▼セラフィーナ・アルテナ(愛妾:ヒュマ族♀)
アルテナ王国の女王にして、メガラニカ帝国の皇帝ベルゼフリートの愛妾。前夫はバルカサロ王国の王族ガイゼフ。メガラニカ帝国との戦争に敗れ息子のリュート王子は処刑される。
帝国を憎んでいたが、後宮で暮らすうちにメガラニカ皇帝を本心から愛するようになってしまう。娘のヴィクトリカ王女との決別後、ガイゼフとも正式に離婚し、メガラニカ帝国に恭順する。東西分断国家となったアルテナ王国ではセラフィーナを売国妃と蔑む者も大勢いる。
ベルゼフリートとの間には三つ子の姉妹、長女セラフリート、次女コルネリア、三女ギーゼラを産む。職位や妃位は与えられていないが寵姫の一人に数えられ、夜伽に呼ばれる機会が多い。四人目の子供を授かろうと妊活中。
容姿は異性の視線を釘付けにする蠱惑的な体付き。形の整った爆乳と柔らかな巨尻、絹のように華美な黄金髪の美女。長身かつ爆乳なので、下を向いても足下がまったく見えない。美貌は大陸の辺境にも噂が届くほどで、周辺諸国では美貌で有名な君主だった。
教会の聖典に記された清廉な性生活を送っていたが、ベルゼフリートと結ばれてからは淫魔の血統が覚醒。貪欲にセックスを求める淫母へと変貌する
三十七歳となったが女仙化の影響で、むしろ若返っている。けれども、当人は年齢を気にしているため、ベルゼフリートが若い娘達と戯れていると機嫌が悪くなる。
現在は生まれ育った祖国と愛していた家族を捨て去り、ベルゼフリートに心身を捧げている。ベルゼフリートもセラフィーナの想いに応え、相思相愛の夫婦となった。メガラニカ帝国に馴染みつつあるが、「破壊者ルティヤの正体」について興味を抱くようになる。
★ちょっとした小話★
帝国の人々は小食だと思い込んでいたが、最近になって自分が食べ過ぎだと自覚し始めた。醜く太るのは不味いとダイエットに励んだが三日目で挫折した。
思い悩むセラフィーナを心配したベルゼフリートは、専門の医務女官を紹介。大食いの悩みを相談する。診断の結果、遠い先祖から受け継いだサキュバスの形質で、栄養を乳房と尻に蓄える特異体質だと判明する。
適度なオナニーとセックスをしていれば肥満体型にはならないと分かり、メガラニカ帝国の美食を堪能中。
▼ベルゼフリート・メガラニカ(皇帝:ヒュマ族♂)
メガラニカ帝国の第八代皇帝。十四歳の幼き皇帝。隣国の女王セラフィーナと正式に結婚し、分断国家となった西アルテナ王国の国王も兼ねている。
破壊者ルティヤの転生体であり、荒魂を封じる器。血肉には無限に等しいエネルギーが宿る。血液を発酵させると仙薬「不老の血酒」を生成できる。血酒を飲んだ美女は、不老不死の女仙となるが、穢れを身に宿してしまう。
暗褐色の肌、くせ毛の白髪が特徴的。男性器は馬並みの巨根でコンプレックス(サキュバス族からは好評)。身長の伸びが止まったと思い悩んでいる。
性格は悪戯好きな子猫。警戒心が強く、甘えたがり。セックスばかりしているが、ちゃんと勉強もしている。最近は新聞を読むようになった。趣味は魚釣りとセックス。好きなものは紅茶。
▽出生の真実
本来の器ではなく複製体。器であった森番の少年が実母を犯し、産まれ堕ちた近親相姦児。シーラッハ男爵家領での惨劇は隠蔽され、一部の者だけが知る国家機密となった。
ベルゼフリートは両親を知りたがっていたが、真実を知ってからは、周りがひた隠しにしていた事情を察し、気持ちの整理を終えた。
★ちょっとした小話★
自身の実年齢が九歳なので、まだまだ身長は伸びるという希望を抱いている。乳を飲めば身長が伸びると聞いて、セックスの合間に母乳を飲むようになった。しかし、残念ながら身長は現在の百三十六センチから伸びない。複製体であるため、父親の年齢を超えることはできず、大人にはなれない運命だった。残酷な真実を神官長カティアから告げられるはまだ先の話⋯⋯。
【メガラニカ帝国】
〈宰相派〉
▼ウィルヘルミナ・フォン・ナイトレイ(皇后:サキュバス族♀)
三皇后の一角にして、行政権を統括する帝国宰相。宮廷の最大派閥である宰相派を束ねる最高権力者。楽観主義で知られるサキュバス族ながら、とんでもなく堅物の美女。
規律を重んじ、仕事中は背広姿。セラフィーナをも凌駕する爆乳の持ち主なので、胸元が締まりきっていない。
由緒正しいナイトレイ公爵家の当主であり、建国時から続く古の家柄にしか与えられないフォンの称号がある。ただし古くさいので名乗らない貴族が多くなっている。
