。

 父親のオロバスと同じ、真紅の赤毛は稀にしか産まれていない。だが今回、ルミターニャの膣口を這い出てきている馬頭鬼の子は、真っ赤な産毛が生えていた。

「赤毛か」

「はい♡ オロバス様と同じ毛色の赤ちゃんぅ♡ ぁ⋯⋯♡ はぁ⋯⋯♡ ふぅ⋯⋯♡ ひっ、ひぃぃふぅううぅ♡ おぉぉおぉおあおぉおぉおぉぉお〜〜〜〜♡」

 漆黒の恥毛が生えそろった女陰の裂け目から、臍帯が繋がった状態の子供が産まれた。

「オギャー!! オギャァアアアアアァァー!!」

 

 ルミターニャの腹にいる胎児は全部で8匹。魔王誕生祭が出産日となった子供らは、全て赤毛の雄児だった。

「はぁわぁ♡ ほら、見てください。オロバス様⋯⋯。ほらぁ♡ 私達の赤ちゃんです⋯⋯♡ 可愛い⋯⋯♡ 元気なおとこの子♡」

 オロバスの腹筋に産み落とした雄児を抱き上げ、ミルクの滴る乳首をしゃぶらせる。未だに胎盤は外れておらず、臍帯で繋がっていた。

「可愛い赤ちゃん⋯⋯♡ どう? お母さんのオッパイ⋯⋯。美味しい?」

 馬頭鬼の雄は族名の通り、馬の頭をしている。異形の赤子を産み、母親として乳を与えるルミターニャの姿は、本物の魔族と遜色がなかった。

「残り7匹いるんだろ。はやく産めば?」

「はい♡ 産みますぅ♡ 喜んで⋯⋯♡」

 オロバスは性奉仕婦の主人だ。だが、同時に雄としての責任がある。我が子を孕んだ雌の出産を安全に行わせるための手助けは拒絶できない。

 なぜなら性奉仕婦は練習相手だからだ。

 成人を迎えたとき、正妻候補から正式に妻を娶り、世継ぎを産ませる。

 その相手が副官のビアンキか、あるいは戦士長テアリラか、あるいは別の誰かか。誰がなるにしろ、正妻との子作りは通る道なのだ。

 オロバスはこれまで、ルミターニャの出産に全て立ち会ってきた。アナルを刺激して、産道をほぐしながら出産させる。

 家畜牛の出産と同じだ。家畜の出産は肛門に手を突っ込み、子宮を刺激する。だが、馬頭鬼は夫がアナルに男性器を挿入し、亀頭で胎児を押す。

 最初の出産時もそうだった。だが、当時のルミターニャは、まだ淫母に堕ちておらず、絶望で泣き叫びながら、地獄の中で赤子を産んだ。

「私の子産みをっ! 見守ってくださいっ♡ オロバスさまぁ〜〜♡」

 淫母の本性を曝け出したルミターニャは、下腹部に力を込める。2匹目の出産が始まった。

 もはや抵抗はないが、亡き夫と息子エニスクに対する負い目はある。

 家族への裏切りを恥じ入る心が残っている。だが、出産が始まれば、もうルミターニャはなのだ。

 勇者の母親ではなく、馬頭鬼の母親として我が子の生誕を祝福する。

 魔王誕生祭の昼下がり、ルミターニャはオロバスの子を無事に出産した。

「これで最後か」

 父親と同じ赤毛の雄が8匹。小さな鬼角が二本生えている馬頭の乳飲み子。勇者と馬頭鬼の遺伝子を色濃く受け継ぐ獣魔。

 人類にとっては忌み子としか言い表せない。

「はぁはぁ⋯⋯♡ んぅ⋯⋯♡」

「ご苦労。よくやった。ルミターニャ。一族に戦士が増えた」

「はい。ありがとうございます♡」

 胎盤を排出し、空っぽになった子壺は、貪欲に胤を欲していた。出産を終えたルミターニャの子宮は次の赤子を孕む準備を進めていく。

(まだまだ⋯⋯産み足りないのぉ⋯⋯♡ オロバス様の赤ちゃんがほしぃ⋯⋯♡)


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