2024年 2月22日 木曜日

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【60話】戦勝パレードの備え お披露目の妊婦(♡)

NOVEL亡国の女王セラフィーナ【60話】戦勝パレードの備え お披露目の妊婦(♡)

 8月15日の明朝、帝国元帥レオンハルトは帝都アヴァタールの凱旋門に到着した。

 天空城アースガルズから降り立った皇帝ベルゼフリートの出迎えを受ける中、ユイファン少将の姿がないと気付いた。

「参集の刻限は過ぎているが、肝心のユイファン少将はどうしたのか?」

 レオンハルトは質問する。しかし、理由を知っていそうな者は口を閉ざす。回り回って当事者である皇帝が、帝国元帥の前に進み出た。

「昨晩⋯⋯ユイファンとセックスしてたんだ。朝には復活してると思ったんだけど⋯⋯。この時間になっても来ないなら、たぶんダメかも⋯⋯。あははははは⋯⋯」

「⋯⋯は?」

「⋯⋯ごめん。頑張ったけど連れてこられなかった」

「なるほど。つまり、ユイファン少将はベッドの上から離れられない状態にあるのだな?」

「そうなんだよねえ⋯⋯。あはははは⋯⋯」

「⋯⋯⋯⋯」

「あはははは⋯⋯。うん。笑い事じゃないよね⋯⋯」

「軍務省を統括する帝国元帥としては、この不祥事を笑い事では済ませたくないぞ。帝国軍人の規範となるべき上級将校が、栄えある勲章授与式を欠席するなど考えられん」

「あんまりユイファンを怒らないであげてね。僕の配慮が足りなくて無理させちゃったのもあるからさ⋯⋯。ごめんね」

「陛下が謝ることではない。ユイファン少将の体調管理に帰する問題だ」

 苦笑いするベルゼフリートは、呆れ返っているレオンハルトと目を合わせられなかった。帝国軍の功臣がセックス疲れで勲章授与式に出られないなど、醜聞中の醜聞だ。

「もうよい。ユイファン少将の不始末は後回しとする。功労者たる参謀の不在は、非常に不格好だが、いないものはしょうがない。当初の予定に沿って動く。警備隊の総指揮は憲兵司令官に任せる。パレードで行進する大通り、授与式の式場である凱旋門広場は万全の警備で固めよ」

「はっ! 承知いたしました!」

「ところで憲兵司令官。帰還部隊に同行していた商人達の調査はどうだった?」

「申し訳ございません。アルテナ王国の商人を全員調べましたが、不審な人物は発見できませんでした。該当する人物を見たとの情報もありません」

「そうか。いつまでも足止めをして、商人達に騒がれては困る。連中にも戦勝パレードを見せつける。祖国に帰ったとき、帝国がどれほど発展した社会を築いているのか喧伝してもらわねばならないのだ。商人の身元調査は打ち切りだ。全員を帝都に入れてやれ」

「はっ! 直ちに!!」

 ヴィクトリカ王女が隊商に紛れ込んでいるとの情報は、長年にわたって王家に仕えてきたリンジーの証言であり、確度の高いものだった。

 レオンハルトは徒労に終わる予感を覚えつつも、アルテナ王国から連れてきた商人達の身元を部下に調べさせていた。

 事情を知らないベルゼフリートは、レオンハルトと憲兵司令官の会話を不思議そうに眺めている。

「久しく見ない間に随分と大きく育ったものだ⋯⋯」

「そう? 僕、あんまり身長伸びてないよ?」

「陛下ではなく、セラフィーナ女王とその従者だ」

 勲章授与式に先立ち、帝都アヴァタールの大通りで行われるパレード。帝都の市街を巡る儀装馬車に乗車するのは、皇帝ベルゼフリートと帝国元帥レオンハルト。それに加えてセラフィーナとロレンシアが同乗する。

「あっ、そっちね。セックスに励んだ成果だよ。僕はとっても頑張った。二人とも立派な孕み腹でしょ? どっちも一発だったんじゃないかと思ってるんだ」

 ベルゼフリートはセラフィーナとロレンシアの膨らんだ腹を両脇に抱える。

 孕み腹の二人は、下着の色が浮き出てしまう薄地のドレスを着させられていた。乳首や女陰などの陰部は、黒い下着で隠せているが、娼婦の踊り子と変わらない生肌の露出具合だ。