ベルゼフリートを保護し、育てた人物。皇帝から寄せられる寵愛は絶対的。内政能力に優れており、帝国の財政を数年で立て直した辣腕の政治家。
元々はシーラッハ男爵家の生まれで、淫魔の私生児を持て余し、本家の養女となった。美貌と才覚を認められ、当主に指名されるものの最初は嫌がっていた。
ベルゼフリートを保護する切っ掛けとなった事件で、種族の性である淫奔が消え失せ、真面目な性格に変貌する。祖国の繁栄と皇帝の栄華を第一に考えて行動し、時には冷酷な判断も下せる。
★ちょっとした小話★
好物は魚の魚卵や白子、趣味の釣りをベルゼフリートに仕込んだ。肉体に宿す瘴気が、他の女仙とは比較にならないほど濃いため、生け簀の魚を大量死させてしまい落ち込んだりしてる。ちなみに、生け簀で死んだ魚はセラフィーナの夕食になった。
▼ラヴァンドラ(王妃:ヒュマ族♀)
宰相派の王妃。皇后の座を狙っているが、あくどい手段は使わず、正々堂々と挑む。帝都アヴァタールを牛耳る大財閥ラヴァンドラ商会の経営者。下着から魔石まで扱う大商人。人材斡旋なども行っている。
領地と領民を持たない新興貴族。伯爵家であるものの、旧家からは成金だと見下されている。実際、貧民出身の富豪が没落した伯爵家の令嬢を大金で身請けしたのが始まり。
派閥は宰相派だが、新興貴族グループのリーダー格。家格の高いナイトレイ公爵家などとは距離を置いている。宰相派は最大派閥ゆえに内部事情は色々と複雑。宮中では野心家と噂される。
また、ラヴァンドラ王妃の側女は皇帝の子を孕みやすいという謎のジンクスが広がっている。
ラヴァンドラ商会が発行する帝都新聞は、軍務省を大批判するメディア媒体であるため、軍閥派の関係者からは蛇蝎のごとく嫌われている。
★ちょっとした小話★
商魂逞しく、アルテナ王国での販路拡大を狙っている。ベルゼフリートとセラフィーナの娘ギーゼラを養育中。さらにロレンシアが産んだ息子ジゼルも引き取り、着々とアルテナ王国進出への足かがりを固めている。
商売関係ではセラフィーナと良好な関係を築き、寝かせているアルテナ王室の財産を投資に回さないかと持ちかける。しかし、アルテナ王国の国王をベルゼフリートが兼ねているため、財務女官長が「皇帝陛下の財産に手を出すな!」と怒られ、投資話は頓挫した。
▼ローデリカ・グッセンハイム(王妃)
宰相派の王妃。優秀な文官であり、帝国宰相ウィルヘルミナからの信頼も厚い。アルテナ王国の戦後統治を一任され、目覚ましい成果をあげた。
宰相派での立場は中道、黙々と与えられた役目を果たす仕事人。主戦論者が多かった宰相派に属しながらも、隣国との戦争に関しては終始一貫して反対論を唱えていた。開戦してからは軍務省と宰相府の橋渡し役となって、終戦に尽力している。
グッセンハイム子爵家の領地は西部半島部にあり、富裕層が多い。大陸外との交易船が寄港するようになり、不穏な東側と比べて活気づいている。
★ちょっとした小話★
アルテナ王国を守るためであれば、セラフィーナが本当に頼るべきだった人物。初登場時は名前こそ出ていないが『【12話】息子の亡骸を啄む者達』の立会人。実は協力を求める機会があった。
リュート王子の処刑、ベルゼフリートのアルテナ王国訪問や政略結婚などもに反対していた。セラフィーナがローデリカを頼っていれば、別の未来もあったかもしれない。
〈軍閥派〉
▼レオンハルト・アレキサンダー(皇后:アマゾネス族♀)
三皇后の一角、軍権を統括する帝国元帥。メガラニカ帝国軍の最高指揮官であり、軍閥派の頭目。帝国の最強戦力。アレキサンダー公爵家が生み出した最高傑作。滅びかかっていた帝国を救った大英雄の孫娘、名前のレオンハルトは祖父から受け継いだ。
七人姉妹の四女。立場が逆転してしまった長女、次女、三女とは気まずい。父親が同じ五女とは仲が良い。六女と七女からは慕われている。
アレキサンダー公爵家の血統に由来する次元支配の|異能力《スキル》を持ち、時空を自在に操る。他の姉妹と比べても精度と効率が飛び抜けており、祖父以上の能力者に成長した。また、固有の異能力をもう一つ宿している。
母親のヴァルキュリヤは闘技場の剣闘士を拉致し、レオンハルトを産んでいる。警務女官長ハスキーは胎違いの姉であったりする。御前試合で一回は負けてあげるくらいには親しみを向けている。
★ちょっとした小話★
