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comicアンスリウム Vol.145 2025年5月号(表紙:だにまる)

ジーオーティー『comicアンスリウム』
(毎月20日)

情熱と煩悩のアダルトコミック誌『comicアンスリウム』2025/05月号!
12周年を迎える今号は、だにまる先生描く神ファンサのトップアイドルが目印!
もちろん中身も人気作家陣の新作漫画や描き下ろしイラストが満載!
春爛漫のアニバーサリーに贈る、濃密エロスのラブサイン♪

全俺の夢を叶えるハーレムマスター・あるぷ先生が描く、離島で起こるフレッシュ淫らなハーレムエロシリーズ第四話♪
淫香沸き立つ没頭SEXで超人気作家・エノキドォ先生が贈る、ダウナー系従順オナホ許嫁との純情SEX☆
豊満発情ヒロインの金字塔・餅田こゆび先生が贈る、セフレ従姉妹との忘れられない夜♪
足描写で魅せる匠・犬上いの字先生描く、職場の先輩との足フェチプレイ♪
キュートなもち肌マエストロ・よこやまんじろう先生が描く、失恋の痛手を癒すお気楽女友達のヤりすぎ慰めエッチ♪
クセあり女子メーカー・るるえぱ先生が贈る、ちょっとヤバ目なお姉さんに搾り取られて童貞卒業!
劣情の星・ワレモノ先生が描く、オホ声響き渡るASMR実演SEX☆
淫乱女子のスペシャリスト・アシタ先生が贈る、だらしない姉にわからせエッチ☆
黒髪巨乳ヒロインの匠・宮社惣恭先生が描く、カリスマ彼女に熱烈愛されえっち☆
エモとエロの二刀流プレイヤー・スピリタス太郎先生が贈る、不思議なJKと再会し、待ち焦がれたエッチをもう一度!
気鋭の可愛いクリエイター・あらと安里先生贈る、新婚の危機を乗り越えるすきすきイチャ甘エッチ☆
可憐な誘い受けヒロインの新鋭・高良間男先生が贈る、苦手な一軍ギャルJKとコスプレ流されSEX♪
キングオブエロ漫画・板場広し先生が描く、巨乳美人母娘に欲しがられる夢シチュシリーズ第2弾!
恵体に自信アリ! 濃密エロスの新鋭・thomson先生が贈る、テクニック抜群美女で夢の童貞卒業☆
青春えっちの新鋭・へりおす先生が描く、ギャルデビューした幼馴染に徹底わからせからのイチャラブえっち♪
絶望カワイイで大躍進・やまもと先生が贈る、過激な監禁ハードFUCK!
もちもちスケベ女子の帝王・かいづか先生が贈る、発情ウサギ娘たちと夜通しヤりまくりの危険な遊び場♪

表紙イラストだにまる
執筆陣だにまる / あるぷ / エノキドォ / 餅田こゆび / アシタ / るるえぱ / ワレモノ / よこやまんじろう / へりおす / 高良間男 / やまもと / 士郎正宗 / あらと安里 / 犬上いの字 / 山本AHIRU / 板場広し / スピリタス太郎 / クール教信者 / かいづか / 宮社惣恭 / thomson
価格1,070円(税込)
発行日2025/04/20

G-エッヂ Vol.062(表紙:むらさき朱)

ゲネシス『G-エッヂ』
(毎月20日)

キュートでハードな切れ味で贈る「G-エッヂ」Vol.062は
椅子の隙間から美しい体を見せつける美少女が表紙!

天馬ふぇみお「メゾン淫獄〜巨根な僕と団地妻たちの前戯なき闘い〜【第1話】」が新連載!
「僕」の大きすぎるアソコに強気なお姉さんもイキまくり!?

飛野俊之「トモ母ハンターズ!【第4話】」では
教育ママ、アナルを犯●れイキ狂う──!?

人妻から幼なじみ・友達の母親・OL・調教などなど特濃エロスの目白押し!
あなたの欲望を満足させる作品を取りそろえております!!

【収録作品】

■天馬ふぇみお:メゾン淫獄〜巨根な僕と団地妻たちの前戯なき闘い〜【第1話】
■景山玄都:束縛愛・君との約束
■いぬいねこ:妹ごっこ
■飛野俊之:トモ母ハンターズ!【第4話】
■天誅丸:人妻茉衣子のネトラレ日記【最終話】
■三顕人:幼なじみと大人の遊び
■くぅぱぁ:部下の女子社員を失神させたらセフレができた件 〜その後〜

■表紙イラスト/むらさき朱

表紙イラストむらさき朱
執筆陣むらさき朱 / 天馬ふぇみお / 景山玄都 / いぬいねこ / 飛野俊之 / 天誅丸 / 三顕人 / くぅぱぁ
価格660円(税込)
発行日2025/04/20

コミックB地区 Vol.7(表紙:ざんどろ)

ぶんか社『コミックB地区』
(毎月20日)

【掲載作品】
■元メスガキさんとしゅき帯び交尾【第2話】/tarako
■ちっぱい先輩は胸を大きくするためと言えばわりとなんでもヤらせてくれる【第2話】/サツキソウジ
■メスガキ義妹のイジリかた 〜貧乳調教でイッちゃう!〜【第7話】/REN
■オタクにヤラしい諸星さん 〜ちっぱいギャルをハメまくり!〜【第1話】/高崎たけまる
■ママに内緒で開発中/こりす
■淫魔娼姫ラナ【第3話】/バレット

■表紙イラスト/ざんどろ

表紙イラストざんどろ
執筆陣ざんどろ / tarako / サツキソウジ / REN / 高崎たけまる / こりす / バレット
価格880円(税込)
発行日2025/04/20

【フランス書院文庫X】新しい母【花穂子と藍子】

(とうとう今夜、お母さんを抱けるんだ……)
初めて出会った日から憧れ続けた34歳の義母。
互いの秘所を舐め、恋人同士のように絡まる寝室。
母と息子、交尾に溺れる二人きりの青い世界!

著者神瀬知巳
イラスト
価格1,606円(税込)
発行日2025/04/18

【フランス書院文庫X】【完全版】凌襲

悪魔の申し子・冷二は女教師の美尻を撫で回し、
CAの制服の女肉を堪能し、兄嫁の秘孔を味わう。
新たな標的は、憧れ続けた良家の人妻・夏子――
狂愛が30歳の媚肉と未開発の菊座に忍び寄る!

著者結城彩雨
イラスト楡畑雄二
価格2,376円(税込)
発行日2025/04/18

COMIC快楽天ビースト 2025年05月号(表紙:きづかかずき)

ワニマガジン社『COMIC快楽天BEAST』
(毎月17日)

きづかかずきのダブルヒロイン表紙でつかまえて♪
性へきバクハツ!! せっくすの多様性を楽しんじゃえ!!
公園で♪ 玄関先で♪ イケナイところでイケナイお遊び!!

