2025年 1月21日 火曜日

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【作業報告】11月の短編小説「タイトル未設定」、書き終わりませんでした(T_T)

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 少年は義母――妃奈美ひなみ膣内なかに胤を撒き散らす。

 牝犬の体位で犯される妃奈美は、幼げな義息子に喘がされる。許されざる母子相姦。禁忌のセックスに拒絶を示す。

 妃奈美は腰をくねらせ、陰部の交合を解こうと抗う。

 少年は首輪のリードを引っ張り上げた。愛玩動物を暴力で手懐ける冷酷な飼い主となる。微塵の躊躇もない。抜け出そうとする義母の首を締め上げ、挿入した肉棒で躾ける。

「あぐぅっ⋯⋯んぅっ~!」

 気管が締まり、肺に酸素を吸い込めない。鬱血で顔が真っ赤に染まっていった。苦悶する義母の醜態を、義息子は冷淡な表情で見ろしている。

 ――パァンッ!!

 妃奈美の淫股に男根を押し当てた。中出しされた子宮が震え上がる。尿道が止めどなく放射される精子。本気の孕ませセックスに妃奈美は愉悦を感じてしまった。

「あぁっ⋯⋯んぁ⋯⋯! んぎぃっ⋯⋯!!」

 勢いよく子壺を突き上げる。泥々の精子が子宮底に浴びせかけられる。弧を描く双丘の艶尻は、淫棒が突き出る股間と密着している。

 少年は四つん這いの熟母を徹底的に犯す。ピッタリと陰部を重ね添い合わせる。

 体重を込めて前後に動かしている。少年の腰遣いに戸惑いはなかった。己の遺伝子を一滴残らず刷り込む。

 ぐいっと力を込めて密着させる。すると、肉厚の桃尻が楕円に歪む。贅肉の弾力で、突き上げる股間を押し返す。負けじとオマンコを穿ち貫く。

「あぎぃっ⋯⋯んおぉぉおぉぉ⋯⋯!」

 悶える妃奈美は獣声で呻いた。嗚咽と苦し涙、口角から泡立つ涎を垂れ流している。

 尿道が緩み、膀胱に溜まった黄色の小水が溢れ出た。膣痙攣しながら散発的な失禁を繰り返す。少年の男根はやっと性欲を吐き出し終えた。

「あぁ⋯⋯ぁ⋯⋯。彪牙ひゅうがぁあ⋯⋯!!」

 ピンと張ったリードが緩み、喉を絞めていた大型犬用の首輪に余裕が生じる。酸素欠乏状態の肉体は、空気を欲していた。

「んぷぐゆぅっ! ん~ぅはぁはぅっ! はぁはぁー! んぁはぁっ! んぁ! はぁはぁぅう、はぁはぁ! んぅはぁぁ⋯⋯ん⋯⋯ぁ⋯⋯」

 末口すえくち妃奈美ひなみ。三十七歳。既婚。子持ちの人妻。

 夫は製薬会社に勤める末口洋吉。夫婦の子供は姉弟二人。

 長女の茜音あかねは十五歳。反抗期真っ盛りの女子高生。

 長男の彪牙ひゅうがは十一歳。声変わりしていない小学五年生。

 茜音は夫婦の実子。彪牙は血の繋がっていない養子だった。

 とある事情で末口家が引き取った愛らしい男子。少女と見違える可憐な容貌の少年であった。

 男のくせに黒髪のロングストレートがよく似合っている。変声期を迎えていない甲高い声。第二次性徴が未到来の矮躯は、股間から生えた男の生殖器さえなければ、女体と寸分の違いもなかった。

「僕とセックスした気分はどう? お母さん」

 彪牙は妃奈美に問う。子宮口を亀頭でグリグリと嬲られる。コンドーム未装着の膣内射精セックス。血の繋がりがない養子とはいえ、戸籍上は母親と息子。近親相姦の禁忌を犯す情交であった。

「子胤が卵子と結びつけば、僕とお母さんの赤ちゃんが産まれちゃうね。セックスレスだもん。何年もご無沙汰なんでしょ? 妊娠したらお父さんは気付くよ。お母さんが浮気で孕んだって。それしかありえないし」

