三紋昨夏の個人的レビュー
安心と安定の「I’m moralist」作品です。ヒロインは魔物から人々を守護する「精霊リェグ」。エルフ耳のロリ美少女ですが、破滅呪詛を受けたせいで「破滅したい⋯⋯♥」という欲求に10年も悶える。
ある日、リェグは自宅地下に召喚した最底辺の弱々魔物と交尾する危険な遊びをしてしまう。
当初こそ用心深く、遅効性の麻痺術を魔物に仕込んで制御していたが、自身の魔力を封じて弱者プレイに興じ、魔物との交尾に夢中になるリェグ! 末路は精隷牢獄でグロテスクな魔物を生み続ける惨めな仔袋に⋯⋯。
お美事な破滅的異種姦ENDを迎えましたとさ。めでたし! めでたし!
総評を述べると味わい深い作品でした。同人エロゲRPGの終盤でありがちな精神です。レベルMAX、ステータスがカンストの強強キャラを雑魚モンスターに襲わせてみたり、わざと敗北してエロシーンを回収したり⋯⋯。それまで処女プレイを徹底していたのに、急にエロ全開でプレイしたり⋯⋯。
今作もそんな感じの「味」があるのですよ。
ちなみに竿役は一切喋らない雑魚モンスター。こいつは竿役のプロですよ。身振りと手振り、セックスだけで自分を魅せる。下手に喋らないのが下等な獣っぽくて良き。
ボテ腹⇛妊娠⇛出産の過程が描かれてるのも良いです! 1ページ目ではあんな冷めた瞳をしていたリェグちゃんが⋯⋯。破滅系の物語も良いものですね。
ところで⋯⋯リェグちゃんがメドマの破滅呪詛を受けたのが10年前⋯⋯。
10年に呪いを受けた⋯⋯?
リェグちゃんは美しいけれど⋯⋯少女と呼べる年齢か⋯⋯?( ˘•ω•˘ )
原作者の犬侍さん! リェグちゃん(28歳)とかじゃないですよね⋯⋯!?




オマケ小説についての余談
コミックの他にオマケで小説もついてきます。
残念だったのは「字下げ」がされていないこと。小説PDFとテキストデータがあるのですが、縦書き小説では先頭を一文字あけてほしかった! 非常に残念でした。
いっそ、私が組版してあげましょうかってくらいです(というか、テキストデータがあったので個人用にヤッた)。

さらに付け加えるなら、一行が60文字以上あることもですね。理想は40文字程度で、絶対に50文字を超えてはいけないのです。なぜかと言われれば、目線が疲れるからです。38~43文字が一般的です。
オマケ小説だから、そこまで気にするべきじゃないのかもしれませんけれど。
実際に1ページ目を加工すると下記みたいな感じです。
内容についてはモザイクをかけてます(これは購入特典ですからね! ちゃんとDLsiteで購入しましょう!!)。
オリジナル版だと15ページのオマケ小説ですが、実際に組んでみると31ページくらいはあるんですよね。作品を出する度にクオリティを上げておられますから、いつかはルビ芸とかも見せてくれんじゃないかなと期待はしています。しかし、「♥」を多用しない小説を久しぶりに読みました。


(字下げ&43文字、フォントも凝ってみたり)
発売元(サークル名) | I’m moralist |
原案・小説原作 | 犬侍 |
漫画原作 | 柳原ミツキ |
作画 | ふじのん |
編集 | フェルミン |
発売日 | 2025年03月25日 |
価格 | 990円 |
ジャンル | 首輪/鎖/拘束具 エルフ/妖精 退廃/背徳/インモラル 妊娠/孕ませ 触手 異種えっち ぼて腹/妊婦 |
妊娠描写 | あり ヒロインのリェグが雑魚魔物の孕み袋に。異種姦で出産まで描写 |
あらすじ

異種姦出産孕ませを描くのはこの最強チーム!
”深淵の執筆者”犬侍の原案を、”叡智の貴族”柳原ミツキの漫画原作と”闇のカリカチュアリスト”ふじのんの作画のタッグでコミカライズ!
【クレジット】
原案・小説原作…… 犬侍
漫画原作 …… 柳原ミツキ
作 画 …… ふじのん
表紙イラスト …… ふじのん
表紙デザイン …… 柳原ミツキ
編 集 …… フェルミン
制 作 …… 同人サークル『I’m moralist』
【仕様】
モノクロ漫画本編+モノクロイラスト……30ページ+1ページ
カラー表紙 ……1ページ
おまけ小説 ……17877文字
全32ページ