「ね ここで しちゃう?」

公園アオカン&おうちデート♪ 表紙&巻頭はきづかかずき『エロ漫研の日常』
《エロ》漫研での活動(漫画を読んだり、《体験》したりのエロい生活)にも慣れてきた新入部員の新田(あらた)くん。
唐突に部長の由乃(ゆの)から「私たちとデートをしよう!」と提案される。
どうやら、いつも《趣味》に付き合わせているお礼だというのだが……。
あざとい系の先輩・真夢(まむ)と、部長との、それぞれ違った《デート》をすることになり……。

「声…我慢しますから ここで挿れてください…」

ヤンキーギャルの奥さんと新婚性活♪ 注目は、胃ノ中かわず『ドM妻の姫川さん』
罰ゲームでの告白で付き合い始めた、ヤンキーギャルの姫川(ひめかわ)さんと先輩。
せっかく顔は良いのにウジウジオドオドしている先輩にイラついてしまう姫川さん。
先輩の部屋にきて、童貞を捨てさせてあげようとしたら、なんと先輩は童貞どころかSEXの上級者……しかも《ドS》!?
すっかりMに目覚めさせられちゃって、時は経ち……♪

巻末はイゲドアハ『ジャッカルとポメラニアン【フルカラー版】』
子犬系カノジョとデート! その後は……♪
彩り鮮やかに送るフルボリュームの続編をお見逃しなく♪

SEXでストレス発散! 処女だったのに気持ちいいコトしか考えられなくなって……長頼『媚熱サークル』
ギャルの盗撮がバレ、自分も撮られてハメられることに!?……無田川『制裁!!クズ陰キャ メスブタちゃん』
欲求不満な人妻とオフパコ4P♪……山石18『人妻ハンター』
ごほうびのため、コスプレえっちから喉奥フェラ……更にアナルまで……いもたろう『ごほうびシール』

<表紙作家>
きづかかずき

<収録作品>
エロ漫研の日常/きづかかずき
媚熱サークル/長頼
ドM妻の姫川さん/胃ノ中かわず
制裁!!クズ陰キャ メスブタちゃん/無田川
コスってご奉仕/ねこまたなおみ
わからなくても繋がって/ぱてくらー
人妻ハンター/山石18
しあんのほか/すずしも
なり損ないH/邪悪
愛のとろとろ マットプレイ/雛瀬あや
ごほうびシール/いもたろう
ジャッカルとポメラニアン【フルカラー版】/イゲドアハ

表紙イラストきづかかずき
執筆陣きづかかずき / 長頼 / 胃ノ中かわず / 無田川 / ねこまたなおみ / ぱてくらー / 山石18 / すずしも / 邪悪 / 雛瀬あや / いもたろう / イゲドアハ
価格1,430円
発行日2025年04月17日

【239話】王妃イシュチェル・バルカサロの受難

 バルカサロ王国で勃発した動乱の切っ掛けは一言で説明できる。

 メガラニカ帝国との戦争に負けたせいだ。

 大敗北の戦渦を同盟国のアルテナ王国に引っ被せたものの、強靭無敵を高らかに誇ってきたバルカサロ王国軍の矜持は失われた。

 王家直属の軍師団が想定していた以上に、メガラニカ帝国の軍事力は強大だった。凝り固まった自信の喪失は民衆の恐怖心を呼び起こし、過度の帝国脅威論が吹聴され、一種の恐慌状態ヒステリーを引き起こした。

 傷ついた軍隊の再編、中央諸国との軍事同盟、次の戦いに備えて挙国一致体制が敷かれた。強大な外敵に立ち向かうため、国家と国民は一丸となって結束を強める。そうなるだろうと誰もが考えた。

 しかし、現在のバルカサロ王国は仲間割れの動乱により、自壊寸前の窮地にある。

 この件に関し、メガラニカ帝国は正確な情報を掴めずにいた。大妖女レヴェチェリナの暗躍が本格化した時期と重なっており、帝国軍は他国に情報工作を仕掛ける余裕がなかった。

 先の戦争で大勝を収めたメガラニカ帝国であるが、軍務省の上層部はバルカサロ王国や中央諸国との全面戦争は望んでいない。

 バルカサロ王国は地域大国の一角であり、小国のアルテナ王国に比べれば、数倍の国力を誇る相手である。

 全面戦争に陥れば確実に長期化し、泥沼の戦争に片足を突っ込む破目になる。帝国軍では厭戦の機運が急速に高まり、現場の兵士は外征に忌避感を抱いている。

 そうした実情をバルカサロ王国の軍師団はよく承知しており、メガラニカ帝国側から戦争を仕掛けてくる可能性は絶無だ。

 高鳴り続ける民衆の国粋主義ナショナリズムを抑制し、中央諸国と連帯しながら、富国強兵に努める。軍拡の大方針でバルカサロ王国は進んでいた。だが、思い通りに物事は進まない。

「なぜでしょう⋯⋯。どうして⋯⋯。チャドラック陛下はこのような未来を望まれておられなかったはず⋯⋯」

 麗しの貴夫人は祖国の惨状を嘆き、両頬に涙を伝わせた。ライトブラウンの長髪を後ろで束ね、オールバックのヘアスタイルは高潔な女性像を印象付ける美女だった。

 豊満な媚体には撓たわわな乳房が実っている。胸元を絹衣で覆っても隠しきれない巨峰。しかし、美乳と形容するには、肌の張り感を欠いている。

 若かりし頃、肉体的全盛を迎えた十代後半から二十代であれば、性的魅力を振りまく女体であったろう。熟れきった乳房は重力に抗えず、垂れ気味に俯うついていた。

 大陸随一の美貌で名を馳せたセラフィーナに比べれば見劣りする。しかし、高貴な女性に相応しいだけの容貌を維持している。

「私達は創造主様のお怒りを買ったのでしょうか?」

 王妃イシュチェル・バルカサロは不本意な形で国外に逃れようとしていた。

 グウィストン川の流れに沿って進む大型船は、東アルテナ王国を目指す。分断国家に逃げ込む理由は、いかなる国も講和条約によってグウィストン川の流域に軍隊を派兵できないからだ。

 ――王妃イシュチェルは追われていた。

「王妃殿下、そのようなことはございませんわ。創造主様は試練をお与えになっているのです。祈りましょう。必ずや開闢者様のお導きがございますよ」

 側近は悲嘆に暮れる王妃を慰めた。

 敬虔な教会の信徒は、我が身に降り掛かった不幸や災厄を創造主の試練と捉える。そして、過酷な試練を乗り越える助けは、開闢者が与えてくれる。

「ええ。祈りましょう。子供達のためにも⋯⋯。祖国の安寧を⋯⋯」

 王妃イシュチェルには子供がいる。

 昨年の十月、バルカサロ王国で第六王子アーロンが誕生した。

 国王チャドラックの直系男子は六人。その一人はアルテナ王国の女王セラフィーナと政略結婚した第五王子ガイゼフだ。

 兄王子達と第六王子アーロンの年齢差は、三十歳以上もあいている。

 教会圏は厳格な一夫一妻制で、王族でもそれは同様である。再婚は教会が離婚を認めた場合か、死別後にしか許可されていない。第一王子から第五王子までは、最初の妻エルシェベナが産んだ息子達だ。七年前にエルシェベナが病没し、盛大な国葬が営まれた。

 妻の葬儀が終わるやいなや、国王チャドラックは修道女イシュチェルを後妻に迎えた。

 当時、イシュチェルは三十二歳。教会の修道院に引き取られてから、ただの一度も外出した経験がなく、なぜ国王に見初められたかも分からなかった。

 ある者は「国王陛下は修道女の美貌に一目惚れしたのだ」と噂した。その風説をイシュチェルは強く否定している。

(チャドラック陛下のお考えが分からない。どうしてあのような宣言をなさってしまったのか⋯⋯)

