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8夜 孕んだシルヴィア

 警備兵が暮らす女性寮で頭を悩ませている女性がいた。

「――本当に捨ててしまって、よろしいのかしら?」

この日、寮長りょうちょうは辞職したシルヴィアの私室に足を踏み入れていた。シルヴィアが辞表を出したのは1週間前のことである。

2年前に警備兵となったシルヴィアは、誰よりも仕事熱心な女性警備兵だった。

幼いころに両親を流行り病で無くしたシルヴィアは、教会の修道女が運営していた小さな孤児院で育てられた。

シルヴィアが騎士を目指したのは、養母となってくれた修道女が読み聞かせてくれた御伽噺おとぎばなしに触発されたからだ。幼い頃のシルヴィアは、魔物を退治した女騎士の話を夢中で聞いていた。

魔術や神術で肉体を強化できるこの世界では必ずしも男のほうが肉体的に強いわけではない。マナの感受性は一般的に女性の方が高い。肉体強化を高めれば性差を覆すことは簡単だった。

けれど、強ければ誰でも騎士になれるわけではない。原則としてラドフィリア王国で騎士になれるのは、貴族の血を引いている者と国法で定められている。とはいえ、原則には例外が付きものだ。

顕著けんちょな功績を挙げた者は、特例で騎士に叙勲されることがある。これは戦争で一般兵が英雄的な戦果を残した時に適用される例外規定であった。

稀であるが、重大事件の犯人を捕まえることで、適用されることがあった。庶民出身のシルヴィアが警備兵になったのは、手柄をあげて騎士になれるチャンスが僅かではあるものの存在したからである。

「どうしちゃったのかしら? 仕事を投げ出すような子には見えなかったのに……」

シルヴィアの部屋には、多くの私物が残されていた。着の身着のままで夜逃げをしたかのようだった。

奇妙なのは家具だけでなく、私服が全てクローゼットに入ったままであることだ。服まで残されているとなると不可解さが増す。さすがに衣類は取りに来るものだと寮長は1週間待った。だが、シルヴィアは現れなかった。

「……って、あの子ったら、何を考えているの? 服どころかお金まで置いていってるじゃない」

机の上には貯金箱が置かれていた。持ち上げてみるとかなりの重量がある。私物は処分していいと言われたものの、金銭をどう処分すればいいのだろうかと思い悩む。

「辞めるにしたって、荷物を全て置いていくなんて初めだわ。なんで警備兵を辞めたのかしら……?」

不可思議であるものの、いなくなった人間のために部屋を空けておくことはできない。寮長は捨てても良さそうなものからゴミ袋に詰めていった。

*****************

冥王ルキディスに囚われてから1週間が過ぎた。冥王と交わった人間の雌は、苗床か眷族のどちらかに転生する。

シルヴィアは冥王の瘴気と魔素を身に宿し、眷族へと転化した。人格を保ったまま魔物となることに成功したのである。

——肉体的な変化はすぐに現れた。

大量の精液を注がれて大きく膨張していた下腹部が、さらに膨れ上がって、妊娠中期の妊婦ほどのサイズになった。たった数日でシルヴィアの肉体はになったのだ。

腹部が丸々と膨らみ、もう普通の服は腰を通さなくなってしまった。シルヴィアはルキディスが用意してくれた妊婦用のドレスを着て過ごしている。

黒いマタニティドレスを着用したシルヴィアは、もはや警備兵ではなく若妻だ。

「――とても似合ってるじゃないか。黒絹くろきぬにするか、白絹しろきぬにするか、とても迷った。ふむ、黒を選んでよかった。にらんでいるところが、すごく可愛いぞ。愛らしくて魅力的だ。そんな顔をしていてもシルヴィアは俺の伴侶。どんな形であれ、夫と妻だからな。くっくくくく! これから俺の子を沢山産ませてやるぞ」

マタニティドレスを着たシルヴィアを見たとき、ルキディスは嬉しそうに笑っていた。その笑いはあざけりではない。ルキディスは本心から褒めていたし、シルヴィアが魔物となったことを大喜びしていた。

眷族化と懐妊を無邪気に喜んでいる。そんな姿を見せられるとシルヴィアは面と向かって悪口を言えなかった。

それでも、せめてもの抵抗として、シルヴィアは不機嫌そうな顔を作る。とはいっても、眷族化したシルヴィアはもう冥王に逆らえない。心の内では眷族としての忠誠心が芽生え始め、冥王に優しい言葉をかけられると嬉しく感じてしまう。

(もっと……! もっと私を愛してほしい……!!)

