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G-エッヂ Vol.061(表紙:乱満)

ゲネシス『G-エッヂ』
(毎月20日)

キュートでハードな切れ味で贈る「G-エッヂ」Vol.061は
オトナの卒業式を誘惑してくる美女が表紙!

OKAWARI「デカチンの日常」では
美少女・西野から相澤は突然Hのお誘いをされて……!?

巻貝一ヶ「催●スイマー紫吹」では
生意気エースの爆乳はサイミンで犯し放題!

人妻から獣人・アスリート・女子校生・悪役令嬢・調教などなど特濃エロスの目白押し!
あなたの欲望を満足させる作品を取りそろえております!!

【収録作品】

■乱満:Insect Panic 〜異界生物に寄生・托卵されるヒト科メス〜
■瀬戸内くらげ:あやかし旅館こっくり堂【第3話】
■OKAWARI:デカチンの日常
■巻貝一ヶ:催●スイマー紫吹
■景山玄都:悪魔に溺愛される悪役令嬢の密事
■いぬいねこ:私がさわってほしいトコ
■木咲空:ドキドキ監獄クラブ

■表紙イラスト/乱満

表紙イラスト乱満
執筆陣乱満 / 瀬戸内くらげ / OKAWARI / 巻貝一ヶ / 景山玄都 / いぬいねこ / 木咲空
価格660円(税込)
発行日2025/03/20

comicアンスリウム Vol.144(表紙:みちきんぐ)

ジーオーティー『comicアンスリウム』
(毎月20日)

情熱と煩悩のアダルトコミック誌『comicアンスリウム』2025/04月号! 今号はみちきんぐ先生描く、夜に花咲くランジェリー美女たちが目印! もちろん中身も人気作家陣の新作漫画や描き下ろしイラストが満載! 心浮つく季節に贈る、濃密エロスのワンナイト♪

ムチムチ生意気ヒロインの名手・あらと安里先生が贈る、ウザ神相手に逆転わからせエッチ☆

ドラマチックな濃密エロ作家・トロ太郎先生が贈る、テクニシャンな陽キャJKの大胆すぎる謝罪ご奉仕☆

エモ×エロの二刀流作家・チキン先生が描く、押したらなんでもヤらせてくれる陽キャJKとコスプレH♪

あまあまオフィスラブマスター・ももずみ純先生が贈る、ドレスで変貌した真面目な先輩の積極イチャラブエッチ♪

乱れる豊満女子クリエイター・エビフライ定食先生が贈る、仕事は赤点でもセックスは満点な新入社員と、社内でドキドキ性欲処理連載第4話!!

ハッピーセックスの伝道師・旅口工路先生が贈る、トラブルメーカーな教え子JKたちと癒されいやらし3Pえっち♪

ポップでエッチなラブコメのカリスマ・初雲丹いくら先生が贈る、引けない二人のイケナイ展開♪

ファンタジー×エロで魅了するカリスマ・海山そぜ先生が贈る、知性と痴性が試されるエロ謎解きダンジョンで、幼馴染が急接近☆

もちもちスケベ女子の帝王・かいづか先生が贈る、強情な猫っこちゃんを手懐けエッチ☆

おっぱい特化乳カマー・鳳スバル先生贈る、表情(カオ)に出過ぎちゃうメガネ巨乳な先輩JKと、想いが通じ合う部室エッチ♪

カワイイ×どしゅけべセックスの匠・町田ぽよ先生が熱筆! ファンに見せつけるオナニー配信者彼女のガチ乱れ姿☆

ほろ苦い叙情派エロの申し子・べってぃ先生が描く、ぬくもりを求める少女との同棲性活。

リアルで湿度のある描写が魅力の新鋭・真中野さし先生が描く、実は性欲旺盛でだらしない彼女の欲求を満たす! 快感重要視イチャラブH♪

クールビューティ巨乳の金字塔・おきょう先生が贈る、高身長お姉さんの魅力溢れる女魔王様に性癖変えられちゃうセックス特訓開始☆

エロカワ美少女メーカー・江鳥先生が描く、クソ生意気お嬢様にヤラレっぱなしじゃ終われない!! 立場逆転わからセックス!?

新進気鋭の抒情派作家・みなまっくす先生描く、細巨乳な後輩JDと感情すれ違い愛されエッチ!

エロコメの新星・もやのすけ先生が贈る、超ムラムラOLと思春期ボーイの年の差筆おろしセックス♪

表紙イラストみちきんぐ
執筆陣みちきんぐ / あらと安里 / トロ太郎 / チキン / みなまっくす / 海山そぜ / 初雲丹いくら / エビフライ定食 / 旅口工路 / 町田ぽよ / しゅる版 / 真中野さし / 士郎正宗 / 鳳スバル / ごさいじ / 江鳥 / ももずみ純 / 山本AHIRU / べってぃ / おきょう / クール教信者 / かいづか / もやのすけ
価格1,070円(税込)
発行日2025/03/20

【227話】化猫騒動〈その伍〉 真犯人もとい元凶

「ヘ、ヘルガ妃殿下⋯⋯?」

「ん? 理解できなかったのかな? 私だよ。私! 猫型獣霊を使役していたのは私だ! 驚いたかね?」

「⋯⋯あの⋯⋯どういうおつもりで? こんなことを?」

「反応がどうにも薄い。ふむふむ。ならば、君達にも見せてあげよう! 女官達がビクついていた化猫の正体をっ! これが知りたかったのだろう!?」

(私が問いただしているのは理由ですわ⋯⋯)

 ヘルガ・ケーデンバウアーという王妃が帝城ペンタグラムの女官達に嫌悪される理由をセラフィーナは理解した。

 化猫騒動の犯人は見せびらかすが如く、猫型の使役霊を大量召喚した。数十匹の化猫が周囲を二足歩行で踊り回っている。単なる猫ではない。ヘルガの指示通りに動く傀儡の霊獣であった。

「どうかね? 召喚主の私に似て愛嬌がある化猫だろう?」

「あの⋯⋯。ひとまず、理由を教えていただきたいですわ。鈴蘭離宮の清掃を担当した女官達もそうですが、私達は少なからず恐怖を感じたのですよ⋯⋯? イタズラの度が過ぎておりますわ」

 ヘルガの階級は上級妃。しかも、困ったことに軍閥派の重鎮である。

 セラフィーナは無位無官の愛妾。皇帝の寵愛を授かっているものの地位は低い。悪さをした首席宮廷魔術師を叱りつけるわけにもいかず、控えめに諌めるしかなかった。

「セラフィーナ様。さすがにイタズラではすみません。相手がヘルガ妃殿下だからこそ、この件は然るべきところに報告するべきかと⋯⋯」

 ロレンシアはセラフィーナの耳元で囁き、冷たい視線でヘルガを咎めた。

「まあまぁ。落ち着いて聞いてくれたまえ。チェシャー・キャットを放った理由は調査だ。イタズラではないのだよ。元帥閣下と参謀本部は承知している。そもそも発案者はユイファン少将なのだぞ。私を責めるのはよしたまえ」

