2025年 2月10日 月曜日

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〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉 【12話】ラブ・ハイポーションの効き目

短編小説魔法と奇跡のミスティリオン〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉...

「アガァ⋯⋯! ウゥゥゥウゥゥゥゥゥウウウウウウーー!! アァ! アァァ、ウァアァァァーー!!」

 血の涙を流すロザリーの両目。瞳は爬虫類のような眼孔に変じる。

「⋯⋯うわぁ。目付きがやばい」

 暴走した魔力がロザリーの肉体を変異させている。

「荒事にするつもりはなかったが⋯⋯。呪い⋯⋯刺青⋯⋯。スティグマ系の魔法⋯⋯。どの階位だ? チッ! まあ、俺がやることは一つだよな?」

 原因は皮膚を動き回っている漆黒竜の刺青だ。

(祈りで魔法を消し祓う)

 強力な呪詛がロザリーの心身を蝕む。毒蛇のように巻き付いていた。

「我が祈りは折れぬ剣。我が信仰は砕けぬ盾。我が救済は断ち切れぬ鎖」

 聖句を読み上げる。激しく動いていた竜紋が硬直した。敵意を剥き出しにした呪詛がシオンに邪気を放つ。シオンは臆することなく両手で聖掌印を結んだ。

「――汝の憐れな魂を救い上げよう」

 吹き荒む風で窓が勝手に閉まった。

 呪詛の刺青はロザリーの肉体を操っている。邪悪な魔法による高度な呪詛だった。

(呪文宣告!? この状態で? ロザリーの魔力を操れるのか? 遠隔での操作? それとも憑霊? くそ。分からねえ。それに気にするべきはそこじゃない。何の呪文を唱えた? 壁、床、天井に厄介な方陣が展開してる。見る限り、攻撃系じゃなさそうだ。よく分からん)

 複雑な方程式が組み込まれている。シオンを逃さぬように暗闇の結界が構築された。

(くそ! よりにもよって防壁かよ⋯⋯! いや、閉じ込め効果なら結界魔法か? 俺じゃ区別ができねえ。だが、おそらく第四魔法だ。無理やり発動しやがった。俺が奇跡で魔力を削ぎ落としてるのに⋯⋯!!)

 第四魔法は領域ディメンションの位階。ロザリーの実力を上回る魔法が強制発動されていた。

(無茶な魔法発動だ。肉体に反動があるのは当然だ。時間をかけらねえ。ロザリーの脳が焼き切れる。そうはさせねえ)

 目的は敵の始末、そして裏切り者の口封じ。

 シオンを殺した後、ロザリーの肉体も自壊させるつもりなのだ。

「――汝の罪科を天秤に乗せよう」

 逃げる選択肢はなかった。祈りを込めて経典の言葉を読み上げる。刺青の呪詛は抵抗するが、シオンは瞬きさえせずに念じ続けた。

「――汝の贖罪を笏杖しゃくじょうで仰ごう」

 吐き出された魔力波をかわす。シオンはテーブルを蹴り飛ばし、壁を駆けた。どれほど強力な魔法攻撃でも当たらなければ意味はない。魔導具が散乱し、媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションが床に飛び散った。

「――人の子らよ、願い望み、救いを求めよ」

 距離を取りつつ、再び聖掌印を結ぶ。信仰力を得たタリスマンは光り輝き、邪悪な呪詛の魔法を消し飛ばす。

「あぁ⋯⋯うぅっ⋯⋯たす⋯⋯け⋯⋯て⋯⋯!」

 ほんの一瞬だけ、ロザリーが正気を取り戻した。無意識にであろう。シオンに向けられたものではなかったかもしれない。

 助けを求めていた。ロザリーは声を振り絞って助けを求めた。本能的な魂の叫びこそ、もっとも強い祈りが込められている。

(助けてやるさ! これでも聖職者だぜ? ただひたすらに祈りを捧げる! 邪悪な魔法を打ち砕くにはこれしかない⋯⋯!! 苦しいだろうが、今は耐えてくれよ。あと少しで魔法を崩せる)

