2024年 12月5日 木曜日

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【171話】偽りの心象世界(♥︎)〈後編〉

NOVEL亡国の女王セラフィーナ【171話】偽りの心象世界(♥︎)〈後編〉

 セラフィーナの顎先あごさきから汗のしずくしたたり落ちた。

 興奮のうずきが抑えきれない。媚体は淫熱を帯びる。男根を欲するオマンコから淫涎が湧き出していた。

(自国が置かれている危機的な状況は理解しているつもり⋯⋯。私がやろうとしているは、アルテナ王国を滅ぼしかねない愚行ですわ⋯⋯。あぁ、それでも⋯⋯♥︎)

 軍事同盟を結ぶバルカサロ王国、急速に復興するメガラニカ帝国。大国間の戦争に巻き込まれたとき、アルテナ王国の存亡は危ぶまれる。

(私の夫はバルカサロ王家出身のガイゼフ⋯⋯。愛する伴侶以外に身体を許してはいけない。教皇猊下の前で誓った夫婦の契りを穢してしまう)

 セラフィーナとガイゼフの婚姻は典型的な政略結婚。メガラニカ帝国は王女ヴィクトリカをベルゼフリートの王妃にしたいと提案している。すべてが丸く収まる。ヴィクトリカもアルテナ王国のためだと思えば納得して帝国の後宮に入内してくれるはずだ。

(なぜかは説明できないわ。でも、。私はそう思ってしまうわ⋯⋯)

 アルテナ王家の女をメガラニカ帝国に差し出す。現実世界での一年前、実際に起きた出来事。しかし、奇妙な因果で帝国に嫁いだのは、王女むすめではなく女王ははおやだった。

 既知感デジャヴに導かれて、セラフィーナはベルゼフリートの寝所を訪れた。記憶が奪われようとも、心身に刻まれた愛欲は消し去れない。

「ああ⋯⋯♥︎ 皇帝陛下⋯⋯♥︎」

「⋯⋯?」

 横たわっていたベルゼフリートは、驚きの表情で固まる。それもそのはずだ。接待国の女王が夜這いをしかけてきたのだ。深い眠りに落ちようとしていた意識が覚醒する。

「え⋯⋯? え? なに?」

 初めて会ったばかりの相手。子持ちの人妻女王が寝台ベッドに上がり込み、色っぽい息遣いで這い寄る。乳首の勃った爆乳が手の届くところまで近づかれた。薬を盛られたかのような発情具合で迫ってくる。

「これは夢なのでしょうか⋯⋯?」

「それは僕の台詞セリフだと思うよ。ここ、僕の部屋だよ? 何をやってるの⋯⋯? うわっ!?」

 頬を赤らめたセラフィーナは、困惑するベルゼフリートに覆い被さった。ロングスカートのドレスが枝垂れ掛かる。前方の視界が乳房で塞がれてしまった。

「分かりませんわ。なにも⋯⋯。私には分からないのです⋯⋯♥︎」

「だから、それ僕の台詞セリフ⋯⋯。訳が分からないよ」

「ですが、なぜか身体は知っていますわ。きっと皇帝陛下のお身体もご存知のはず⋯⋯♥︎」

 さかり上がった女体は猛烈な淫臭を醸している。匂いを嗅いだベルゼフリートは、顔面に押し当てられた巨大な乳房を触る。心地好い弾力、程良い硬軟を兼ね揃えた極大の美玉。乳首から滲む甘い匂い。

(――僕のモノだ)

 心身に刻まれた記憶が蘇る。ベルゼフリートはセラフィーナの王衣を破り千切った。母乳の滴る乳首に吸いつく。飢えた乳飲み子のごとく甘える。

 セラフィーナもベルゼフリートの股間に手を伸ばし、小さく愛らしい矮躯に不釣り合いな巨根を取り出した。

 馬の生殖器を連想させる極太のオチンポ。にぎこぶしほどのサイズに肥大化した亀頭。処女を捧げた夫との粗チンとは比べるまでもない。

「はぁ⋯⋯はぁ⋯⋯♥︎ 皇帝陛下のオチンポぉ⋯⋯♥︎ 奉仕させてくださいませ♥︎ 卑しきのオマンコを永久とわにお捧げいたします⋯⋯♥︎」

 セラフィーナの巨尻が落ちる。愛液で濡れた薄絹の下着を貫通し、極太のオチンポがオマンコに収まった。

「おぉっ♥︎ んぉっ♥︎ おお゛ぉっ⋯⋯♥︎」

 メガラニカ帝国の幼帝に母乳を授けながら、挿入された肉棒を膣道で締め上げる。

(あぁ⋯⋯♥︎ 捨ててしまいましたわ♥︎ 裏切ってしまったのだわっ⋯⋯♥︎ んぁっ♥︎ しゅごいぃっ♥︎ 夫も! 子供も! 国も! 民すらも⋯⋯!! 売国妃と口汚く罵られても私は⋯⋯♥︎ 欲しいのぉおォっ⋯⋯♥︎ 皇帝陛下の寵愛が欲しいっ♥︎)