 特に男性兵士は視線をどこに向ければいいのか困っている。

「レオンハルトのご所望通り。セラフィーナは妊娠5カ月。ロレンシアも妊娠してるよ。ショゴス族の苗床腹だから、もうこんなにお腹が大きくなってるんだ」

「ふむ。どこからどう見ても立派な妊婦だ」

「うん♪ 今回のパレードで二人の姿を見せつければ、誰が女王とその女騎士を孕ませたかは、一目瞭然だよね!」

「んあぁ⋯⋯っ♥︎」

「あぁふぅっ⋯⋯っ♥︎」

 右手でセラフィーナの尻を揉み、左手でロレンシアの尻を揉む。調教された二匹の雌は、劣情のこもった甘い吐息で喘いだ。

「妊娠してから性感度が高まってる。いい声と表情で喘いでくれるよ」

「陛下の助力に感謝している。こんなに早くアルテナ王国の新王を作っていただけるとは思っていなかった。セラフィーナにも感謝する。子胤が優秀であるとはいえ、その年齢と立場でよくぞ孕んでくれた」

 レオンハルトは指先をセラフィーナの腹に当てる。しっかりとした胎動を感じ取り、満足げに頷いた。

 労いの言葉をかけられたセラフィーナだったが、年齢と立場を言及されて顔を曇らせた。種族年齢でいれば、ヒュマ族の三十六歳は高齢出産だった。

「さて⋯⋯貴公は近衛騎士のロレンシアだな? 何を血迷ってショゴス族に胎を貸してしまったのか知らんが、随分と動くのが辛そうだな」

「はい。元帥閣下。私はロレンシア・フォレスターと申します⋯⋯。んぁっ♥︎ んぃ⋯⋯♥︎ 皇帝陛下⋯⋯っ、おやめぇ⋯⋯今はぁ♥︎ 元帥閣下とお話の最中ぅぅ⋯⋯はゅぅうあっ♥︎」

「陛下、イタズラはやめていただきたい」

「はいはぁーい。お尻のおさわりはやめまーす」

「さて、話を戻すが、そのような身体になってしまったのなら、貴公はショゴス族と取引を交わしたのだろう。違いないな?」

「それは⋯⋯その⋯⋯。はい」

「隠し通せると思うな。女官総長ヴァネッサに胎を明け渡し、その代わりに外出許可を得たはずだ。しかも、あのラヴァンドラ王妃の口添えを得たというではないか。ずいぶんときな臭い話だ」

「この数ヵ月、天空城アースガルズで暮らし、皇帝陛下のご寵愛をいただいてから、考えに変化がありました」

「ほう。それで貴公の変化とは何だ?」

「皇帝陛下から頂戴した温情に報いたいのです。私はアルテナ王家の騎士でありますが、それなら皇帝陛下とセラフィーナ様の御子に忠誠を尽くすのも、騎士の道です。⋯⋯私も過分ながら、皇帝陛下から子胤を授かり、御子を孕みました。新たな祖国となる帝国に尽くすため、ベルゼフリート陛下の国をもっと知りたいのです」