 シオンは念じる。

 第零魔法の信仰は共鳴する。ロザリーは助けを求めた。魔法に対する恐怖に呼応する救済の御業。

「――欲する者のみに私は奇跡を与える!」

 

 人類に魔法を授けた大聖女は、竜族の古代魔法をも祓い消した。たとえシオンが未熟な見習いだとしても、真摯な祈りは魔法は敗亡させる。

「――悔い改めよ。祝福の刻は到来した!!」

 伝説の大聖女が起こしたような奇跡は起こせない。だが、竜紋の呪詛は人間が仕掛けた邪悪な魔法。聖導師は魂を救い、人々の想いに応える。

「うぉっ! 出るもんが出たな」

 ロザリーの肌から飛び出してきた漆黒竜の刺青を握り潰した。

 

「これが漆黒の古代竜? むしろ毒蛇だな。穢れた呪いの刺青め。消え去るがいい」

 シオンの皮膚下に潜り込もうと暴れたが、聖絶に耐えきれず消滅した。魔力が四散し、部屋を覆っていた暗闇が消え去った。

 ◆ ◆ ◆

「おーい。生きてるか? 生きてるよな?」

「⋯⋯あぁ⋯⋯うっ⋯⋯。何が⋯⋯起きて⋯⋯?」

 ロザリーの頬を叩いていたシオンは安堵する。

「とりあえず、そこのベッドで横になってろよ。お前、とんでもない魔法かけられてたぞ。神秘結社ドラゴノイドだっけ? 裏切り防止で呪詛の刺青を仕込むなんて堅気かたぎじゃねえよ」

 呪いから開放されて、ふらふらのロザリーをベッドに誘導する。

「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯。足に力が入らない」

 体格差があるせいで抱き上がるのは無理だった。

「しゃーねぇーなー。運んでやるか」

 みっともないが、両手を引っ張って、無理やりベッドに転がらせた。

「ちょ⋯⋯!! なによ、これ! なんか⋯⋯シーツが濡れてる⋯⋯!」

「なんでシーツが濡れてるかは心当たりはあるぜ。てか、ロザリーも使役魔で覗いてたんだから知ってるよな?」

「べちょべちょしてる⋯⋯嘘! これって⋯⋯。うわ⋯⋯いやぁ⋯⋯!!」

 先ほどまでアイリスと激しくセックスしていた寝床である。当然、色々な体液がベッドシーツに染みを作っている。

「命の恩人に文句言うな。床に寝かせるぞ」

「貴方⋯⋯! 最低! 私を騙したわね⋯⋯。本物の聖導師じゃないっ!」

「まだ読師見習いだ。今回の件で、アルヴァンダート先生が俺を認めてくれないかなぁ。無理かなぁ。しくじったしなぁ⋯⋯はぁ⋯⋯。気分が重たい」

「私を捕まえる気で⋯⋯!! だから、刺青の呪いが発動したのね!! そうでしょ!!」

「捕まえようとしたのはその通り。呪いが発動したのも俺のせい。悪かったよ。だけど、こうなりたくなけりゃ、アルヴァンダート先生に捕まっとけば良かったんだ。ここまで酷い目には遭わなかったろうぜ⋯⋯」

「冗談じゃないわ⋯⋯! このクソガキ! 貴方なんか⋯⋯!!」

 ロザリーは指輪に魔力を注ごうとする。何かしらの攻撃魔法を使おうとしたようだった。しかし、そよ風すら起きなかった。

「やめとけ。魔力切れだ。刺青の呪いが発動したとき、ロザリーの魔力を馬鹿食いしてた。そんな状態じゃ、しばらく魔法は使えねえよ」

「くっ⋯⋯!! 私を領主に引き渡す気なんでしょ?」

「そりゃそうだ。こっちにも言い分はあるぞ。ロザリーのせいで怪我人が出た。魔導具の密売は大っぴらにやらなきゃ黙認される。だが、あの魔導具はダメだ。人が死にかねない。危険物を路地裏で売ってたロザリーが悪い」

