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〈魔法と奇跡のミスティリオン ~最強を喰らう最弱の聖導士~〉【7話】老師アルバァンダート

「なんとまぁ、呆れ果てたもんじゃのう。これ。起きんか。シオン。シオン! 起きるのじゃ!」

「ふぁ⋯⋯? アルバァンダート先生? 帰ってきたんだ。お帰りなさい。御土産は買ってきてくれた⋯⋯?」

「馬鹿もん。寝惚けておるな? 帰ってきていないのはお前じゃ。まったく。こんなことなら貞操帯を買ってくるべきじゃったな」

 シオンは周囲を見渡す。大穴は真っ暗闇だった。太陽は沈んでいた。

「夜⋯⋯? たしかはここは⋯⋯?」

「〈さえずる古鳥亭〉が借りている食料庫です。壊れた壁の向こう側にあった通路の先。こんな大穴があったのですね。貴方はずっとここで眠っていました」

 松明を持ったケイティが呆れ果てた表情でシオンを睨んでいる。

「ケイティさんまで? なんで?」

「貴方が夜になっても帰ってこないので探しに来ました。ちょうどアルバァンダート先生が戻られたので、同行していだきました。シャーロットお嬢様も何かあったのではないかと、とても心配されていました」

「へえ。お嬢様に心配をかけちゃったか。悪いことをしたな。でも、どうして過去形なわけ⋯⋯? まさか! あぁ! えっと⋯⋯。こんばんは。お嬢様。心配してくれてありがとう。俺は元気です!」

 メイドのケイティや養父のアルバァンダート。二人に叱られるだけなら、どれだけ良かっただろう。ご立腹の伯爵令嬢シャーロット・ジェルジオは頬をヒクつかせていた。

「そのようだわ。ところで、シオン? 私の頼みを覚えてる?」

「えっと、大好物のプリンを買ってくる件でしょうか? ⋯⋯違いますね。はい。分かっておりますよ。アイリスの件は根回しもしてくださってようで⋯⋯ありがとうございました」

 手切れ金を手にしたアイリスは小金持ちになった。そのせいで妊娠したら、子供を産むなんて言いだしたのだが、その件は口を噤んでく。

「身綺麗になってとお願いしたわよね? 馬屋の裏だけでなく、古臭い廃虚もシオンの遊び場なの? 清算する関係がたくさんあるようね」

「ちょっと待った! 誤解があるよ。その、えーと、つまり⋯⋯。ここのお集まりの皆さんは誤解されている。俺が説明するよ」

 伯爵令嬢のシャーロット、メイドのケイティ、養父のアルバァンダート、集まった三人は懐疑的な目付きになった。

 それもそのはずだ。食料庫の幽霊を調べに行ったシオンは、夜になっても帰ってこなかった。心配になったアルバァンダートが捜索に向おうとした。旅から戻ったばかりだったが、帰ってこない弟子の身を按じた。

 アイリスの依頼を伝えたケイティも責任を感じて付いてくると言いだした。それがシャーロットの耳にも入った。

 三人で幽霊騒ぎが起きている食料庫を探していたら、シオンは知らない女と抱き合ってすやすやと眠っていた。

「説明? 言い訳の間違いじゃろ?」

「先生! 大聖女様に誓って不純な行為はしてない! 俺の目を見てくれ! これが嘘を付いている男の目か!?」

「見え透いた嘘です。食料庫の幽霊事件、犯人はシオンでしたか。さしずめ、馬屋の件が噂になったので、ここを使っていたのでしょう? こんな場所があるとは知りませんでした。〈さえずる古鳥亭〉の人達が聞いたのは、喘ぎ声だったようですね。とぼけるのがお上手です」

