エロRPG「軋轢のイデオローグ」の感想&レビューをしていきます。追加コンテンツの「軋轢のイデオローグAppend」のネタバレも含みます。
2019年発売とあって、かなり有名な作品です。ゲーム内容のボリュームは凄まじい。力作の一言が相応しい評価だと思います。絵柄とシナリオは好みが分かれると思います。
やや古い作品であるため操作はキーボードのみで、マウス操作を受け付けていなかったり、ゲームの解像度が低かったりします。大画面でもプレイできますが、解像度の劣化は免れません。4Kモニターでやるようなゲームではありませんでした。
攻略については公式サイトでの解説や様々な攻略ブログで取り上げられているので言及はしません。
このゲームで見るべきはゲーム性より、シナリオと演出だと思います。戦闘アニメーションが凝っています。
どちらかといえば純愛ゲー寄りな気がします。騎士団ルート、レジスタンスルート、放浪者ルートに分岐するのですが、悪堕ち&エロに走らなければまず間違いなく騎士団ルートです。その場合は主人公の濡れ場はほとんどなく、サブヒロインのエロシーンを垣間見る形になります。
プレイヤーが意図的にヤバい行動を取らせない限り、陵辱エロは発生しない⋯⋯はずです。放浪者ルートは娼館で働いたり、子宮を改造されて異種妊娠できるようになったり、殺人も厭わなくなる悪堕ちルート。こっちは楽しかったです。
発売元(サークル名) | ONEONE1 |
発売日 | 2019年04月12日 |
価格 | 2,750円 |
作品形式 | ロールプレイング 18禁マルチエンディングRPG |
ジャンル | 処女 巨乳 野外・露出 中出し フェラ ぶっかけ アナル パイズリ おっぱい 男性向け 成人向け ファンタジー 異種姦 |
作品紹介・あらすじ

あるルートの物語が進むと妊娠できる体質になります。
人型のエルフ、ゾンビ豚、ゾンビ犬、ゾンビ馬、オーク、触手、卵などなど、
あらゆるモノを孕めて産めるようになりました。
その他にもNPCによるセクハラはもちろんの事、ダンジョンでのHな罠、デリバリー、露出などなど
バリエーション豊かなHシーンが目白押しです。
音声やエロ以外のシーンのCGなどは
製作者が好きにやっている為に価格に含まれてません。
ストーリーや演出に力は入れてますが、エロは今まで以上に力を入れボリュームは過去最高となっています。
主人公のエッチCGのみで前作の総基本CG枚数を超えています。
もちろん立ち絵がある女性キャラ8名全員にHシーンがあります!
◆ 主なHシーン ◆
「初任務は失敗! 元騎士に処女を奪われる」
「理性を失った獣人に犯●れる」
「道具屋とエッチで交渉する」
「ゾンビ犬に犯●れる」
「魔族に蹂躙される」
「オークの群れに輪●される」
「鍵を借りるために公安の人間とHする」
「ゴブリンに捕まりひらすら犯●れる」
「裏通りの無法者に犯●れる」
「連れ込み宿で似非貴族を相手する」
「義賊たちの輪●レ●プ」
「触手モンスターに飲み込まれて」
「一角馬に犯●れる」
「死の商人に枕営業」
「賞金首に返り討ちに合いレ●プされる」
「貴族嫡男の筆おろし」
「レジスタンスの凌●拷問」
「近衛騎士に弄ばれ犯●れる」
「悪徳貴族の夜伽役」
「ダークエルフの性衝動」
「ギルドマスターに枕営業」
「暗殺失敗! 触手魔族に犯●れる!」
「絶倫貴族と一晩中エッチ」
「古代魔法医術 子宮大改造」
「国王の夜伽役」
「真夜中の露出徘徊」
「外で我慢できなくなって」
「男湯潜入」
「処女オークション〜とある商人に買われた場合〜」
「処女オークション〜マフィアに買われた場合〜」
「処女オークション〜変態貴族に買われた場合〜」
「イライザの夜●いレズレ●プ」
「ディルドでセルフ処女喪失」
「安定期に入ってボテ腹セックス」
「手遅れなセックスジャンキー」
「不用意に宝箱を開けたら……?」
「突然スライムに呑み込まれて」
「落とし穴に落ちた先に……」
「真っ昼間の街中でいきなりストリップ」
「露出癖再来。街中で全裸になるアネット」
「真っ昼間の街中を露出散歩」
「街中を全裸で歩くと街の人が見てくる」
「真っ昼間の街中で露出オナニーショー」
「トイレでスッキリ」
「シャワーを浴びてリフレッシュ」
「他人のセックス見ながらオナニー」
「乳搾り」
「ハプニングバー、おまんこでご奉仕」
「搾りたてミルクを召し上がれ」
「エロウエイトレスにセクハラを」
「自分で産んだ子とセックス(孫を妊娠する場合も)」
「全裸の記念石像を建てられる」
「デリヘル嬢としての」
「娼館のお仕事(1) 輪●パーティー」
「娼館のお仕事(2) オナニーを覗き穴から見られちゃう」
「娼館のお仕事(3) 壁尻肉便器」
「娼館のお仕事(4) 母乳の直飲みサービス〜手コキを添えて〜」
「エルフを出産」
「魔物を出産」
「触手モンスターを出産」
「魔獣を出産」