「使い方が悪かったせいでしょ。私のせいじゃないわ」

「いいや、ロザリーのせいだ。⋯⋯ってことは、なるほどね。はっはははは。笑っちまうぜ」

「何がおかしいのよ? 急に笑い出して⋯⋯気持ち悪い⋯⋯」

「その言い訳が出てくるってことは、魔導具を作ったのはロザリーじゃないだろ?」

「どういう意味?」

「ロザリーが売ってた魔導具は持ち主に危害を加える代物だ。暴走するとか、用途を間違えてとか、そういう理由じゃない。最初から使用者を傷つける害意がある。魔導具の製造者は故意犯だ。お分かりかな?」

「そんなはずないわ。だって、私が試しに使ったときは――」

「――それはロザリーが魔法使いだからだ。一定量の魔力があれば安全に使えるらしい。ルフォン先生とアルヴァンダート先生が調べたんだ。間違いないぜ。そこに転がってる魔導具は、魔力が脆弱な人間に危害を及ぼす。嫌がらせや悪戯の限度を超えてるぜ」

「そんなわけない⋯⋯だって⋯⋯。聞いてない。そんなの⋯⋯!」

「今なら信じられるはずだ。ロザリーは刺青の呪詛魔法に殺されかけたろ」

「⋯⋯⋯⋯貴方のせいじゃない」

「祓魔で誤作動した。刺青を聖職者が消そうとしたら裏切り判定になるわけだ。発動条件が雑すぎる。まるで捨て駒。同胞意識や安全配慮は皆無なお集まりじゃねえか。多少なりとも魔法の知識があるんだから、分からないはずがないよな」

「⋯⋯⋯⋯」

「なあ、どうして神秘結社ドラゴノイドなんかの売人やってるんだ? 第三魔法までは使えるんだろ。まっとうに魔法使いをやればいいじゃん」

「まっとうに魔法使い? できるわけないでしょ! シュトラル帝国ではどんなに才能があっても魔法を学ぶ機会がないんだから⋯⋯!!」

「才能があれば別だろ。平民でも推薦入学で⋯⋯」

「できないわよ! 知った風な口をきかないで! 推薦入学で平民が魔法学院に入学したのは制度ができてから、たったの一人だけじゃない!!」

(やっべ。そういえばアルヴァンダート先生が嘆いてたな。しかも、その推薦入学者は嫌がらせで卒業できなかったって話だ)

「今じゃ貴族の箔付けで使われてるだけ。今年の推薦入学者だってジェルジオ伯爵家の御令嬢じゃない! どれだけお金を積んだんだか」

「金は積んでない。今年の推薦入学者はそういう曲がったことが大嫌いだ。賄賂なんかやったら縛り首にされるぜ。⋯⋯でも、ロザリーが言いたいことは分かったよ。魔法学院で学ぶ機会が与えられなかったんだな。それじゃあ、独学で第三魔法まで修得したのか? 違うよな。誰かに教えてもらったろ」

 天才のシャーロットですら、ルフォンという家庭教師がいた。ロザリーに魔法を教えた師匠がいるはずだ。

「神秘結社ドラゴノイドは、私みたいな社会の底辺にも魔法を教えてくれるわ。才能さえあれば、機会を与えてくれるの!」

「弟子を取れるのは、第五魔法を修めた魔導師だけ、それと帝国の許可がいる。無許可の魔法使いギルド。絵に描いたような闇の魔法使いじゃんか」

「組織に貢献すれば次は第四魔法を教えてくれるはずだった⋯⋯! それなのに⋯⋯!!」

「そういう手段で勢力を拡大してるわけか。たくっ⋯⋯。闇深いぜ」

 シオンはロザリーの気持ちが理解できた。しかし、共感まではしない。

 魔法の才能が皆無のシオンは、魔法に対する憧れを捨てている。しかし、ロザリーのように魔法の才能に恵まれていれば、どうだろうか。

(そりゃ、能力があるなら鬱憤うっぷんは溜まるよな)