「ケイティさん! 違う! それは違うぞ! 冤罪だ! 濡れ衣だよ!」

「そのエルフは誰なのかしら? お友達だっていうのなら私に紹介してくれる? 領民とは思えないわ」

 止めの一撃をシャーロットは放った。目覚めたばかりのシオンは、一緒に眠っていた黒髪の美女を見詰める。幽霊などではない。死体でもない。生きた人間だった。

「⋯⋯お嬢様、信じてください。これから俺は真実を言います」

「いいから、説明しなさい。その女は誰?」

 誰なのかは知らない。しかし、今もシオンを抱きしめている。

「⋯⋯それは⋯⋯その⋯⋯。エルフの女性だ。まだ名前を聞いてない。俺も知りたいくらいだよ」

「そう。シオンは名前さえ知らないエルフの女性に添い寝をしてもらえるのね。でも、怒ったりはしないわ。そういう子だって私は知っているもの」

「うん。俺はそういう子なんだ。⋯⋯許して? お願い。てへ♪」

「最低」

「ひぃっ!」

 平手で頬を叩かれる。シオンは反射的に目を瞑った。しかし、痛みはなかった。シャーロットの手首を黒髪の美女が掴んでいた。

「なぜ貴方は暴力を振るうのですか?」

 丁寧な口調だった。しかし、シャーロットは並々ならぬ気配を感じ取った。それは元騎士であるケイティも同様だった。剣を鞘から解き放とうとする。

「待つのじゃ。痴情のもつれで殺傷沙汰は困るぞ」

 老年のアルバァンダートはケイティの抜剣を止めた。柄の先端を指先で押されているだけなのに、ケイティは剣が抜けなくなった。

「弟子の不始末は儂が片付ける。ケイティはお嬢様を連れて城に戻るがよい。無事にシオンは見つかったのじゃ。そちらの方、お嬢様の手を離してくれんかのう? シャーロット様はじゃぞ」

 黒髪のエルフはアルバァンダートの警告を聞いても無反応だった。領民ならばシャーロットを知らぬはずがない。伯爵令嬢と呼ばれても、意に介していなかった。

「守ってくれたのはありがとう。でも、悪いのは俺なんだ。お嬢様からのビンタは、一種のご褒美みたいなもんだよ」

「暴力を振るう理由にはならないと思います」

「なんて言えばいいかな。お嬢様は怒りっぽいだけなんだ。シャーロット様がジェルジオ伯爵家の貴族だって聞いただろ? このままだと貴方が不敬罪で捕まる。離したほうがいいよ?」

 シオンがそう言うと、黒髪の美女は掴んでいたシャーロットの手首を自由にしてやった。

「お嬢様。このエルフ、どうしましょうか?」

「はぁ。もういい⋯⋯。城に帰る。アルバァンダート、その不審なエルフの処遇は任せるわ」

「お、お嬢様⋯⋯。お待ちください! お一人では危険です!! お嬢様⋯⋯!」

 シャーロットは帰り際に黒髪の美女を睨みつけた。松明を持ったケイティが慌てて走って行った。

「ふぅ。やれやれ。儂が一人で探しに来るべきじゃったな」

 アルバァンダートはシオンが使っていた結晶灯のランタンを起動させた。シオンが動こうとすると、黒髪の美女は抱きしめる力を強めてくる。

「あのー。動けないよ。ずっと僕にひっついているつもり?」

「儂も帰ったほうがよいかのう? 邪魔ならばいつでも出て行くぞ」

「待った! 待って! 見捨てないで!! アルバァンダート先生!! 先生!! 可愛い弟子を置き去りにしていでくれ!!」

「身から出たさびじゃろう。言っておくが、これで終わりではないと思うぞ。お嬢様の怒りからお前さんを救うのは不可能じゃ」

「そんなぁ!」

「とはいえ、こんな場所がジェルジオ伯爵領にあったのは驚きじゃ。古代遺跡には興味があるのう。どうやって見つけた? そちらのエルフに教えてもらったのか?」

「それは⋯⋯なんていうか⋯⋯。そうだ! 出口! 食料庫の扉がなくなったんだ!」

「何を言っておる。扉はあったぞ。儂らはそこから入ってきた」

「ここへの道は?」

「塞いであった洞窟の壁が崩れておったのでな。シオンの足跡を辿ってここを見つけた。まるでここは――」

 大穴の真上を見上げる。夜空の星が煌めいていた。アルバァンダートは何かを言おうとして、口を閉ざしてしまった。

「ふむ。魅力的な場所じゃな。ともかくエルフの御方。お名前を聞いてもよろしいか? まず名乗りをあげてからというのなら、儂から先に言おう。聖導師のアルバァンダート。ジェルジオ伯爵家の顧問官をしておる聖職者じゃ。お前さんが抱いてるのは、弟子のシオンじゃ」