 ヘルガの口からユイファンの名が出てきた。セラフィーナは嫌な気持ちになった。

(またあの人が⋯⋯。ベルゼフリート陛下に腹黒と称されるだけはありますわ。軍務省の陰謀には必ずユイファンさんが一枚噛んでいますわね。出産に備えて長期のお休みを取られているはずなのに⋯⋯)

「事の発端は帝城ペンタグラムの襲撃事件。大妖女レヴェチェリナを名乗った魔物の正体は破壊帝に仕えた女仙だった。一千年以上もの間、動力炉に分身を潜ませていたとなれば、すべての場所を調べ上げるべきだろう」

「工務女官を総動員して点検なされたではありませんか? 黄葉離宮にも工務女官が参りましたわ」

 セラフィーナ達には覚えがある。工具を担いだ工務女官の一団が押し寄せてきて、黄葉離宮の建物を調べていった。

 工務女官はドワーフ族ばかりと思い込んでいたが、羽根で飛び回る妖精フェアリーも多かった。押し寄せた工務女官は念入りに調べ上げて「異常なし。安全!」と報告し、慌ただしく去っていった。

「天空城アースガルズの管理は女官に任せてある。しかし、任せきりにするのは不味い。それが軍務省の見解だ。前回のように、皇帝陛下の御身に何かがあってからでは遅いのだ」

「女官の安全確認だけでは信用できないので、独自に調査をなさっていたのですか?」

「ああ、その通りだ。しかし、私が表立ってやれば工務女官の面子を潰してしまう。何よりも私は女官の間で評判が悪い!」

(堂々と言うことですか? それはヘルガ妃殿下が帝城ペンタグラムで過去に問題を起こしたから⋯⋯。身から出た錆ですわ)

「宮中で面子や誇りは大事だ。だがね、体面ばかりを尊重するのは不味い」

「それは分かりますわ」

 問題行動を起こすとはいえ、メガラニカ帝国でもっとも優秀な魔術師には違いない。

「陛下の安全は何よりも優先される。だから、女官総長ヴァネッサは何も言ってこないのだ。上級女官は私の調査に勘づいているだろう。気付かぬ振りをすれば、無用な啀み合いを回避できるわけだ」

「政治ですわね⋯⋯。ああ、なるほど。分かりましたわ。それで事情を知らない下級女官や妃が化猫騒動で怯えることになったと⋯⋯」

「チェシャー・キャットは気まぐれでね。妊娠中の公妃が猫を目撃し、ちょっとした騒ぎが起きた。その直後に鈴蘭離宮でも女官が足跡を見つけ、化猫騒動に発展したようだ」

「妊婦を祟る怨霊はいないのですね。なんて人騒がせな⋯⋯。けれど、それなら安心ですわ」

「うん、うん! 安心してくれたまえ! 妊婦を祟る化猫などいない!!」

 セラフィーナは流されそうになったが、まだ胸を撫で下ろすには早いと気づいてしまう。

「鈴蘭離宮の私達を呼びつけた理由をまだ聞いておりませんわ」

「驚かずに聞いてくれたまえ。鈴蘭離宮には隠し部屋がある」

「隠し部屋?」

「鈴蘭離宮を調査した工務女官が図面を制作した際、奇妙な空間があると気付いた。私のチェシャー・キャットも神術式の匂いを嗅ぎつけた。怪しい場所に肉球で目印を付けておくように命じていたのだ!」

「神術式の匂いとは何でしょう?」

「隠し部屋の扉を守る太古のまじないだよ。脳筋なレオンハルト元帥は、鈴蘭離宮を取り壊しを命じられた。しかし、私は隠し部屋を調べておきたくてね。そこで君達を呼んだ。扉を開く鍵になってもらう」

「私達が鍵⋯⋯?」

「旧帝都ヴィシュテルを訪れたセラフィーナなら身に覚えがないかね? 特殊な条件でのみ開く扉がある」

「帝嶺宮城の宝物庫がそうでしたわ」

「鈴蘭離宮の隠し部屋も同じ仕組みだ。人工精霊が組み込まれた帝嶺宮城の宝物庫ほどの代物ではないがね。鍵となるのは信仰心だ」

「信仰心? 宗教ということでしょうか?」

「メガラニカ帝国の国民は大神殿の教えに従っている。死恐帝の災禍が起きて以降、事実上の国教である大神殿は信者数を増やし続けた。しかし、セラフィーナとロレンシアの信仰宗教は違うだろう?」

 セラフィーナとロレンシアは顔を見合わせる。アルテナ王国で生まれ育った二人は開闢教の信徒だった。

「私とロレンシアは教会の信徒ですわ」

「ここ最近、祈りを捧げておりません。それでも私とセラフィーナ様は教会の信徒と呼べるのでしょうか?」

「さあ⋯⋯? どうかしら? 破門はされておりませんし、教会にはベルゼフリート陛下との再婚を認めさせましたが⋯⋯。夫婦の誓いを破って姦通した事実は消えませんわ」

 セラフィーナとロレンシアは開闢教の洗礼を受けている。しかし、後宮で淫奔な生活を送るようになってからは、創造主に祈る機会はなくなった。

 そもそもセラフィーナとロレンシアは初婚の誓いを破り、簒奪婚でベルゼフリートに心身を捧げている。背徳的な恋愛、さらには一夫多妻。もはや教会の信徒と名乗れる立場にない。

「あのぉ、ヘルガ妃殿下? ちょっと、よろしいでしょうか?」

「テレーズ、何を言うつもりか予想はできる。だが、言論の自由を認めよう。言ってみたまえ」

「私は大神殿の古びた教義を国教とは認めておりません! ええ、もちろん! 信仰は自由であるべきですわ。誰もが自由な意思で! 強要されることなく! 皇帝陛下に愛敬を捧げるべきなのです!! そのために聖堂教会は教えを広げてまいります。全ての異端宗教を駆逐する日まで⋯⋯!!」