 才能があるのに魔法を学べない。そんな境遇であれば、ロザリーのように怪しげな組織にすがる者も出始めるだろう。

「魔法は三千年前に大聖女が人類に与えた偉大な叡智よ。貴族だけが独占してるシュトラル帝国は間違っているわ。貴方だって教会の聖職者なら、帝国の魔法教育がどれだけ腐ってるか分かるでしょ?」

「悪いが政治はノータッチ。政教分離だ。改革したいなら帝都で街頭演説でもしてくれよ。平和的手段なら俺だってとやかく言わねえ。危険な魔導具を売って怪我人を出してるのがダメなんだ」

「魔法には付きものよ⋯⋯。危険や代償があるから大いなる御業を扱える」

「ジェルジオ伯爵家の魔導師ルフォン先生のありがたいお説教の言葉を一つ授けようか? 目的が正しくても、手段が間違っていたら、それは許されない。ガキでも分かるぜ。そんな言い訳は通じねえ。俺の目を正面から見てない時点で、後ろめたさがあるよな?」

「綺麗事だけじゃ⋯⋯。世の中は変わらないわ⋯⋯!」

「自分が死にかけても神秘結社ドラゴノイドに忠誠を尽くすのか。律儀な性格。だけどさ⋯⋯」

「貴方なんかに私の気持ちが⋯⋯。分かるはず⋯⋯んぅ⋯⋯はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯んっ⋯⋯」

「どうした。顔色が悪い⋯⋯ってわけじゃなく、真っ赤になってるぞ? 魔力切れのせいか?」

「分からないわ⋯⋯。さっきからずっと身体が熱い。すごく⋯⋯熱くて⋯⋯。火照ほてるの⋯⋯。暑い。暑すぎる。服を着ていられない」

「ちょ! 何やってんだ? え゛!?」

下腹部あそこが熱い。熱くて⋯⋯! うっくぅううぅ⋯⋯我慢できない⋯⋯!!」

 ロザリーは息苦しそうにもがいている。

(なんだ? まさか呪詛魔法の残り火? ありえない。ロザリーの身体から引き剥がして魔法を打ち消した。後遺症? ルフォン先生に診てもらわないと⋯⋯。ん? んん? なんだ、この匂いは?)

 その時、奇妙な匂いが室内に充満しているのに気付いた。若干の魔力が宿った淫靡な香り。シオンは咄嗟に鼻を手で覆った。

「この匂いは⋯⋯? 香水? どこから⋯⋯? あ゛ッ!?」

 異常臭の発生源はひっくり返ったテーブルの近くに転がっていた。薬瓶が割れて、青紫色の液体が床に飛び散っている。

「しまったぁ! 媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーション!! テーブルを蹴っ飛ばしたときに割れちまってたのか。早く窓を開けて換気を⋯⋯はっ!」

 媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションは薄めて使う。たったの一滴で女を発情させる強力な魔法薬である。元々は家畜の繁殖を目的に作られた排卵誘発剤。種付けした牝を孕ませる薬品だった。

「はぁはぁ♥︎ うぅうぅぅうっ⋯⋯♥︎ 匂い♥︎ 男の匂いがする⋯⋯♥︎」

「ちょ、ロザリー? ロザリー!? ロザリーさん!?」

 気化した媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションを吸ったロザリーは発情状態に陥った。とろんとした瞳でシオンを見詰めている。ベッドシーツに付着した精液を吸っていた。

「んぢゅっ♥︎ はぁはぁ♥︎ これ⋯⋯精子⋯⋯♥︎」

 ロザリーが万全の状態なら、自身の魔力で薬効に対抗しただろう。しかし、今のロザリーは魔力切れで抵抗力が皆無だった。

「落ち着け! 落ち着くんだ! そんなものを吸ったらダメだ!」

「大丈夫⋯⋯♥︎ 良くなってきた♥︎ 媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションは私が調合したから⋯⋯。大丈夫⋯⋯♥︎ 何も悪いことは起きないから⋯⋯♥︎ ふぅーふぅぅー♥︎ ふぅぅっ♥︎」