 恐妻と畏怖された前王妃エルシェベナに比べ、新王妃イシュチェルは控え目な性格の淑女だった。

 物心ついた頃からずっと修道院で祈りを捧げる日々。国王に見初められ、王妃の地位を得るとは夢にも思っていなかった。

 老いた国王を誘惑した不徳の修道女。イシュチェルを侮蔑する者達は少なからずいる。そればかりか、イシュチェルが腹を痛めて産んだアーロン王子の出生を不義と疑う声もあった。

 七年の結婚生活。国王チャドラックは王妃イシュチェルに世継ぎを産ませようと必死だった。老王の異様な執念にイシュチェルは若干の恐怖を感じた。

 前王妃エルシェベナとの間に男子が五人も産まれている。これ以上の世継ぎは必要とされていなかった。後妻となったイシュチェルは修道院で三十年以上を過ごし、出産適齢期の女性ではなくなっていた。

「⋯⋯⋯⋯」

 イシュチェルは胎を摩さする。貞潔の誓願を破り、国王に身を捧げた。子を成すために神術師から不妊治療を受け、子宮には幾重もの術式が重ね掛けされた。バルカサロ王家の子胤にだけ適合する胎に作り変えた。

 苦難の末、国王チャドラックの願いは叶った。イシュチェルは懐妊し、無事に第六王子アーロンを産んだ。メガラニカ帝国に大敗を喫した年であったが、新王子の誕生という吉事に国中が沸いた。

(私は国王陛下に尽くせればそれで良かった⋯⋯。巷ちまたで噂される不遜な想いはありません。他の王子を押し退けて、アーロンを国王にするなんてことは⋯⋯望んでいないのに⋯⋯!)

 イシュチェルは我が子を深く愛している。だが、野心はなかった。

 バルカサロ王国の王位は長子継承と定められている。継承順位の低い第六王子アーロンに王冠が与えられることは起こりえない。だが、その前提は覆る。

 今年の六月一日、王宮で大事件が起きた。

 国王チャドラックは宴遊会を催し、国内にいる王子達を王宮に招いた。第一王子ドラホミール、第二王子ジルベール、第三王子ザトリシオの三人である。

 国外にいる王子には書簡が送られた。第四王子ロアフォードは継承権を放棄し、ルテオン聖教国で侯爵になっている。第五王子ガイゼフも周知の通り、セラフィーナと離婚後は教会に身を寄せていた。

 国王チャドラック・バルカサロは宣言した。

 ――バルカサロ王国の王位継承につき、長子相続の伝統を廃する。

 ――自身の死後、次期国王に王妃イシュチェルが産んだ子を指名する。

 ――継承時に王妃イシュチェルの子が成年に達していない場合、第一王子ドラミホールを摂政に置くものとする。

 衝撃的な後継者指名は第二王子以下を驚愕させた。法定の規定ではなかったが、初代国王から連綿と続いてきた長子継承の不文律を廃止。前王妃エルシェベナの王子達を退けて、生まれたばかりのアーロンに王位を与えるというのだ。

 書簡を受け取った第四王子ロアフォードは、父王の変節ぶりに戦慄し、すぐさま弟のガイゼフに「祖国に帰るな」と警告した。誰がどう考えても末子のアーロンを後継者に指名するのは無理がある。

 ロアフォードの懸念は正しかった。王宮に呼び出された第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオは、父王チャドラックの身勝手極まる宣言に激怒した。しかし、最も激昂するべき、第一王子ドラミホールは冷静だった。

 むしろ冷めた態度で、苛立つ弟達を見ていた。

 王位継承者が未成年である場合、第一王子ドラミホールが摂政となる。王継承第一位の長兄からすれば屈辱的な内容だが、ドラミホールは涼しい顔を浮かべ、父王の決定に従うと返答した。

 第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオは、長兄の従順な態度に納得がいかない。王位継承権を王妃イシュチェルの子供に奪われ、王統が汚されると口汚く叫んだ。

 その瞬間、第一王子ドラミホールは控えさせていた兵士を宴遊会に突入させ、王命に従わぬ第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオを反逆罪で逮捕した。

 国王チャドラックが催した宴遊会は罠であった。宣言の内容をあらかじめ聞かされていた第一王子ドラミホールは、弟達の反抗を予期し、第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオを拘禁するつもりだった。

 身柄を拘束され、引きづられていく第二王子ジルベールは「やはりあの噂は事実か! 兄上は王妃イシュチェルと姦通し、アーロンを産ませたのだ!! 不産女うまずめの妻に愛想を尽かし、野心深き王妃に誑たぶらかされたな!」と罵った。

 第三王子ザトリシオも「見損ないましたぞ! 兄上はそこまでして王位を我が子に継がせたいのか! 国王陛下! いえ、父上! どうか目を覚ましてください!! 天下の逆賊は王妃イシュチェルと第一王子ドラミホールです! 奴らこそ反逆者だ! 父王は騙されております!!」と怒声を上げた。

 王妃イシュチェルと第六王子アーロンは、王宮の宴遊会に参加していなかった。国王チャドラックが長子継承を廃し、アーロンを後継者に指名したのも寝耳に水だった。当人達が知らぬ間に、第一王子ドラミホールによって計画は進められていた。

(アーロンはチャドラック陛下の子供です。私はドラミホール王子と不貞などしておりませんわ。どうしてこんな誤解が真実のように⋯⋯)

 王妃イシュチェルは国王チャドラックにしか身体を許していない。まことしやかに囁かれていた姦通の噂は、根も葉もない流言である。

 我が子のアーロンに王位を継がせるべく、王妃イシュチェルが老齢の国王チャドラックを誑たぶらかしたという話も嘘っぱちだ。しかし、証明ができなかった。

 第一王子ドラミホールが暴力的な手段で弟二人を拘禁したのも、言葉での説得が不可能だと分かりきっていたからだ。第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオは失権し、第六王子アーロンが王位継承第一位の座を得るはずだった。

 国王チャドラックと第一王子ドラミホールは手抜かりがあった。本気でアーロンを国王にするなら、政敵に慈悲をかけるべきではない。冷徹さが欠けていた。

 第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオを殺さず、生かしてしまったせいで、痛烈な反撃を受ける結果となった。また、国軍を統括する軍師団に根回しせず、王家の内部で片付けようとしたことも裏目に出た。

 前王妃エルシェベナは国軍に大きな影響力を持つ軍人貴族の出身者であった。それに比べて新王妃イシュチェルは名門修道院に在籍していただけで、これといった有力な後ろ盾がなかった。強いて言うなら、第一王子ドラミホールが唯一の庇護者だった。

「私は恥ずべき行為をしておりません⋯⋯。国王陛下を殺めてなどおりません⋯⋯。王位の簒奪を考えたことはありません⋯⋯。なぜ⋯⋯誰も信じてくれないの⋯⋯」

 心中の独白が口から漏れる。祈りを捧げるイシュチェルの手は震えていた。

「大丈夫です。分かっております。ご安心ください。何があろうとも、私はイシュチェル様とアーロン王子の味方です。何があってもお守りいたします」

 側近はイシュチェルの手を優しく包み込む。

「ありがとう⋯⋯。私とアーロンが生きているのは貴方のおかげです」

 王妃イシュチェルは王・殺・し・の濡れ衣を着させられた。

 宴遊会で拘禁された第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオは、前王妃エルシェベナの旧臣達が救い出してしまった。