ルキディスに抱きついて恋心を暴露ばくろしてしまいたい。そんなことを考えるもう一人のシルヴィアが内心にいるのだ。素直になれていないだけで、いずれは邪まな自分に飲み込まれてしまう気がした。

「赤ちゃん……。それも人の子じゃなくて魔物の子か……」

シルヴィアは、膨らんだ腹に手をあてた。

引き締まっていた腹筋はもうない。丸みを帯びたお腹が出っ張っている。子宮内ではルキディスの精子とシルヴィアの卵子が結びつき、魔物の受精卵が誕生しているはずだ。

メイドのシェリオンから最初の出産までに約1カ月かかると教えられた。

腹が大きく膨れているのは子宮が膨張したせいで、胎児はまだ受精卵の段階らしい。半月かけて内臓が魔物の出産に耐えられるように変化し、さらに半月かけて魔物の赤子を子宮で育てる。そして出産へと至るのだ。

冥王の干渉で妊娠期間を短縮したり伸ばすことができる。だが、何もしないなら約1カ月でシルヴィアは魔物の母となる。

「出産は気持ちいいですよ。怖がる必要はありません。出産の痛みすら快感に変わってしまいますから」

お産を幾度もこなしてきた経験者のシェリオンは語る。

メイドのシェリオンは最初の眷族だ。冥王と子作りをし続け、シェリオンが産んだ血族は、サピナ小王国を裏から支える優秀な労働力となっている。

「私が怖いのは、自分の心が変化していくことよ。まだ人間らしい感情を残しているけど、いつかは貴方達みたいになってしまうんでしょ? ルキディスをご主人様と崇めて、淫行を繰り返し、醜態しゅうたいを晒すような女に……」

シルヴィアはもう取り返しのつかない痴態ちたいを晒しているが、それは考えないようにしている。

「強がりですね。だから、ご主人様はシルヴィアを気に入っているのでしょう。今まで眷族になった4人は自ら望んで身を捧げています。シルヴィアのように反抗した者はいません。眷族化が精神に与える影響はまだ分かっていないことです」

「自分から望んだ……? でも、貴方だって眷族になる前は普通の人間だったんでしょ? それなのにシェリオンは望んで魔物になったっていうの?」

「私を人間扱いしてくれた人なんていません。私は奴隷でした。そして、奴隷のなかでも獣人は最下級の扱いです。人間だったころの私は家畜と呼ばれていました。牛の角や尻尾を持つ獣人ですからね。私を所有していた人間にとって、私は牛舎に住む畜牛ちくぎゅうと同じでした。私のことを人間だと認めてくれたのは、ご主人様だけです。私は人間だったころからご主人様に恋していました。眷族となれず、苗床になるとしても、私は身を捧げていたと断言できます」

シェリオンは笑顔で断言した。

「ユファも同じような境遇です。病にかかって捨てられたところを、ご主人様に拾われました。私たちは人間だった頃に未練なんて抱いていません。ご主人様のいない世界なんて、想像したくありません。シルヴィアが今後、ご主人様をどのように思うようになるのか、私には分かりません。眷族は冥王に反逆できませんが、だからといって好意を抱くとも限らないでしょう」

シルヴィアに与えられた部屋は、地下室を異空間化させた場所にあるので、外界と繋がる窓や扉は存在しない。大きなベッドが置いてある簡素な部屋だ。

ルキディスのいないときでも、シェリオンかユファがシルヴィアを見張っていた。シルヴィアは監視と思い込んでいるが、実は見守っていた。眷族化に成功したとはいえ、どんあ変化が起こるか分からない。

一人にさせるのは危険と判断して、シェリオンかユファを置いているのだ。

この日、ルキディスはユファを連れて外出中だった。

裏では人類滅亡を企む冥王であるが、表向きはラドフィリアに国費留学している学徒だ。ラドフィリア王国を見分して統治制度を学び、時には埋もれている人材を見つけ出し、サピナ小王国へ招致する重要な公務がある。

「ユファからもう聞いたかもしれませんが、私からも説明をしておきます。まず眷族は『魔物』です。シルヴィアの身体は魔素を宿し、魔物に転生しています。眷族になったばかりなので変化しきっていませんが、いずれは魔物の姿を得ることができるでしょう。人間の姿を失うわけではないのでご心配なく。眷族は2つの姿を持つ生き物なのです」

「魔物の姿……? シェリオンやユファは、魔物の姿を持っているの?」

眷族の先輩に質問する。シェリオンやユファは人間の見た目をしているが、魔物としての姿を持っていた。

「私やユファは、魔物の姿を持っています。それが真の姿です」

「そう。私もそんなふうになってしまうのなら憂鬱になるわ。正真正銘のモンスターになってしまうってことでしょ? 実感がまるでないけれど……。シェリオンがどんな姿の魔物になってしまったのか、ここで見せてくれない?」

「メイド服が破損してしまうので、戦闘でしか魔物の姿にはなりません。この服は特注品なので無駄遣いは厳禁なのです。どうしても見たいのなら、ユファにお願いしてください」

シェリオンのバストサイズは、巨乳のシルヴィアよりも遥かに大きい。あのサイズの超乳で着れるメイド服は特注品しかありえないだろう。

シェリオンの乳房は超乳と表現してよいビッグサイズだ。大きさだけでなく、豊満な乳房は下品に垂れていない。お椀の形を保ったままで巨大だった。絶大かつ美しい、奇跡のような美乳なのだ。

