【217話】絶頂を永遠に(♥)

 黄葉離宮の主寝室から聞こえる淫悦な嬌声。甲高い喜悦の音吐おんとが廊下に響き渡る。

 パンッ♥ パンッ♥ パァン♥

 男女の肌が荒々しく衝突する肉音。寝台の床板が軋み、沈み込んだマットレスがギシギシと騒音を奏でる。

「はぁはぁ⋯⋯! はっ⋯⋯ふぅ⋯⋯!」

 少年の苦しげな息切れの呼吸。大きく空気を吸い込み、肺から吐き出す。今は夜伽役に身を任せるのではなく、 ありったけの力で男根を打ち付けている。組み敷いた牝牛の淫母をよがり狂わせる。

「んっ⋯⋯! はぁはぁ⋯⋯!」

 汗を吸った前髪が額に張り付く。激しさを増していく性交は、交わる男女の体力を奪っていく。肉体的な疲労、そして何よりも絶頂を我慢する忍耐の限界が近づいていた。少年は母乳が噴き出る爆乳を力いっぱいに抱きしめた。

 淫母に取り憑いた牝牛の獣霊が狂乱している。優れた精霊術師によって使役された最上級霊であろうと、大陸全土を滅ぼす破壊者の荒魂が相手では勝負にならない。掻き消されぬように、憑いた肉体にしがみ付く。かろうじて憑霊の獣化状態は維持された。

「ベルゼフリート陛下ぁ⋯⋯♥ 愛しき御主人様⋯⋯♥ 尊き胤を♥ 愛妾の卑しき胎にお注ぎくださいまぜ♥ どうかっ♥ 私に寵愛を⋯⋯♥」

「はぁはあ⋯⋯! ふぅ⋯⋯! ん⋯⋯くっ⋯⋯!!」

 小さな体躯で果敢に腰を突き上げる。淫母の艷尻が浮かぶ。交合の強度は最高潮に達する。

(あぁっ♥ 小さい身体なのに力強いっ⋯⋯♥ 獣霊が取り憑いているせいかしら? 普段よりも敏感に感じるっ♥ 生命力に満ち溢れておりますわ⋯⋯♥)

 深々と突き挿さった極太巨根は、爆乳巨尻の女体を完全屈服させる。調教が完了したオマンコは、少年のオチンポでしか快楽を得られない。押し拡げられた膣道は寵姫の証だ。

(あぁ♥ くるっ♥ きちゃうっ⋯⋯♥)

 陰茎が脈動する。裏筋を通る尿道が盛り上がり、泥々の粘っこい濁流が放出された。

「――あぁっ♥ んぁ♥ お゛ぉ♥」

 妊娠済み子宮に接射し、胎内に濃密な精子を送り出す。ずぶ濡れのオマンコが極太オチンポを揉みほぐし「ぐぢゅっ♥ ぶゅぢゅ♥ ぐぢゅんっ♥」と卑猥な波音で喘いでいる。

「あぁっ♥ んぁっ♥ あぁぁんんっ⋯⋯♥ ん゛おん゛ぅっ♥ んあぁぁおぉっ⋯⋯♥ お⋯⋯ふぅっ⋯⋯♥」

「野性的な悦び顔だね」

「んぁっ♥ 申し訳ございません♥ 品が悪かったでしょうか?」

「獣霊が憑いてると性的感覚も変わるの? くすくす♪ 僕はきらいじゃないかな~♪ もっとオマンコを締めてよ。僕のオチンポが大好きなんでしょ?」

「あぁっ♥ はいぃっ♥ んひぃっ♥ 悦んでぇ♥ ベルゼフリート陛下の極太オチンポに御奉仕いたしますわぁ♥」

 牛獣の精霊を憑依させた美熟女は股を大きく開き、少年の猛々しい肉欲を受け止める。究極の快楽に身を委ね、蹄に変化した足先を痙攣させる。

(あ゛ぁあぁぁ~~♥ う゛ぅ~~♥ しゅごいっ♥ 乳首責めでアクメした直後にオマンコの奥に射精♥ 根本まで突っ込まれたオチンポで掻き混ぜられるっ♥ 極上の皇気が流れてきますわぁっ♥ 荒魂の瘴気が⋯⋯♥ 私の全身に宿るっ⋯⋯♥)

