2024年 12月5日 木曜日

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【126話】親子の愛(♥︎)

NOVEL亡国の女王セラフィーナ【126話】親子の愛(♥︎)

 

 アルテナ王国の女王セラフィーナは三つ子の娘を産んだ。

 長女のセラフリートは王位継承者第一位に任じられ、次代国主の未来が確約された。ガイゼフとの間に産まれたリュートとヴィクトリカは廃嫡となり、過去に遡って記録を抹消。王族の地位と権利の全てを異父妹に奪われた。

 セラフィーナはベルゼフリートと共にメガラニカ帝国に帰還するが、第一王女セラフリートは白月王城に残された。軍務省の将校が後見人兼教育係に指名され、セラフリートはアルテナ王国の新たな象徴となる役割を担う。

 次女のコルネリアは大神殿に引き取られた。将来は巫女となるべく教育が施される。アルテナ王国では教会の信者が多い。メガラニカ帝国で主流の皇帝崇拝を根付かせるため、大神殿の支部が王都に新設された。コルネリアは、国教の改宗を進める足がかりとなる存在だった。

 三女のギーゼラはラヴァンドラ商会に預けられた。ラヴァンドラ王妃との取引で、産まれた子供のうち一人の親権を渡さねばならなかった。三つ子の三姉妹の中で唯一、ギーゼラだけが帝都アヴァタールに連れて行かれた。

 王権、宗教、経済。メガラニカ帝国がセラフィーナの娘達に期待するそれぞれ役割は、国家の根底を支える礎そのものだ。アルテナ王国の西側では親帝国の改革が断行されていく。

 ルテオン聖教国の和平仲介により、アルテナ王国の東側はかろうじて主権を維持できた。しかし、立場は非常に危うい。最後の拠り所となっているのは、かつての第一王女であり、現在は母に反旗を翻し、アルテナ王国の女王に即位したと自称するヴィクトリカだ。

 ――しかし、ヴィクトリカの胎にはメガラニカ皇帝の赤児が宿っている。

「堕ろせない。そういうわけでしょ? わざわざ言い聞かせるためにいたの?」

 ベッドに横たわるヴィクトリカは、調印式の招待状を睨みつけている。出席を求められたが、参加するつもりなど更々なかった。

(公開出産⋯⋯! なんて淫猥な⋯⋯!! 子産みを見世物のようにっ! 相手が貴族とはいえ、恥部を晒して産むところを見させるなんてありえないわっ!)

 敵となった母親のセラフィーナは、怨敵ベルゼフリートの娘を三人産んだ。そして、ヴィクトリカ自身の胎にもベルゼフリートの赤児が宿っている。

「ご存知とは思いますが、開闢教では堕胎を固く禁じております。産んでいただくほかありません。無垢の胎児を殺せば、ルテオン聖教国からの支援が受けられなくなります」

 教会の司祭はヴィクトリカを慰めた。

 教義上、強姦で孕んだ子供だとしても、無辜の命を奪うことは許されない。聖典を杓子定規で解釈するルテオン聖教国において、堕胎は殺人罪と見做される。

「産まれた子供は教会の修道院でお預かりいたします。ヴィクトリカ殿下にご心労はおかけしません」

殿じゃないわ。私のことはと呼びなさい! 私はアルテナ王国の真なる女王になったの! 私の母親は、あの女はもう女王とは呼べないわ。それとも、貴方はあちら側の人間なのかしら?」

「失礼いたしました。アルテナ王国の真なる女王、ヴィクトリカ陛下」

「さっき、お父様と話したわ。私の子供についても⋯⋯。産む必要があるのなら産んでやるわよ。⋯⋯私を辱めたメガラニカ帝国の悪帝を必ず後悔させてやる! 私達と祖国を裏切った売国奴の母親も⋯⋯絶対に思い知らせてやるんだから!!」

