「ふくじゅう」(作:laliberte)の紹介&個人的レビューをしていきます。
まず作者のlaliberte先生は海外の方です。紹介文の日本語が怪しいのはそのせいですが、マンガ内の日本語訳はほぼ完璧で気になるものではありません。
内容としては要塞で働き始めた警備兵が、主君の領主に妻&娘を寝取られるマンガです。
いわゆる初夜権ものかと思いきや、妻を差し出すのは忠誠を示すためだそうです。そのため「寝取らせ」タグが入っていますが、夫のほうは納得がいっておらず、ジャンル的には「寝取られ」です。
ページ数は76ページでオールカラー。少々お高めな値段ですが内容は保証します。お約束の展開をしっかり守ってくれる安心感。海外産も日々レベルが上がっているのを実感します。
発売元(サークル名) | laliberte |
発売日 | 2024年05月06日 |
価格 | 1,760円 |
作品形式 | マンガ |
ジャンル | お尻/ヒップ おっぱい 断面図 寝取られ 寝取らせ アヘ顔 妊娠/孕ませ 潮吹き |
作品紹介・あらすじ
兵士の夫に付き添い、安全な要塞に住むことになった妻と娘。
領主は貪欲な本能を明らかにし、妻と娘を奪おうとする。 夫は妻と娘を守れるか?
レタバレ&個人的な感想&レビュー

主な登場人物は4人、守備兵ルーカス(夫)、婦人ソフィア(赤髪の人妻)、娘レオ(男装させてる)、領主ミハエル(竿役のオッサン)。ヒロインは妻と娘、表紙で描かれた左側の赤髪キャラがソフィア、右側の腹筋割れ気味なのがレオです。
要塞の守備兵になったルーカスは忠誠を示すための慣例として、妻の身体を捧げることになる。しかし、あくまでも慣例であって、先輩の兵士は「領主に妻の裸を見られるだけで終わり。特に何事もなく終わるから気にすんな。すぐ忘れちまうよ」とルーカスをなだめる。
領主ミハエルが裸を眺めるだけで、美人のソフィアを解放するはずもなく⋯⋯。
ソフィアもイヤらしい態度のミハエルが手を出してくるのは想定内。フェラチオ奉仕で射精させて、そそくと寝室を去ろうとするが、精力著しいミハエルは一回の射精で勃起が鎮まらず、オマンコに挿入されてしまう。喘ぐソフィアは「キスは嫌です」とまだミハエルを拒絶する。
強情なソフィアに中出しを決めたミハエルは「私に仕えないのなら夫を消しちゃおうかなぁ?」と脅迫。家族の身を按じたソフィアは1ヶ月だけメイドとして働くことになる。当然、働いている間、ソフィアはミハエルに犯される。
妻が領主に犯されている間、夫のルーカスは守備兵の仕事をしていた。命じられた仕事は寝室の警護。鎧兜で素顔を隠し、妻にも内緒にしていたが、ルーカスはソフィアとミハエルが寝室でセックスしているのを間近で聞いていた。
そんな中、ミハエルは息子を装ってるレオが娘だと気付いて地下に幽閉。領主を騙した罰として、母娘を縛って隣り合わせで種付けを行う。先に母親のソフィアが快楽堕ちし、抵抗するレオを一緒に犯し始めてしまう。嫌がっていたキスを自ら行うことで、ソフィアは自分の本心をミハエルに見せる。
ソフィアはミハエルに気に入られて、領主の妻になり、性格も豹変する。奪われた妻と娘を取り戻すため、ルーカスは反乱を起こすも既に手遅れ。しかも、反乱鎮圧の陣頭指揮はレオが行っていた。
ルーカスは情けをかけられて生き延びるものの、ミハエルの子を孕んだソフィア&レオを目撃して、涙目で要塞を去って行くのだった。
総評 短編マンガとしてよくまとまっている
起承転結のポイントがよくまとまっている短編です。
起→領主にソフィアを差し出してしまう
承→メイドになったソフィアは「夫」と「領主」を比べ始める
転→レオが娘だとバレて犯され、ソフィアは快楽堕ちで領主に接吻する
結→ルーカスが反乱を起こす。レオが反乱者を鎮圧し、ソフィアは領主と妻として振る舞う
ちゃんと母娘の妊娠姿も描いているのが良い点です。ルーカスを情けない夫と嘲りつつも、反乱の罪で処刑しないあたりが美味い。ルーカスを殺してしまうと、単に領主に乗り換えた母娘にヘイトが向いてしまう。
ルーカスをあくまでも情けない男と描写している点が光っています。寝室の警備をさせていたので、その気になればソフィアやレオを助けることもできたわけです。「反乱起こすくらいなら、もっと早く助けろよ。意気地なし!」という感情を想起させるトリックだと思います。
悪い点 強いて言うのなら言語の壁
DLsiteの紹介文が機械翻訳で、これだけを見たら購入しようとは思わない。ちょっと損をしていますね。作品自体はちゃんと翻訳がなされています。要塞、宮殿、城塞、が混同していたり、ちょっと怪しいところはありますがね。