 聖堂教会の女僧侶テレーズは、大神殿の古びた権威をけして認めない。

「そうか、そうか。公安総局に逮捕されない程度の頑張りで頼むよ。私は無関係を装う。テレーズは黄葉離宮の側女だ」

「はい! 黄葉離宮は一丸となって聖堂教会の教えを広めますわ!」

 絶対的な皇帝崇拝を掲げる狂愛者。口元は微笑んでいるが、瞳の奥は仄暗い。たとえ相手が上級妃であろうと、自身の信仰心を曲げるつもりはなかった。

「だから、テレーズも連れてきた。ご覧の通り、彼女は聖堂教会の敬虔な女僧侶だ。筋金入りだ。本物だ」

「ヘルガ妃殿下、それは笑えない冗談ですわ。⋯⋯私、もう裁判にかけられたくありません」

 セラフィーナは公安総局に捕まり、粛清されかけた苦い経験がある。こうして今も首が繋がっているのは、ベルゼフリートと三皇后の恩情だ。

「サンプルケースは多いほうがいい。大神殿の信徒では開かなかった。ならば、教会の信徒で試す」

「それが私達三人を鈴蘭離宮に呼び出した理由なのですね⋯⋯。取り壊すのなら、わざわざ調べなくても⋯⋯」

「栄大帝時代に建造された天空城アースガルズは歴史的な遺構だ。隠し部屋に貴重な品があれば回収したい」

「貴重な品⋯⋯。危険物がある可能性もございますか?」

 脳裏をよぎるのは、大妖女レヴェチェリナを封じていた〈翡翠の首飾り〉などの忌物だ。しかし、処女膜を再生させる〈朱燕の乙女貝〉といった有益な宝具が眠っている可能性もある。

「安心したまえ。私は首席宮廷魔術師だ。そして、怪我をしても、そこに優秀な神術師がいるぞ。信仰心に問題ありだが、技量については問題なしだ」

ムーンライトノベルズのアプリ『ムーンブックス』 1年もたずにサービス終了へ、表現規制や決済手段の制約も影響

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 「小説家になろう」などを展開するヒナプロジェクトは、女性向けR18小説サイト「ムーンライトノベルズ」のアプリ『ムーンブックス』のサービス提供を2025年4月25日で終了すると発表した。

 2024年6月にリリースした『ムーンブックス』では、ムーンライトノベルズとは異なる「新しい作品との出会い方」や「文字に集中できる快適な読書環境」を提供していたが「昨今の表現規制や決済手段に関する制約等の事情により、今後のサービス継続は困難であるとの結論に至った」と説明。1年もたずにサービスの終了が決まった。

 サブスクリプションの新規契約および自動更新、アプリ内アイテムの購入は、2025年3月19日をもって停止する。サブスクリプションの自動更新が停止するため、追加の料金は発生しない。

 アプリの完全停止まで1ヶ月ほど期間を設けており、現在契約中のプランが終了するまでは利用できるため「サービス終了に伴う返金対応は原則として行わない方針」としている。

 サービス終了までのスケジュールは次の通り。

▼2025年3月19日(水)

 ・アプリの新規インストールの停止
 ・サブスクリプション(定期購読)の新規契約および自動更新の停止
 ・アプリ内アイテム「書庫」の購入の停止

▼2025年4月25日(金)

 ・サービスのご提供を終了

▼各種の手続き

サービス終了日までに退会・解約の手続きを行う場合は下記のページから。

 退会のお手続き:https://moon-books.jp/app/help/delete_account/

 プラン解約のお手続き:https://moon-books.jp/app/help/cancellation


【三紋昨夏の見方】

1年未満でサービス終了、表現規制・決済手段だけの問題だったか?

 まずアプリのレビューを見ると分かりますが、かなりの低評価アプリでした。

 有料を前提とした読書アプリで、その金額は月額380円。比較的安価ではありますが、お金を1円でも取るとなったらユーザーの獲得が大変になるのがネットサービスです。1年課金したら4500円なわけで、本が4~5冊買える値段となってしまいます。

 「昨今の表現規制や決済手段に関する制約等の事情により、今後のサービス継続は困難であるとの結論に至った」と発表ではあるものの、はたしてそれだけが原因かと勘ぐります。

 ーーというのも、ヒナプロジェクトさんは、男性向けに展開していたR18SNS+R18コミッション「onaco」を2024年末にサービス終了したばかり。その原因はUI(ユーザーインターフェース)の扱いにくさがありました。

 VISAやMastercardの表現規制は確かに影響していますが、JCBなどの手段は残されているわけで、表現規制や決済手段の問題だけでなく、収益性に大きな要因があったと考えざる得ません。

 小説投稿サイトとして一世を風靡した「小説家になろう」ですが、見ている限りプラットフォームにおけるマネタイズ(サブスク型&課金型)の経験値は低そうです。サービス開始から広告収益を主体にしてきた弊害でしょう。

 「Google Play」での低評価レビューに目を瞑るとしても、ダウンロード数が「1000+」はユーザー人口が少なすぎます。

 この規模なら最低でも1万ユーザーは欲しいです。

 仮にサブスクだけを収益源として、ユーザー数を1000人としたとき、サービスを提供した10ヶ月で稼げるのは下記のお値段です。

 ムーンブックスの売上(仮定)⇛月額380円×サービス期間10ヶ月×1000ユーザー=売上380万円

 ここからさらに決済手数料を引き、アプリ開発費、広報費、人件費などを引いたら収益はマイナスです。もしユーザーが1万人なら3800万円となり、リリース1年目の成長途上だと考えれば及第点になります。

 サービスを打ち切ったのはおそらく売上が500万を下回ったからではないかと予想。私が経営者ならアプリ開発費の回収すら不可能と断じた時点で切ります。アプリ開発&維持費に600万以上は掛かっているはずですから、1年や2年、あるいは3年たっても回収できないのなら、損切りを考えても仕方ないです。

 さて、アプリ『ムーンブックス』ですが、このサービスは読書環境を売りにしていました。

 ①広告なしの快適性、②新しい作品と出会える等です。しかし、考えてみてください。ツイッター(現X)で課金してまで広告を消したいユーザーはどれほどの割合でしょう?

 めちゃくちゃ少ないです。これはどのサービスでも言えます。お金を払うくらいなら広告を見る。この層はネットユーザーの大多数を占めます。

 そもそもウェブで無料で見られるものをわざわざ有料アプリで見る層は稀有です。買い切りのアプリであったならまた別だったでしょう。あるいは有料ユーザー向けに特別なコンテンツを用意していれば、課金する動機づけになったかもしれません。

 また、お試し版が存在せず、利用⇛即課金の導線は不親切でした。ユーザーからすると中身が分からないサービスにいきなり個人情報+380円を支払うわけです。抵抗感は大きかったと思われます。

 ②新しい作品と出会えるという強みも、Web版に劣っていたとあります。正直な話を言えば小説は人の好みがはっきり出ます。

 性的愛好が絡む18禁小説では特に。これを完璧にマッチングするのは現在のAIを用いても困難です。そんなものがあったら商業で使いたいくらいです。

 プラットフォーム側が読者に提供できるマッチングシステムは、「新着順」「ランキング順」「お気に入り作家の更新」くらいでしょう。ニコニコ等のように作品に課金して、広告で目立たせるなど、いわゆる投げ銭システムもありますが、これは実装にとてつもない労力がかかりますし、エロの規制を考えると難しいでしょう。

