2024年 12月5日 木曜日

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【51話】アナル処女卒業(♥︎)

NOVEL亡国の女王セラフィーナ【51話】アナル処女卒業(♥︎)

 パイズリフェラを終えたセラフィーナは、口元に付着した精子を舐め取った。乱れた髪の毛を整える。食道にどろりとした粘性の精液が滞留する感覚が残っていた。

(たくさん出されたから、口内に精液の味が残ってる。ほろ苦さと絶妙な甘味。陛下は息子のリュートよりも年下なのにすごい精力……♥︎ 粘り気が強くて、飲み込んだ精液が胃の中に落ちていかない……♥︎)

「んぅっ♥︎ んぐぅっ♥︎」

 唾液を口内に溜め、一気に飲み込む。身重のセラフィーナは淫猥な音を喉で鳴らしながら、絡み付いた精液を唾液で洗い流した。

「飲み物がほしい? 持ってこさせようか?」

 ベルゼフリートが気遣ってくれた。言葉を発せなかったセラフィーナは、ゆっくりと首を横に振って断った。

「そっか。でも、無理しないでね。精液って口当たりに馴れてないと飲み込むのは難しいから」

 小さな褐色の手が、セラフィーナの白肌を撫で回す。

 ベッドで寝そべる幼い少年と熟れた美女。一糸纏わぬ姿で絡み合う幼帝と女王。体格や年齢が大きく離れていても、二人が男女の間柄にあると容易に分かる。

 ベルゼフリートの男根は勃起したままだ。挿入を心待ちにしているセラフィーナの女陰は、愛液でびしょ濡れだった。

「お心遣いありがとうございます」

「本当に心配するべき人は、他にいるんだけどね〜」

 寝室にヴァネッサの姿はなかった。セラフィーナの許しを得たヴァネッサは、ロレンシアを苗床化するために同族の女官を連れて出払っていた。

「セラフィーナが思っている以上に、ロレンシアは酷い目に遭っているよ。たった一人の従者をヴァネッサに委ねてしまって、本当によかったの?」

 ベルゼフリートは、ショゴス族の生態をよく知っている。ヴァネッサの苗床調教の壮絶さ。その結果、ロレンシアの身に何が起こるかを知っていた。

 ヴァネッサは複数人の苗床を養っている。ベルゼフリートは定期的に種付けを求められ、苗床たちはヴァネッサの子供を代理出産させられていた。

「苗床になれば、ヴァネッサの庇護を得られるから、悪いことばかりじゃないけどさ。ショゴス族が何から何まで面倒を見てくれるからね」

 完全な合意のもとで苗床となり、ショゴス族の代理出産を行っている母胎たちもいる。そういう者達はショゴス族に手厚く保護される。

「改造された肉体は元に戻らない。一生涯、ロレンシアは孕み腹で過ごすことになる。ずっと妊娠しているようなものだから、騎士としては終わりだよ。身重の身体だ。二度と戦えなくなる」

「陛下の過去を知るためですわ。ロレンシアには覚悟を決めて同行してもらっています。どんな苦難があろうと、私のために尽くしてくれる。あの子はそう誓ってくれましたわ」

 セラフィーナは奥歯に舌先を回し、口内に残っていた精液を完食する。

「全てアルテナ王国のためですわ。私たちには、もう選択の余地がありません」

「難しい事情は分からないけど、セラフィーナが崖っぷちにいるのは僕でも分かるよ。セラフィーナにとっては大切な自分の祖国だもんね」

 外出許可を貰うための条件。そのうちの一つはロレンシアを捧げてクリアできた。

 もう一つの条件、〈朱燕の乙女貝〉は所有権を手放すだけで済む。

(ロレンシアには本当に申し訳ないと思うわ。だけど、女官総長ヴァネッサの協力を得るためには仕方がなかった。そして、残る条件はたった一つ……)

 最後の関門。それは王妃の後ろ盾を得ること。何らかの問題が起こったとき、尻拭いをしてくれる後援者を用意しなければならない。

 人脈のないセラフィーナには無理難題と思える条件だ。けれど、セラフィーナの頭は今までにないほど冴えていた。

(私の身体だろうと心だろうと……、使える手段は何でも使っていくわ。大切なモノを失ってしまったけれど、その代わりに得た切り札が私にはあるのだから……)