欠点があるとすれば、着る服が限定されてしまうことだ。その悩みはシルヴィアもよく分かる。

オッパイの大きいシルヴィアも警備兵の制服や革鎧がキツくて難儀した経験がある。何より乳房が大きくて着れないのを、男の警備兵に茶化されるのが嫌だった。

開放的な私服を着ると自然と視線が集まってしまうので、夏場でもわざわざ厚着で過ごすことさえあった。

今着ている妊婦用のマタニティドレスだって、乳の形がくっきり分かってしまう。この猥らな格好で通りを歩くことには抵抗を感じる。

女体を拝める男たちにとっては眼福ものである。しかし、異性の視線を集めるのは、シルヴィアにとって恥辱でしかない。シルヴィアはそうやって自分の魅力溢れる身体を隠して過ごしてきた。

それとは対照的な生き方をしているのがユファだ。彼女ははあえて挑発的な薄着を着て、意中の相手を誘惑する性格だった。そもそも周りの視線なんてユファの眼中にない。

口では何と言おうと、ルキディスが巨乳好きなのをユファは知ってる。ならば、自らの持つ巨乳をアピールして、寵愛を貰おうとするのは合理的であった。

しかしながら、ルキディスは常識人だ。裏通りで客待ち中の娼婦にしかみえない服装で、出歩こうとしたときは、口頭で注意し、しっかり上着を着させた。

「眷族は自殺できません。魔物は自殺することができない生き物です。魔物は殺戮衝動さつりくしょうどうと破壊衝動を抱えていますが、自分自身に向けることはできないようです。例外的に冥王の絶対命令権を使えば、魔物であっても自殺させることができるようではあります。冥王の命令はどんな内容であろうと魔物を拘束します」

(自殺……。シェリオンに言われるまで気づかなかったわ。言われなければ、思いつくことすらできなくなってるのね。以前の私だったら、『魔物の赤子を産むくらいなら死ぬ!』なんてことも考えたのだろうけど……、そんな気概は湧いてこないわ。これも冥王の眷族になった影響……?)

「眷族は人間が持つ三大欲求が欠落します。〈睡眠欲〉〈食欲〉〈性欲〉が魔物にはありません。眷族となった私たちは不眠不休で働けます。大気を漂うマナを吸収し、魔素を補給できるので食事も不要です」

「睡眠や食事がいらないのは気付いてたわ。この1週間、私はほとんど眠ってないし、何も食べてない。口に入れたのはルキディスの精液くらい。だから、睡眠欲と食欲がないのは分かるわ。だけど、性欲がなくなってるのは間違いじゃないの? 私はルキディスに犯されている時……、あまり言いたくないけれど、すごく乱れてしまうわ……」

「眷族は冥王から性欲を与えられているだけです。魔物には三大欲求がありません。けれど、この世に一体だけ例外の個体が存在します。それが魔物の王者〈冥王〉です。冥王は他の魔物と異なり、三大欲求があります」

シェリオンはさらに説明を続ける。

「眠らなければ冥王は衰弱します。食べなければ飢えて動けなくなります。そして性欲があります。眷族が発情するのは、冥王から性欲を分け与えられているに過ぎません。たとえばシルヴィアや私がここで自慰行為オナニーをしても快楽は得られないのです。試してみてはどうですか?」

「それは遠慮しておく……」

ちなみに、この事実を発見したのはユファである。

自慰行為オナニーで気持ちよくなれないと発表した時、冥王はユファに呆れてしまったが、検証をしてみるとその通りであった。ユファ以外の眷族3人も自慰で性欲を満たせなかったのだ。大人の玩具などを駆使したが無駄であった。

この検証によって、眷族は他の魔物と同じで三大欲求が欠落していること、そして冥王だけが三大欲求を持っていると判明した。

この発見で調子に乗ったユファは、眷族巨乳説を主張し始める。シルヴィアが眷族化したことで、今は自説を訂正して巨乳処女説を打ち出していた。

ルキディスは懐疑的であるが、シルヴィアが眷族になってしまった。結果が出てしまったため、ユファの巨乳処女説を仮説として、不本意ながらも認めるしかなかった。

無論、まだ定説とは認めない。ルキディスは「いくらなんでも、それはありえない」と思っているからだ。

「――ああ、そうでした。一番重要なことを言っていませんでしたね。私としたことが、うっかりしていました」

シェリオンはニヤリと笑ってシルヴィアに告げる。

「私たちは、心も魔物となっています。魔物は殺戮衝動と破壊衝動の塊。人間を殺し、文明的な物を破壊したくなります。街中で暮らしているときは本当に苦痛です。ご主人様のために沢山の人間を殺したい……。けれど、それができないのですから……」

シルヴィアが恐れているのはそれだった。

魔物に陵辱され、魔物の子を産み、自身すらも魔物となる。そこまではいい。それはシルヴィアが被害者でしかないからだ。しかし、魔物となるのなら、いつかは人を襲う怪物となってしまう。

魔物化したシルヴィアは誰かを殺すようになる。冥王との間に作った魔物の子供達は、人間を殺す化け物なのだ。シルヴィアの胎内で育っている赤子は人類の敵としてこの世に産まれてくる。

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