 偽りの記憶が洗い流される。亀頭が子宮口に接吻し、セラフィーナは本来の記憶を取り戻した。

 皇帝ベルゼフリートを愛するようになった。愛妾となり、三つ子の娘達を産んだ。

「――夢にしては現実感があるね」

 ベルゼフリートも本当の記憶を思い出した。母乳を飲み終えると、乳間に鼻先をうずめる。蒸れる汗を気に止めず、セラフィーナの身体をまさぐり始める。

「でも、ここって現実じゃないよね」

「私も奇妙な感覚ですわ。もしかすると、現実なのでは? 夢の中でこうもはっきりと会話が成立するでしょうか⋯⋯?」

「どうだろ。本物なのは僕とセラフィーナだけな気がする。変な感じだ。さっきまでセラフィーナを忘れてて、急に思い出した。まったく同じ?」

「はい。私もそうでした。陛下と過ごしていた記憶が⋯⋯あんっ♥︎ あふぅっ⋯⋯♥︎」

 ベルゼフリートが急に子宮を突き上げた。構って欲しくて悪戯をする悪餓鬼のように。セラフィーナは歳にそぐわない可愛らしい嬌声をあげる。

「この感じは本物かな。匂いだとか、母乳の味、汗の臭い、膣襞が絡み付く具合、お尻やオッパイの柔らかさ。何よりも肌触りの良い金絹の髪⋯⋯。セックスに違和感がない。間違いなくセラフィーナのオマンコだね。ヤバいかもねぇ」

「⋯⋯?」

「僕らは精神的な攻撃を受けてる可能性がある。幻覚に囚われてるんだ。訓練を受けたときと似てる。この半端な現実感ってヤツがさ」

 ベルゼフリートは大神殿の神官達から精神防御の知識を与えられていた。

「ここが現実世界とは思えません。ですが、陛下は本物に感じますわ」

「うん。だから、僕らの意識は本物で間違いない。同じ幻術にかけられたっぽい? うーん。神官長のカティアでもなければ、僕の魂に干渉できるはずがない⋯⋯。そう聞かされてたんだけどね。どうなってるんだろ?」

「どうしましょうか⋯⋯?」

 破壊者ルティヤの転生体に対する精神操作は困難である。けれど、いくつかの条件が揃えば可能だった。過去に神官長カティアはベルゼフリートの記憶を封じる処置を施した。味方が為しえたのなら、敵も同じ行為が可能なはずだ。

「僕は基礎的な訓練を受けただけで、神術師や魔術師じゃないんだ。あっ! そういえばウィルヘルミナから悪夢からの脱出方法を聞いたことがある。サキュバスの翼を生やして、天上をぶち破って手段。でも、今は役に立たないかな。」

「私も陛下も翼は生えておりませんからね⋯⋯」

 夢魔とも呼ばれるサキュバス族は夢を操れる。だが、ベルゼフリートは単なる悪夢とも違うと感じた。

(どう考えても害意があるよね。この嫌な雰囲気は⋯⋯)

 アレキサンダー公爵家の六女が得意とする〈夢の世界ドリーム・ワールド〉に近い。夢幻空間に対象を閉じ込める異能力スキル。しかし、こちらはベルゼフリートには通じないはずだ。何度か引き込んでもらおうとしたが失敗した。