 ヴィクトリカは式典の招待状を暖炉の火に放り投げた。

 母親のセラフィーナとは完全に決別した。メガラニカ帝国の傀儡となった母親から祖国を奪還する。そのための力をヴィクトリカは蓄えなければならなかった。

(日に日にお腹が重たくなっていく。私も子供を産む⋯⋯! 嫌だっ! あの愚帝の子供⋯⋯!! だけど、私は産まなければいけないっ⋯⋯! なんて屈辱なの⋯⋯!! 何があっても兄様の仇は討つわ! 同志はたくさんいる! 母を見限り、私こそが真の女王だと信じて、馳せ参じてくれた貴族の力を結集し、分断された祖国を一つに統べる!)

 ヴィクトリカはお腹を撫でる。セラフィーナが三つ子を出産した知らせを聞いてから、子宮の疼きが強まっている。

(母はついに子供を産んでしまった。三人の妹⋯⋯。私は認めないわ。侵略者の子供を王女だなんて私は認めないっ!)

 ――第一子セラフリート。

 ――第二子コルネリア。

 ――第三子ギーゼラ。

 皇帝ベルゼフリートが女王セラフィーナに産ませた三つ子の姉妹。同じ母親から産まれた妹達との争いに勝利しなければ、ヴィクトリカに未来はなかった。

(異父の妹達との戦い負けたら、私は奪われた祖国を取り返せない⋯⋯。愛する故郷を渡してなるものか! 王位はお兄様が継ぐはずだった! 簒奪者の不当な支配にアルテナ王国は屈しない!!)

 重たい悪阻の症状に苦しむヴィクトリカは、心に宿した憎悪を激しく燃やした。

「リンジーに早く会わせて! 彼女は信頼できるわ⋯⋯!」

「⋯⋯リンジーはセラフィーナ様をメガラニカ帝国に売り飛ばした疑惑がある方です。陛下のご友人だったロレンシア嬢がメガラニカ皇帝の後宮に入れられたのも、リンジーの申し出だったとの噂があります」

「それはお父様から聞いたわ。どうせバルカサロ王国側の言い分でしょ? 言っておくけど、私はバルカサロ王国の傀儡になるつもりはないわ。バルカサロ王国の兵士に私は殺されかけた。あんな奴ら⋯⋯! 二度と背中を預けない。裏切り者に比べたら、私はリンジーのほうが百倍信じられるわ」

 アルテナ王国を東西に分断する境界線となったグウィストン川。非武装中立地帯を越えれば、アルテナ王国を憂う国士と合流できる。

 セラフィーナの教育係でもあったリンジーをメガラニカ帝国の密偵だと疑う者も多くいた。だが、ヴィクトリカはリンジーを信じるべきだと思った。

 己の死を偽装し、白月王城から逃げ出した上級女官はあるものを持ち出していた。

(王権を象徴する国璽、王冠、王笏おうしゃく。メガラニカ帝国の占領軍はアルテナ王国のレガリアを押収したと思い込んでいるわ。でも、それはリンジーが入れ替えた精巧な偽物。本物は私達が持っている⋯⋯!!)

 ヴィクトリカの身体は少女から母親へと変わろうとしている。孕み胎の膨らみだけでなく、胸部の厚みも増していった。つぼみの状態だった乳腺が懐妊を契機に発達し、母親と同じ爆乳への開花が始まった。

 血の繋がった母親、セラフィーナに似ていく。かつてのヴィクトリカだったら誇らしく思ったことだろう。しかし、今となっては母譲りの黄金髪でさえ、憎らしかった。

 東アルテナ王国の女王となったヴィクトリカは、最悪の心地で年越しを過ごした。

 ◇ ◇ ◇

 年が改まった大陸歴九年の一月下旬、新年行事があらかた片付き、帝都アヴァタールに停泊する天空城アースガルズでは、年始の騒々しさが一段落し、静寂とした時間が流れていた。