アレキサンダー公爵家を出奔した過去がある。婿は自分の意思で決めると母親に反抗、血気盛んだったレオンハルトは姉達にも「世界は広い! 皇帝だからといって婿にするのは意志薄弱な女だ!」と暴言を捲し立てて、ド派手な家族喧嘩後に実家を飛び出る。
その後、旅先のナイトレイ公爵領で出会った少年に一目惚れする。ぜひとも婿にほしいとウィルヘルミナに頼み込むが、なぜか大神殿の巫女が押しかけていたりと不審に思う。
身元を調べていくうちにベルゼフリートが新帝だと気づき、大急ぎで実家に戻って母親に謝罪した。家出をしてからわずかの期間に起きた出来事である。
上の姉達からは「どの面下げて帰ってきた」と嫌味を言われた。本人は猛省している。そういった経緯もあって、姉達にはよそよそしくなった。騒動に関わらなかった妹達からは笑い話となっている。
▼アレキサンダー公爵家の長女(側女:アマゾネス族♀)
現在はレオンハルトの側女。次元操作の精度は高いものの、レオンハルトほどの出力と効率がないため、当主の座を与えられなかった。屈辱ではあったが、妹のレオンハルトに勝てないと認めており、決闘でも敗れている。
強い子を産むために、ベルゼフリートとの子作りには積極的。レオンハルトが帝国元帥の業務に忙殺されるのを尻目に、性技でベルゼフリートを虜にする。
★ちょっとした小話★
レオンハルトがNTR嫌いなのは、姉にベルゼフリートを盗られそうだと危機感を抱いているからだったりする。
▼アレキサンダー公爵家の次女(側女:アマゾネス族♀)
現在はレオンハルトの側女。瞼を閉じなければ次元の操作が行えない。その代わり姉妹の中では範囲は広い(レオンハルトを除く)。視界封じの眼鏡を愛用している。
レオンハルトが当主となることを認めていたが、家出騒動の際に吐かれた暴言でブチ切れた。レオンハルトが帰ってきたときに一番憤慨していた人物。
★ちょっとした小話★
お淑やかな女性で趣味は読書。公文書館で一般図書を毎週借りるのが日課。ベルゼフリートにせがまれて絵本の読み聞かせをすることも。
怒っている姿を想像できないくらい優しいが、キレると七姉妹で一番恐ろしい。ずっと根に持つタイプ。ユイファン少将が借りた本は、折り目がついていたり、汚れていたりするので、何度か注意している。
▼レギンフォード・アレキサンダー(側女:アマゾネス族♀)
アレキサンダー公爵家の三女。現在はレオンハルトの側女。軍服がよく似合う長身細身のモデル体型。着痩せするタイプ。胸の谷間に黒子がある。姉妹のなかで母親のヴァルキュリヤと容姿が一番似ている。
ベルゼフリートが初めて会ったとき、舞台女優みたいだと褒められて頬を染めていた。
次元操作を発動している最中は、身体の動きが鈍くなる。その代わり効率は七姉妹でもっとも秀でている(レオンハルトを除く)。
★ちょっとした小話★
ベルゼフリートにわざと自分を襲わせて愉しんでいる。露骨な誘いはせず、犯してくるように誘導する策士。ただしセックスの主導権は渡してくれない。しかも、セックスを始めると十時間以上は続ける。
▼タイガルラ・アレキサンダー(側女:アマゾネス族♀)
アレキサンダー公爵家の五女。現在はレオンハルトの側女。七姉妹のなかでも筋骨隆々な大柄な体格。帝国軍の重装鎧を日常服にしている。
次元操作の精度・出力・効率、いずれも優れているが効果範囲が狭い。自分の周囲十メートルを越えると著しく減衰してしまう。レオンハルトとは同じ父親の姉妹であるため、一番仲がいい。幼少期から練習試合の相手をさせられてきたので打たれ強い。
★ちょっとした小話★
レオンハルトの家出騒動で母親と上の姉達を説得するために奮闘した。面倒見がよいため軍部でも頼られる姐貴気質。上の姉達はアレキサンダー公爵家に属している意識が強く、軍務省は任務を振りにくい。参謀本部はタイガルラを重宝している。
▼アレキサンダー公爵家の六女(側女:アマゾネス族♀)
現在はレオンハルトの側女。軍務省に所属しているが休職中。次元操作は長女に匹敵するほどに強力。ただし一日のうち十二時間から十六時間は眠っている。
一日の大半を寝ているため、通常の任務にはまったく向いていない。寝不足の状態だと次元操作の出力が著しく落ちる。
★ちょっとした小話★
七姉妹のなかでバストが一番大きい。寝息を聞くと猛烈な眠気に襲われる。ベルゼフリートもセックスの途中でいつの間にか眠らされてしまう。
