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【174話】それぞれの都合(♥︎)

 神喰いの羅刹姫ピュセルは大忙しだった。レヴェチェリナから頼まれた魔都ヴィシュテルの防護陣を強化をやっと終わらせた。

(ふぅ。これで一段落。召喚用の転移門は機能しているわ。不可侵領域結界との干渉が恐かったけれど、運用に問題はなさそうで良かった。お友達が増えるかしら? ふふっ! 全ての魔物が誘いに応じてくれずとも、駒の数は多ければ多いほどいいわ)

 魔帝が受肉してから、レヴェチェリナは祭壇の間に引き籠もりがちだった。胎に宿した凶魔の成育に執心している。

(魔物達の反応は様々だわ。魔帝を恐れる者、崇拝する者、そもそも興味を抱かない者。当然よね。だって、私達は人類を滅ぼすことしか頭にないんだもの)

 所詮は獣の群だ。ピュセルは魔物の協調性に期待は寄せていない。それこそ魔王のような特別な存在がなければ、散り散りになってしまう烏合の衆。

(徒党を組むには、〈利害の一致〉か〈暴力での支配〉が不可欠。やだ、やだ⋯⋯。不快で野蛮な二者択一だわ。たとえ向き合わなければならない私達の本質だとしても⋯⋯)

 上位種の魔物だろうが、殺戮と破壊の本能には抗えない。ピュセルの理性的な容姿でさえ、醜悪な本性を隠すための偽りでしかなかった。

「――お邪魔するわ」

 ピュセルは祭壇の間を訪れる。かつては皇帝と家臣の謁見に使われていた玉座の間。朽ち果ててなお、荘厳な装飾は威光を放っている。

 皇后の椅子に腰掛けるレヴェチェリナは、自身のボテ腹を愛でていた。

(ご執心のようね)

 青紫肌は瘴気を滲ませる。胎の膨らみは小さいが、異常な速度で胎児が成長していた。

(魔物が子育て⋯⋯か⋯⋯。母性愛なんて感情、本当にあるのかしら? 気になるかも)

 ピュセルは全裸のレヴェチェリナを観察する。常人の男が直視すれば不様に射精し、すぐさま精魂を吸い取られてしまうだろう。おぞましい淫気を充満させている。

「ご要望の通り、防衛の備えは進めているわ。三皇后が希望を捨てていないのなら、もうじき魔都ヴィシュテルを訪れる。おめでとう。レヴェチェリナの宿願は成就しそうよ」

 ピュセルは大仰な仕草で敬ってみせる。

 魔帝と交わり、妊婦となったレヴェチェリナは妖艶にほくそ笑む。

「ええ。邪魔が入ったけれど時間の問題だわ。祭礼の儀は成されたんですもの♥︎ 今回こそ私の願いは叶う。産み堕とす日が待ち遠しいわ」

「魔帝はお眠りになっているようね」

 魔帝は祭壇の上で眠り続けていた。目覚めている時間は、ほんの数刻。しかし、活動時間は日に日に伸びている。

 ベルゼフリートが深い眠りに落ちている間だけ、魔帝は意識を取り戻す。

(破壊者ルティヤの荒魂が使えなければ、不可侵領域結界は机上の空論だったわ。先代神官長ロゼティアが考案した不可侵性の防壁理論を、机上の空論から現実のものに引き上げた。無限に等しいマナは、にする。それが魔帝の御力だというのなら⋯⋯)

 魔都ヴィシュテルを囲う不可侵領域の大結界は、魔帝がいたからこそ発動できた。

 ピュセルは祭壇で横たわる魔帝を見上げる。黒蠅の帝王は小さく丸まっていった。

(――さて、どうしたものかしら?)