「この子はシオンというのですか?」

「そうだよ。俺はシオン。ジェルジオ伯爵家で暮らしてる教会の読師だ」

じゃ」

「ちょ! アルバァンダート先生! いいじゃんか! そろそろ読師って名乗ってもさ。教会の経典は読めるようになったんだぜ!?」

「素行を改めるのならば一考するしよう」

「先生が留守の間、魔法絡みの事件だって解決したのに!」

「今回の不祥事でその功績は相殺じゃな」

 アルバァンダートは髭を撫でている。シオンは不服そうだった。

「教会⋯⋯経典⋯⋯。魔法⋯⋯」

 黒髪の美女はシオンを抱きしめる力を緩めた。なにやら深刻な表情で考え込んでいる。

「よもや名前がないわけではあるまい。儂はジェルジオ伯爵家の顧問官じゃ。エルフの御方、貴方が何者なのか知っておかねばならん」

「レヴィア。私の名前です。そう呼んでください。シオン、この子の名前はシオン⋯⋯。とても良い名前だと思います。響きが良い⋯⋯」

「名付け親、目の前にいる意地悪な爺さんだよ。だから、あんまり褒めないでくれ。ところでさ、レヴィアさん。ここで何してたんだ?」

「夢を見ていました。⋯⋯今もそうなのかもしれません」

「大丈夫。現実だよ。お嬢様がマジで怒ってたもん。ご機嫌取りが大変だ。それとさ、さっきからご立派なオッパイが後頭部に当たってる。夢見心地ではあるんだけど、そろそろ離してくれないかな」

「抱きしめさせてください。もう少しだけ、楽しい夢を見させてください。お願いです」

 シオンは試しにレヴィアの手をつねる。

「夢じゃないってば⋯⋯。どう? 痛いでしょ? レヴィアさん。まだ寝惚けてる?」

「呼び捨てにしてください」

「うぅ、分かったよ。呼び捨てにするから、そろそろ離してってば⋯⋯」

 石棺から出ようとシオンはもがき始める。レヴィアは名残惜しそうにしながらもシオンを開放した。

「やれやれじゃ。女遊びばかり達者になりおって⋯⋯今後が思いやられる⋯⋯」

 その間、アルバァンダートは結晶灯で周囲を照らし、転がっている石像を調べていた。草木が茂った大穴の底は、壁面に彫刻が施されている。風化がいちじるしく、描かれた内容は読み取れない。

(太古の時代に造られた石窟じゃな。これは教会の聖印だろうか。緑石の碑文⋯⋯。古代文字が刻まれておる)

 アルバァンダートは震える指先で、刻まれた古代文字の解読を試みる。

(下なるものは上なるもののごとく、上なるものは下なるもののごとし⋯⋯。タブラ・スマラグディナの銘碑? まさかのう。ありえぬ。大魔道書『創造の神秘書』で言及された伝説上の代物。古代に失われた叡智⋯⋯。まさか? こんなところに転がっているはずが⋯⋯しかし⋯⋯これは?)

 全身の神経がざわつく。捨てたはずの知識欲が沸き起こる。

(ここは魔法の研究工房⋯⋯? 強い魔法の残滓を感じる。何百年前の⋯⋯まさか三千年前に失われた古代魔法の⋯⋯)

 人生を捧げてでも欲した真理が足下に転がっている。そんな気がしたのだ。

「⋯⋯っ!」

 呼吸を忘れていたアルバァンダートは蒼ざめた表情で振り返る。真紅の瞳が老人を鋭い目で射抜く。まるで囚人を見張る看守のような目付きだった。怯えて縮こまったアルバァンダートは手を引っ込めるしかなかった。

「なぁ! アルバァンダート先生! レヴィアを城に連れて行っていいかな? 行くところがないんだってさ。でも、すぐ仕事は見つかると思うぜ。レヴィアは魔法使いなんだってさ」

 アルバァンダートは息を整える。額に浮かんだ汗を拭き取り、動揺を取り繕った。

「レヴィア殿は魔法使いか。エルフ族は魔法に秀でておる種族じゃ。ジェルジオ伯爵様も喜ばれるであろう。働き口はあるじゃろうな」

 冷静を取り繕ったアルバァンダートは答える。足下に転がる緑石から手を離し、潔く背を向けた。

 

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