 ――その夜、王宮は炎上した。

 後世で〈王宮大逆事件〉と呼ばれるようになる歴史的出来事は、バルカサロ王国の未来を決定付けた。

 前王妃エルシェベナの旧臣達は王妃イシュチェルの排除を企てた。地下牢から開放された第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオは結託し、本物の反逆者になった。

 国王チャドラックと第一王子ドラミホールは死亡。王妃イシュチェルは幼いアーロンを抱えて、命からがら逃げ出した。

 教会の助けを借りながら国内を転々としていたが、王殺しの罪を擦り付けられた王妃イシュチェルは、亡命以外に選択肢がなくなった。

「東アルテナ王国は安全でしょうか? もしも私とアーロンの亡命を拒否されたら⋯⋯」

「ヴィクトリカ女王は先の戦争でバルカサロ王国に強い不信感を抱き、父君のガイゼフ様とも距離を置いておられる。強制送還は考えにくいです」

「そうでしょうか⋯⋯。バルカサロ王国を恨んでいるなら、私やアーロンもその対象では⋯⋯? やはり中央諸国の⋯⋯、ルテオン聖教国の教皇猊下に庇護を求めたほうが⋯⋯」

 修道院で育ったイシュチェルは教会の力に期待を寄せる。バルカサロ王国内で追われていたときも、古巣の修道院が匿ってくれていた。

「中央諸国は駄目です。第四王子ロアフォード様がおられます。第五王子のガイゼフ様も今はルテオン聖教国で活動されているようです。王殺しの嫌疑を晴らさなければ、事情を知らぬロアフォード様とガイゼフ様はどうでるか分かりません」

「講和条約で中立地帯化している東アルテナ王国がもっとも安全⋯⋯ということですね⋯⋯」

「はい」

「何度も説明は聞きましたが、紛争地域に逃げ込むのは不安です」

「軍師団の見立てによれば、メガラニカ帝国が侵攻してくる可能性は低く、現在のアルテナ王国は治安が安定しています」

「⋯⋯これまで私が耳にしていた帝国脅威論は何だったのでしょう。笑ってしまいますね。メガラニカ帝国は領土拡張を虎視眈々と狙っている侵略国家ではないのですか?」

 東アルテナ王国はメガラニカ帝国の侵攻を受ける最前線、明日にでも戦争が始まる。バルカサロ王国の人々はそんな帝国脅威論を信じ込んでいる。

「噂が真実とは限りません。今・の・イ・シ・ュ・チ・ェ・ル・様・ならお分かりになるはずです」

「その通りですね。⋯⋯身に沁みて分かります」

 噂がありのままの真実なら、王妃イシュチェルは第一王子ドラミホールと不義の子を作り、国王チャドラックを弑逆した悪女となってしまう。無論、事実無根の陰謀である。

「イシュチェル様はヴィクトリカ女王と面識があるとお聞きしております」

「ええ。二度ほど、会ったことがあります。まだ女王ではなく、王女でしたが⋯⋯」

 東西分断のアルテナ王国で起きている母娘の醜い争いは、王妃イシュチェルの耳にも届いていた。

 女王セラフィーナがメガラニカ帝国に屈服し、皇帝ベルゼフリートの子供を出産。愛妾の地位を得て、帝国本土の後宮で優雅に暮らしている。

 一方、娘のヴィクトリカは東アルテナ王国の女王に即位し、正当な女王は自分一人であるとして、帝国に媚びる実母を売国奴の裏切り者と批判する。

(バルカサロ王国は兄弟で殺し合い、アルテナ王国では親子で殺し合い。まるで呪いです⋯⋯。メガラニカ帝国と戦争が起きてから、周辺国では凄惨な凶事ばかりが起こる⋯⋯。これは偶然なの⋯⋯?)

 メガラニカ帝国ばかりが得をしている気がした。周囲に不幸をばら撒き、一国で世界の幸福を独占する。イシュチェルはメガラニカ帝国が暗躍し、バルカサロ王国で内乱を発生させたのではないかと疑ってしまう。

 国を追われたイシュチェルだが、自分を陥れた者達を恨みきれずにいた。国王チャドラックが第六王子アーロンを後継者に指名した件は、伝統に反しており、狂った判断と思われても仕方ない。

 第一王子ドラミホールの態度も不自然で、理不尽な王命に異議を挟まず、王妃イシュチェルと第六王子アーロンを守ろうとした振る舞いが、不義密通の噂に真実味を与えた。

(絶対におかしいわ。メガラニカ帝国がバルカサロ王国を弱体化させるための策謀⋯⋯。そうであったなら⋯⋯私の濡れ衣もいつかは⋯⋯)

 王殺しの王妃。第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオが実権を握ったバルカサロ王国において、イシュチェルは不名誉な呼び名を付けられた。

 王妃イシュチェルと第六王子アーロンが逃げ出した後、王都ではさらなる争いが起きた。第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオの内輪揉めだ。

 父親と長兄を殺した二人の弟は、共通の敵がいたから手を組んだ。元々の信頼関係は皆無。相手が裏切る前に背後から刺す。その考えに至るまで三日とかからなかった。

 もし第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオが協力関係を維持したままだったなら、教会の修道院に匿われていた王妃イシュチェルを早々に引っ張り出し、処刑台に送れていただろう。

 それなりの見識があれば、王妃イシュチェルが国王を殺したとは思わない。それは国王軍を統括する軍師達も同様だった。宴遊会に参加していた貴族の証言、王宮の使用人達からの聞き取り調査、情報を照らし合わせれば反乱を起こしたのが誰であったかは明白だ。

 国王軍は前王妃エルシェベナの旧臣を除き、第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオのどちらにも組みしていない。軍師団は内乱を鎮めるため、第四王子ロアフォードと第五王子ガイゼフに仲裁を依頼している。だが、返答はきていない。

 バルカサロ王国の内乱は激化し、王都から地方にまで戦渦が広がった。国外に逃れた難民は、なぜ争いが始まったのか理解できず、メガラニカ帝国に攻め込まれていると誤解する兵士が現れる混沌ぶりだった。

「一つだけ、お願いがあるわ。子供達の命を優先してほしい。私を見捨ててでも⋯⋯構いません⋯⋯」

 イシュチェルは側近に頭を下げる。

「イシュチェル様⋯⋯! おやめください。私は乳母に過ぎません! 私のような下賎な従僕に頭を垂れるなど⋯⋯! 王妃様の振る舞いではございません⋯⋯!!」

「貴方は素晴らしい乳母です。私達を見捨てずに、ここまで連れてきてくれた。でも、この先はどうなるか分からないでしょう。私を見捨てて子・供・達・が助かるなら、必ずそうしてほしい」

「イシュチェル様⋯⋯。そのようなことを仰らないでください⋯⋯! 我が身に代えてもお守りいたします!」

「乳母だからといって、ご自分を蔑ろにして良い道理はありません。貴方も母親でしょう。⋯⋯優先すべきは子供達の未来です」

 王妃イシュチェルに仕える側近はアーロンに母乳を与える乳母であった。船には乳母の子供も乗っている。一つの揺籃ゆりかごで乳兄弟は仲良く眠る。どちらかを引き離すと泣き出してしまうので、いつも二人は一緒だった。