 連日連夜、様々な祭事に引っ張り出され、激務をこなした幼帝ベルゼフリートは、妃達への新年挨拶を何とか月内に終えた。

 新年挨拶の儀は、皇帝が妃達の離宮を序列順に回り、祝詞の奏上を受ける大切な儀式だ。形式としては妃達から祝賀の言葉を聞くのだが、実態は年初の姫始め。すなわち、妃達による伽の性奉仕が行われる。

 皇帝の子を授かるため、妃達は気合いが入ってる。特に普段は声がかからない下位の妃達は、年始の奏上が子胤を授かる希少な機会だ。

「――そういうわけで、すごく酷使されたんだ。僕の下半身はくたくた。また何人か僕の子供が増えちゃいそう」

 やっと休みの時間をもらえたベルゼフリートは黄葉離宮の主寝室に上がり込んでいた。

 愛妾のセラフィーナは年末年始の公式祭典に出席できない。昨年末に三つ子を出産し、体調が元通りになるまで身体を休ませなければならなかった。

 ベルゼフリートがセラフィーナと会ったのは、昨年末の公開出産以来だった。黄葉離宮で静養し、産後の肥立ちが終わるのを待つ身であった。

「年始のお休みはユイファン少将の光芒離宮で過ごされているとお聞きしていましたわ。私のところでよろしかったのです?」

「実を言うと昨日まではユイファンの離宮にいたんだ。でも、ネルティに追い出された」

「⋯⋯陛下を追い出せる女がこの宮廷にいるとすれば、ネルティさんしかおりませんわね」

「光芒離宮は改修中でちょっと手狭なんだ。女官を引き連れていったら邪魔者扱いされた。あとユイファンは妊娠中で軍務省の仕事が捗ってないみたい」

「そうだったのですか。来てくださって嬉しいですわ。⋯⋯けれど、まだ陛下のお相手ができません。とても残念ですわ」

「そう? このオッパイでそんな台詞を言っちゃうとはねえ」

「あら、もう陛下⋯⋯♥︎ いけませんわ♥︎」

「こんなに立派に母乳が出てるのにお預け? そんなのできないよ。いただきまーすっ! はぷっ!」

「んぁっ⋯⋯! あんぅっ⋯⋯!」

 甘い母乳が湧き出す乳首に噛み付いた。仰向けに横わたったセラフィーナの上に、ベルゼフリートは乗っかっている。そそり立つ巨峰を揉み、何度も乳首を甘噛みした。

「セラフィーナのおっぱい美味しい。ママの味⋯⋯。ぢゅるりぃっ♪ いいよね? 僕が飲み尽くしちゃお!」

「はひっ♥︎ あぁっ♥︎ んぉ♥︎ 思う存分、私の母乳をご堪能くださいませっ♥︎ 娘達に与えられない母乳♥︎ 陛下にお捧げいたしますぅ♥︎」

「今はベルゼって呼んでよ。だって、僕とママは本物の家族でしょ?」

「あんっ♥︎ んぁっ♥︎ もうベルゼったらっ♥︎ ママのおっぱいが大好きなんだからっ♥︎」

 セラフィーナの超大な乳房を小さな両手で揉みし抱き、盛り上がった胸部に蓄えた栄養満点の母乳を搾る。

 赤ん坊となったベルゼフリートは甘美な乳汁に舌鼓を打つ。乳首に歯を立て、ごくりごくりと喉を鳴らしながら飲む。貪欲に湧き出す双乳を味わう。

(陛下が私に甘えているっ♥︎ あぁ♥︎ なんて可愛いのかしら♥︎ おっぱいに夢中ですわ♥︎ まるで息子のようにっ♥︎ んっ♥︎ んぁっ♥︎ ふふっふ♥︎ 食いしん坊ですわ♥︎)