 読者と作品のマッチングは、作品をレビューしてくれる奇特なスコッパーさんを地道に増やすか、適切なランキングシステムを構築するくらいしかないと思われます。プラットフォーマー側が出張る場合、どうしても広告案件(タイアップ)になりがちですし、やるなら不公平感をなくすためにも広告費をもらって特定作品を取り上げるべきでしょう(当然「PR作品」などの明記は必要です)。

 さて、話は変わりますがヒナプロジェクトさんは新規採用を募集しており、その職種が「WEB広告運用職」です。

 勝手な想像になりますが読者ユーザーのサブクスでマネタイズするのは困難と判断し、原点回帰の広告主体に舵を切ったのだと感じました。

 実際にそういう判断をしたのかは分かりません。ですが、三紋昨夏としてはその判断は間違っていないと思います。

ちょっとした小話

 ーーと、言うのも「小説家になろう」「ムーンライトノベルズ」「ノクターンノベルズ」のアクセスは非常に多く、カクヨムなどに読者を奪われていても魅力的な媒体ではあり続けているからです。

 アフィリエイトではなく例えば「出版社の新刊広告(コミックスや小説)」だとか、「新しい漫画サイトの広告」や「ソシャゲーの広告」などを直接取ってこられれば収益性はグッと上がります。

 電子コミックなどは成長市場で読者の奪い合い。そんな中でラノベなら「小説家になろう」、成人女性向けなら「ムーンライトノベルズ」、成人男性向けなら「ノクターンノベルズ」でデカデカと広告を出しませんか? と大手版元に持ちかければ数千万は軽く稼げます。というか、私がヒナプロジェクトの人だったらそれをやってしまうかな。

 あとはECサイトを立ち上げて書籍化作品を自分たちで売ってしまうとかでしょうか?

 「ムーンブックス」に関してもサブスクではなく、買い切りのビューアーアプリだったなら私は可能性はあったと思います。そこで広告を無くすのではなく最適化する道を選ぶべきでした。

 表現規制や決済規制は確かに大きな問題ですが、これは特定の一社だけでなく業界全体が悩まされる一種の障害です。この難局を誰よりも先に一歩突き進めれば、大きなサービス成長に繋がります。

 ヒナプロジェクトさんが新しい挑戦をしてくれることを切に願っています。

【226話】化猫騒動〈その肆〉 獣痕の真相

「やぁやぁ! よく来てくれた! 黄葉離宮の皆様方! ご足労いただき悪いね。ちょっと試したいことがあったものだから⋯⋯! ご協力に感謝感激雨あられだ!」

 鈴蘭離宮に到着するやいなや、重厚な全身鎧を着込んだ変人王妃が大げさに出迎えてくれた。

 金属製の鎧は見てるだけで暑苦しい。だる熱風がまとわりつき、眩い陽光に照らされても、ヘルガ・ケーデンバウアーは熱中症に罹らないようだ。太陽が苦手と聞かされていたが、暑さは平気らしい。

(協力ですって⋯⋯? 私達はどんな用件かすら聞かされていないのですが? ⋯⋯ロレンシア、そんな泣きつく顔をされても困りますわ。私だって何も知りませんよ)

 馬車に籠城しているわけにもいかない。

 観念したセラフィーナは庭先に降り立ち、待ち構えていたヘルガの顔色を伺おうとした。

「お久しぶりですわ。ヘルガ妃殿下」

  両手でスカートの裾を軽く持ち上げて挨拶するセラフィーナは、薄っぺらな笑顔を浮かべることしかできなかった。

 ヘルガは常に兜を装着している。文字通りの鉄面皮である。顔色を窺うどころか、どんな表情をしているのかも分からなかった。

(悪い人ではないわ。それは分かっているのだけど⋯⋯)

 後宮での暮らしが一年を越えたにも関わらず、セラフィーナはヘルガの尊顔を拝んでいない。

 その昔、ベルゼフリートにヘルガがどんな人物かを尋ねたことがあった。「ヘルガは美人だよ。銀髪だね。セラフィーナよりも色白な肌。あ、もちろん、日焼けする前よりね。ああ見えて恥ずかしがり屋なの。夜伽は僕との二人っきりか、親しい間柄の妃としか一緒にやってくれない。真っ白な頬が真っ赤になるんだ。あとは⋯⋯うーん⋯⋯。フェラチオをドヤ顔でやってくれるけど、あんまり上手じゃない」と、特に役立たない情報をくれた。

「ヘルガ妃殿下? ここは鈴蘭離宮でしょうか?」

 化猫騒動が起きた不気味な雰囲気の離宮。身籠った女仙を妬む怨霊が出るという物騒な噂話。馬鹿げていると笑い飛ばせれば、どんなに良かっただろうか。

 怨恨で人を害せるのなら、セラフィーナは前夫のガイゼフや娘のヴィクトリカに呪殺されている。死霊が恨みを晴らせるのなら、処刑された息子リュートや戦死した王国兵が売国女王となったセラフィーナを生かしておくはずがない。

(ふぅ⋯⋯。情けないですわ。私は何を怯えているのでしょう。噂は⋯⋯噂にすぎませんわ)

 年下の幼帝に恋心を抱く愛妾は、後宮で新たな人生を謳歌し、女の幸福を享受している。犠牲になった死者の遺志を踏みにじり、祖国を征服した男の赤子を産んだ時、どこまでも堕ちていく覚悟は決めた。

(私は正真正銘の悪女⋯⋯。祖国にすら背を向けた女王よ。今さら何も恐れはしませんわ)

 荒れた庭先に立ち尽くすセラフィーナは、膨らんだお腹を両手で抱え込んだ。胎動が母親に勇気を与える。お腹に宿る子供達はセラフィーナの味方となってくれる。三つ子の姉妹が宿っていた時も、異能の力を貸してベルゼフリートの過去を垣間見せてくれた。

「そうだとも。よく分かったね。鈴蘭離宮は初めてだろうに」

「女官達の間で噂になっておりますわ。私の耳に入るくらいです。ヘルガ妃殿下もご存知のはず」

「ああ! そうか、そうか! あの噂を聞いたのかな? 妊婦を祟る化猫騒動! いやはや、恐ろしいねえ。くっくくくくく!」

(やはり知っていましたわね。妊娠中の私達を呼び出してほしくなかったわ。なんの嫌がらせでしょう⋯⋯? この御方は私達に何をさせるおつもりです?)