 視界が真っ白に染まる。

(あぁ♥ 深く繋がっていますわ♥ 身体だけじゃない⋯⋯♥ 魂が交わる⋯⋯♥ 本物の愛しみ合いっ♥ 今♥ 私はぁ♥ 女の本懐を遂げいていますわ♥)

 淫奔な己の本性をもはや恥じたりはしない。素肌を暗褐色に焦がし、獣霊憑依で母乳を撒き散らす牝牛になってでも、愛する少年に尽くしたい。堕ちきった女王は誰にも止められない。

「膣内にいっぱい出すよ。いいよね? お腹、苦しいならやめとく?」

「大丈夫ですわ。存分にお注ぎください♥ いと尊き子種をいただく誉れぇ♥ これこそ愛妾の役目ですわ♥ きっと胎の御子も悦ぶでしょう♥」

「じゃあ、遠慮なく」

「はぁはぁっ♥ どうか乳房を抱きしめてくださいませ⋯⋯♥ あぁっ♥ んぁっ♥ ありがとうございますぅ♥」

 セラフィーナは胸中に抱きしめたベルゼフリートの頭を撫でる。射精の勢いを強めたベルゼフリートは、母乳で腫れた爆乳を搾る。

「ベルゼフリート陛下♥ 心から⋯⋯♥ 愛しておりますわ⋯⋯♥」

「僕もだよ。僕好みに染まっていくセラフィーナは、とっても可愛がりたくなる」

 背徳と不義で結びついた熟女と少年は互いを強く求め合った。

「にゃんていうか⋯⋯。普通にド淫乱なセックスにゃん。宮中で流れてた噂とそんな変わらにゃいのね。あー、ふしだら! ふしだら!」

 頬杖をついて寝転んだキャルルは、セラフィーナとベルゼフリートの激しい性行為を近くで眺めている。

 二人のセックスに野次を飛ばすが、そんなキャルルも先程まではベルゼフリートに跨って、尻を上下に振っていた。交代までに五回の射精を楽しみ、潤沢な精液が子宮に注がれている。膣穴からは白濁液が流れ出ていた。

「キャルルだって僕とヤってるときはこんな感じだよ?」

「アマゾネス的に妊娠できないセックスは不満足にゃ~」

 キャルルが避妊薬を服用していなければ、高確率で妊娠していただろう。しかし、軍人でもあるキャルルは分別を弁えている。無位無官で何ら重責を負わない愛妾が少しだけ羨ましかった。

「まったくさ⋯⋯。そうやってセックスを批評するのやめてよ。キャルルの悪い癖だ」

「アルテナ王国の女王様がどんなセックスするか知りたかったにゃん」

 キャルルに言及されて、セラフィーナはアルテナ王国の性風俗がどんなものであったかを思い出そうとする。

(今にして思えば、お子様の遊びでしたわ。当時はセックスがこれほど気持ち良い行為だとは分かっていなかった⋯⋯。ガイゼフが凡庸な男だった⋯⋯というだけではなく、私にとってベルゼフリート陛下が大切な存在になってしまった⋯⋯♥)

 頬を赤らめる。愛する少年を胸中に抱く幸福に酔う。嘲笑や罵倒は耳に入ってこない。どれだけ下品で淫らな痴態を晒そうと、もはや愛情表現の一つでしかなかった。

「皇帝と女王だからって、上品なセックスをするわけないじゃんかー。そもそも後宮に入ってからのセラフィーナは僕の愛妾で、ほぼ性奴隷みたいなもんだしさ。もちろん、妻でもあるし、家族だよね」

 ベルゼフリートはセラフィーナの爆乳に接吻する。乳房にくっきりとキスマークを付けようとしてくる。

「あぁんっ♥ ベルゼフリート陛下⋯⋯♥」

「誰がなんと言おうと、もうセラフィーナは僕だけのモノ。だって、こんなにも愛し合ってるんだもん。ね?」

 上目遣いで甘える仕草は、母親の愛情を確かめる幼気な子供の振る舞いだ。二人を結びつける不徳の絆は、一般的な男女の性愛とも異なる。母性愛に飢えた息子は、失った母親を追い求めている。