 セラフィーナは乳房にしゃぶりつくベルゼフリートの背中を優しく摩ってあげた。

 一つのベッドで抱き合う全裸の二人。母子相姦の疑似関係を愉しんでいた。半時ほどの授乳が行われ、ベルゼフリートの空腹は癒やされた。

 乳牛の如く凄まじい量の母乳を搾り出したセラフィーナは、やっと乳房が空っぽになった。乳房の張り具合が緩まり、重みが減った。しかし、山脈のようにそそり立つ超乳の女体は、男の劣情を煽っていた。

 妊娠したばかりで腹の皮膚に弛みがある。だが、十分過ぎるほどに魅力的な身体だった。黄金の恥毛が生えた女陰に意識が向かう。

「お股を開いて。オマンコに挿れたい⋯⋯!」

 食欲を満たしたベルゼフリートは、硬く勃った男根をセラフィーナの陰裂に擦りつけ始める。股に腰を差し込み、生殖器の位置を合わせた。出産を終えたばかりの膣口に侵入しようと、巨大な亀頭がにじみ寄る。

「オマンコが濡れてきちゃいますわっ♥︎ でも、今は挿れてはダメですのっ♥︎」

「どーして?」

「医務女官から許しをもらっていませんわ。ちょっとの間、ベルゼは我慢して? まだ、私の身体は元に戻っていないの⋯⋯。お願いですわ」

「やだね。だって、僕はママのオマンコを気持ち良くさせてあげたいもんっ!」

「あぁっ♥︎ んんぅっ♥︎ ベルゼ♥︎ ダメだって言ってるのにっ♥︎ 悪い子ですわぁっ♥︎」

「本気で抵抗してないくせにっ! ママも僕のオチンポがほしいから、股を開いてるんだよね? 挿れさせてよ! いいでしょ? だって、ママの子宮は僕の精子を欲しがってる!!」

「あぁっ♥︎ もうっ♥︎ 出産したばかりのゆるゆるオマンコなのにっ♥︎ いけないオチンポですわぁっ⋯⋯♥︎ んぁっ♥︎ んんっ♥︎ 亀頭が膣の入り口を通っちゃう♥︎ あんっぅぅう~~っ♥︎ あぃ♥︎ んぉひぃっ♥︎ んんあぁぁあああああああぁぁぁ♥︎」

「挿入完了♪ ママのがばがば膣穴に挿れちゃった。僕のデカチンじゃないと満足できない淫乱オマンコ! 愛液でぢゅぶぢゅぶっ! 肉襞が絡みついてくるよ」

「だってぇ♥︎ ベルゼのオチンポが気持ち良すぎるからぁっ♥︎ あん♥︎ あんっ♥︎ すごぃのぉおっ♥︎ あああんっ♥︎ そこをぐりぐりされるとぉっ♥︎ んっ、んぁあぁぁ♥︎」

「ママのオマンコもすごいよっ! 僕の動きに合わせて咥え込んでくるだもん! 突き押すと大きな尻がバネみたいに弾む。サキュバス並のエロい身体だよ。ドスケベな淫乱ママだね。くすくす⋯⋯っ! 赤ちゃんを産んだばっかりなのに、以前にも増して雌らしいむっちりとした肉付きっ! 犯し甲斐があるよっ!」

「おっ♥︎ んぉっ♥︎ オチンポが奥まで届きましたわ♥︎ ベルゼの腰使いで子宮がいかされちゃうっ⋯⋯♥︎ んぁ♥︎ あんぅっ♥︎ いいわ♥︎ これ、すごく♥︎ いいのぉ♥︎」

「ママの膣内なか、あったかい。きゅんきゅん締め付けて、精子を搾り取ろうとしてるっ! んっ! んっ! んぅっ!! どう? ママ! 僕のオチンポは気持ちいい!?」

「しゅごくぅっ♥︎ ぎもぢぃいちいいっ♥︎ 子供オチンポなのにっ♥︎ 大きいのぉお⋯⋯っ♥︎ オマンコが最高に幸せぇえっ♥︎ あぁぁっ♥︎ すごいですわぁ♥︎ もっと撃ち込んでっ♥︎ 捻じ込んでぇっ♥︎ ママのをまた孕ませてっ♥︎ ベルゼの可愛い赤ちゃんを産みたいのぉっ♥︎」