寝てる最中は周囲を高次元隔壁で囲ってしまうくせがある。ベルゼフリートを抱き込んで眠ってしまうと、女官でも手出しができなくなる。叩き起こすには高次元の壁を突破しなければならない。
▼キャルル・アレキサンダー(側女:アマゾネス族♀)
現在はレオンハルトの側女。可愛いをモットーにするアレキサンダー公爵家の末妹。筋肉を押し込める特技で少女体型を維持している。力むと本来の姿に戻るが、本気の戦闘と出産時でしか本当の姿は見せない。
次元操作のレベルは七姉妹で最弱。手の動きに連動させて次元を操るが、姉達ほどの精度はない。その代わりに高度な精霊召喚術が使える。生まれつき精霊の声が聞こえる霊媒体質。本気で戦うときは精霊を召喚しまくり、敵を圧倒する。
★ちょっとした小話★
広報勤務を希望してるがレオンハルトに却下されている。軍務省の広報活動には自主的に参加、ファンクラブもある。
女官との仲が悪いのは、広報活動でメイド服アレンジの軍服を着たため。女官の制服となっているメイド服を女仙が着るのは禁じられている。
▼ヘルガ・ケーデンバウアー(王妃:???族・吸血鬼♀)
主席宮廷魔術師、上級大将、軍閥派のナンバー2。全身鎧で姿を隠しているのは、日光が弱点の吸血鬼であるため。ちなみに鎧を脱ぐと恥ずかしがり屋の性格が表に出てしまう。
ケーデンバウアー侯爵家は吸血鬼の一門で、代々の当主が〈始祖の吸血鬼〉を継承してきた。
おかしな発明で女官を怒らせているが、開明派の良識的な貴族として有名。迫害された共和主義者の子孫を保護したり、族滅などの苛酷な刑罰の廃止を訴える。
メガラニカ帝国の建国に関わった十貴族の旧臣であり、フォンの称号を与えられたが栄大帝時代に「貴族の分断を招く古く慣習」だとして返上した。
★ちょっとした小話★
先代のケーデンバウアー侯爵は救国の英雄アレキサンダーと並んで偉業を讃えられている。死恐帝の災禍で滅びかかっていた五百年間、メガラニカ帝国を守り続けた護国の英雄。廃都ヴィシュテルの解放戦で死亡し、地位と〈始祖の吸血鬼〉を当代のヘルガが受け継いだ。
ヘルガを帝国宰相に推す民衆は多かったが、革新的な政治思想は帝国の保守層に快く思われておらず、貴族勢力や一部の種族からは反対の声が上がった。ヘルガ自身も宰相の地位を欲しておらず、ナイトレイ公爵家のウィルヘルミナが帝国宰相に就任した。
色々と問題がある性格をしているものの、評議会で出してくる政策は至極真っ当。ケーデンバウアー侯爵家の領地は学術都市として非常に有名。ナイトレイ公爵家と領地が隣接しており、湯治客を取り合っている。
▼ユイファン・ドラクロワ(愛妾:ヒュマ族♀)
愛妾にして、帝国軍の情報将校。階級は少将。ベルゼフリートとの間に娘のユベルを産んでいる。
ダウナー系の黒髪美女。寝癖をまったく気にしない人。戦闘能力は常人並(軍人としては最底辺)。士官学校を卒業できたのは父親の献金があったからだと思っている。大軍を指揮する用兵の才能に関しては大天才。学生時代から一部の教官からは認められていた。
副都ドルドレイで起きた軍事クーデターの鎮圧で有名となる。その後、アルテナ王国を攻め落として昇進する。
イリヒム要塞攻略、王都ムーンホワイト攻略を成し遂げ、リュート王子の処刑も立案した。気怠げな印象に反し、立案する作戦はかなりえげつないものが多い。
先祖が共和主義者だったことや、規則を軽んずる傾向が強く、宮廷での地位は愛妾止まり。ドラクロワ子爵家は取り潰し寸前の名ばかり貴族だった。宰相派からは快く思われていない。ネルティを側女として迎え入れ、補佐官に任命している。
★ちょっとした小話★
策謀に優れた情報将校。アルテナ王国とバルカサロ王国を分断させるために唯一の男子だったリュート王子を処刑、さらにセラフィーナ女王にベルゼフリートの子を産ませるように指示したりと、冷酷な作戦を実行できる。
帝国軍の内部ではユイファンに心酔する部下が多くいる。ドルドレイ騒乱の最中、野心を抱いていた時期もあったが、老将ウィリバルトに睨まれてからは身の程を弁えるようになった。
▼ネルティ(側女:兎族♀)
愛妾ユイファンの側女。階級は少尉。黒毛の兎耳、白い尻尾を生やした|兎娘《バニー》。皇帝ベルゼフリートとタメ口で話せる幼馴染みの親友。元々はケーデンバウアー侯爵に仕えていたが、隣領のナイトレイ公爵家を探るために奉公人となる。
ナイトレイ公爵家で働いているとき、保護されたばかりのベルゼフリートと親しくなる。人見知りだったベルゼフリートはウィルヘルミナとネルティにしか懐かず、専属の世話係兼遊び相手となる。