 宮中序列でセラフィーナが下位でなければ、ヘルガに痛烈な文句を叩きつけていた。

(ロレンシアやテレーズまで呼びつけて⋯⋯)

 セラフィーナの後ろでは、ロレンシアがテレーズの手を借りて、馬車の階段ステップを一歩ずつ慎重に踏みしめる。

 宮中最大サイズの超乳を胸部に実らせているロレンシアは、視線を下げても足元がまったく見えない。段差を下に降りるときは、覚束おぼつかない足取りになってしまう。

「ありがとう。テレーズ。助かります」

 地面に辿り着いたロレンシアは、夕暮れのそよ風で波打つスカートを押さえつける。

 主人のセラフィーナよりも地味な装飾のマタニティドレスにしてあるが、淫猥な媚肉で肥えた体付きは隠しようがない。薄手のシルク生地が汗ばんだ艷肌に張り付き、エロチックな肉感的体形を際立たせる。

「お気になさらず。多胎妊娠されているロレンシアさんの苦労は私の十倍以上なのですから! お腹も重たげですが、母乳で膨らんだその超乳は別格に重たそうです」

 手を貸してくれるテレーズも出産の日は近づいている。乳房の膨らみよりも腹部の出っ張りが目立つ体付きなっていた。

「産後に受けた健康診断で、これ以上は肥大化しないと言われているのですけどね。母乳が溜まると張ってしまうみたいで、ブラジャーの締め付けがきつくなって苦しくなりますわ」

 以前から爆乳だったセラフィーナやテレーズは胸部の重量感に慣れているが、引き締まった身体で人生の大半を過ごしてきたロレンシアは超乳ボテ腹に苦労している。現在の体型で日常生活を送れているのは、騎士だった頃に足腰を鍛えていたおかげだ。

「馬車は窮屈だったろう。乳房も胎も大きい妊婦三人だということを忘れていた」

 呼び出した妊婦三人を庭先に並べて、ヘルガは素直に感心している。他の妃達が黄葉離宮を優遇しすぎだと妬む理由がよく分かる。苦情が寄せられるようになったのは、グッセンハイム子爵領で海水浴が行われてからだ。身籠った淫体は視線を集める。

「次はもっと大きな馬車を用意しよう。特にロレンシアは乗り降りも大変だろう」

「ご配慮いただき、ありがとうございます」

 前に進み出たロレンシアは頭を下げる。

 ショゴス族の肉体改造を受けた苗床胎は大きく膨れ上がり、自力での歩行が困難となる。日常生活がままならなくなり、苗床胎の女は代理出産に人生の大半を費やす。だが、赤毛の従者は側女の仕事をしっかりとこなしている。

「困ったことがあれば相談してくれたまえ。力になれると思うよ。身体の負担を減らす手伝いができる」

「痛み入ります」

「ショゴス族は親切にしてくれるだろうが、私はあの文化を批判する立場だ。ああ、だが、差別的な意図はないよ。人身売買の側面があるから否定しているのだ」

 ショゴス族の種族文化を嫌悪する者達は、ロレンシアのように子宮を売った女を家畜胎と貶す。だが、子宮を売る若い娘は絶えない。

 代理出産の対価として、奉仕種族のショゴス達が終生の世話を約束してくれるからだ。

「無理強いはされておりません。この身体を受け入れております」

「そうだとしても苦労は多そうだ。後宮に来たばかりの頃はほっそりとした体付きだった⋯⋯。しかし、皇帝陛下はその体型を好んでいるようだね」

「身に余る御寵愛をいただいております」

 ロレンシアが捧げる忠愛に、ベルゼフリートはしっかり応えている。夜伽となれば、超乳を大いに弄ばれ、自慰では満足できぬ淫膣を雄々しい巨根が貫く。剣と祖国を捨てたが対価は子宮で受け取っている。

「出産直後に再び懐妊したものだから、妃達の間でもロレンシアは随分と話題になった」

「あの⋯⋯。ヘルガ妃殿下⋯⋯? 卑しき側女の立場ですが、恐れながら申し上げたいことがございます。お許しいただけますか?」

 ロレンシアはヘルガに許しを請う。

「卑しい⋯⋯? それは違う。たとえメガラニカ帝国の生まれでなくとも、今のロレンシアは立派な側女だ。皇帝陛下の御子を授かった寵姫だ。もっと自分を誇りたまえ。私の領地では『職業と出身に貴賤なし』と定めてある。そして、歴代のケーデンバウアー侯爵は言論の自由を重んじた。私もそうだ」

 ヘルガはショゴス族の代理出産を批判している。だが、子宮を売った苗床胎の女を否定しているのではない。

 人の弱みに付け込み、不可逆の改造手術を行うのは非人道的である。その見地から代理出産の違法化を唱えていた。ヘルガ自身の問題行動にも起因しているが、ショゴス族の女官総長ヴァネッサから毛嫌いされている。

「さあ、話してみたまえ。私の器量は帝国貴族で一番大きいと自負している」

「鈴蘭離宮では不穏な噂がございます。私はショゴス族の女官から聞きました」

「ほう。ショゴス族の女官から⋯⋯」

 鎧兜に隠れた両目がロレンシアの苗床胎を注視する。ヘルガの目元はまったく見えないが、そんな気がしてしまった。

「あ! ヴァネッサ様ではありません。教えてくれたのは帝城市場でランジェリー専門店を営む庶務女官です」

「ああ、あの店か。利用はしていないが知っているよ。大きなサイズの下着を作ってくれると評判の店だ。行ってみたい気もする。⋯⋯しかし、ショゴス族の派閥が店子しているなら、私は歓迎されないだろう」

 ショゴス族の寄生卵子を宿したロレンシアは反応に困った。ヘルガはどう思っているのだろうかと考える。

(リアからヘルガ妃殿下のお立場は聞いているわ。おそらく私に対しては同情的⋯⋯。相手は軍閥派の次席。味方にしておきたい。立場の弱いセラフィーナ様には後ろ盾が必要ですわ)

 ベルゼフリートを愛する性奴隷となっても、アルテナ王家に対する親愛の情は依然として残っていた。苗床胎になったおかげでロレンシアはメガラニカ帝国に屈服し、幼帝の性奴隷に堕ちた。

 誇り高き女騎士から、背信の淫女へ。しかし、後悔はしていない。

(剣を握っていたあの頃を懐かしむ時はある。だけど、この淫乱な身体になってから、皇帝陛下とセックスする以上の幸せは味わえなかった。祖国の愛国心よりも、アルテナ王家の愛敬よりも、生涯を誓った幼馴染への愛執よりも⋯⋯! メガラニカ帝国の皇帝陛下が愛しい⋯⋯♥ 私を強く抱きしめてくれる小さい男の子が⋯⋯♥ 私の母乳を力いっぱいに吸うあの子が⋯⋯♥ 私のオマンコを貫く大きなオチンポが⋯⋯♥ 私の心を狂わせる♥)