「産ませてやるっ! 産めっ! ママを孕ませるのは僕だけだっ! んっ! んんぅっ! 出すっ! ママの一番奥にっ! たっぷり僕の子胤を注ぎ込んでやるんだ!!」

「いいわぁっ♥︎ ベルゼっ♥︎ きてっ♥︎ ぜんぶっ♥︎」

「んっ! くぅっ! はぁはぁっ! 孕めっ! 孕めぇっ! 孕んじゃえっ!!」

「ママの膣内なかに吐き出してっ♥︎ 流し込んでっ♥︎ 陰嚢の子胤をどぴゅどぴゅしてっっ♥︎ ベルゼの赤ちゃん♥︎ 孕むっ♥︎ こんなに気持ちいい極太オチンポ♥︎ ママのオマンコ♥︎ 絶対に孕んじゃうううぅぅっ~~~~♥︎」

 セラフィーナは肉棒の脈動を感じ取った。裏筋の尿道が膨らみ、絡みつく膣襞を押し退ける。子宮口に捻じ込まれた亀頭の先端から、濃厚な精液が大放出される。

「あぅっ♥︎ もっと♥︎ オチンポを食い込ませていいのよっ♥︎」

「はぁはぁはぁっ! んっ!! んんっ~~~~!!」

「そうっ♥︎ 強く腰を押し出してぇっ♥︎ んぁっ♥︎ あふっ♥︎ んふぅう♥︎ ベルゼっ♥︎ ママのアクメ顔を見てっ♥︎ 息子オチンポで孕まされちゃうのぉっ⋯⋯♥︎ おっ♥︎ んぉっ♥︎」

 挿入を迎え入れ、大きく開脚した両足の先が暴れた。絶頂の快楽に酔い痴れるセラフィーナは、ベルゼフリートの穢れを抱擁する。幼き皇帝の肉体に封じられた荒魂の障りを拭い取る。

 女仙の身体は瘴気に蝕まれる。一方で破壊者ルティヤの転生体は清められた。

「――ふぅっ! 大満足! ありがとね。セラフィーナ」

 ありったけの情欲を発散し、ベルゼフリートは朗らかな笑みを浮かべた。射精は続いている。常人とは比較にならない皇帝の精力。皇胤の放出は断続的に続く。

「本当に凄まじい精力♥︎ 底なしの思える勢いで精子が出ていますわ♥︎」

「もうちょっとかかるから、繋がったままでいい? やっぱりセックスの相性は最高。セラフィーナとのセックスは本当の母親を犯してる気分になる」

「あぁん♥︎ ありがとうごさいます♥︎ を望まれるのなら、私がなってさしあげますわ♥︎ ベルゼだけのママに♥︎」

「うん。僕もママが大好き♥︎」

 

 ベルゼフリートは実の母親と息子が交わり、産まれてしまった近親相姦児。父親の記憶をおぼろげに受け継ぎ、母親からの愛に飢えていた。だが、非常に歪な愛だった。

「あっ! でも、セックスのときだけだよ? ほかの妃には秘密! 口外禁止! 揶揄われたくないもん⋯⋯」

「ふふっ♥︎ お顔が真っ赤ですわ♥︎ 可愛い陛下♥︎ 恥ずかしがり屋ですわね♥︎ 誰にも言いませんわ♥︎」

 