女仙となってケーデンバウアー侯爵家に所属が戻ってからもウィルヘルミナからは目をかけられ、引き抜きを打診されたこともある。女官から一方的に敵視される。
現在はユイファンの副官として、身の回りの世話を一任されている。ユイファンの寝室を掃除し、返却期限が過ぎた本を発掘する。
★ちょっとした小話★
表沙汰になっていないが、ベルゼフリートが二番目に女仙した人物であり、御子を産んだのも二番目。男児と女児を一人ずつ産んでいる。
ウィルヘルミナは自分以外の女もベルゼフリートに抱かせる必要があると考え、ネルティを女仙化させた。皇帝は後宮でハーレムを築き、体内に封じる破壊者ルティヤの荒魂を鎮める。しかし、哀帝のように一人の女性だけを愛し、精神が不安定になってしまうのをウィルヘルミナは懸念していた。
帝国元帥レオンハルトや神官長カティアには気付かれており、先んじてしまったことを申し訳ないと悔やんでいる。
わざと荒っぽい口調で悪ぶっているが善良な性格。ベルゼフリートがセラフィーナを強姦した件については否定的。宮廷で変貌していったセラフィーナやロレンシアを哀れんでいた。
政争とは無縁でありたいと願っているが、ベルゼフリートのせいで巻き込まれがち。
《セラフィーナの側女》
▼ロレンシア・フォレスター(側女:ヒュマ族♀)
アルテナ王国の誇り高き女騎士だったが、現在はメガラニカ皇帝に忠愛を誓う性奴隷。宮中での地位はセラフィーナの愛妾となっている。
真紅の鮮やかな赤髪が特徴的な美少女。アルテナ王家に長年仕えてきたフォレスター辺境伯家の令嬢でもある。
幼馴染みの近衛騎士レンソンと結婚し、子を宿していた。しかし、女仙化の影響で流産してしまう。祖国を蹂躙した帝国を深く憎悪していたが、セラフィーナを守る従者として、皇帝の後宮に入内。ショゴス族の女官達が肉体を改造し、超乳膨腹の苗床胎にされてしまう。
胎内に寄生卵子を植え付けられ、ショゴス族の子を代理出産する母胎となった。セラフィーナを越える超大な乳房の妊婦体型となり、剣を振るえない身体にされた。多胎妊娠で十二人の赤児を出産。ベルゼフリートとロレンシアだけの遺伝子を受け継いだ男児ジゼルを産む。
生まれた子供達は魔術師の適性が高い。ショゴス族の子供は湿原園テケリ=リに、ジゼルはラヴァンドラ商会に預けられる。
★ちょっとした小話★
不定形のショゴス族を除くと作中最大の巨乳に成長した。母乳がとめどなく溢れてくるため、搾乳機でミルクを搾るのが日課。
ベルゼフリートとのセックスに溺れており、すでに二回目の妊娠を遂げた。巧みな剣技の女騎士だった過去を捨て去り、夜伽の性技を磨く淫女に堕ちた。
▼リア(側女:ヒュマ亜人種・犬族♀)
ケーデンバウアー侯爵家に仕える側女。現在はセラフィーナに奉公中の身。祖父は老将と名高い帝国軍のウィリバルト将軍。獣人の血は母方からの遺伝。栗色毛の愛らしい美少女である。特技は料理。セラフィーナはリアが作る帝国の料理を堪能している。
★ちょっとした小話★
生まれつき病弱な体質で、成人まで生きられないと医術師から宣告されていたが、不老不病の女仙となったことで健康体になる。唯一の肉親である祖父に曾孫を見せるのが楽しみ。
▼ララノア(エルフ族♀)
元一級冒険者。姉御エルフで熟練の冒険者と有名だった。バストはGカップ級〈百二十年の熟成モノ〉で、大きな乳房を揺らしている。
色恋よりも冒険が大好きな好奇心旺盛なエルフだった。亡者が跋扈する死恐帝時代は魔物退治に精を出していた。
救国の英雄アレキサンダーと面識あり。神官長カティアから側女にならないかと勧誘されていた。
男性経験豊富だと言い触らしていたが、実は高齢処女。ベルゼフリートに処女を散らされ、一発で妊娠してしまう。
★ちょっとした小話★
冒険者時代のエピソードにベルゼフリートが興味津々。地下都市の迷宮を案内すると約束してしまうが、かつての冒険者仲間に今の姿を見せるのはちょっと恥ずかしい。
▼テレーズ(ヒュマ族♀)
パーティーの女僧侶もといエロ修道女。聖職者の衣装がほぼ痴女。バストはGカップ級〈マシュマロ〉でヒップも太め。
皇帝を崇める聖堂会の信徒。またの名を狂信者とも言う。回復術式の達人。とてつもない信仰心でポテンシャルを底上げしている。