 ロレンシアは噴出した想いを苦労して内心に押し留める。流産で嘆き悲しんでいた子宮は、征服者の巨根に魅了された。初産を遂げ、二度目の妊娠を経て、ロレンシアがベルゼフリートに向ける愛情はより強まった。

(私は母親になった。皇帝陛下が私に授けてくれた大切な赤ちゃん。だから⋯⋯絶対に⋯⋯守らないと⋯⋯)

 出産を経験し、母親としての自覚も増した。

 膨張した子宮で育つ胎児達は、ショゴス族の女官から預かった大切な子供達でもある。

「その肉体であればショゴス族は親切にしてくれるだろう。どんな話をしてくれたのかね?」

 ヘルガはロレンシアが落ち着いたのを見計らってから、会話の続きを始めた。

「鈴蘭離宮には妊婦を妬む化猫が潜んでいると警告されましたわ。真偽の不確かな噂ではあります。しかし、女官達が怯えていたのは事実です。現に、化猫の足跡を見たという女官もおります」

「鈴蘭離宮の清掃していた庶務女官は、猫の足跡を見つけて怯えているらしい。くっくくくくく! 可愛らしいことだよ。妃や側女と喧嘩している時もそれくらいの愛嬌があればねぇ」

「ヘルガ妃殿下、まずは説明をしていただけませんか。セラフィーナ様や私達を鈴蘭離宮に連れてきた目的を教えてください。その内容次第では⋯⋯、失礼ですが帰らせていただきます。ご協力はできません」

「ふむふむ。お腹の子供が大切なのだね?」

 胎児を包んだ孕腹に手甲の指先が触れた。ベルゼフリートとロレンシアの血が混じった多胎児達は元気に育っている。力強い胎動がヘルガの指先に伝わってきた。

「はい。私達のお腹には皇帝陛下の大切な御子が宿っておりますわ。臣下としても、母親としても、赤ちゃんを危険には晒せません」

「心配しなくていい。私も母親だ。子を大切にする気持ちは分かる。はっはははは。まいった。想定以上に怖がらせてしまったようだ⋯⋯」

「想定?」

「恐怖は未知に起因する。分からないから人々は怪物を妄想する。その恐怖を払拭するのは洞察力と知識さ。くっくくくくく! 化猫の正体を教えてあげようか? だが、テーレズは真相に気付いていたんじゃないかな? 怖がっている様子がない。なにせ君は帝都の冒険者組合で大活躍した一級冒険者だ」

 面白おかしく、もったいぶる言い方でヘルガは語りかける。まったく同じタイミングで振り返ったセラフィーナとロレンシアは、背後で佇むテレーズを見つめた。

「えっと、どこから話せばいいのでしょう。はい。ヘルガ妃殿下の仰る通り、察しはついておりました」

 聖堂教会の女僧侶は頬を擦りながら、化猫騒動の考察を語り始める。

「ちょっと前の出来事です。皇帝陛下が黄葉離宮に滞在されていた夜、女官達が廊下を掃除していました。覚えておられますか? セラフィーナ様が牝牛に獣化なされた日、くっきりと足跡が残っていたのです」

「それは母乳が噴き出して⋯⋯。勢いが止まらなかったのよ。だから廊下に足跡が⋯⋯」

 羞恥心で顔を赤らめたセラフィーナは、テレーズがなぜこの話を持ち出したのか分からなかった。廊下を汚してしまったので、女官達の手を借りて掃除してもらった。

「その足跡、どんな形だったと思います?」

 ニッコリと笑ったテレーズは、セラフィーナに考える時間を与える。

「足跡の形? あの夜は両足が蹄になって、靴が履けなかったから⋯⋯あ⋯⋯!」

「ええ、そうです。立派な牝牛の足跡でした。事情を知らない人間からすれば不思議に思えたはずです。天空城アースガルズに動物はいないのですから」

「獣霊が憑依してたとき、私の両足は牛の蹄になっていましたわ。じゃあ、猫の足跡も⋯⋯」

「はい。何らかの術式です。動物の足跡を残す召喚霊はそこそこいるんです。珍しくありません。鈴蘭離宮に猫の足跡があったのは、きっとアレと同じでしょう」

 テレーズは馬車に繋がれた馬の使役霊を指先で示した。

 天空城アースガルズに普通の馬は一匹もいない。しかし、蹄の痕跡は鈴蘭離宮の道中にしっかりと残されている。

 セラフィーナに続いて、ロレンシアも化猫の正体に勘づいた。

「女仙の瘴気で汚染された天空城アースガルズは家畜が飼育できない。でも、術師なら獣型の召喚霊を使役できるわ。つまり、鈴蘭離宮に残された猫の足跡って⋯⋯!」

「ロレンシアさんもお分かりのようですね。化猫騒動の噂を聞かされたとき、冒険者だった私達は犯人が誰か分かりました。でも、リーダーのララノアに口止めされちゃったんです。本当は教えてあげたかったんですけれど⋯⋯。黄葉離宮で暮らす仲間だというのにごめんなさい」

「ララノアが口止めしたの? なぜ?」

 口ぶりからすると、元一級冒険者の面々は分かっていたようだ。しかし、あえて説明しなかった。その理由をテレーズは明かす。

「軍閥派のテリトリーで魔術召喚した獣霊を暗躍させている人物。それはもうあの上級妃がやったに違いない⋯⋯! 私達は確信していましたわ! ⋯⋯しかし、ここは後宮です。証拠もなく言いふらすのはいかがなものでしょう? 私達の舌禍が問題になっても困る。というわけで、今まで黙っておりました」

 そこまで丁寧に説明してもらえれば、セラフィーナとロレンシアでも化猫騒動の犯人が思い浮かぶ。

 再び視線を前方に戻し、鈴蘭離宮の玄関で仁王立ちする全身鎧の変人王妃を見る。

 首席宮廷魔術師、その称号は帝国軍でもっとも優れた魔術師に与えられる。

「ふっはははははは! 化猫騒動を引き起こした犯人は何を隠そうこの私! 首席宮廷魔術師が召喚した猫型獣霊チェシャー・キャットだったのだァ!」

 犯行を激白したヘルガはセラフィーナとロレンシアの驚く姿を期待していた。しかし、二人の反応は静かなもので、危険人物から距離を置くために後ずさった。

COMIC快楽天ビースト2025年04月号(表紙:ぴょん吉)

ワニマガジン社『COMIC快楽天BEAST』
(毎月17日)

ぴょん吉のお胸たわわ揺れ揺れガールが目印♪
連動コミックも色々ナメちゃう誘惑プレイが炸裂!!
生徒会初エッチも双子カノジョ3Pも!! 見逃せない青春セイコーたっぷり♪