「卵を産み付けられて産卵させられる。」
「倒れているところを人間たちに襲われる」
「気絶しているところを魔物たちに蹂躙される」
「腐れ縁だったアイツと求め合って」
「自堕落な女エルフ」
「貴族御用達の高級娼婦」
「新たな脅威 宵闇の女王誕生」
「思うがまま我が儘に快楽に堕ちていく」
「出産奴●」
「慰み者として生きてきた過去」
「赤い月の夜に結ばれて」
「あらゆる肉穴を開発されて……」
「女王の愛玩具」
「気高き女の敗北」
「風俗嬢アネット・ストール」
「ミミックに襲われて」
「スライムに呑み込まれて」
「囚われたイライザ。強●の末に」
「ゴロツキ共の肉便器」
「路地裏肛姦」
「婚約者の目の前で大臣に強●される」
「今宵は貴方に捧げるつもりで来ましたの」
「新妻の早朝のご奉仕」
「令嬢処女喪失」
「令嬢娼婦」
「ヴィオラのハニートラップ」
「レジスタンスになった理由」
「スパイからデリヘル嬢へ」
「娼館乱交パーティー〜」
「秘密の関係」
「スパイの女」
「連れ込み酒場で売春」
「ハプニングバー手伝い」
「リューゲとモニカの密会」
「貴族嫡男の筆おろし」
「ダークエルフ乱交」
「生け贄にされるリタ」
「貴族たちにオナニー教えてもらう」
「オークたちと処女姦通ショー」
○NPCとのエッチ会話
上記のHシーンの他にNPCに話かけると起こるHシーンも多数あります。
普通のセクハラだけでなく、露出すると反応が変わったり、キメセク、など
シチュエーションは様々ですのでプレイヤー自身で体験してください。
○Hステータス
淫乱度、口淫習熟度、乳房開発度、露出開発度、オマンコ開発度、尻開発度、中出し開発度に分かれています。
○HシチュエーションはHステータスで内容が変わるものが多数!
例)
○初体験の相手は数種類
前作以上に初体験は色んな種類があり、
どうなるかはプレイヤー次第となっております。
好きになった人と結ばれるのか?
それとも輩か魔物にレ●プで奪われるか?
それとも自分の手で膜を破いてしまうのか?
※物語が進むと自由なタイミングで処女喪失が可能になります。
※もちろん、処女のままエンディングを迎えることも可能!
■3ルート&10;エンディング■
ルートごとにそれぞれ特色があります。
◇騎士団ルート(進み方によっては純愛ルート)
処女を貫き通したり、好きな人と結ばれたり、
自分からエッチになっていったりということがあります。
冒頭はこちらのルートからの繋がりです。
※準主役のアネットを操作できるのが騎士団ルートです。
(アネットは非処女なので最初からHする事が可能)
◇レジスタンスルート
レジスタントルートは闇から悪を裁くダークヒーロー物語です。
自分でエッチな方向に進めるもよし、純潔を貫くもよしです。
※こちらのルートでも処女のままクリアすることは可能です
◇放浪者ルート
好き勝手気ままに生きるルートです。
エロ特化のルートで、子宮を改造されて出産できるように
なったり、気に食わないNPCを自由に殺す事が可能になったり、
娼館で働いたりすることができるルートです。
個人的な感想&レビュー
エロ陵辱だけを目的としているなら、このゲームはおすすめしません。
王道系ファンタジーでちょっとだけハードなエロを所望する場合は、購入して間違いないと思います。
それと、孕めるようになるのは終盤。序盤から産めるのかなと中出しさせまくりましたが、いっこうに孕まないわけです⋯⋯。
それと他のレビューでも触れられてますが、ゲームの操作性やダンジョンマップは作り込まれてません。「軋轢のイデオローグ」の根幹はストーリーです。逆にいえば、ストーリーをスキップしているようなプレイヤーからすれば「なんか長いな」と感じるかもしれません。
各種ルートのシナリオで言えることがあるとすれば、敵側(国王や大臣など)の深味がちょっと浅いです。主人公のクレイシア陣営は手厚く描かれていますが、国王や大臣は「よくある敵の悪い奴」という印象でした。もうちょっと敵側に魅力が欲しかった反面、それをやると長すぎるんですよね。
タイトルの「イデオローグ」はイデオロギー(思想傾向)の代表者・創始者という意味があります。軋轢(あつれき)の創始者って、要するにダークエルフ化を研究してた国王だと思うのですが、舞台装置化してた感が否めません。
それと他作から影響を受けたシーンがかなり多かったですね。ファルケの後ろ姿は「Fate/stay night」のアーチャー(エミヤ)。特務部隊長のゼップさんは「進撃の巨人」のリヴァイ兵長。大好きな作品をオマージュする気持ちはめっちゃ分かります。ただ、あまりに似せすぎると本家との比較になるんですよね。ゼップさんはエロゲに出るキャラではなかったですな。
放浪者ルートが一番楽しかったのですが、たぶんこれは稀有だと思います。「この裏切り者がぁああ!」と罵られながら、騎士団ルートやレジスタンスルートで仲間だったキャラを殺し回る狂人ルートなので。