 原因は分かりきっている。人間側の器に、魂の大部分が留められているせいだ。レヴェチェリナは表に出さないが、祭礼の途中、楔を打ち込まれたのは大きな誤算だったのだ。

「それで、ピュセルは何の用?」

 レヴェチェリナはピュセルの視線に気付いていた。

「宝物庫は開けられそうにないわ。メガラニカ帝国が溜め込んだ至宝の品々に興味はあるけどね。無駄な努力はやめておくわ。もうちょっと有益なことをしようと思うの。魔帝をお貸しいただける?」

「へえ⋯⋯♥︎ そう⋯⋯♥︎ 考えていることは分かるわァ♥︎ 貴方も孕みたいのね?」

 値踏みするような目付きでレヴェチェリナはピュセルの肢体を眺める。美しく儚げな少女。二本の角が頭部から生えてさえいなければ、外見上は完璧な人間だ。

「そろそろキュレイが戻ってくる。半死半生の死にかけよ。アレキサンダー公爵家を相手にしたんだから当然だわ。⋯⋯彼女を労ってあげるべきだと思わない?」

 帝都襲撃の先陣を切ったキュレイは重傷を負った。牛頭鬼の生命力をもってしても生死の境をさまよっている。上位種の魔物を軽々と殺せるアレキサンダー公爵家の実力を、キュレイは思い知ったことだろう。

「嫌がるわよ。キュレイは矜持が高いわ」

「兵隊は必要でしょう? 弱っている今だからこそ、千載一遇の好機。私は恨まれたっていいわ。打算ありきで助けたんですもの」

 ピュセルがキュレイを助けたのは思惑があった。大陸で指折りの魔物であり、丈夫な身体を持つの個体。万全の状態であったのなら、思い通りには扱えなかった。だが、弱り切った今のキュレイならば、意に添わぬ役目も強要できる。

「ええ、そうねぇ♥︎ くふふふっ⋯⋯♥︎ キュレイは良い仕事をしてくれたわぁ。もう一仕事してもらおうかしら?」

 レヴェチェリナは計画に反対はしなかった。ピュセルの好きにさせてやるのも面白いと考える。

「キュレイを母胎にすれば、きっと優秀な魔物を量産できるわ。帝都アヴァタールの襲撃で妖魔兵が減ってしまった。戦力を補填するべきよ。レヴェチェリナ、お許しをいただけるかしら?」

「許しましょう。キュレイが帝嶺宮城ていれいきゅうじょうに帰ってきたら、すぐにでも取り掛かりなさい♥︎ 他にも手頃な魔物を母胎にしていいわ♥︎」

 皇后の椅子から立ち上がったレヴェチェリナは祭壇に歩み寄る。黒蝿の帝王は身体を丸めて眠っている。

 皇帝ベルゼフリートの肉体に残された魂魄を吸い尽くせば、魔帝が眠らぬ災厄となる。魔物の絶対支配者は、大陸の人類文明を滅ぼす。その昔、メガラニカ帝国が成し遂げた大陸全土の征服を魔物が再現する。

「悪巧みは愉しそうね。レヴェチェリナ?」

「――くふふふ♥︎ 人間達はどんな顔をしているかしら? あぁ。想像するだけで濡れるぅ♥︎ 精々、足掻くがいいわ! 我が主がこの世にするその日まで⋯⋯!!」

 レヴェチェリナの指先が魔帝の頬を撫でた。子宮の胎動が強まる。

 母胎の魔素を糧に育まれる凶魔の仔。一千年以上の歳月をかけて挑んだ大妖女の宿願が果たされようとしていた。

 ◆ ◆ ◆

「⋯⋯⋯⋯ん?」

 ベルゼフリートは頬を誰かに撫でられた気がした。

 魔都ヴィシュテルを目指す旅路の最中であった。帝都アヴァタールを旅立ってから十日目の昼下がり。老舗の高級宿に皇帝と三皇后は滞在していた。建物の周囲は帝国兵が警備している。だが、皇帝の御旗は掲げず、高貴な宮廷関係者だと偽装する。人目を忍ぶ、秘密の任務だった。

「んん⋯⋯?」

 きょろきょろと周囲を見渡す。貸し切りの高級宿屋に使用人は一人もいない。屋内にいるのは、皇帝とごく少数の女仙だけだ。

(誰かに触れられたような⋯⋯? 気のせい?)