「このままじゃ教室…戻れないねぇ」

姉の友達の陽キャから耳もち○こも舐められて……♪ 表紙&巻頭はぴょん吉『ニアリーイコール』
完璧人間である双子の姉にコンプレックスを持つ男、黒川暁(くろかわあきら)は、自分のことを「弟くん」とからかう姉の友人、螢田莉世(ほたるだりせ)と同じクラスに
なってしまう。
陰キャで周りとの関わりも薄い暁との距離を詰めてくる莉世。
ある日の昼休み、屋上へと続く階段で昼ごはんを食べているところを見つけられ、彼女に押し倒されてしまう。
姉と似ていると言いながら全身を舌で舐めまわしてくる彼女に対して暁は……。

ほろ苦い青春の淫らな一幕を圧倒的な画力でお送りする会心作!!
巻末には親友と幼馴染とのこじれた三角関係を描いた人気作『私のきらいな人【フルカラー版】』を掲載! どちらもお見逃しなく♪

「私もえっちする!!!」

ふたごで分けっこ! ナカよし3P♪ 注目は、仲町まち『はんぶんこ。』

陽キャでギャル、でも処女。そんな姉。
陰キャで優等生、でも彼氏とはエッチしまくり。そんな妹。

友達からの脱処女バナシを電話で聞かされた姉はイラつきながら、なんかストレス解消にオタクの妹に漫画を貸してもらおうと部屋のドアを開ける。
そこには幼馴染の男のコとエッチしまくってる妹の姿が……!? どうやら二人はこっそり付き合ってたらしく……。
きかんぼうな姉がきっかけで起こる、正反対な双子姉妹の突発3P♪
濃厚30ページでお楽しみください!!

その他、人見知りの図書委員と、むちむちな同級生と……青くて尊い性春交尾盛りだくさん♪

ムラムラ限界!! 初めてのらぶらぶえっち♪……つかこ『限界突破☆カップル!!』
同級生はオナニー好きなハメられたがりの配信者!?……Cuvie『裏の顔は』
クラスのギャルがASMRを再現!! おねーちゃん(?)が耳舐めしてくれて……むおと『おねーちゃん(?)に甘やかされて(?)トロトロささやきえっち♪』
たわわ×小ぶりの贅沢パイサンド3P♪……武将武『なじみのふたり』

<表紙作家>
ぴょん吉

<収録作品>
ニアリーイコール/ぴょん吉
はんぶんこ。/仲町まち
限界突破☆カップル!!/つかこ
世界の中にお前だけ/もず
君が瞳に秘めるのは/なごやか次郎
裏の顔は/Cuvie
おねーちゃん(?)に甘やかされて(?)トロトロささやきえっち♪/むおと
曲がれる枝もかわいかな/れぐでく
ナオについて/ONAKA
なじみのふたり/武将武
私のきらいな人【フルカラー版】/ぴょん吉

表紙イラストぴょん吉
執筆陣ぴょん吉  /  仲町まち  /  つかこ  /  もず  /  なごやか次郎  /  Cuvie  /  むおと  /  れぐでく  /  ONAKA  /  武将武
価格1,320円(税込)
発行日2025/03/17

【竹書房ラブロマン文庫】蜜楽のとりこ生活

地方都市に住む匠は、バリバリ働く妻の美里を支える専業主夫。ある時幼馴染みの遥香に淫らに誘惑され、匠は彼女と一夜を共にするが、それは単なる不倫ではなかった。遥香は匠に抱かれた女の事業や学業などが好転する、「アゲチン」効果を期待していたのだ…。
匠は自分の特殊能力を疑っていたが、噂を聞きつけた他の人妻たちにまで言い寄られ、日々の主夫生活は淫らな逢瀬の毎日へと変わってゆく。
離婚資金が必要な童顔妻の奈月、女優として再び羽ばたきたい巨乳熟妻の雛乃、女の快楽を味わい直したい明菜…。
快楽と幸運を待ち望む人妻たちとともに、快感の蜜を口にする豪華なハーレム生活を手に入れた男の、淫ら主夫ハーレムロマン!

著者北條拓人
イラスト
価格946円(税込)
発行日2025/03/17

【ホテルニューメメメ】『囮捜査官 蒼山夕歌は雨の両国にいる』本編&特別編 すぐ脱がないエロ漫画、溜めて貯めてドカーン(TTD)!!

 三紋昨夏の個人的レビュー

 初っ端からネタバレ全開でレビューすると、とてもボリューミーな作品です。本編400ページ、特別編82ページ。製本したらさぞ分厚い本となることでしょう。このページ数から分かる通り、ストーリー重視の作品です。ヒロインが複数出るわけでも、AIを使っているわけでもなく、手書き漫画でここまでの作品は珍しいです。

 「唯一無二大長編エロティックコミックス」と銘打っておりますが、その宣伝文句に偽りはありません。

 当然、価格もやや高めに設定されており、サークル価格は本編2970円、特別編1100円なので、合計で4000円近いお値段です。

 ちょっと手を出しづらい価格帯であり、ページ数が多かったことも相まって、購入を躊躇していました。しかし、好評な評価と50%セールに惹かれて、ポチってしまいました。2025年3月21までならセールやクーポンで2000円くらいで購入できます。

 今作のヒロインは囮捜査官の蒼山夕歌(32歳)。
 清楚(←若干の疑念あり・経験人数7人。う~ん~。まあまあスタンダード)、色白、豊乳、三十路の捜査官!

 竿役は人身売買組織のボスであり、夕歌が好きだった先輩警官を射殺した巻島ジョウ(巨根)。

 画風にちょっとした癖があり、ヒロインが丸顔であったり、竿役がどことなくアカギやカイジのキャラに似ていますが、そのあたりは読んでいると気にならなくなります。デフォルメが強めですが、爆乳や巨尻、戦闘シーンは力が入っています。⋯⋯あれ? なんで戦闘シーンを褒めてるんだろ⋯⋯。でも、刑事ドラマで見たやつだこれ! ってのはあります。

挿入までに300ページ超

 夕歌と巻島がセックスするまでに掛かったページ数です。本編400ページ中の300ページは前準備というわけです。

 ちなみに、コンドームを外しての生セックスは327ページ掛かってます。でも、中出しは失敗に終わります(´・ω・`) 回転の力すげぇー。

 夕歌のガードが硬すぎて、なかなか攻略できなかった。竿役を応援する気持ちも分かります。酒や薬に耐性があり、典型的な手段が使えなかったのですが、唯一の弱点が鏡を使った暗示。夕歌は6年前にとあるカルト宗教に潜入し、そこを潰していたのですが、鏡を使った洗脳の後遺症が残っていたのです。