「そっ、そっか。良かった。俺はなんともない。だけど、念のために距離を取ろう」

「だいじょうぶ。私は⋯⋯平気だから⋯⋯。シオン⋯⋯? シオンってよく見たら⋯⋯格好いいわ」

「ありがとう。嬉しいよ。だから、離れよう。お互いのために!」

「すごく⋯⋯いい⋯⋯♥︎ 私を助けたくれた♥︎ 私を捕まえたいんでしょ? それって⋯⋯つまり⋯⋯私が⋯⋯好き?」

 飢えた猛獣の目付きでロザリーは近寄ってくる。

「嘘だろ。まいったね。こりゃ⋯⋯。祓魔をもう一回やらなきゃな。よく聞け。ロザリーは媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションの淫香で正気を失ってるんだ。つまり、薬のせいで猛烈な恋心を抱いてるかもしれないが、それは魔法のせいだ。今から俺が魔法を奇跡で打ち消す」

「違うわ♥︎ これはきっと⋯⋯魔法じゃないィ!!」

「いいや、絶対に魔法薬のせいだ。祈りを捧げさせてくれ。十秒もあればきっと解ける。いや、ちょっと強がった。二十秒くらい。だから、にじり寄らないでくれないか? もうちょっと我慢できるだろ」

「はぁはぁ♥︎ 媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションは私が調合した。私に効果があるはずないでしょ?」

 ベッドから這い出たロザリーは、床に飛び散った媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションを舐める。舌を伸ばして、丁寧に原液を飲み込む。

「ほぉら♥︎ なんともなぁいわ♥︎」

「なっ! なにやってんだ! それ原液だって自分で言ってたろ!? 匂いを嗅ぐどころ経口摂取なんかしたら!?」

「はぁはぁ♥︎ 大丈夫♥︎ 魔法薬を作ったのは私。誰よりもよく知ってるわ♥︎ どうして壁際に逃げるの? そもそも誘ったのはシオンよね⋯⋯?」

「語弊がある。誘ったんじゃなくて、誘い出しただけ」

「だって、ずっと私にアイリスとの行為を見せつけてた⋯⋯。こういうことだったんでしょ?」

「ち、ちがう。記憶を捏造してるぞ! 正しい記憶を思い返せ! ロザリーが俺とアイリスのセックスを覗き見てたのは俺を警戒していたからであって、要するに――んぎゅ! んぅぅっ!?」

 ロザリーはシオンの唇を塞いだ。魔法を打ち消す奇跡が起こせるシオンだが、物理攻撃には弱い。しかも、祓魔の弱点を突かれてしまった。

 第零魔法は魔力や呪文を必要としない。その代わり、真摯な祈りを捧げなければ大聖女の恩寵は得られない。不純な感情を抱く限り、信仰魔法は無力となる。

(やばいっ! ロザリーに犯される⋯⋯!! 逃げ⋯⋯逃げないと⋯⋯ダメだ! なんて力だ⋯⋯!! さっきまで足の力が入らないって言ってたくせにぃ!! 俺じゃ⋯⋯無理⋯⋯!!)

 ロザリーはシオンの口に舌を押し込む。床から舐め取った媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションを唾液ごと口移ししてくる。豊満な乳房を押し付けて、揉むように迫ってきた。

 絶体絶命の窮地。諦めかけたそのとき、部屋の扉が少しだけ開いた。隙間から様子を伺う者がいる。

「ううぅっ! レイナード! 頼むっ⋯⋯! たすっ――んぎゅん!」

 アイリスの連絡を受けたレイナード達が四階の廊下まで上がってきていた。剣を引き抜き、すぐさま突入できる前傾姿勢だ。

(来い! 来てくれ!! この媚薬は女にしか効かないみたいだ! はやく俺を助けてくれ!! レイナード! レイナードぉぉお!!)