「たとえ王族でなくなっても良いのです。私は子供に王位を継がせたいと願っていません。たとえ平民でも、貧しくとも、生きていてさえくれれば⋯⋯。たとえ私が死んでも⋯⋯」

「イシュチェル様っ⋯⋯!」

「東アルテナ王国に到着したら、子供達と一緒に逃げてください。⋯⋯お願いです。私と一緒にいたら殺されてしまう」

「ヴィクトリカ女王は慈悲深い御方と聞いております! 助けを求めるイシュチェル様とアーロン様を敵に売り渡すはずがございません!!」

「⋯⋯⋯⋯。ヴィクトリカ女王が私を庇護してくれるとは思えません。アルテナ王国で起きた不幸はバルカサロ王国に原因があるのですから」

 亡命者を乗せた大型船は、東アルテナ王国の河川港に辿り着けなかった。

 国外脱出の情報を入手した敵は、グウィストン川を高速艇で下り、王妃イシュチェルと第六王子アーロンの殺害を図った。襲撃を受けた大型船は爆破され、水底に沈んだ。

 東アルテナ王国の岸辺に犠牲者の水死体が流れ着き、襲撃者も含め、生存者はいなかったと発表された。数週間後、グウィストン川での同航路を通った元聖女のマリエール・ムシェタリャは難破船の残骸を目撃している。

 王妃イシュチェルと第六王子アーロンは表舞台から退場した。

 前王妃エルシェベナの旧臣は安堵したが、残された問題があった。今回の騒動で国王チャドラックと第一王子ドラミホールが死んでいる。

 混迷を極めるバルカサロ王国の本国では、第二王子ジルベールと第三王子ザトリシオの跡目争いが激化の一途を辿り、国王を失った中央政府は瓦解寸前であった。

 その窮状を他国に悟られぬよう、軍師団は情報封鎖に努めたが、それが事態の改善には何ら寄与しないと、当人達がよく分かっていた。

 王統を失ったバルカサロ王国は迷走する。

【238話】秘匿の女仙 婢女(♡)

「ベルゼフリート陛下。お聞きしたいことがございますわ」

「ん? なに、なーに?」

「この一ヶ月、ベルゼフリート陛下の御子を身籠る妃が増えているとお聞きしましたわ。子種をお授けになっているのは、三皇后のご命令ですか?」

 セラフィーナはロレンシアに母乳を与えながら、休憩中のベルゼフリートと雑談を始める。

「さぁ~。どうだろ? どうなんだろうねぇ? 気になる? 知りたい?」

 悪戯好きな幼帝は、質問の答えをはぐらかした。こうしていると、お調子者の息子を育てている母親の気分になる。

「先程、軍閥派の公妃と廊下ですれ違いました。将校の軍服を着ておられたのですが、懐妊されて間もないご様子でしたわ」

「ふーん。軍閥派の公妃で⋯⋯。将校⋯⋯。妊娠中⋯⋯。あー! 僕みたいに肌が色黒?」

「はい。褐色系の肌でしたわ」

「そんでさ、顔に白い刺青をしてる?」

「ええ。その通りです。独特な刺青で目元を彩られておられましたわ」

「あらら⋯⋯。じゃあ、なんか言われなかった? 苛立ってたでしょ? 特に最近は機嫌が悪いみたい。妊娠初期の悪阻つわりが酷い時期だと⋯⋯偶にあるんだよね」

「とても下品な舌打ちをされました。帝国流の作法に則った素晴らしいご挨拶でしたわ」

「あっはははは。そっか。セラフィーナも図太くなったね」

「一年かけてたっぷり教育された賜物ですわ。そのおかげで後宮の暮らしを謳歌しております」

「相手は公妃だ。しかも、同じ軍閥派に属する将校。喧嘩しないでよ? 黄葉離宮には元一級冒険者の手練れが揃ってるけど、帝国軍の将校が相手だと多分⋯⋯難しいだろうね⋯⋯。士官学校を首席で卒業したって聞いたし。ユイファンみたいに超ギリギリで卒業した劣等生とは違う。まあ、その代わり、腹黒な手は使わないとは思う」

「妃殿下に無礼はいたしませんわ。愛妾の身を弁えております」

「ともかく、荒らっぽい性格してるから、黄葉離宮の女仙は近づかないほうがいいよ。特にセラフィーナとロレンシアは⋯⋯。でも、そうだね⋯⋯。リアだったら、まだ許容範囲かな?」

 ベルゼフリートは公妃の名を明かさなかった。セラフィーナも問い質すつもりはなく、わざわざ事を荒立てない。これも後宮で心得ておくべき生き方だ。

 宮中の序列を持ち出されれば、愛妾のセラフィーナは蔑視されて当然だ。妻が夫の愛人を憎むのは納得できる。

 愛人に仕えている従者達も同様に侮蔑される。黄葉離宮の女仙でリアだけが例外となるのは、王妃ヘルガ・ケーデンバウアーの庇護下にあり、帝国軍の重鎮ウィリバルトの孫娘であるからだ。――とセラフィーナは思い違いをする。

「オッパイの大きい人を毛嫌いしてるの」

「は?」

「ん? 分からない? オッパイの大きい人が嫌い。セラフィーナとロレンシアは完全にアウトだね。デカパイだもん」

「え⋯⋯? あの公妃は巨乳の女性がお嫌いなのですか? それは⋯⋯まさか嫉妬で⋯⋯?」

「いいや。羨ましいわけじゃないみたい。見た目が気に食わないそうだよ。ぶくぶく太って醜いって愚痴られた。美的感覚は人それぞれだよね」

「ですが⋯⋯レオンハルト元帥も十分に巨乳ではありませんか?」

「ちゃんとした強さがあれば別みたい。それに、レオンハルトのは胸筋で盛ってるところもあるし⋯⋯」

「な、なるほど⋯⋯。私や今のロレンシアはともかくとして、黄葉離宮の女仙は帝都で名を馳せた元一級冒険者ですわ。強さを言うのであれば⋯⋯」

「帝国だとね、冒険者は怠け者の遊び人扱いだからさ。日雇い労働者って正職じゃないし⋯⋯」

「そういえば⋯⋯冒険者はそういう社会的地位でしたわね⋯⋯」

「僕はそう思ってないよ。でも、由緒正しい軍人貴族はマッチョイズムを重んずる。晩酌の相手をしたとき『宮中は肥えた豚が多すぎる。次の入内は選定基準を厳格化すべき』って聞かされた」

「晩酌? 妊娠中にですか?」

「晩酌は孕ませた夜のお話。子作りセックスを何度かしてたんだ。懐妊が分かった後は飲んでないはずだよ」

「キャルルさんに教えてもらいましたわ。帝国軍の幕僚は許可なく妊娠できないと⋯⋯。軍務省の許しがなければ、たとえベルゼフリート陛下といえど、軽率に軍閥派の妃を孕ませてはならない」

「うん。そうだよ。産休とか色々あるじゃん? 妊娠で体調を崩すことだってある。軍務に差し障るから、帝国元帥レオンハルトにお伺いをしなきゃいけない。でも、例外はあるよ」

「そうなのですか?」

「その規定ルールの対象者ってさ、女仙の役職や階級にもよるんだ。たとえば愛妾とかは例外。セラフィーナとユイファンは好きなときに妊娠できる。愛妾は皇帝とセックスするのがお役目だ。性奴隷だからね」