「心にもないことを⋯⋯。見え透いた虚実だな。そう簡単に忠義を曲げ、怨讐を捨てる女には見えなかったぞ。腹の内では何を考えている?」

 レオンハルトの指摘は一部正しい。ロレンシアの言葉には嘘が含まれている。しかし、一方で祖国への忠誠心を捨てたのは事実だった。

 ベルゼフリートと肉体関係を持った夜にロレンシアは、王国騎士の矜持を捨てていた。レオンハルトは非の打ち所のない忠義の武人。だからこそ、ロレンシアの心を読み誤った。

 心を打ち砕かれ、暴かれたロレンシアの本性は弱々しい小娘だった。

「もう! その辺にしなよ。いじめるのダメ! ロレンシアをいびるのは禁止ね! 可哀想でしょ。おめでたい日なんだから仲良くしようよ!」

 この場にユイファンが居合わせていれば、ロレンシアを庇ったベルゼフリートの態度を怪しみ、真意を問いただしたかもしれない。

「陛下の気分を害するというのなら、この辺りでやめておこう。なぜラヴァンドラ王妃が出てきたのかは、セラフィーナから後ほど聞かせてもらう」

 奇妙かつ不審には思いつつも、主君に口を挟まれては敵わない。

 仕方なくレオンハルトは引き下がる。まずは当面の課題に注力する。帝都に忍び込んだであろうヴィクトリカ王女を捕まえて、内々に処理する大仕事が軍務省にはあった。

 ◇ ◇ ◇

 パレードの行進開始までの間、ベルゼフリートはセラフィーナとロレンシアを両脇に置き、雑談に見せかけた打ち合わせをしていた。

「帝都のカラスには注意してね。帝国軍や宮廷魔術師はカラスの死骸を使役してるんだ。カラスの眼で周囲を警戒してる。耳もいいから、内緒話を聞かれちゃうこともある」

 ベルゼフリートは外の世界をほとんど知らない。皇帝に即位する以前は、ナイトレイ公爵家の居城で暮らしていたので世間知らずだ。

 ロレンシアには正しい知識を授けたい。けれど、ベルゼフリートには限界があった。

「あぁっ⋯⋯♥︎ うっ⋯⋯陛下っ⋯⋯! そのっ♥︎ お尻をそんなふうに撫でられると⋯⋯! 困りますわっ⋯⋯♥︎ こんな人前で⋯⋯! 大勢いるのにっ! んぁ! 見られてしまいますわっ⋯⋯!」

「お尻、触られるの嫌い?」

「そ、そんなことはっ! んぁ! んんっ! んぁっ!!」

 セラフィーナは両脚を捩らせながら呻く。

「はぁはぁはぁ⋯⋯んぁっ⋯⋯んっ! 陛下ぁ⋯⋯んぁ!」

 ロレンシアも鼻息を荒くし、頬が紅潮していた。儀装馬車に乗り込むまでの待機時間、ベルゼフリートは二人の尻を揉み続けていた。

「取り込み中なら兵士さんが遠慮して近付かないからね。警務女官はそうもいかないけど、軍務省の警備隊と話し合いの最中みたいだし、僕らが内緒話をするなら今だよ。でも、本気で発情されたら困るから、ちょっとだけ手加減してあげる」

「んぁ♥︎ はひぃっ。お心遣いに感謝いたしっ、んあぁっ♥︎」

「敏感なところ触っちゃったかな? まあ我慢してね。それで、首尾のほうはどう?」

「ラヴァンドラ妃殿下からは昨日、連絡がありましたわ。んはぁ⋯⋯んっ! 夜の晩餐会が終わったら、ロレンシアに迎えを遣わすそうですわ⋯⋯んぃっ!」

「3カ月間だけだ。僕らに使える時間はね。軍務省は当初、セラフィーナを利用してウィルヘルミナの弱味を探らせようとしたけど、当時と今では状況が異なる。情報を握ってしまえば交渉の余地はあり、ただし今は軍務省の支援を期待できない。むしろ邪魔される可能性がある」

「はぁはぁ⋯⋯んぅう♥︎ ふぅう♥︎ ですが、今のところは順調ですわ。差し障りなく⋯⋯。陛下のご協力に感謝しておりますわ」

「取引の範囲内だけどね。セラフィーナはロレンシアを使って僕の過去を探る。そして、結果を僕にちゃんと教える。約束は守ってよ」

「はいっ。もちろんぅ♥︎」

「それと、その過程でウィルヘルミナの弱味が握れなかったとしても、僕とは無関係。その点、よろしくね」

「そうはなりませんわ。んぁ♥︎ 陛下の過去にはウィルヘルミナ宰相の秘密が隠されている。私はそう確信していますわぁ♥︎」

「⋯⋯だといいけどねえ。ロレンシアはどう? 明日からは一人で動いてもらうことになる。ラヴァンドラ商会が世話人や護衛を手配してくれるから、その辺は問題ないと思うけど体調は? いけそう?」

「はい⋯⋯っ。問題ありません。身籠もった身体に馴れてきました。妊娠してから、次第にお腹が張ってきていますけど、体調は良好です」

 ロレンシアの態度は控え目だった。完全に心変わりし、主君を鞍替えしているのは隠さねばならない。

(あぁ⋯⋯ベルゼフリート陛下⋯⋯♥︎ 陛下が私を心配してくださっている⋯⋯♥︎)

 セラフィーナには秘密だ。その一心でベルゼフリートとの態度は硬めにしている。屈服したロレンシアは忠義を捨て去り、幼い皇帝に縋り付いてしまった。だが、セラフィーナを憎んではいなかった。