 セラフィーナは下腹部に両手を添える。小さく盛り上がった腹部。膨張を始めた胎内に宿るのは、皇帝との姦通で生じた不義の結晶。

 子供を産むのは女の武器だ。どれほど不名誉な経緯であれ、メガラニカ皇帝とアルテナ王家の血を引く子供を産めるのだ。

「陛下と私は、秘密の契りを結んでおりますわ。陛下のご助力を得るために、私は陛下の願いを叶える。私は祖国を守るために、全力を尽くすつもりですわ」

「念押しされるまでもないよ。僕は自分自身の過去を知るために。セラフィーナは自分の国を守るために動けばいい」

「私と陛下は実権を持たないお飾りの存在ですわ。ですから、お互いに秘密を守らなければいけません」

「うん。それは同感だ。ウィルヘルミナは、僕の過去を隠蔽してるっぽいし、邪魔してくる人はたくさんいる。こんな企みをしてるとバレたら、すぐ潰されちゃうよ」

「私と陛下の会話は、絶対に秘密でなければいけませんわ。重ねて確認いたしますが、そこに控えている女官は信頼できるのですか? 私たちの会話を絶対に漏らさない。そう信じてよろしいのですね?」

 セラフィーナは指で示す。人差し指の先にいるのは、寝室の片隅に座っている存在感のない地味な女官だった。

「女官総長や皇后が命じようと、彼女は秘密を漏らさない」

「口が堅そうなのは、雰囲気で分かりますわ」

「拷問をされたって秘密は守る。〈沈黙の誓い〉を立てているからね。彼女は皇帝にしか秘密を明かせない。そういう縛りがかかってるんだ」

 いかなる勢力にも情報を流さない。自信満々の口調でベルゼフリートは断言した。

 〈沈黙の誓い〉を立て、皇帝の秘密を隠す守り人。

 数ある女官職でも際立って特殊な位置づけだった。

「普段は置物みたいなものだけど、僕の身に危険が迫ったときに限って彼女は動く。職位は警務女官だから、ハスキーに及ばないだろうけど、セラフィーナくらいは簡単に制圧できるよ」

「今さら陛下を襲ったりはしません。私が気にしているのは、企みの漏洩を防げるかですわ」

「心配性だね。メガラニカ帝国の皇帝が保証するよ」

 その言葉を聞いてセラフィーナは安心する。

 今後、今まで以上に危険な会話をベルゼフリートと交わしていくのだ。女官の口から秘密が漏れれば、身の破滅を招く。

「そもそもさ、女官を完全に追い出せるのは、特権持ちの皇后くらいなんだよ。今回の特例措置はヴァネッサが見せた最大限の譲歩。ちゃんと信用してあげなよ」

 セラフィーナはヴァネッサに対し、寝室に女官を入れないでほしいと頼んだ。しかし、警備の都合上、皇帝から護衛は外せない。

 そこで妥協案として示された特例措置が、〈沈黙の誓い〉を立てた警務女官を置くことだった。

「あの女官とは、面白そうだから何度かセックスしてるんだけど、処女を散らしたときでさえ無表情を崩さなかった。僕はまだ名前すら聞いてないんだ。僕と二人きりなら自由に何でも話せるのにね」

「そこまで徹底していると、作り物の人形みたいですわ。感情の起伏が一切ないのなら、ちょっと不気味に思えます」

「感情がないわけじゃないよ。最近になって気付いたけど、キスすると顔が真っ赤になるんだ。面白いからちょっと見ててね」

 ベルゼフリートは鉄面皮の警務女官に接吻する。唇を重ねて、舌を絡ませ合う。すると、女官の頬は紅潮し、目が泳ぎ始める。

「ね? 熟したトマトみたいに真っ赤かでしょ? オマンコにオチンポを突っ込まれても無反応なのに、僕とのキスは興奮しちゃうみたい。ずっとキス攻撃をしたら、いつかは言葉を喋ってくれるのかな? どんな声をしているか気になるんだよね〜」