(言葉に出さずとも私は分かっていますわ♥ ベルゼ♥ 後宮には数え切れぬほどの美女がいるけれど、寂しがり屋の貴方が求める母親ママは私だけ⋯⋯♥ 貴方が母の愛を欲する限り、私は特別な存在ですわ♥)

 幼帝のインモラルな恋慕は、出生時の悲劇に起因する感情だ。ベルゼフリートは母子相姦の忌み子として産まれた。その記憶を追体験したセラフィーナは知っている。幼すぎる皇帝ベルゼフリートが母親を欲していた。

 過去を知ったベルゼフリートは実母への未練を断ち切った。心の整理は付けた。その後、母を求める満たされぬ欲求はセラフィーナに向けられた。

 セラフィーナは特別な寵愛を授かっている。だが、慢心はできなかった。恋心は移り変わる。それはセラフィーナ自身にも起きた。大切にしていた家族と故国をセラフィーナは裏切っている。

 だからこそ、幼帝の愛が不変だとは思わない。

(いつの日か親離れの刻は訪れるかもしれない。その前に確固たるポジションを得ておきたいわ。一千年以上の寿命があるとされる陛下もいつか大人に⋯⋯。大人に⋯⋯?)

 セラフィーナはベルゼフリートの小さな身体を抱擁してみる。

(オチンポは大きいのに、こんなに小柄⋯⋯)

 初めて出会った日の夜、この小さな身体に押し倒された。強姦を受けて孕んだ記憶は克明に思い起こさせる。当時からまったく大きくなっていないと断言できた。

(一年前と体格がちっとも変化してないわ。まさか成長が止まってる? ⋯⋯陛下は大人になれるのかしら? 育ち盛りのはずだけど、背丈が伸びている様子がありませんわ)

 ベルゼフリートは今年で十四歳になる。成長の早い男子なら、大人びてくる頃合いだ。しかし、幼帝の異名通り、ベルゼフリートは小さな子供のままだった。

 幼さが色濃く残る外見は十歳くらいに見える。極度に肥大化した男性器を除けば、男性らしさが顕在化していない。

(身長については⋯⋯。口にしないほうが良さそうですわ⋯⋯)

 当人のコンプレックスを強く刺激するため、セラフィーナは言及しない。女性が体重を気にするのと同じようなものだ。成長の兆しが現れないベルゼフリートの短身をいじってくるのはネルティくらいであろう。

「セラフィーナは外国の人間だから、帝国とは性風俗もちょっと違うよね。陰毛を処理してなかったりさ」

「見苦しくないように整えるくらいはいたします。しかし、脱毛などはしませんわ」

「なんでだろ?」

「身体に術式を施すのは、良くないことだと教わっておりますわ。もちろん、治療行為などは例外です。しかし、美容系の術式を使っている女性はおりませんでしたわ」

 セラフィーナはキャルルの鼠径部を観察する。恥毛が一本も生えてない。綺麗な陰唇を自慢げに見せつけてくる。

「永久脱毛薬を使ったり、美容医療術の光線で焼いたり、処理方法は色々あるにゃ。医務女官に頼めば無料でやってくれると思うにゃん。あ⋯⋯。セラフィーナは日焼けしてるからダメかも⋯⋯。軍閥派の側女に針で脱毛してくれる軍医がいるから紹介する?」

「ダメダメ! 皇帝の僕が許可しませーん。セラフィーナはわざとこうさせてるんだ。異国情緒を残しておきたいの」

 ベルゼフリートはセラフィーナの陰核を指先で擦る。柔らかい黄金の恥毛は触り心地が最高だった。

「んぁっ♥ あぁんっ⋯⋯♥」

 甲高いがり声をあげる。射精を終えても男根は挿入されたままだ。

 ゆったりと腰の前後運動が再始動する。ベルゼフリートはセラフィーナの相手をしながら、ずっと気になっていた質問をキャルルにぶつける。

「そういえばさ。今日の護衛メンバーにシャーゼロットがいなかったのはどうして?」

「シャーゼロットお姉ちゃんは出張にゃん」

「僕の護衛任務があるのは知ってたんだよね? それなのに出張なんだ?」

 不自然だとベルゼフリートは指摘する。

「皇帝陛下の護衛から外されて悔しがってましたけど、帝国軍のお仕事ですからね。いつも私やタイガルラお姉ちゃんに地方派遣を押し付けてるんだから、たまにはシャーゼロットお姉ちゃんも貧乏くじを引いてくれないと」