(もし皇帝陛下と女王様⋯⋯。どちらかを優先しなければいけないとしたら⋯⋯)

 ロレンシアが背信を徹底できる残忍な性格なら、どんなに楽だったろうか。皇帝からの寵愛と庇護がなければ、もうロレンシアは生きられない。だが、セラフィーナとは良好な関係を保ちたかった。

(セラフィーナ様の御心はどこにあるのかしら? まだアルテナ王国に未練を残している? だから、ガイゼフ王と正式に離婚せず、陛下との婚姻を受け入れないというの? 陛下とのセックスを愉しんでおきながら⋯⋯)

 その疑問の答えを持っているのは、セラフィーナのみだ。しかし、美しきアルテナ王国の女王は内心を明かさない。軍務省や宰相府に従属する素振りは見せず、皇帝すらセラフィーナの真意は掴めていなかった。

「そろそろ出発の時間だ。見世物にされて、とっても嫌な気分になるかもしれないけど我慢してね。セラフィーナ。ロレンシア」

 ベルゼフリートは二人の妊婦を励ます。特にロレンシアに対しては身体を寄せて、慈しみの感情を示した。

 何気ない仕草だったが、ロレンシアの乙女心は強く刺激された。肉体関係を結んでから短い時間しか過ごしていない。けれども、急速にロレンシアの心はベルゼフリートに惹かれていっていた。

(⋯⋯こんな気持ちを抱いてしまうなんて、かつての私だったら信じられない。だけど、私は弱い女⋯⋯。皇帝陛下に⋯⋯守ってもらわないと⋯⋯皇帝陛下に⋯⋯愛してもらわないと⋯⋯私はもう生きていけない⋯⋯っ!)

 自分よりも背の小さな少年が、とても逞しく見えた。敵対していたころは、憎き悪童としか思っていなかった。

 忠愛を誓ってからは、狂い惜しいほど愛おしい。

(イヤらしい手つきでお尻を愛でられてる⋯⋯。あぁ⋯⋯気付いちゃった。セラフィーナ様だって、あんな雌の発情貌で悦んでる。あんなエロい表情をして⋯⋯きっと今すぐセックスしたいんだ。きっと⋯⋯きっと⋯⋯私と同じで気持ち良くてイキそうになってる⋯⋯♥︎ 陛下⋯⋯っ! ⋯⋯国を捨てた薄汚い私を愛してくれてる唯一の人⋯⋯っ♥︎)

 出発を目前に控え、凱旋門広場には帝国兵の部隊が集結していた。パレードの行進を彩る音楽隊が到着し、全員がベルゼフリートに敬礼する。

(尻肉を揉まれて、発情している痴態をたくさんの兵士に見られてる。こんな⋯⋯恥ずかしいのにぃ⋯⋯んぁっ、ぁあぅふぅ⋯⋯♥︎ だめっ♥︎ 陛下ぁ⋯⋯クリトリスにまで指を伸ばさないでぇ⋯⋯♥︎ こんなところでイっちゃったら⋯⋯! あぁぁんっ!)

 両脇に美女を従えるベルゼフリートは、音楽隊の精微な敬礼に微笑みで返礼した。背後から手淫責めされるセラフィーナとロレンシアは、頬を紅潮させる。吐息を漏らしながら、ぎこちない会釈を返した。

(⋯⋯んぁっ⋯⋯はぁ⋯⋯っ! ごめんなさい⋯⋯レンソン⋯⋯♥︎ もう私は王国騎士でもなんでもない⋯⋯♥︎ ベルゼフリート陛下の端女はしためになちゃった⋯⋯♥︎ 私は後宮の女にされちゃったのぉ♥︎)

 女陰を濡らした赤毛の美女は、祖国に残した元夫のレンソンを想って懺悔する。

(ごめんなさいっ♥︎ ごめんないっ♥︎ レンソンぅ♥︎)

 許されざる裏切り行為であるとは分かっている。しかし、心身の弱ったロレンシアは帝国の覇者に媚びる人生を選んだ。

 主君であるセラフィーナにさえ明かしていない。ロレンシアは自らの意思で下僕となった。

 後宮ハーレムの一員となった赤毛の美女は、幼き皇帝を心から愛すると決めた。


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