「誰かに何かをされてるのは間違いなさそう。僕が三皇后を忘れるのは絶対におかしいし⋯⋯。そもそもレヴェチェリナって誰だ? セラフィーナは知ってる?」

「いいえ⋯⋯。あの女は存じ上げませんわ」

「記憶を取り戻すまで、僕はレヴェチェリナが帝国宰相だと思い込んでた。ウィルヘルミナの存在を忘れてたからね」

 セラフィーナはベルゼフリートの肩に付着した女性の毛に気付いた。

「陛下⋯⋯? この髪は⋯⋯もしや?」

「え⋯⋯、なに⋯⋯? まさか浮気とか不倫だって咎めるつもり?」

「私が言える立場ではございませんが⋯⋯」

「そうそう。こっちで夜這いを仕掛けてきたのはセラフィーナのほうだからね⋯⋯」

 現実世界ではベルゼフリートから手を出した。しかし、偽りの世界においては、セラフィーナが自分の意思で不貞に及んだ。

「この部屋でレヴェチェリナを抱かれたのですか?」

「うん⋯⋯。まあ、そりゃね。セックスしてたよ。この部屋で⋯⋯」

「ヴィクトリカの件で、女仙以外に手を出してはならないとあれほど注意されたではありませんか」

 昨年の夏、ベルゼフリートはセラフィーナの娘であるヴィクトリカを孕ませた。死刑から救う保険であったが、実際は母娘を両方妊娠させたいという欲望に従った結果だ。ガイゼフに対する当てつけもあったかもしれない。

「それは⋯⋯その⋯⋯! だって! 帝国宰相だと思い込んでたんだもん。仕方ないじゃん⋯⋯!!」

「何かされたのでは⋯⋯?」

 ジト目でセラフィーナは非難する。

「普通にセックスしただけだよ。射精する度にすごく疲れちゃってさ。眠たくなってたときにセラフィーナが忍び込んできた。レヴェチェリナが誰かは知らないけど、気持ちよかったなぁ。⋯⋯怪しいかな?」

「どう考えても怪しいかと⋯⋯」

「そもそもここが夢の世界なら、現実世界の僕らは何をやってるんだろ?」

「私と陛下は⋯⋯。たしか帝都アヴァタールのグラシエル大宮殿にいたはずですわ。慰霊祭を終えて、私は排卵日に胤をいただこうと⋯⋯」

 セラフィーナは思い出した。男児の懐妊を願って膣内射精してもらった。確実に孕ませる強い意志をひしひしと感じ取った。女として身に余る寵愛を授かり、極上の絶頂に達した。

(私は身籠もったのかしら⋯⋯?)

 三つ子の娘達は辱めでの妊娠。しかし、セラフィーナはベルゼフリートを深く愛するようになった、寵姫の座を欲して、再び孕むつもりだった。

「レヴェチェリナ⋯⋯? どこかで⋯⋯。 ん? あの大っきなオッパイ⋯⋯! 見たような⋯⋯。どこかで⋯⋯? あぁ!? やっばぃ! あぁ⋯⋯!! これ、すっごく嫌な予感がしたきたなぁ⋯⋯。三皇后に怒られちゃうよ⋯⋯」

「どうされたのです? 陛下⋯⋯?」

「えっとね。レヴェチェリナのデカパイで気づいた⋯⋯。帝城ペンタグラムで僕が誘拐されそうになった事件。覚えてる?」

「もちろんですわ。後宮に敵が侵入した大事件ですもの⋯⋯。まさか?」

「そのまさかだね。レヴェチェリナは僕の居城に忍び込んで、ド派手な大爆発を起こした犯人だと思う。女官の制服を独創的に着崩しててさ⋯⋯。すごくスケベな身体でね、まさしくあのオッパイだった。美事に熟した柔らかな果実。揉んでて楽しかった」

「私の乳房に頬擦ほおずりしながら言われると、さすがに妬いてしまいますわ。しかも、陛下は女性をオッパイで記憶されているのですか⋯⋯? 」

「だってさ。僕は背が小さいから、対面でセックスしてると視界にオッパイで塞がれちゃうんだ。そりゃあ、バストサイズ、乳輪の大きさ、乳首の形、母乳の味で覚えるよ。セラフィーナの乳房は天然モノだと最上位だ。大陸で五指に入る至宝の爆乳だね。誇りなよ」

「お褒めいただき、光栄の極み。陛下の御子を産んでからバストサイズが大きくなりましたわ」

「また産んだら、もう一回り大きくなる? なんてね。イチャついてる場合じゃない気がするんだ」

「同感ですわ」

 セラフィーナは情報を整理する。異常の原因はレヴェチェリナであろう。目的は分からないが、良からぬ企みを抱いているのは確かだ。女仙としての本能が危険を訴えてくる。

(私が陛下を強く求めたのは女仙の本能⋯⋯。陛下の肉体から帝気が立ち昇っていますわ。破壊者の荒魂が放つ力強い波動。陛下に危険が迫っているんだわ)

 