 子壺に放たれた子胤は元気に胎内を泳ぎ回る。種付けの膣内射精が完全に終わるまで、セラフィーナとベルゼフリートは乳繰り合いを続けた。

 本調子の身体ならこのまま次戦へと続く。だが、医務女官の許しを得ず、産後の肥立ちが終わっていない状態で性交に及んでしまった。

 ベルゼフリートも医務女官に叱られたくない。セラフィーナに無理をさせるつもりはなかった。とりあえずは一回の射精で満足していた。

「ロレンシアは胎孕たいよう廟堂びょうどうからまだ戻ってきていないの?」

「はい。もうすぐ出産のはずですが、まだ知らせは届いていませんわ。ロレンシアの苗床子宮は十二胎。無事に産めるといいのですけれど」

「大丈夫。産めはするよ。ショゴス族の肉体改造はそのためにやってるんだからね。逆に言えば子作り以外はできない身体になっちゃうけど⋯⋯」

 ベルゼフリートはセラフィーナの乳間に頭を沈める。弾力に富む肉厚な乳房の肌触りは最高であった。衰えた射精の勢いが復活する。

「これからセラフィーナはどうするの?」

「⋯⋯陛下のお側でお仕えいたしますわ」

「セックスだけの関係ならそれでいいと思うよ。でも、ここは宮廷で、メガラニカ帝国の政治が動く中枢なんだ。セラフィーナは僕の子供を産んじゃったし、アルテナ王国の女王様だ。政治に無関心ってわけにはいかないんじゃない?」

「それはそうですわ。けれど、つい最近、酷い目に遭いました。身の程を弁えて大人しくしていたいですわ」

「周りが放っておいてくれればね。血筋が特別じゃなければ、ネルティみたいな枠に収まれただろうけど、セラフィーナは無理な気がする」

「心配してくださっているのですか?」

「そりゃね。皇后に喧嘩をふっかけるのは自殺行為。でも、無防備だと食い物にされるのが伏魔殿の宮廷。自衛のためにも、足場は固めておいたほうがいいよ」

「そうですわね。ただ、私は他の妃から好かれている気がしませんわ」

「うん。セラフィーナはめっちゃ嫌われてるよ」

「そんな満面の笑顔で言わなくてもいいではありませんか。もうっ! 意地悪な陛下ですわ」

「だって事実だもん。妃からの新年挨拶で諫言と、セラフィーナの陰口をたくさん聞かされた。セラフィーナは僕の子供を三人も産んじゃったから、それも妬みポイントだね。くすくすっ! 女の嫉妬! あ~こわい、こわいっ!」

「ふふっ♥︎ なのに、陛下は私にまだ産ませる気なのですね?」

「当然じゃん♪ ガイゼフの前で宣言した通りさ。僕はセラフィーナにいっぱい子作りする。少なくとも十人は産んでもらわなきゃ。だから、ちゃんと自分の立場を守れるように頑張ってほしいかな」

「今の私は陛下の愛妾。宮中の女となる覚悟は決めています。メガラニカ帝国のために働かなければ、信頼を得られないとも分かっていますわ」

「セラフィーナが王妃にする勅命は、執行猶予状態だから、どこかで利用できるかも。今すぐには無理だろうけどね」

「地位の向上は、ほとぼりが冷めてからにしますわ。妙な動きをしたら、誤解を招く気がしますもの。今は陛下の伽役としての役割を果たしますわ。どうです? 今夜、私の側女と遊ばれていきませんか?」

「側女? ロレンシアは胎孕たいよう廟堂びょうどうにいるからリアとか?」

「はい。あとは元冒険者の五人ですわ。ふふっ♥︎ 私の側女は全員、陛下の子供を孕んでいますわね♥︎」

「そう。それ。黄葉離宮に入れ込みすぎてるって、他の妃達はとてもご立腹なんだ。妊娠できるかは時の運。たまたま五人全員がちょうどよく孕んじゃっただけなのにさ」

 射精の勢いがやっと弱まってきた。ベルゼフリートはぐいっと子宮を押し上げ、尿道の残った精液を捻り出す。膣穴から漏れた粘り気の強い白濁汁が滴る。内腿の艶肌は愛液でべちょべちょに濡れていた。

 ベルゼフリートは無言でセラフィーナの乳房を揉み始める。

「陛下?」

「実はね。ウィルヘルミナに頼んで、僕の両親と会ってきた。新年が明けてた翌週くらいだったかな。ナイトレイ公爵領に行ったとき、シーラッハ男爵領の関所跡地にも寄ったんだ」