 ビシッと指差してベルゼフリートは決め顔のポーズを取った。

「情報将校のユイファンさんは、沢山のお仕事を抱えられているのでは? 参謀本部付きとお聞きしておりますわ」

 先日の化猫騒動を起こした主犯は変人王妃ヘルガであったが、裏ではユイファンも関わっていたとセラフィーナは聞いている。

「まあね。ユイファンは参謀本部の中枢を担う人物だから、あとでゴチャゴチャ言われることもある。その点、セラフィーナは恵まれているよね。好きなタイミングで胎み放題♪」

 ベルゼフリートはセラフィーナのボテ腹を指先でくすぐった。

(本題から逸れてしまっているわ。質問した話に戻したいけれど、ベルゼフリート陛下の態度を察するに⋯⋯)

 投げた質問にベルゼフリートは答えてくれない。

 意図的であるとセラフィーナは感じる。妃達の相次いで妊娠した裏事情を探るには、もう一段階の踏み込みが必要だった。

「ベルゼフリート陛下、私に聞きたいことがあるのですね?」

 セラフィーナは目を細める。碧色の瞳が怪しく光った。見惚れるほどに美しい。けれど、邪悪な微笑で口が歪んでいる。

 悪女の美貌は狡猾な大蛇を想わせる。

「うん。情報交換ってこと。分かってくれるよね。僕と取引しよう」

「承知いたしましたわ。私は何を差し出せばよろしのでしょう?」

「セラフィーナさ。故郷の人と文通してるでしょ? 西アルテナ王国の占領統治を任されてる貴族。名前はえーと⋯⋯忘れちゃった」

「執政官のグレイハンク伯爵に手紙で指示を出しておりますわ。文通といえば、文通ですけれど⋯⋯」

「そう、その人。グレイハンク伯爵! お手紙の内容を知りたがってる妃が大勢いるんだよね」

「あら? 所定の検閲は通っておりますわ。悪巧みをしていると勘ぐられたら大変ですもの」

「意地悪。セラフィーナだって分かるでしょ。内容を知ってるのは、報告を受けた三皇后や検閲担当の上級妃だけじゃん。下々の妃達が興味津々きょうみしんしんなわけさ。情報を聞き出してほしいって頼まれちゃった」

「⋯⋯知りたがっている妃殿下のお名前を知りたいですわ」

「匿名希望。ちなみに、一人や二人じゃないよ。最近の手紙に重要な情報が書いてあったんでしょ?」

「そうですね。ですが⋯⋯」

「ん?」

「執政官のグレイハンク伯爵が送ってきた手紙は、アルテナ王国の国王夫妻に宛てられたものですわ。ベルゼフリート陛下のお手元にも写しをお送りしておりますが?」

「え⋯⋯? じゃあ⋯⋯僕も読んでる? 手元にあるかな?」

「はい。おそらく」

「⋯⋯え? 本当に? ちょっと待って。確かめてくる」

 ベルゼフリートは考え込んで硬直した後、ベッドから降り立って女官のところに駆けていった。何人かに聞き込みを終えて、再びベッドの上に戻って来る。

「僕も目を通してるみたい。あの手紙に重要な情報あったかな? 直近の内容も今までと似たような感じだった。妃達が知りたがる情報⋯⋯。娘のセラフリートが僕と同じ癖毛ってこと? ドワーフの髭を引き抜こうとしたとか? ん~? むむぅ? ⋯⋯自分で言っておいてアレだけど絶対に違うよね」

 グレイハンク伯爵が手紙に仕込んだ小細工は子供騙し。帝国宰相はそう評したが、要するに子供が相手なら通用する。

 幼帝ベルゼフリートは警戒心や女心を読む才能がある。しかしながら、他の素養は見た目通りのお子様だ。

「ベルゼフリート陛下。お耳を近くに⋯⋯」

「りょーかい。答えを教えてー」

 ベルゼフリートはセラフィーナの口元に近づいた。

「バルカサロ王国で混乱が起きておりますわ。グレイハンク伯爵はその原因が王家にあると考えているようです。チャドラック・バルカサロが亡くなった可能性を示唆していますわ」

「チャドラックって確か⋯⋯?」

「はい。バルカサロ王国の国王ですわ」

 セラフィーナにグレイハンク伯爵の意図は通じていた。しかし、かなりの時間と苦労を費やした。

 手紙の雑文から隠された情報を自力で拾い上げ、黄葉離宮の女仙達に助力してもらい、シークレットメッセージを読み解いた。

(手紙の検閲で、三皇后は既に情報を得てしまっているわ。ベルゼフリート陛下には教えられていないのですね)

 一読で見抜いた帝国宰相ウィルヘルミナには遠く及ばないが、セラフィーナもバルカサロ王国の内部情報を読み解いた。

(緊急開催された三頭会議で、バルカサロ王の死が議論されたに違いないわ。他の妃達にもまだ開示されていない⋯⋯。だから、情報を欲しがっているのでしょう。残念⋯⋯。三皇后を出し抜けていれば、もっと有益に情報を取引できたのに⋯⋯)

 セラフィーナはグレイハンク伯爵を責める気にはなれない。

(高望みはできませんわ)

 三皇后は相手が悪すぎる。検閲で手紙の文面が筒抜けである以上、複雑な暗号文でも使わない限り、情報は盗まれてしまう。こればかりはどうしようもない。

 むしろグレイハンク伯爵はできる範囲で、よくやってくれていると高く評価していた。

「王様が死んでるってヤバいじゃん。僕も一時期、死にかけて帝国がヤバかったから、向こうをどうこうは言えないけどさ。そんなの手紙に書いてあった?」

「ちょっとした暗喩で示されていましたわ。バルカサロ王国を象徴する国獣はエルクですわ」

? エルフじゃなくて?」

「エルクはヘラジカとも言いますわ。巨大な角を持つ鹿です」

「大きい鹿⋯⋯? ん~。あぁ! アルテナ王国の宝物庫を探検したときに剥製を見たかも!!」

「その剥製は私も覚えがありますわ。ヘラのように広がった両角が金箔と銀箔で彩られておりませんでしたか?」

「鹿の大きな角が金ピカと銀ピカだった!」

「ガイゼフと結婚したとき、バルカサロ王国から送られた贈呈品ですわ。置き場所に困り、色々と迷った挙句の果てに、手入れが大変だったので⋯⋯。宝物庫の奥に仕舞われました。懐かしいですわ」

「うげー。元彼の話なんか聞きたくなかったかもー。過去なんか懐かしまないでよ」

「ふふっ。そうですわね。失礼いたしましたわ。ベルゼフリート陛下♥」

 本当は違う。セラフィーナはベルゼフリートの嫉妬を煽るために、わざと前夫ガイゼフの名を懐かしむ振りをした。

 エルクの剥製が宝物庫に入れられた理由は、リュートとヴィクトリカが跨がろうとして怪我をしたからだ。王子と王女の幼馴染だったロレンシアは、その出来事をよく知っている。

(母乳を吸うお口が止まっておりますわよ。ロレンシア?)