 転生体の器に異常が起きれば、女仙は本能的に気付く。己がすべき行動がおのずと分かる。

(亀裂の生じた器から溢れ出るように感じてしまうわ)

 セラフィーナは腰を動かし始めた。艶めかしく前後に揺さぶり、オマンコに抑え込んだ巨根を刺激する。

「くっ⋯⋯ぅんっ⋯⋯! セラフィーナ? 本気? こんな状況で続けるつもりなの⋯⋯?」

「ご奉仕いたしますわ。陛下の荒魂を鎮めねばなりません。本来の記憶を取り戻せたのは、おそらく交わりを遂げたからですわ。そもそも女仙とは穢れ祓いの巫女。皇帝陛下の心身をお清めいたしますっ⋯⋯♥︎」

「くっ! あっ! んぁっ⋯⋯! セラフィーナ⋯⋯! そんな急に動いたら⋯⋯っ!」

「遠慮なさらず、突き上げてくださいませっ♥︎ んぁっ♥︎ あん♥︎ 私はメガラニカ皇帝の愛妾セラフィーナ♥︎ 誰が何と言われようが、私のオマンコはベルゼフリート陛下のオチンポ専用ですわ⋯⋯♥︎」

 屹立きつりつする極太オチンポをオマンコで扱く。騎乗位の杭打ちは速度が上がっていった。勢いの乗った重みで寝台ベッドの柱が軋んだ。

(あんぅっ♥︎ んんっ♥︎ はやく射精させてあげたいっ♥︎ 陛下はレヴェチェリナと接触してしまった。その汚濁を拭い取らなければならないわ。器の封印がもろくなっている。何かされてしまったんだわ⋯⋯! 私ですら陛下の魂に触れられる⋯⋯!!)

 ベルゼフリートは苦しそうに呼吸を荒げる。射精の瞬間は迫っていた。魂にくさびを打ち込めと誰かがセラフィーナに命じる。言われなくてもそのつもりだった。

「ん⋯⋯んくぅ⋯⋯! なんでだろ⋯⋯? 出せないっ⋯⋯。いつもなら射精しちゃうのに⋯⋯? あっ⋯⋯!? くぅっ⋯⋯! ねえ、セラフィーナ⋯⋯。ちょっとだけ休憩しない⋯⋯?」

「んぁっ♥︎ あんっ♥︎ あんっ♥︎ んふっ♥︎ 陛下らしくもありませんわ♥︎ 私の奥に食い込んだ勃起オチンポは射精したがっていますわ♥︎ さぁ♥︎ さあ♥︎ 貴き胤をお出しくださいっ♥︎ 女仙の胎だけが陛下の癒やすのですからっ⋯⋯♥︎」

「でも⋯⋯っ! セラフィーナ⋯⋯っ!」

 ベルゼフリートは顔を真っ赤に染めて呻いた。何かに射精を阻害されている。胤を出したくても、尿口を栓で封じられているかのようだった。

 性的な刺激だけでは射精にいたれない。

 セラフィーナはベルゼフリートの魂魄に触れる。メガラニカ帝国の皇帝ではなく、一人の少年が抱く恋心を鷲掴みにする言葉。共に過ごしたことで知り得たベルゼフリートの本心を揺さぶる。

「――もっと母親ママに甘えて良いのよ♥︎ ベルゼ♥︎」

 耳元で優しく囁いた。母親からの愛に飢える少年は受け入れる。

 そもそもの出自からして、ベルゼフリートは母子が交わった末に産まれた近親相姦児。母親に縋り付き、甘える気質は父親からの遺伝だった。

「あ⋯⋯う⋯⋯ぁ⋯⋯! 出ちゃう⋯⋯! 膣内なかに出すからね⋯⋯! 出しちゃうんだから⋯⋯!!」

「出していいわっ♥︎ いっぱい出すのよぉ♥︎ ああ、愛しい子♥︎ なんて良い子♥︎ 私の可愛い坊や♥︎ 母親ママのオッパイを吸いながら、オマンコに射精してぇ⋯⋯♥︎」

 セラフィーナはベルゼフリートを愛する。欠けた実母の代わりとなって、母親の愛情で抱きしめる。魂の奥深くに太い繋がりが出来上がった。

(あぁっ♥︎ 繋がってるっ♥︎ 私とベルゼの魂が⋯⋯本物の母子みたいにっ⋯⋯♥︎)

 魂の楔は母子の絆。血は繋がらずとも剥がされかけた魂を器に引き留める。レヴェチェリナの妖術で築かれた偽りの世界が崩落し始める。

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