 自分に触れたらしき人間はいない。見えない幽霊に悪戯いたずらされたような感覚だった。

「陛下? どうしたのですか?」

 上衣を脱いだセラフィーナは爆乳の谷間で男根を挟む。ベルゼフリートの股間を抱き寄せて、膝上パイズリの性奉仕を始める矢先だった。

(ふふっ⋯⋯♥︎ オチンポが熱っぽい♥︎ 陰茎に血潮が昇って、大きくなっていますわ♥︎)

 少年体型の幼帝に不釣り合いなデカチンは、セラフィーナの爆乳を突き抜ける。乳間を縦断した極太の男根は、セラフィーナの口元に向けられた。亀頭から匂う性臭は、淫母の身体を疼かせる。

(食べたいっ♥︎ 咥え込んでしまいたいっ♥︎ お許しさえいただければ⋯⋯♥︎)

 亀頭と向かい合ったセラフィーナは舌舐めずりで、垂れかけた唾液を口に留めた。

「ん~。なんだろ。気のせいだったみたい? もう始めていいよ。セラフィーナ」

 愛しの主君に許しをもらったセラフィーナは、乳間から突き出た男根に唇を近づける。

「それでは失礼いたしますわ♥︎」

 我慢汁で濡れた尿口に接吻する。

「――ちゅっ♥︎」

 媚肉の乳房はまだ動かさない。柔からな口唇で咥え込み、ストローでグラスの蜂蜜酒を啜り上げるように吸飲する。

(あぁ♥︎ 病みつきになる性臭⋯⋯♥︎ 美味しい陛下のオチンポ♥︎)

 尿道に溜まった透明な我慢汁は塩っぱさと雑味、わずかな苦甘さがある。

 セラフィーナは舌先でカリの裏をなぞる。愛する少年の恥垢であれば、悦んで食してしまえる。

(ふふふっ♥︎ ここまでは指南書の通りに進んでいるわ♥︎ 舌使いで亀頭を舐め回して、次は肉棒を乳房でしごくっ⋯⋯♥︎ 上目遣いで媚びるように⋯⋯♥︎)

 顔を赤らめたセラフィーナは両手を構える。乳房を上下に揺さぶりながら谷間を圧迫し、極太オチンポをマッサージする。

(堪りませんわぁ♥︎ んぁぁっ♥︎ 口の中で唾液が洪水を起こしていますわ♥︎ 相手の様子を見ながら、下品な咀嚼音を起こす⋯⋯♥︎ 奉仕相手が不快を抱いているようなら、笛を吹くような上品さで吸い上げるっ♥︎)

 濁音混じりのフェラで反応を伺う。鼻息がくすぐったいようだが、オチンポを咥えた醜態を愉しんでいる。セラフィーナがどこまで淫奔になれるか見ていた。

(んふ♥︎ このご様子なら繕う必要はなさそうですわ♥︎ 陛下は、ありのままの醜悪な私を受け入れてくださる⋯⋯っ♥︎ 夫を棄て、子を忘れ、国を売った♥︎ 陛下のオチンポに負けて売国の女王♥︎ 帝国の端女はしために墜ちた私を知ってほしいっ♥︎)

 感情の昂ぶりに合わせてテンポを速め、口の奉仕も激しくなっていった。王家の貴女として生を受けた誇り、統治者の気位は捨て去った。淫恥を極めた振る舞いは、熟達の娼婦にも匹敵する。