 セラフィーナはロレンシアの頭を撫でた。二人が切り捨てた望郷の念だ。今さら手を伸ばすべきではない。

 ――ロレンシアはまだ覚えている。

 ヘラジカの剥製をよじ登ったヴィクトリカが落下して骨折し、受け止めようと下敷きになったリュートも打撲。慌てたロレンシアは大泣きしながら女官のリンジーを呼びに走り、階段から転げ落ちた。

 子供達の怪我は軽傷で、骨折したヴィクトリカも数カ月後には元気に走り回っていた。再び同じことをすると考えたセラフィーナとガイゼフは、子供達がアスレチックに使っていたエルクの剥製を宝物庫に隠した。

 有名なアルテナ王家のエピソードである。

 ロレンシアは近衛騎士団に入団してから、レンソンなどの同期からこの逸話で何度も冷やかされた。

「んぅっ⋯⋯♥ れろっ♥ んふぅっ♥」

 促されたロレンシアは乳吸を再開する。セラフィーナは満足げな表情で頷いた。

 二人の淫女はこの逸話を懐かしむ資格がない。十年以上も紡いできた幸せな記憶よりも、ベルゼフリートの寵愛を選んだのだから。

「ベルゼフリート陛下♥ お話の途中ですがオチンポを挿入していただけますか♥ 私の心から他の男を消し去ってくださいませ♥ はぁ、はぁ⋯⋯♥ この猛った巨根で⋯⋯子宮に刻み込んでぇ⋯⋯♥」

「浮気性の売国女王様はオチンポで分からせてあげないと駄目ってことかな。いいよ。お望み通り、これが欲しかったんでしょ?」

「んぅぅっ♥ はぃっ♥ ほしかったのぉっ♥ おぉっ♥」

 セラフィーナとベルゼフリートは正常位で交わる。太ましい巨根が膣穴を押し拡げ、肉襞の道を突き進み、最奥の子宮へ達する。ロレンシアも主人の双乳を交互に甘噛し、セラフィーナの快楽を煽り立てた。

「じゃあ、話の続きをしてよ。エルクがヘラジカっていう大きな鹿なのは分かったから」

「は、はぃ♥ グレイハンク伯爵が送ってきた手紙で、エルクの角を取り扱う商人について記述がありましたわ」

「あったかな? うーん。あったかもしれない⋯⋯」

「回りくどい文章表現でしたが、エルクの統率者が斃れたと解釈できる文脈を発見しましたわ。他にもいくつか隠された言葉があり、それらのキーワードを繋げていくと⋯⋯」

「バルカサロ王国の王様が死んじゃった、となる?」

「はい。そして後継を巡って、身内同士の争いですわ。グレイハンク伯爵の推察は概ね正しいでしょう」

「身内の争いか。どこでもやってることは同じだね。せめて僕の子供達は母親が違っても、兄弟姉妹でも仲良くしてほしい。そういえばさ、バルカサロ王国の王家って人数が多いんじゃなかった?」

「バルカサロ王家の血統という意味なら百人以上はいたかと⋯⋯。ですが、継承権を持ち続けている王族は、そこまで多くありませんわ。十数人程度だと思いますわ」

「王位を継げない王族がいるってこと?」

「はい。他国の人間と結婚したら継承権を失う。バルカサロ王家の出身者は、他国の有力者や豪族と政略結婚しておりますわ」

「外国に王族を送り出せるくらい駒数が足りてるわけだ。⋯⋯セラフィーナもガイゼフと政略結婚してたね。じゃあ、ガイゼフは王位を継げないわけだ」

「そうなっておりますわ。教会が私との離婚を正式に認めた後は⋯⋯どうなのかは分かりかねますが⋯⋯」

「ガイゼフって中央諸国で反帝国の活動家になってるんだよね」

「ヴィクトリカとは距離を置かれているようですわ。アルテナ王国の民からは失望されておりますもの」

「戦争に負けちゃったもんね。レオンハルト達を相手によく戦ったと褒めてはあげるよ。戦場でよく殺されなかったもんだ。たださ、ほんと、無謀すぎ。帝国の戦力を完全に見誤ってる」

「その通りですわ」

「他の国はまだ帝国を侮ってるのかな?」

「戦争に敗れたバルカサロ王国は、領土内での被害こそありませんでしたが、大きな損害を被っておりますわ。恐怖はあるでしょう。メガラニカ帝国という眠れる獅子を起こしてしまったのですもの」

「はぁ⋯⋯。グレイハンク伯爵の手紙はよく読まないと駄目だね。ありがと。情報は噂話で妃達に流しちゃうから」

「構いません。次はベルゼフリート陛下の番ですわ」

「もちろん、いいよ。取引だもん。セラフィーナの質問にいくつか答えてあげる。まずは妃を孕ませてる理由から話そうか? 妃達の妊活は三皇后が推進してるの」

「三派閥のご意向だったのですね」

「来年には新しい妃を迎えるかもしれないでしょ。まだ妊娠してない妃は超焦ってるの。それで妃同士の諍いもあったりとか、なかったりとか⋯⋯ね」

「妃同士の諍い?」

「僕もよくは知らない。たぶん軍閥派かな。ハスキーとかお喋りな警務女官達はそう噂してたよ。お風呂でマッサージしてくれる庶務女官は宰相派じゃないかって予想してたけど、大穴狙いな気がする。僕は軍閥派と予想。レオンハルトやヘルガが忙しそうだもん」

「妃ではありませんが、つい最近⋯⋯湖の上で眠っていた方を目撃しましたわ」

「アレキサンダー公爵家の姉妹喧嘩とは別件だよ。あっちは大事にはならない」

「妃達の諍いは解決したのですか?」

「和解してる。揉め事は大神殿が仲裁したって、もっぱらの噂。派遣された調停官はアストレティアかな? 神官が出てきたら、妃達もお互いの醜聞になるから聞き分けがよろしくなる。セラフィーナも経験あるよね?」

「思い出したくありませんわ。生きた心地がしませんもの」

「他に質問はある?」

「メガラニカ帝国とルテオン正教国が水面下で接触していたと耳にしましたわ。教会が乙女を貢いだというお話も⋯⋯。その辺りをベルゼフリート陛下はご存知でしょうか?」

「まだ確定じゃないんだけど、中央諸国や教会圏と衝突を避けるために、婢女ひじょとして入内させるかもって言われてる」

婢女ひじょ?」

「秘匿された特殊な女仙。皇后、王妃、公妃、愛妾、側女、女官、そのいずれにも当てはまらない。婢女の存在は人々に一切公開しない。後宮における階級外者。蔑称になるけど、アウトカーストとも呼ばれる」

「何かしらの理由があって、存在を公にできない女仙ということでしょうか?」

「その理解で合ってるよ。実を言うとセラフィーナは婢女ひじょを知ってるよ。ロレンシアにいたっては実物を見たことがある。僕を産んだ母親がまさしく婢女だ。女仙化してたらしいからね」

 ベルゼフリートの産んだ母親は、植物状態で息子の赤子を産んだ。魂は失われ、意識が戻ることはなかったが、繰り返される母子相姦で子供を産み続けた。

 体液を摂取し続けた体は、血酒を飲み干した女仙と大差なく、大神殿は皇帝の生母を婢女と見做した。

 本来、皇帝となるはずだった少年は、実母の生きた屍を抱くことで荒魂を鎮めた。破壊者を封じる器は、相姦児のベルゼフリートに引き継がれ、役目を終えた母子は眠りについた。しかし、それまでにベルゼフリートの姉弟を何人も産み落としている。