 接吻をされて、あからさまに動揺する女官の姿は愛くるしい。けれど、セラフィーナが気にしているのは、密談ができる環境を整えることだった。

 女官とイチャつくベルゼフリートに冷たげな口調で言う。

「分かりましたわ。もう十分です。陛下が仰る通り、その女官から秘密が漏れる心配はなさそうです」

「これまで通り、オッパイを使って内緒話するのも悪くなかったけどね」

 これまでセラフィーナはベルゼフリートを胸の谷間に沈め、乳房を防音壁に使いながら小声で密談していた。

「陛下と内密の会話ができる環境が整ったのなら、苦労せずにご助力を求められますわ」

 ヴァネッサから引き出せた最大限の譲歩。セラフィーナは1対1で皇帝と話す機会を得た。

「——じゃあ、そろそろ本番やる?」

 ベルゼフリートは勃起した陰茎を見せつける。夫のものより遥かに立派な男根。血管が浮き上がった極太の男性器は、馬のペニスとよく似ていた。

「準備はできてるんでしょ。僕のオチンポでセラフィーナのアナル処女を散らしてあげる」

「……その……痛いのは……。痛いのは苦手ですわ⋯⋯」

「痛いのが得意な人は稀なんじゃない? あっはははっ! 怖いの? セラフィーナ? 大丈夫だって、そんなに乱暴はしないよ? バックでセックスするから四つ這いになって。ちゃんと気持ちよくしてあげるよー♪」

 妊娠祝いのご褒美を受け取るため、セラフィーナはベッドの上で這いつくばり、四つ足の体勢となった。真っ白な巨尻をベルゼフリートに差し出し、肛門をヒクつかせる。

 勃起した男根が、尻の谷間に挟まる。ベルゼフリートのチンポで何度も膣穴は突かれてきた。しかし、アナルを掘られるのは初体験となる。

「頭をもっと下げて。両腕も折りたたんでいいよ。背をへこませて、お尻を上に突き出す感じ。そうそう。服従する犬みたいになるの。この格好が挿入しやすい体位だからちゃんと覚えてね」

 セラフィーナは幼少のベルゼフリートに完全屈服し、無防備な痴態を晒していた。

「お腹には僕達の赤ちゃんがいるから、気持ち悪くなったら我慢せずに教えて」

「はい……。あぁっ……んぃっ……♥︎」

 死んだ息子よりも幼い皇帝に孕まされた。下腹の重みを感じる度、懐妊の事実を突きつけられる。

 そして今宵、セラフィーナはベルゼフリートにアナル処女を捧げ、さらなる不貞を積み上げる。

「はぁっ♥︎ あん……っ♥︎ はぁ……んぃ……♥︎」

 亀頭が尻穴に侵入する。肛門括約筋が押し広げられ、直腸へと押し入る。膣壁の背面が圧迫され、今まで感じたことがない新たな快楽を味わう。

(うそっ……まだ先っちょしか入ってないのに、こんなに気持ち良いなんて……っ……♥︎ ガイゼフなんかとは比べものにならない! 陛下の極太のオチンポが来ちゃう……っ♥︎)

 シーツを噛み締め、セラフィーナは喘ぎ声を殺そうとする。

(だめっ、だめぇっ♥︎ もっと優しくしてくれないとぉ……お尻の穴が……びくびくって痙攣しちゃうっ……♥︎)

 ベルゼフリートは、少しずつセラフィーナのアナルを攻略していく。焦らすように、じわじわと入り込む。快楽に酔い痴れるセラフィーナは、甘い吐息を吐きながら、小刻みに身体を震わせた。

「んぁっ! そんなっ! そんなところまで入ったらぁっ♥︎ だめですわぁっ♥︎ 陛下っ♥︎ これ以上は入らなっ⋯⋯んぁあっ! んぃ、だめっ♥︎ んぁっ、おっ奥にぃぃにぃ♥︎ んぁぁあっあっぁあああ……♥︎」

「オチンポの根元までぜーんぶ入れちゃった。アナル処女、ごちそうさま。初物だからオマンコよりも締まりがいいよ」

「んひぃっ♥︎ あぁっ♥︎ おかしくなっちゃぁうぁあっ♥︎ 動かさないでっ……! お尻が壊れちゃあっ♥︎ んぃいあっああっああぁぁぁぁーーっ♥︎」

 セラフィーナは絶頂の嬌声を上げる。脈動するベルゼフリートの男根から、精液が直腸内に送り込まれる。通常のセックスとは異なる強すぎる性的刺激に酔いながら、極上の快楽を堪能する。