皇帝教皇主義を掲げる聖堂会は共和主義者を血祭りに上げる過激派。反皇帝派を残虐な方法で殺し回った危険な宗教結社。本家である大神殿からは異端の危険団体と名指しされ、注意が呼びかけられている。
他国から見るとヤバい宗教だが、メガラニカ帝国だと「少しやり過ぎ」の認識で収まっている。
共和主義者の子孫を匿ったケーデンバウアー侯爵領で、教団がテロ行為をやらかしたので信徒は一律で出禁。女性信徒は成人後、十年間は純潔を守ることが教義となっている。処女をベルゼフリートに捧げ、子供を授かる。
★ちょっとした小話★
正真正銘の狂信者。冒険者として活動している間も「腕は確かだが、勧誘が迷惑⋯⋯」という風評が囁かれていた。ベルゼフリートとセックスするときは、必ず拘束具を付けられる。宗教が絡まなければ優しい常識人。身籠もった子供は聖堂会の指導者に内定済み。
▼アリスティーネ(アマゾネス族♀)
アマゾネス族の筋肉娘。バストは大胸筋込みでGカップ(硬い)。腹筋に自信がある。ビキニアーマーを愛用し、ぶっちゃけ全裸でも戦えちゃう女戦士。見られて恥ずかしいような身体はしていないと豪語する。
皇帝ベルゼフリートとの子作りセックス権を求めて、バトルトーナメントに参戦するも決闘王ハスキーに敗北する。警務女官の登用試験は体力試験に合格したものの筆記試験と性格診断で落ちた過去がある。
ベルゼフリートに処女を散らされて妊娠する。皇胤を授けてもらう機会を与えてもらったので、セラフィーナには感謝している。
★ちょっとした小話★
後宮での生活には満足しているが、武装の許可を得るため、軍務省に籍を置こうか検討中。祖父が帝国軍の重鎮であるリアに相談している。
▼ルイナ(アマゾネス族♀)
アマゾネスの筋肉娘、太腿と臀部の肉付きがすごい。バストは大胸筋込みでGカップ(硬い)。アリスティーネと色違いのビキニアーマーを装備。バトルトーナメントでの戦績は三回戦敗北。警務女官の登用試験は「優秀な子を産みたいです」と本音を書いて不合格となった。
ベルゼフリートに処女を散らされて妊娠。自分より強い女戦士が産まれてくるのが楽しみでならない様子。
★ちょっとした小話★
離宮に置いてくれたセラフィーナに恩義を感じており、恩返しをするためにアリスティーネとともに軍務省への入隊を考えている。
▼エルフィン(狐族♀)
狐の耳と尻尾を生やした獣人族の女性。身長が低く、容姿は幼く見えるが今年で31歳。バストはGカップ(ロリ巨乳)。
エルフィンの氏族は事業で失敗し、多額の負債を抱えていた。獣人族は氏族のつながり深いため、自分の借金ではないが、返済のために冒険業を頑張ってきた。
ユイファンと取引し、情報を影で流していた。氏族の借金を帳消しにしてもらったうえ、女仙となれたので大満足している。ベルゼフリートに処女を捧げて妊娠した。
★ちょっとした小話★
幼いころから金銭や氏族のしがらみで苦労してきた。産まれてくる子供には自由に生きてほしいと願っている。同じ獣人のリアとは、尻尾穴のある下着などで盛り上がる。
〈長老派〉
▼カティア(皇后:ハイエルフ族♀)
皇后の一人で、司法権を統括する司法神官長。長老派の妃達をまとめる筆頭者。裁判所を兼ねる大神殿の長として、数百年前から帝国に仕えている生き字引。種族はハイエルフ族。実年齢は誰にも教えようとしない。
見た目は完全なロリ幼女。口調が古風なのは、古代エルフにありがちな訛り。破壊帝、哀帝、死恐帝の暗黒時代を知っているため、誰よりも平和を愛している。
★ちょっとした小話★
救国の英雄アレキサンダーを支えた仲間の一人。滅びゆくメガラニカ帝国を見限っていたが、説得されて旅に出る。大陸全土を巡り、廃都ヴィシュテルの死恐帝を鎮め、実姉の亡霊を祓う。
神術師としての実力は神族を凌駕する指折りの猛者。死んでいった仲間達の遺志を継ぎ、新帝を見守っている。
▼アストレティア(王妃:天神族♀)
長老派のナンバー2。公安総局の機関長を兼ねる。女仙の処断も許されている。
カティアほどではないが、そこそこの年齢。永遠の十八歳を自称。争いを好まない穏やかな性格。ただし小言は多い。
★ちょっとした小話★
結婚を司る聖婚の女神。不貞には厳しい。でも、馬バイブなどの大人の玩具には寛容だったりする。衣装箪笥に隠されたアダルトグッズの数々はベルゼフリートだけが知っている。
〈女官〉
▼ヴァネッサ(女官総長:ショゴス族 ⚤)
ベルゼフリートに尽くす女官の総締め。本職は医術師。医務女官長と交代でベルゼフリートの体調管理をしている。