 レイナードはシオンを見る。魔女に熱烈な接吻をされてもがいている。視線で「さっさと助けろ」と叫ぶ。だが、レイナードと背後の騎士達は勘違いを起こしたらしい。

 ――パタン。

 静かに扉を閉めてしまった。レイナード達の気配が遠退いていく。シオンの訴えを「邪魔をするな」と受け取ったのだ。

(は? はぁあぁぁ!? なんで帰るんだよ! どう見ても、俺が襲われてるだろ!? ふざけんな! どんな勘違いだ!? 俺が魔女とセックスしそうだから一時撤退!? どんな判断だ!? 無駄飯食らいの馬鹿騎士どもめ! ジェルジオ伯爵家の騎士どもは脳髄が腐ってるのか!?)

 シオンを抱きかかえたロザリーはベッドに移動する。先ほどまでアイリスと激しく交わっていた寝床に押し倒す。

「暴れないで⋯⋯♥︎ きっと楽しいから♥︎ 絶対に気持ちいいから♥︎ 幸せになれるからぁ♥︎」

 黒のショーツを破り脱ぎ、丸めてシオンの口に押し入れた。恥部の汗を吸った汗臭い下着のせいで、舌が動かせなくなる。抵抗も虚しく、ロザリーはシオンの下着を脱がせて、お目当ての男根を探し当てた。

「あとは⋯⋯挿れるだけ⋯⋯♥︎ シオンのオチンポを私のオマンコに⋯⋯挿れちゃう⋯⋯それだけ⋯⋯♥︎」

「んぎゅぅうーーーー!! んううぅぎゅうぅううううう~~~!!」

 助けを求めるシオンの叫びは誰にも届かなかった。ロザリーはオチンポの上に跨がり、ゆっくりと腰を下ろしていった。性経験豊富なアイリスのような技巧はない。しかし、張りのある柔肌は若娘だけが持ち合わせる魅力だった。

 赤毛の恥毛は綺麗に剃り上げている。ふにふにの陰唇がシオンの亀頭を撫でた。最初は擦りつけているのだと思った。しかし、シオンは勘付く。ロザリーは挿入に失敗しているのだ。

 魔女装束のドレススカートが視界を遮っている。手を差し込んで、男根と膣口の座標合わせをしているが、上手くいっていない。

(男慣れしてねえ! これ! 絶対に処女じゃん⋯⋯! やばい! やばい! やばい!! こんなの責任取れないって! ロザリーが正気に戻ったら殺される!! やめさせ⋯⋯あ⋯⋯! やっちまった⋯⋯)

 ロザリーの全体重がシオンにのし掛かる。ベッドがギィッと軋んだ。下腹部を貫かれた痛みで、ロザリーは一瞬だけ正気を取り戻した。両目に涙が滲む。しかし、すぐに蕩けた発情の牝顔に戻った。膣内に侵入した男根をキツく締めつける。

「んぁっ♥︎ 痛っ⋯⋯♥︎ はぁ♥︎ はぁはぁ♥︎ あはっ♥︎」

 ロザリーが調合した媚愛の恍惚薬ラブ・ハイポーションは、家畜動物を繁殖させる薬を魔法で改良したもの。元々の用途は妊娠薬。その薬効はロザリーが説明したとおり、発情効果の他にも強制排卵作用がある。

「ん! ぎゅ! まずぃ! やめっ! ふぎゅぎゅぅっ!! たすけぇ!」

 既に取り返しのつかない事態に陥っているが、膣内射精をしてしまったら、それどころではなくなる。過敏になったロザリーの子宮に新鮮な卵子が放たれる。

「あっ♥︎ あぁんっ♥︎ あっ♥︎ んぁああぁっーー♥︎」

 シオンはロザリーを止めようとした。しかし、淫欲に溺れた魔女は、無慈悲に腰を上下に振り始めた。

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