「すっごく、いい感じ~。デカパイの使い方が上達してる。お上手だよ。適度な硬さと柔らかさ。乳間を堪能しながらのフェラチオは病みつきになっちゃう」

 褒められたセラフィーナは嬉しさで両頬を膨らませた。勃った乳首はミルクが漏れ始める。経産婦でありながら、発色のよいピンクの乳輪をベルゼフリートはまんだ。

「ねえ。母乳を噴いてみてよ。張りが強めだし、乳腺に溜まってるんでしょ?」

「んぢゅぅうっ♥︎ んっぢゅぅっ♥︎ ぢゅゅぶぅ♥︎ んぶじゅぉぉっ~~♥︎」

 セラフィーナは頭を上下させて、亀頭にしゃぶりついている。返答は言語化されていないが、ベルゼフリートには内心の本意が伝わる。

「牧場の雌牛みたい。僕のオチンポを美味しそうにしゃぶってるけど、セラフィーナは淫母ママなんだよねぇ。僕の娘を三人も産んじゃった淫猥な肉体。まだまだ産めるよね?」

 望み通りに母乳を撒き散らした。乳首からミルクの飛沫が噴射される。ベルゼフリートに産まされた三つ子の娘を育てるはずだった栄養たっぷりの母乳を浴びせかける。

「んんうっ~~♥︎ んっぷ♥︎ んぢゅ♥︎ んぢゅぅううう゛じゅずずうずうぢゅうううぅううぅう~~♥︎」

 穢れ深き女仙の肉体は瘴気を宿し、子育てができない。

 女仙の愛情は皇帝が独占する。乳飲み子に与えるべき母乳さえも、一滴残らず幼帝に捧げる。

(ああァ⋯⋯♥︎ くるっ⋯⋯♥︎ 陛下が射精してくれるぅ♥︎ 私の乳房で悦んでくださっているわ⋯⋯♥︎ お口の奥に美味しいドロドロの精液がぶっかけられますわァ⋯⋯♥︎ きて♥︎ きてぇっ♥︎)

 口を絶対に外さない。肥大化した亀頭を頬張り、大量に放たれた白濁液を完食する。セラフィーナの遠い先祖にサキュバスがいるのは確実だった。

「んッ⋯⋯くぅ~ッ⋯⋯! はぅっ⋯⋯。もうっ! セラフィーナってば、がっつき過ぎだよ⋯⋯っ!」

 母乳まみれにされたベルゼフリートは、射精の余韻に酔い痴れている。

「そんなふうに吸い込んだら、僕の腰が抜けちゃうってば」

 セラフィーナは陰茎の尿道に残された最後の一吸いを済ませる。

「んじゅぢゅぅううぢゅぅうぅうっ~~♥︎ んぁふぁ~♥︎ とってもぉ♥︎ 美味しかったですわぁ⋯⋯♥︎」

「セラフィーナは飲精も大食いだね。上級サキュバスに匹敵するド淫乱」

「お褒めいただいたと受け取りますわ♥︎」

「僕と出会わなかったら、セックスの愉しみを知らないまま、人生を終えたかもしれない。考えたらゾッとするね」

「ふふっ♥︎ 淫悦の境地に導いてくださった陛下には感謝しておりますわ。お次はどうしたしましょう?」

「うーん。そうだねぇ。挿れたい⋯⋯! 本番をやろうよ? セラフィーナもそうしたいんでしょ」

「はいっ♥︎」

 ベルゼフリートは姿勢を立て直し、精一杯の腕力で押し倒そうとしてくる。痩身矮躯の少年に対し、相手は上背恵体の女性である。淫香で酔わされでもしない限り、襲われてもけられる。

 艶やかに口角を吊り上げたセラフィーナは、恥じらいなく、自然な振る舞いで、淫蜜で濡れた股を開いた。オマンコに逸物を誘導し、幼げな少年の細身を抱きしめる。

(あぁ♥︎ はやくオマンコにっ♥︎ オチンポをちょうだいっ♥︎ 欲しくて堪らないのぉっ⋯⋯♥︎)

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