「アナルも僕のオチンポ専用穴に開発してあげるね。僕のオチンポじゃないとイケない身体にしちゃうから。セックスのときは、国なんか忘れて僕だけを想ってね」

「んぃっ♥︎ んぎぃひぃ♥︎ んぁっ♥︎ あんっ、んはぁん〜♥︎」

 巨尻を支えられなくなったセラフィーナは、ベッドに倒れ伏す。うつ伏せとなり、無防備な尻穴を極太陰茎が攻め立てる。

(あっ♥︎ こんなの始めてっ♥︎ んぁあぁっ♥︎ アナルセックスが気持ちよすぎてっ、変になるぅゅ♥︎ こっ、こんなの誰も教えてくれなったぁ……んぃ♥︎ アナルきもちぃい♥︎ 子宮の裏が、ぶっとい亀頭でくすぐられる……っ♥︎ あんんっ♥︎ んああんっあ♥︎ あっあ……♥︎ またっ、中に出されちゃってるぅっ……♥︎)

 腰の振り下ろしは次第に激しさを増していき、パンパンッと大きな肉音が響く。荒い呼吸のベルゼフリートは、汗だくになりながら、セラフィーナのデカ尻に向けて、ひたすら股間を打ち込んだ。

 セラフィーナの甲高い喘ぎ声は、寝室の扉を越えて、黄葉離宮に廊下に響く。ちょうどその頃、ロレンシアはショゴス達の生殖触手に陵辱され、肉体改造を施されていたが、今のセラフィーナに臣下の身を按ずる余裕などなかった。

 新たに与えられた性的な悦楽に順応し、孕み腹であることを忘れて、アナルセックスの虜になっていた。

 ベルゼフリートはセラフィーナの腸内で三度の射精を遂げ、体力を使い尽くした。拡がった肛門から陰茎を引き抜く。屈服させたセラフィーナの不様な痴態を満足そうに見下ろした。

「旦那さんに早く教えてあげたいな。セラフィーナは、アナルセックスでイキ狂ってる淫猥な女だって。僕とのセックスが大好きなんでしょ」

 ベルゼフリートは尻肉を鷲掴みにする。持参してきた尻尾プラグをセラフィーナの尻穴に突き刺し、精液が溢れ出来ないように栓をした。

「この尻尾プラグは妊娠祝いのプレゼント。サキュバスの特別製なんだ。腸内の精液が消化されるまで、お尻から外れないようになってる特別仕様。快楽を感じると犬みたいに尻尾がフリフリするんだよ。あっははははっ! 獣人みたいで、とっても可愛いよ! お小遣いで買ってよかった!」

 尻を揉まれるセラフィーナは、飼い主から餌をもらった犬のように尻尾を振る。その姿を無邪気に笑うベルゼフリート。しかし、幼い少年には一つの誤算があった。

 成熟しきった雌の性欲には底がない。大人と子供には絶対的な体力の差がある。たとえベルゼフリートが常日頃からセックスをしている性豪だとしても、やはり13才の子供である事実は揺らがない。

「あぁ♥︎ んぁ♥︎ 陛下ぁ♥︎」

 ゆっくりと上半身を起き上がったセラフィーナは、ベルゼフリートの両肩を掴んだ。控えている警務女官は動かない。沈黙を維持している。それは、先ほど接吻で恥を掻かされた意趣返しにも思えた。

「えっ……? まだ、やる気なの……?」

 押し倒されたベルゼフリートは、一転して捕食される立場となった。犬の尻尾は左右に大きく動いている。それはセラフィーナの興奮の高まりを示していた。

「お腹に子供がいるんだし無茶したらダメだよ……?」

 セラフィーナはベルゼフリートの男根に女陰を擦り付ける。膣穴に亀頭を押しつけ、強引に結合させた。自らの欲望を満足させるために下腹部に力を込め、包み込んだ陰茎を締め上げる。

「んあぁ♥︎ それでしたら、陛下には私を孕ませた責任を取っていただかないと困りますわぁ♥︎」

 女王たるセラフィーナには、祖国を守るという免罪符がある。もはや不義密通だろうと手段の一つと割り切っている。お腹に宿る赤子だけではない。セックスに溺れつつある自分さえも、年下の少年を籠絡するための道具として利用する。

 覚悟を完了させたセラフィーナに、かつての面影はない。

 アナル処女を失った今宵、陰謀の渦巻く後宮で生き抜くための第一歩を踏み出した。

「——私の妊娠オマンコをお捧げいたしますわ。ベルゼフリート陛下♥︎」

 亡国の女王は豊満な乳房を揺らし、組み敷いた幼帝から性を貪る。夜が明けるまで、寝室からは男女の喘ぎ声が聞こえていた。


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