 彪牙は下腹部を両手でまさぐる。柔肌の上から子宮と左右の卵巣が指圧され、子胤で満ちた肉壺が揉み按摩マッサージで火照る。

「あぅ⋯⋯あぁ⋯⋯」

「興奮してる。妊娠するのが怖い?」

 ビショ濡れの恥毛から、小水の雫が滴り落ちた。

 セックスレスで欲求不満の肢体は素直だった。無意識に尻を擦り付ける。妃奈美の発情心に応え、覆い被さる彪牙は硬く反り返る男根を捻じ挿れた。

 夫の洋吉では届かない未到達領域。彪牙の亀頭は妃奈美の秘された深奥を征服する。執拗に責められる女陰はアクメの臨界を超えた。

 膀胱は空っぽ。だが、小前庭スキーン腺から半透明の分泌液が、勢い良く噴出した。潮水を淫らに吹き散らしながら、妃奈美はガクガクと下半身を震わせていた。

「あぁ⋯⋯あひぃ⋯⋯っ! はうぅ⋯⋯んィっ⋯⋯!!」

 絶頂に酔い痴れる妃奈美の視界はとろけていく。微睡まどろみの誘惑に屈する。

「あぁぁ⋯⋯あぁ⋯⋯? 彪牙⋯⋯!?」

 意識が混濁し、世界は反転と暗転を繰り返す。空間が鋭角状に歪み、あおぐろの閃光が点滅する。

 妃奈美の肉体を縛る重力が薄れた。ほんの一瞬、心地良い浮遊感に満たされる。だが、すぐさま現実へと墜ちた。

 ――ピピッ! ピピピピッ! ピピピピピピッ!!

 目覚まし時計がけたたましく騒いでいる。寝室に鳴り響く機械音のアラーム。生々しい淫夢にうなされていた妃奈美は、現実世界の清浄な空気を吸い込む。

「⋯⋯んん⋯⋯はぅ⋯⋯?」

 のろのろとした動きで目覚まし時計を止める。

 時刻は午前六時三十分。最初のアラーム設定は六時だった。最初の一回目は寝過ごしたらしい。

 厚手の毛布をめくり上げ、股座に手をあてる。吸水ナプキンは十分に効果を果たしてくれた。だが、少しだけショーツが湿っている気がした。

「もう⋯⋯最悪だわ⋯⋯。何なのよ。あの夢⋯⋯」

 ◇ ◇ ◇

 

 妃奈美は十年前から夜尿症に悩まれていた。医師には精神的なストレスが原因だと診断され、抗鬱剤を常用している。

(ちゃんとお薬も飲んでいるのに⋯⋯。もしかすると悪夢はお薬のせい?)

 妃奈美は看護婦ナースだった。製薬会社勤務の洋吉と結婚し、産休で半年ほど休職した。娘の茜音が小学生一年となり、本格的に職場復帰を始めた矢先、あの事故は起こった。

 ――研修医を卒業したばかりの新人医師が、入院していた妊婦に禁忌薬を点滴した。

(私はまだトラウマが克服できていないの⋯⋯? 仕事を辞めてもう十年よ。いい加減にしてほしいわ。一体いつまで私を苦しめるつもり⋯⋯?)

 妊婦は隣県から家出した非行少女だった。荒んだ生活の末、赤児を身籠もった。暴走族との交友関係もあるようだった。何かの揉め事があったらしく、山奥の林道で倒れていたという。

 発見された少女は警察が身柄を引き取り、捜査が始まった。事件性があると警察は考えていた。断片的な会話を糸口に、少女の身元を警察は割り出した。

 その矢先、医療事故で少女は死んだ。当然、お胎の赤児も亡くなった。

 本来なら大事となる。だが、投薬ミスをした新人医師は院長の親類だった。次代の病院経営を担う後継者が、医療事故で患者を死なせた。そんな不祥事は明るみに出せなかった。

 ――妃奈美は隠蔽の片棒を担がされた。

 少女の死因が新人医師の投薬ミスだと分かっていたのは、妃奈美だけだった。病院は破格の退職金を妃奈美に押し付けた。口止め料なのは明らかだった。

 その当時、夫が務める製薬会社は経営不振で、将来に不安があった。娘は小学生となり、これから教育費が必要となる。もしかすると二人目の子供ができるかもしれない。

 思い悩んだ妃奈美は正義心を捨て、不浄なお金を受け取ってしまった。生活は楽になった。医師の生涯年収に匹敵する額が支払われた。

 病院を退職して以来、妃奈美は専業主婦となっている。生活に不自由はない。だが、精神的な病を患った。

(⋯⋯分かってる。私にだって責任はあるわ⋯⋯でも⋯⋯、私が殺したわけじゃないでしょ⋯⋯!)