見た目は穏やかな美女。でも、敵に回したら危険な人。奉仕種族のショゴスであることを誇りに思っている。
歯向かってくる生意気な女を“孕み袋”にするのが趣味。丁寧かつ温和ですが、ベルゼフリートや自分に忠実な部下に対してだけ。女官の上下関係は絶対。妃や皇后になめた態度をとるハスキーでも、ヴァネッサには逆らわない。
★ちょっと怖い小話★
ショゴス族にとって主人との子作りは最高の栄誉。ベルゼフリートと子供を産みまくって、ショゴス族を地位を高めようとしている。自己出産もしていますが、出産ペースが産休の問題があるので苗床を募集中。
ヴァネッサ専属の苗床になると帝城ペンタグラムでの優雅な暮らしが保障される。ただし、死ぬまでベルゼフリートとヴァネッサの子供を産む機械。
▼ハスキー(警務女官長:ヒュマ族♀)
皇帝直属の女官。六人いる女官長の一人、警務女官長の役職を預かる。元々はコロシアムの決闘チャンピオン。御前試合の三本勝負で帝国最強のレオンハルトに一度だけ勝利した猛者。勝因はレオンハルト元帥の手加減だったが、それでも紛れもない快挙。
警務女官長となってからは、ベルゼフリートに熱烈なアプローチをかけて寵姫の座を獲得。宮廷では高飛車な妃達や側女と熾烈な争いを繰り広げている。厳しい任官試験を突破した同僚の女官には優しい。
★ちょっとした小話★
寝取らせ性癖をこじらせている。ベルゼフリートが他の女とセックスしているのを見て興奮する。幼少期に父親がアレキサンダー公爵家で胤漢をさせられていたのが原因かもしれない。血縁上はレオンハルトとタイガルラの異母姉。
▼アデライド・バシリスク(医務女官長:半蛇娘族♀)
皇帝の主治医を務める医務女官長。頭冠で両眼を隠し、半蛇娘族の瞳力を制御している。下半身は蛇腹でエメラルドグリーンの鱗で覆われている蛇娘。長い胴体に医療道具を載せている。女官総長のヴァネッサとは旧友で、医術をともに学んだ。
★ちょっとした小話★
夜伽のときは蛇腹の下半身を巻き付ける。丸呑みされるネズミみたいな気分が味わえる。慣れると気持ちいいとベルゼフリートから好評。
〈帝国軍〉
▼ウィリバルト(老将:ヒュマ族♂)
リアの祖父。一兵卒から将軍まで登り詰めたたたき上げの将校。救国の英雄アレキサンダーが死恐帝を鎮めた廃都ヴィシュテルの解放戦に参加した。
★ちょっとした小話★
強面の老人であるため勘違いされているが気さくな性格。しかし、声もドスが利いているせいか、厳しい人だと誤解されて悲しんでいる。ベルゼフリートとリアの間に曾孫が生まれて、号泣するほど喜んだ。
〈ベルゼフリートの子供達〉
▼ユベル・ドラクロワ(ヒュマ族♀)
ユイファンとベルゼフリートの娘。母親と同じ寝癖が付きやすい髪の毛。気怠げ美人の母親と違って、性格は底抜けに陽気。言葉を覚えてからは、とにかく喋りまくる。
祖父母に可愛がられているが、一番可愛がっているのは帝国軍の兵士達。ユイファン少将は現場の兵士から人気が高く、娘のユベルは中堅若手の将校のアイドル状態。特にユイファン少将の指揮下で戦った将兵からは、姫君のような扱いを受けている。
★ちょっとした小話★
来年にはお姉ちゃんになりそうだと自慢している。
▼セラフリート・アルテナ(ヒュマ族♀)
セラフィーナが産んだベルゼフリートの娘。三つ子の長女。アルテナ王国の次期国王として教育を受けている。異父姉のヴィクトリカとはアルテナ王国の王座を巡って争う定めにある。
★ちょっとした小話★
過去視の異能を宿している。セラフィーナがベルゼフリートの過去を探れたのはセラフリートが胎内に宿っていたからである。
▼コルネリア・アルテナ(ヒュマ族♀)
セラフィーナが産んだベルゼフリートの娘。三つ子の次女。大神殿に引き取られ巫女となる教育を受けている。
★ちょっとした小話★
未来視の異能を宿している。将来は予言者となるが、成熟するまで能力は使えない。
▼ギーゼラ・アルテナ(ヒュマ族♀)
セラフィーナが産んだベルゼフリートの娘。三つ子の三女。ラヴァンドラ商会に引き取られて英才養育を受けている。
★ちょっとした小話★
千里眼の異能を宿している。将来、アルテナ王国の東西統一で活躍する。
▼ジゼル・フォレスター
ロレンシアが産んだベルゼフリートの息子。十二胎のうちで最後に産まれたショゴス族の遺伝子が混ざってない子供。母親からはフォレスター辺境伯家の赤髪、父親からは褐色の肌を受け継いだ。