「国家が認めた女仙だから、大妖女レヴェチェリナとかは婢女じゃないよ。あれは魔物でもあったしね。とにかく婢女については僕もあまり分からない。皇帝である僕にも婢女の存在は隠されてる」

「今も婢女がいるかどうか、ベルゼフリート陛下は認知されていない?」

「分かんないよ。三皇后とか上級妃、大神殿の記録係とか、女官総長くらいじゃないと知らない国家機密だもん。教会が貢いでくる乙女ってのもさ、もう女仙になってる可能性だってあるよ。そんで一生涯、どこかに幽閉とか」

「ヘルガ妃殿下の仰る通りなら、私の黄葉離宮で預かることになっておりますわ」

「そうなの? じゃあ、僕も会えそう。楽しみだね。教会の乙女ってのがどんな娘か気になる」

 ベルゼフリートとセラフィーナには知らされていないが、婢女は一人存在している。その身柄は魔狩人が預かっており、元魔物であるため軟禁状態が続いていた。

 元牛魔のキュレイと皇帝ベルゼフリートが邂逅する日はまだ先である。

【I’m moralist】「精隷牢獄リェグ~奇形魔物との自慰交尾に伴う破滅願望~」最底辺の魔物と交尾! 異種姦出産孕ませ

三紋昨夏の個人的レビュー

 安心と安定の「I’m moralist」作品です。ヒロインは魔物から人々を守護する「精霊リェグ」。エルフ耳のロリ美少女ですが、破滅呪詛を受けたせいで「破滅したい⋯⋯♥」という欲求に10年も悶える。

 ある日、リェグは自宅地下に召喚した最底辺の弱々魔物と交尾する危険な遊びをしてしまう。

 当初こそ用心深く、遅効性の麻痺術を魔物に仕込んで制御していたが、自身の魔力を封じて弱者プレイに興じ、魔物との交尾に夢中になるリェグ! 末路は精隷牢獄でグロテスクな魔物を生み続ける惨めな仔袋に⋯⋯。

 お美事な破滅的異種姦ENDを迎えましたとさ。めでたし! めでたし!

 総評を述べると味わい深い作品でした。同人エロゲRPGの終盤でありがちな精神です。レベルMAX、ステータスがカンストの強強キャラを雑魚モンスターに襲わせてみたり、わざと敗北してエロシーンを回収したり⋯⋯。それまで処女プレイを徹底していたのに、急にエロ全開でプレイしたり⋯⋯。

 今作もそんな感じの「味」があるのですよ。

 ちなみに竿役は一切喋らない雑魚モンスター。こいつは竿役のプロですよ。身振りと手振り、セックスだけで自分を魅せる。下手に喋らないのが下等な獣っぽくて良き。

 ボテ腹⇛妊娠⇛出産の過程が描かれてるのも良いです! 1ページ目ではあんな冷めた瞳をしていたリェグちゃんが⋯⋯。破滅系の物語も良いものですね。

 ところで⋯⋯リェグちゃんがメドマの破滅呪詛を受けたのが10年前⋯⋯。

 10年に呪いを受けた⋯⋯?

 リェグちゃんは美しいけれど⋯⋯少女と呼べる年齢か⋯⋯?( ˘•ω•˘ ) 

 原作者の犬侍さん! リェグちゃん(28歳)とかじゃないですよね⋯⋯!?

オマケ小説についての余談

 コミックの他にオマケで小説もついてきます。

 残念だったのは「字下げ」がされていないこと。小説PDFとテキストデータがあるのですが、縦書き小説では先頭を一文字あけてほしかった! 非常に残念でした。

 いっそ、私が組版してあげましょうかってくらいです(というか、テキストデータがあったので個人用にヤッた)。

字下げされてないと目線が迷子になるのだ!

 さらに付け加えるなら、一行が60文字以上あることもですね。理想は40文字程度で、絶対に50文字を超えてはいけないのです。なぜかと言われれば、目線が疲れるからです。38~43文字が一般的です。

 オマケ小説だから、そこまで気にするべきじゃないのかもしれませんけれど。

 実際に1ページ目を加工すると下記みたいな感じです。

 内容についてはモザイクをかけてます(これは購入特典ですからね! ちゃんとDLsiteで購入しましょう!!)。

 オリジナル版だと15ページのオマケ小説ですが、実際に組んでみると31ページくらいはあるんですよね。作品を出する度にクオリティを上げておられますから、いつかはルビ芸とかも見せてくれんじゃないかなと期待はしています。しかし、「♥」を多用しない小説を久しぶりに読みました。

発売元(サークル名)I’m moralist
原案・小説原作犬侍
漫画原作柳原ミツキ
作画ふじのん
編集フェルミン
発売日2025年03月25日
価格990円
ジャンル首輪/鎖/拘束具 エルフ/妖精 退廃/背徳/インモラル 妊娠/孕ませ 触手 異種えっち ぼて腹/妊婦
妊娠描写あり
ヒロインのリェグが雑魚魔物の孕み袋に。異種姦で出産まで描写

あらすじ

異種姦出産孕ませを描くのはこの最強チーム!
”深淵の執筆者”犬侍の原案を、”叡智の貴族”柳原ミツキの漫画原作と”闇のカリカチュアリスト”ふじのんの作画のタッグでコミカライズ!

【クレジット】
原案・小説原作…… 犬侍
漫画原作   …… 柳原ミツキ
作 画    …… ふじのん
表紙イラスト …… ふじのん
表紙デザイン …… 柳原ミツキ
編 集    …… フェルミン
制 作    …… 同人サークル『I’m moralist』

【仕様】
モノクロ漫画本編+モノクロイラスト……30ページ+1ページ
カラー表紙            ……1ページ
おまけ小説            ……17877文字
全32ページ

月刊Web男の娘・れくしょんッ!S Vol.108(表紙:御家かえる)

一水社『月刊Web男の娘・れくしょんッ!S』
(毎月15日)

新学期!
出会いは食パンを咥え、曲がり角での激突から始まります!!

御開帳のラッキースケベパンチラと、無防備の内腿にドキドキ!
暖かな日差しの中、新たな恋の始まりの予感!!

◆和田ちん【まるみえ!】
隣のマンション、窓のカーテンから見えるものが刺激的すぎる!?
◆コショウ【誘惑湯けむり!青葉くん】
知り合いの男の娘と温泉で鉢合わせに、何かが起こる予感!?

★収録作品★ 【まるみえ!】和田ちん 【誘惑湯けむり!青葉くん】コショウ 【さくらリメンバー】蟻乃 【ウカくんとウヅキくん】蒂絵夢 【人見くんの秘密】泰三 【資料室で閉じ込められた男の娘の先輩と俺 何も起きないはずがなく】スノウ ■表紙イラスト,御家かえる

今号も可愛さとエロを完全追及、花より団子より男の娘!
春の咲き乱れる男の娘百花繚乱、魅力充満な男の娘で眩しさ溢れ捲りです!!

女の子と見紛うばかりの可愛さに女の子以上の超エロさ、超エロ萌え全6作品!
是非ご覧下さい!!

表紙イラスト御家かえる
執筆陣御家かえる / 和田ちん / コショウ / 蟻乃 / 泰三 / スノウ / 蒂絵夢 / 一水社編集部
価格770円(税込)
発行日2025/04/15