「⋯⋯例の場所ですか?」

 セラフィーナはベルゼフリートの過去を知っている。胎内に宿っていた三姉妹の異能力スキルで、ベルゼフリートの記憶を幻視した。処刑された母親を夢の中で追体験させられた。

「うん。セラフィーナは僕の魂に刻まれた記憶を読み取ったんだよね。関所の跡地にお墓があった。僕の母親と父親⋯⋯。祖母でもあるし、兄でもある。不思議だよね。去年の十二月に亡くなった。お墓があったから花を手向けてきた」

「そうだったのですか⋯⋯」

「僕の未練が断ち切れたからかな。安らかに永眠したって聞いた。紆余曲折はあったけど、セラフィーナのおかげだと思う」

「⋯⋯⋯⋯」

「どういうの両親がどういう状態だったのか、ロレンシアからセラフィーナも聞いてるよね⋯⋯。弟と妹の顔もちょっとだけ見てきた。もちろん、僕が誰なのかは言わなかったよ。そのほうが絶対にいいから」

 セラフィーナは問い返さなかった。自分が兄であることを秘したのか、皇帝という身分を明かさなかったのか。おそらくはその両方だ。

「僕の弟妹はナイトレイ公爵家が育ててくれる。それでいいと思うんだ。今が幸せなら、わざわざ壊さなくたっていい。今以上の幸福が僕には想像できない。⋯⋯でも、それが普通の人間だよね。だから、セラフィーナも僕を選んでくれたんでしょ?」

「ええ。そうです。全てを捧げましたわ。なにもかも⋯⋯。今の私には陛下しかありません」

「そんな悲しい顔をしないでよ。僕はウィルヘルミナが好きなんだ。たとえ災禍を招きかけた責任がナイトレイ公爵家やシーラッハ男爵にあるとしても⋯⋯」

 本音の吐露は信頼の証。しかし、セラフィーナの心は曇る。祖国への愛、民からの信頼、家族との絆。全てを投げ捨てて幼き皇帝の妻となった。だというのに、肝心の皇帝は皇后を深く愛していた。

「妬いてしまいますわ」

「セラフィーナも大好きだよ。僕への忠愛を示してくれた。いっぱいセックスしたい。たくさんの子供を産ませて、ガイゼフに突きつけてやりたいんだ。僕と一緒にいるほうがセラフィーナは幸せなんだって知らしめる⋯⋯。僕が幼稚な男と思う?」

「いいえ。私を奪ってください。ガイゼフのことを忘れさせて⋯⋯♥︎ ここに陛下の遺伝子を刻んでくださいっ♥︎」 

 セラフィーナは両指で子宮を指し示す。

 射精を終え、萎えていくはずの男根が硬くなった。血を溜め込み、膨張した亀頭が子宮口に接吻する。妖艶な美熟女は少年を拐かす。人妻を簒奪した優越感だけで絶頂に達しかけた。

 ベルゼフリートは腰の振りを再開する。股を開いたセラフィーナはオチンポの動きを歓迎する。前夫には一度も見せなかった蕩けた淫乱の雌顔で甲高く喘いだ。

「今がいちばんっ♥︎ わたしっ、しあわせですわぁぅっっ♥︎ 陛下を愛していますっ♥︎ 誰よりもぉっ♥︎ この世の誰よりも陛下を愛してるっ♥︎ 愛してますっ♥︎ 愛してますっ♥︎ 愛してますっ♥︎ 愛してますっ♥︎ 愛してますっ♥︎ 愛してます~~~~っ♥︎」

 二回目の膣内射精が始まった。セラフィーナはベルゼフリートの矮躯を抱きしめる。最初に産んだ息子よりも幼少の男の子に愛を激白する。昂ぶる感情と強い想いを受け止め、女王の子壺を幼帝の寵愛で充ち満ちた。


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