「ふーん。あのシャーゼロットが貧乏くじ⋯⋯。珍しいね。どこに行ってるの? 遠く?」

 さり気なく深堀りする。皇帝護衛は帝国軍の最重要任務だ。

 軍務省の最高位、メガラニカ帝国の総軍を指揮する帝国元帥レオンハルトが他の仕事を後回しにして、自ら皇帝護衛の任務にあたることもある。

 シャーゼロットの不在にベルゼフリートは強い違和感を覚えていた。

 重要な任務があったとしても、長女は妹達に仕事を押し付ければいい。当主になったレオンハルトだけは例外だが、アレキサンダー公爵家の七姉妹は年功序列だ。

「んー。まあ、機密情報でもないですし、喋っても大丈夫か⋯⋯な⋯⋯? えーとですね、シャーゼロットお姉ちゃんは魔狩人の狩猟本館にお出かけです」

 キャルルは語尾に「にゃん」をつけ忘れている。しかも、確認を取るように警務女官長ハスキーの顔色を伺った。

「魔狩人ね。冒険者組合と同じで、廃都ヴィシュテルの復興絡みの交渉ってこと?」

「まさか。とんでもない。魔狩人は魔物退治しか能のない連中です。メガラニカ帝国の政策や戦争に関わりません。興味もないでしょう。魔物絡みの話となれば別ですが⋯⋯」

「じゃあ、シャーゼロットはで交渉しに行ったわけだ」

「皇帝陛下に隠し事はできそうにないですね。私が話したっていうのは秘密ですよ? お姉ちゃん達に叱られます」

「僕の口は固いよ。話して、話して~。気になる! 知りたい!」

「討伐した魔物の確認です。旧帝都ヴィシュテルに集結してた上位種の魔物は一掃しました。私も一匹、上位種の魔物を倒しています。でも、ひょっとしたら討ち漏らしがいるかもしれません。そこでお互いの情報を突き合わせています」

「⋯⋯え? それだけ?」

「はい。それだけですよ。私とタイガルラお姉ちゃんは、大妖女レヴェチェリナや神喰いの羅刹姫ピュセルの討伐作戦に参加できませんでした。そういうわけで、今回ばかりは私達に仕事を押し付けられなかったんです」

「なーんだ。もっとすごい特別任務かと思ったのに⋯⋯」

 釈然としなかったが、そんなものかと納得する。

 ベルゼフリートは性交に意識を戻した。セラフィーナの乳房を鷲掴み、溢れ出た母乳を舐め取る。牝牛の淫獣になった美女を愛でる。爆乳巨尻の揉み心地を堪能しているとき、ふと思い出してしまった。

「ん~。あれ? セラフィーナって⋯⋯。前にも牝牛になったことある?」

「こんな経験をするのは生まれて初めてですわ」

「牝牛⋯⋯。牛の獣人⋯⋯。誰だったかな。宰相派に牛族出身の公妃が一人いるけど巨乳じゃないし⋯⋯。巨乳の子は女官で何人か⋯⋯。いや、でも、夜伽に呼んでないね⋯⋯。ん? んん~? セックスした気がするんだけどなぁ」

「どうされました?」

「たぶん、僕の勘違いかな。セラフィーナほどじゃないけど、オッパイの大きい牛族の獣人女を抱いた気がしたんだ。一人だけ牛族の公妃がいるけど、あの子はスリムな体型だし⋯⋯。やっぱ気のせいかな。そもそも足先が蹄になってる亜人種なんかいない」