★ちょっとした小話★
十数年後、成長したジゼルはアルテナ王国の東西統一戦争でジゼルは初陣を飾る。フォレスター辺境伯の地位を継ぎ、勇名を馳せる。
〈東アルテナ王国〉
▼ヴィクトリカ・アルテナ(ヒュマ族♀)
セラフィーナ女王とガイゼフ王の娘。母親と同じく美しい金髪の美女。若かりし頃のセラフィーナ女王と似ている。大人しそうな見た目に反し、性格は活発で勇敢。悪く言えばお転婆娘。ロレンシアと一緒に剣を学んでいた。
生まれが王女のくせに、盗賊の素養が高い。忍び歩きで、気配を完全遮断できる異能持ち。幸運値も異常に高く、悪運属性持ち。
メガラニカ帝国に潜入中、ベルゼフリートに犯されて妊娠する。母親のセラフィーナと決別し、東アルテナ王国の女王を名乗る。奪われた祖国を奪還し、売国奴となった母親への報復を誓う。
★ちょっとした小話★
ベルゼフリートに孕まされた赤児を東アルテナ王国で男児を出産する。産まれた子供を利用するつもりだったが、母性愛に目覚めてしまう。処刑された兄の名前、リュートと名付ける。
▼リンジー(ヒュマ族♀)
古くからアルテナ王家に仕えてきた上級女官の老女。セラフィーナを育てた教育係。政治感覚に優れ、影の実力者だったが、アルテナ王国の敗戦を回避させることはできなかった。
★ちょっとした小話★
王家に仕える暗殺者の一族。家業から解放してもらったセラフィーナの父母は恩人。現在はヴィクトリカに仕えている。
▼ガイゼフ・バルカサロ(ヒュマ族♂)
バルカサロ王国の王族出身者で、セラフィーナの前夫。王婿として、アルテナ王国の政治を任されていた。メガラニカ帝国との戦争が始まるまでは良き統治者。しかし、良くも悪くも凡夫だったので、妻を寝取られてしまう。
私生活では妻と子供達を愛する優しい父親だった。優れた点もないが、悪い点も見当たらない。強いて言うなら運の悪い人。
★ちょっとした小話★
息子を殺され、妻を奪われ、娘を辱められた恨みは深い。メガラニカ帝国とベルゼフリートを憎悪している。反帝国の勢力を糾合すべく、中央諸国で帝国脅威論を流布する。
▼リュート・アルテナ(ヒュマ族♂)
セラフィーナ女王とガイゼフ王の息子。処刑後は鳥葬の後、白月王城に葬られた。
★ちょっとした小話★
実は遺骨が盗み出されている⋯⋯。
【魔物】
▼レヴェチェリナ・ヴォワザン(大妖女♀)
青紫肌の大妖女。魔物達からは悪業の魔女と呼ばれている。破壊帝の次代から暗躍してきたメガラニカ帝国の闇。身に着けているのは翡翠の首飾りだけで、全裸で過ごしている妖艶な痴女。破壊者ルティヤの器を狙い続けている。
★ちょっとした小話★
特定の条件下でベルゼフリートを透視できる。興奮すると自慰をせずにはいられない淫乱体質。優れた妖術の使い手だが、仲間である魔物達からは気狂いと罵られる。
▼キュレイ(牛頭鬼♀)
上位種の魔物であり、人間と同等以上の知能を有する。人類の時代を終わらせるため、レヴェチェリナの誘いに乗る。
★ちょっとした小話★
人間に擬態できるが滅多にしない。外見上の出来映えは完璧な美女。しかし、人間嫌いのため醜悪だと本人は思っている。荒っぽい言動が目立つが、利巧な魔物。レヴェチェリナの知識を利用したがっているが、信頼はまったくしていない。
▼マルファム(凶鳥獣♂)
上位種の魔物。超再生能力持ちの特殊な個体。教会の聖者を殺すほど大物。中央諸国で暴れ回り、レヴェチェリナの誘いに応じて、メガラニカ帝国に潜入する。
★ちょっとした小話★
過去に同種の魔物を英雄アレキサンダーが討伐している。記録が残っていたため、タイガルラとキャルルが魔狩人の討伐隊に参加。マルファムの油断もあったが、敗北は実力差。相手が悪すぎた。
▼影の魔物
レヴェチェリナの仲間。あくまでも協力関係。大量の物資を運ぶ能力を持っており、拠点の移設で扱き使われている。
★ちょっとした小話★
出身は大陸南部の海底。噂を聞いてメガラニカ帝国に潜入した。キュレイとは信頼関係を築いているが、レヴェチェリナは他の魔物と根本的に異なると見抜いている。
▼レンソン(ヒュマ族♂→魔物⚥)
近衛騎士団の騎士。ロレンシアの元夫。ハスキーに睾丸を踏み潰され、去勢させられた。ヴィクトリカ王女とリュート王子とも親しくしていた。帝国への憎しみをレヴェチェリナに利用される。
★ちょっとした小話★
レヴェチェリナの実験工房で改造中。ほとんど人間ではなくなっている。