 セックスレスの原因は妃奈美にあった。悪化する睡眠障害と夜尿症。子作りができる状態ではなかった。今では夫と寝室を別に分けている。

(罪悪感なのかしら。私は死んだ少女の名前すら覚えていないのに⋯⋯)

 病院を退職した経緯は、洋吉に打ち明けていない。住宅ローンの返済ができるから早期退職の応じたと嘘をついた。

「起きよ。皆の朝ご飯を作らないと⋯⋯」

 尿を吸ったナプキンをビニール袋で二重に包み、生理用品用のゴミ箱に捨てた。濡れていたショーツも一緒に始末してしまった。

 末口家は二階建て。屋根裏を含めれば三階層ある。妃奈美の寝室、茜音の私室も二階だった。

「おはよう。お母さん」

 階下の降りると、パジャマ姿の彪牙が廊下にいた。

 一階の住人は血の繋がらない息子、彪牙。そして夫の洋吉だ。仕事で夜遅くに帰ってくる洋吉は、二階に上がるのが面倒だとリビングや書斎で寝ていることが多い。

「おはよう。彪牙。お父さんはリビング?」

「書斎だと思うよ。リビングは誰もいなかった。ちょっと飲んでたみたい」

「ほどほどにしてほしいわ。飲むのはいいけど、せめて酔い潰れて、その辺で寝るくせはやめてほしい」

「うん。そうだね。風邪引いちゃうもん」

「⋯⋯んぅ⋯⋯ぁ⋯⋯」

「どうしたの? お母さん?」

「いいえ、何でも無いのよ。彪牙。ちょっと考えごとをしちゃっただけ」

 妃奈美は平静を装う。夢の中でセックスをしていた色白の美少年。家を訪れる親戚は、彪牙が妹だとよく勘違いする。娘の茜音はそれが気に食わない。

 客観的に見て、茜音は美少女だ。お世辞抜きで褒められた。ちやほやされるのが当たり前だった。ところがだ。養子の弟、彪牙はファッション雑誌の表紙を飾れる容姿端麗の美男子だった。

 性格は素直で愛嬌がある。十一歳にしては大人びているが、小生意気な印象は感じない。気性がとても穏やかなのだ。

(彪牙が養子になってもう半年。毎夜のように彪牙とセックスの淫夢を見てしまう。養子とはいえ、自分の息子に欲情だなんて、絶対に知られたくない。ほんと⋯⋯恥ずかしいわ)

 毎夜、妃奈美は夢の世界で彪牙に犯される。現実感のある不思議な夢は、目覚めてもしっかり淫らな記憶に残っていた。

 本当に肉体関係があるのではと錯覚する。夜な夜な寝室に忍び込み、寝ている自分を犯している。そんな妄想を抱く。だが、夢は夢だ。非現実なのだと妃奈美は分かっていた。

 ――彪牙は階段を上って、二階の寝室に行けないからだ。

「車椅子の充電ケーブル探してるんだけど、お母さん分かる?」

 彪牙には両足がなかった。生まれつき膝から先がない身体だった。両腕の力はとても弱い。車椅子はモーター付きで、バッテリーの充電が欠かせなかった。

「リビングの戸棚かしら? 昨日はその辺で見かけた気がするわ」

「そう。探してみる」

 電動車椅子のジョイスティックを後ろに倒し、彪牙は狭い廊下で綺麗なUターンを決める。産まれてからずっと車椅子生活の彪牙は操縦が上手い。危なげなく廊下を進んでいった。

 ◇ ◇ ◇

 末口すえくち家の朝食で家族全員が一堂に会するのはまれだ。

 一家を支える大黒柱、洋吉は朝に弱く、必ず朝風呂で汗を流してから車で出勤する。朝ご飯は、妻に作ってもらったサンドイッチやおにぎりを通勤途中に食べる。

 長女の茜音は、朝食を抜いて登校してしまう。不健全な生活習慣を改めなさいと注意しているが、そんな妃奈美も女子高生だった頃、そんな一日二食の生活だった。

(茜音⋯⋯。あの子、大丈夫なのかしら?)

 茜音が通う公立高校は荒れていると噂が立っていた。若気の至り、と甘く見られているが、暴力団や半グレ集団と深く関わり、退学処分を受けた生徒がいるらしい。

 特進クラスの茜音は、そんな不良集団と無縁。妃奈美は娘を信じていた。しかし、ついこの前の三者面談で、学校を抜け出し、繁華街で遊んでいると知った。

(髪も軽く染めているみたいだし、いつの間にかピアスまで⋯⋯。悪い友達と関わっているのかも⋯⋯。とても不安だわ)


原稿はここで途切れている⋯⋯(´・ω・`)

 はい。11月中の投稿は無理でした。冒頭部分は書きましたが、リアル路線でいくか、クトゥルフっぽいホラーで行くか迷ってたら、もう12月1日。悲しいです。

 両脚欠損の耽美な少年・彪牙。欲求不満の母親・妃奈美。不良女子高生の娘・茜音。

 毎夜毎夜、義息子・彪牙に犯される淫夢を見る義母・妃奈美。竿役の少年は、車椅子の身体障害者。

 家庭に侵入した怪物が徐々に本性を⋯⋯ワクワクしてきませんか?

 着想は映画「エスター」「ローズマリーの赤ちゃん」にクトゥルフ要素をぶっ込む! ただ本編ではクトゥルフはあくまで匂わせ。あからさまなファンタジーにはしたくないので、塩梅が難しい。

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