「私の両脚⋯⋯。本当に大丈夫なのでしょうか⋯⋯? 身体がここまで変化するなんて。とても強力な精霊術では⋯⋯?」

 セックスの最中もセラフィーナは副作用に怯えていた。

「獣霊憑依は戦闘で使う強化効果にゃん。セラフィーナは母乳生成が強化されちゃったけど、本当は運動能力が飛躍的に上昇するにゃん」

 実際、雌獅子の獣霊を憑依させたキャルルは敏捷性が上がっている。

「通常状態でもキャルルはめっちゃ強いじゃん。支援系の精霊術って必要あるの?」

 ベルゼフリートの言葉に対し、故国の敗戦で姉妹の強さを痛感しているセラフィーナは力強く相槌を打つ。

「腕力は姉妹で最弱にゃん。だから、小手先の技術は大事にしたいにゃ~。にゃん、にゃん♥ ⋯⋯その昔、腕相撲で酷い目に遭ったにゃ」

「あ、それ知ってるかも。腕相撲でレオンハルトに利き腕の肩を外されて、タイガルラが治そうとしたら悪化した事件?」

「そう。それにゃ。脱臼で済む怪我だったのに、タイガルラお姉ちゃんのせいで全治一カ月に⋯⋯」

「災難だったね。腕力勝負で最強なのはレオンハルト? じゃあ、二番目は? タイガルラ?」

「んー。たぶん、シャーゼロットお姉ちゃんか、本気を出すならブライアローズちゃんかな」

「え? ブライアローズ!? ほんとに⋯⋯? アマゾネス族だから先天的な筋肉はあるけど⋯⋯寝てばっかりだよ? それなのに強いの?」

「野生の獅子は筋トレをしないにゃん。ブライアローズちゃんが万全の状態で戦えば、シャーゼロットお姉ちゃんにも対抗できる。だから、姉妹喧嘩ではかなり強いのにゃ」

「意外だ。姉妹喧嘩とかしてたの?」

「母親の競い合わせて強くする教育方針だったにゃん。姉妹喧嘩を推奨してたにゃ。控えめに言ってもクズな母親だった」

「⋯⋯ヴァルキュリヤもさ。公爵家を背負ってたし、色々あったんだと思うよ?」

 ベルゼフリートは姉妹の母親である先代当主ヴァルキュリヤを擁護する。

「そうでしょうかねぇ? 八人目を産むのは私利私欲な気がしてならない。私達がしっかり孫を産んだのに⋯⋯。は最低」

「語尾の『にゃん』を忘れてるよ。それとさ、その言葉は僕だけじゃなくて、セラフィーナにも刺さるからやめて⋯⋯」

 罪悪感でベルゼフリートは顔を背ける。ヴァルキュリヤを孕ませたのは、ウィルヘルミナの指示だった。七姉妹は母親の妊娠を祝福していない。娘である自分達に対する裏切りだと非難していた。

 話を聞いていたセラフィーナは、面識のないヴァルキュリヤに共感する側だった。娘を裏切ってでもベルゼフリートの子供を孕みたくなる気持ちが、セラフィーナには理解できる。

(アマゾネス族は強い子孫を残したいと願う種族⋯⋯。隠居の身であろうと、ヴァルキュリヤさんが誘惑に負けるのも当然ですわ。だって、ベルゼフリート陛下のオチンポはこんなにも強い⋯⋯♥ 膣壁から伝わる勇猛な脈動が女を酔わせる⋯⋯♥ はぁ♥ ふぅ♥ あぁ⋯⋯♥ イくっ♥ またイってしまいますわ♥ 子宮がキュンキュン疼く♥ この絶頂を永遠に味わいたい⋯⋯♥)

 恋い焦がれる半獣の牝牛は女陰を濡らす。ベルゼフリートの執拗な口吸いでキスマークが印された爆乳を弛ませる。美しく、柔からで、艶やかなデカパイは艶美の至宝であった。

 たとえ肌を小麦色に焼き、四肢が白黒模様の獣皮で覆われようと、その美貌は陰らず、異性を虜にする妖艶さを醸し出す。セラフィーナは黄金の絹髪を振り乱し、今宵もベルゼフリートとの愛を深めるのであった。

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