 それに気づいた巻島は「鏡」と「取引」を使って夕歌に性奉仕を強要。取引の内容はありきたりな「組織を解散する」「死んだ先輩刑事の墓を教える」といったもの。夕歌は取引に応じるも、まったく巻島は信用しておらず、取っ捕まる腹づもりで性奉仕に挑むのでした。

 本編で夕歌は完堕ち(堕ちてない)し、翌日の晩に巻島を逮捕します。

 な、なにが起きてるか分からないと思いますが⋯⋯まあ、そりゃそうだなという話です。脅迫強姦から始まる和姦はないですよねー。巻島の幻想をぶち壊し、お薬をプスっとされて巻島は気絶。そのまま警察に連行されました。堕ちていたのは巻島のほうだったというオチでしたとさ⋯⋯(泣)

〜特別編〜 最後の砦

 続編にあたる特別編では、本編では省かれた「中出し」などが描かれています。

 それまで中出しだけは許していなかった夕歌が温泉でついに⋯⋯。作者のホテルニューメメメ様はCTD(ちょっと溜めてドカーン)と表現しています。本編&特別編でこれだけ長いページ数にもかかわらず、中出しは終盤の一回だけ。こだわりが随所に見て取れます。

 巻島に中出しされ、夕歌は受精してしまいますが、妊娠はしていません。そう! 受精卵が着床するまでは妊娠とは言えないのです!!

 膣内射精された夕歌が泣き出して「ついに堕ちたか?」と思いきや、最終ページでは巻島の後ろ姿を睨みつける。このヒロイン、こわすぎる!!

発売元(サークル名)ホテルニューメメメ
発売日本編:2024/06/01
特別編:2024/11/03 
価格【セール】2025年03月21日 (金) 
本編:2,970円⇛1,485 円(50%OFF)
特別編:1,100円
ジャンル巨乳,NTR,囮捜査官,洗脳,受精,凌辱, ネクスト同人大賞ノミネート
妊娠描写特別編の最後でヒロインの蒼山夕歌が巻島に中出しされ、卵子が受精してしまう描写あり。
ただし、着床、妊娠は確認されていない⋯⋯と明言されてます。orz
ネタバレとなりますがヒロインは完堕ちしません⋯⋯。


あらすじ

『囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる』

囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる

清楚、色白、豊乳、三十路の捜査官をヒロインに据え、本編380ページ、過程200ページの先に描かれる背徳のSEX!

極上のカタルシスを堪能できる唯一無二大長編エロティックコミックス

・本編380ページ、全10話(表紙、扉、あとがき等含む)
・本編とは別に特典ボーナスとして定点漫画19ページ付属
・洗脳、寝取られ要素あり

闇の人身売買組織を追い、囮捜査官蒼山夕歌32歳が恋人の仇を討つため奮闘する。

次々と仕掛けられる罠を潜り抜け、ついに組織のボス巻島ジョウと対峙、ある取引きを提案されるのだったが…

昭和のレジャーホテルを舞台に官能の夜が始まる!


『囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる〜特別編〜最後の砦』

囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる〜特別編〜最後の砦

蒼山夕歌、ついに解禁!

前作『囮捜査官蒼山夕歌は雨の両国にいる』で数ページしか描かれなかった中出しの夜の詳細を描き下ろした特別編。

作戦遂行する囮捜査官蒼山夕歌と完全征服を目論む巻島、最後の攻防が今明かされる!

ANGEL倶楽部 2025年4月号(表紙:池竜静留)

エンジェル出版『ANGEL 倶楽部』
(毎月15日)

圧倒的巨乳コミック誌、『ANGEL倶楽部』。
≪池竜静留≫によるくノ一イラストが目印!!
掲載漫画も豪華におとどけ!!!
巻頭カラー≪どんだけい≫をはじめ、
注目の作家≪星野竜一≫≪秋草ぺぺろん≫≪デイノジ≫など。
巻中カラー作品は≪雨山電信≫が担当!!
注目のピンナップは≪永地≫が登場!!
初登場は≪まるこじ≫!!
全19作品掲載★

表紙イラスト池竜静留
執筆陣どんだけい/池竜静留/星野竜一/秋草ぺぺろん/デイノジ/さいだ一明/バクシーシAT/まるこじ/鬼島大車輪/雨山電信/すりりんぐ/リンスン/イマジン孝二/朝倉満/卯和馬実/たかし/あがち/p-box/奈塚Q弥
価格1,100円(税込)
発行日2025/03/15

コミックMate L Vol.62(表紙:松百まひる)

一水社『コミックMate L』
(奇数月15日)

灯をつけましょ…アソコのヒダ奥まで見えるよう…!
女の子のお祭りの日には、一緒に楽しみましょう♪

美麗美少女表紙イラストは本誌表紙初担当の松百まひる。

残酷な「世界」で、膨らみかけの小さな胸に大きな夢つめて…♪
国内最凶と謳われる、美少女コミック「コミックMate L Vol.62」電子版、配信開始!

お馴染みのコース、大好評『低身長、無毛・微乳』祭りを開催中!

◆海鮮畑の遊【しっぽり温泉二人きり】海鮮畑の遊
兄と妹がしっぽり露天風呂、入浴するだけじゃ物足りず…!?
◆逆又練物【ヒプノステイ 第3話】
川辺で水遊びに耽る爆乳女子と無邪気に遊ぶ…おっさん?
◆おとぎりふあ【大人が教えてくれたコト 前編】
父親は娘に家事だけでなくその身体も母親代わりに…!?

★掲載作品★
【しっぽり温泉二人きり】海鮮畑の遊
【ヒプノステイ 第3話】逆又練物
【大人が教えてくれたコト 前編】おとぎりふあ
【家族人形 第八話】オイスター
【奈乃ちゃんは妹の友達】Tシャツ
【オズマ沢の廃墟 第一話】心島咲
【杏里(C)の男湯チャレンジ】かにまる
【春は青くない 第7話】澱泥カカリヤ
【転々校生】佐波サトル
【魔女センパイは何度転生してもリョナられる エピソード12】明治乳子
【済んでる女】のりたこ
【昨日の次の今日、今日の次の明日】羊乃
【Ass〜お尻〜】いトう
【裏山の噂 後編】サケマス
■表紙イラスト:松百まひる

無毛でかわいい微乳&美乳少女、巨乳&爆乳女子たち、魅惑の14作品収録です!

表紙イラスト松百まひる
執筆陣松百まひる / 海鮮畑の遊 / 逆又練物 / おとぎりふあ / いトう / のりたこ / 明治乳子 / Tシャツ / 澱泥カカリヤ / かにまる / サケマス / 羊乃 / オイスター / 心島咲 / 佐波サトル / 一水社編集部
価格850円(税込)
発行日2025/03/15