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【邪神転生】~異世界の邪神になったはいいが、絶滅寸前のゴブリンを異種姦で増やさなきゃいけなくなった~
異世界転生の切っ掛けは、ゲームコミュニティのチャットで届いた奇妙なダイレクトメッセージだった。「なんだこれ。てか、こいつ誰だよ?」 失業中だった鬼窪おにくぼ王緑おうろくは、求職活動をしながらゲームに勤しんでいた。最悪な経済状況で日本は失業者で溢れている。王緑のような無職は珍しくなかった。 第三次非核大戦後から続く、最悪の不景気。貧富の格差は広がり、治安は年々悪化している...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【17話】贖罪の魔女
礼拝堂での祈祷を終えたシオン。その背後にはピッタリとレヴィアが引っ付いている。 レヴィアが食客待遇で迎えられてから、二人が一緒にいるのはよく見られる光景だった。小身と少年と長身の大女。まるで子犬の散歩をする巨人であった。「アルヴァンダートさんは礼拝に来ないのですね」「先生はジェルジオ伯爵家の顧問官だ。聖導師以外の仕事が沢山ある。それに、朝の礼拝は俺が好きでやってることだ...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【16話】巣立ちの準備
物質に実体はない。 偉大なる真言、明々たる真言、究極の真言、至高の真言。 無心こそが真理の本質である。「――けれど、人は妄執を捨てられない。私もそうだ」 荘厳な大広間に不釣り合いな木製の椅子があった。見窄みすぼらしい出来栄えで、背もたれは傾いている。接合部は釘を打ち直したかのような跡がある。 それもそのはずである。子供が作った粗雑で貧相な腰掛けだった。こ...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【15話】帝国動乱の予兆
翌日の早朝、ジェルジオ伯爵とリンロッタ夫人はアルヴァンダートから魔女逮捕の報告を受けていた。 シオンの捕まえ方に問題があったせいで、面倒事が起こるかもしれないとアルヴァンダートは語った。 事件の顛末てんまつに関して、ジェルジオ伯爵は苦笑いし、リンロッタ夫人は「赤ちゃんが生まれたら伯爵家で引き取っても良いのではないかしら? シャーロットがいなくなってお城は寂しくなっていますもの。...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉【14話】データクリスタルの国家機密
「――不埒者ふらちもの。祈りなさい。今の貴方にできるのはそれだけです」 シオンに浴びせかけられた折檻の言葉は痛烈だ。ジェルジオ伯爵城の冷たい床に正座していると足先が痺れてくる。「ルフォン先生⋯⋯。おかしい! こんなのおかしいです!」 抗議の声を上げるが、ぴしゃりと撥ねのけられる。「おかしいのは貴方の倫理観ですよ。シオン」「俺が襲ったんじゃない! 襲われたの...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉【13話】魔法薬は用法・用量を守って正しく使いましょう(♥︎)
魔女ロザリー・クロスの父親は帝都の貴族だった。 優れた魔法の才能は父親からの遺伝だった。ロザリーが正妻の子供であれば、帝都の魔法学院に進学し、優秀な成績で卒業できたであろう。しかし、そうはなっていない。 ロザリーの母親は娼婦だった。貴族を専門とする高級娼婦。道端で客を取る売春婦よりは格上、と当人達は自負しているが、商売の女に上品も下品もない。母親が貴族の子種で妊娠し、女児を産ん...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【12話】ラブ・ハイポーションの効き目
「アガァ⋯⋯! ウゥゥゥウゥゥゥゥゥウウウウウウーー!! アァ! アァァ、ウァアァァァーー!!」 血の涙を流すロザリーの両目。瞳は爬虫類のような眼孔に変じる。「⋯⋯うわぁ。目付きがやばい」 暴走した魔力がロザリーの肉体を変異させている。「荒事にするつもりはなかったが⋯⋯。呪い⋯⋯刺青⋯⋯。スティグマ系の魔法⋯⋯。どの階位だ? チッ! まあ、俺がやることは一つだよな...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉【11話】漆黒竜のスティグマ(♥︎)
ベッドで四つ這いになったアイリスの艶尻は真っ赤に腫はれていた。悪さをした子供を躾けるように、シオンは平手で臀部でんぶを叩はたいた。 ――パァッン♥︎ パチィン♥︎ パァンッ♥︎ 張手はりての衝撃が柔らかな尻肉を波打たせる。たっぷり肥えた巨尻を捧げる姿勢で、アイリスは膝を屈している。「おぉっ♥︎ んぉっ♥︎」 恥部の淫裂から逆流した精液が垂れ流れる。後背位で犯され...
〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【10話】未亡人と子作り(♥︎)
シャーロットが帝都の魔法学院に旅立って二ヵ月。伯爵令嬢のいないジェルジオ伯爵城は少し寂しくなった。その一方で人々は新しい住人のレヴィアを受け入れ始めた。 エルフの魔法使いは卓越していた。医療分野はお抱え魔法医のルフォンに任せているが、それは彼女の職責を尊重してのことだった。ルフォンは回復魔法の探究にこれまでの人生を費やした。しかし、〈真なる魔法使い〉の高みに立つレヴィアは、さも当然の如...