寝室から護衛の女官を追い出した帝国元帥レオンハルトは、幼帝ベルゼフリートとのセックスを堪能する。
全裸になった二人は寝台に寝転がり、互いを抱きしめる。
暗褐色の指先がレオンハルトの腹筋をなぞる。左右対称の美しいアマゾネスの筋肉美。皮膚はぶ厚く、皮下の筋肉組織は鋭い刃さえも受け止めてしまう。
「レオンハルトはいつも戦士の香りがするね。あれ? 微かに血の臭いもするような。もしかして誰か殺してきた?」
「匂いがついていたか……。やはり湯浴みで汚れを落としてこようか?」
「そんなことないよ。僕は好き。レオンハルトの匂いが大好き」
帝国元帥のために用意された寝室は、無骨な作りで機能性を重視した内装だ。元々は友軍などの客将をもてなすための部屋であったという。
仰向けに横たわるレオンハルトを舐め回し、発達した大腿四頭筋に覆われた両脚を開いてもらう。
セラフィーナと違って、レオンハルトはムダ毛を処理している。電気針で永久脱毛された女性器は、美しい白色のパイパンで汗で蒸れていても不潔感はない。
「オマンコにキスしていい? いいよね? じゃあ、いただきま〜す♪」
幼帝の唇が女陰に触れる。愛らしい少年が股間に顔を沈め、丁寧に愛撫をしてくれている。
膣口を舐め回す舌使い、湧き出した愛液を啜る音、クリトリスの甘噛み、こうした変態的な行為にレオンハルトは興奮を感じていた。
性豪のアマゾネスを絶頂に導くほどの口淫ではなかったが、性技の上達ぶりは分かった。妃や女官との練習で実力を身に付け、レオンハルトに挑んだ。しかし、クンニだけで子宮を攻め落とせなかった。
幼いベルゼフリートには、まだまだ実戦経験が必要らしい。献身的な愛撫にレオンハルトは大喜びしていた。
「そろそろ限界だろう。私にぶち込みたくなったのではないか?」
「うーん。自信あったんだけどなぁ。やっぱりオチンポじゃないと、レオンハルトのオマンコはアクメしてくれないか。城を堕とすには攻城兵器が必要だもんね。仕方ないや」
我慢できなくなったベルゼフリートは、猛った陰茎を膣口に押し当てて生挿入を試みようとした。ところが、両脚で腰を挟まれて、そのままお預けをくらってしまう。
「生はダメだ。やるのなら避妊具を付けてくれないとな」
「危険日なの?」
「今日は排卵日ではないが、アマゾネスの体質上、孕みやすくなっている。この時期に妊娠するわけにはいかぬ」
「えぇ……! 生殺しなんてやだよ! アマゾネスなのに避妊とか気にしちゃうのー。それこそおかしいよ。ゴムは嫌い。生で挿入させてよ〜。あとで避妊薬飲めばいいじゃん。ねっ? 中出しセックスしようよー!」
メガラニカ帝国では生産業が著しく発展している。サキュバスやインキュバスが開発した避妊薬は帝国内で広く用いられていた。しかし、種族が多種多様なせいで、確実に避妊できる代物ではなかった。
特にアマゾネス族は薬物耐性値が高い。失敗する可能性は高かった。
「皇帝陛下の子胤は強いから油断ならない。以前にもアマゾネス専用の避妊薬を飲んでいたが、避妊に失敗してしまった。いくら私でも孕み腹にされたら、しばらく軍人としての仕事ができなくなる」
「デスクワークすればいいでしょ。現場は帝国軍の将軍たちに任せればいいじゃん。だから、入らせてよー! お願い!!」
「ゴムを付けてからだ」
「僕はあれ嫌いなの。専用サイズのゴムを作るときにすっごく恥ずかしい思いをしたから、生セックスがいい」
インキュバス製のコンドームは各種のサイズが流通している。その中でもっとも大きなサイズはキングサイズとして販売されていた。
主な購入者層は獣人やインキュバスで、それ以上は特注サイズとなる。ベルゼフリートが皇帝に即位した年、期間限定でカイザーサイズのコンドームが販売されるようになった。
「インキュバスに弄ばれたのが、そんなにトラウマになってるのか?」
「その話はなし! せっかく勃起させたチンポが縮み上がるから、その話題は禁止!!」
ベルゼフリートはコンドームを嫌う理由を誰にも語らない。性産業の視察でインキュバスが多く暮らす都市を視察したとき、何かをされたらしい。しかし、何が起こったのかは絶対に明かしたくないという。
インキュバス達がカイザーサイズのコンドームを開発し、宰相ウィルヘルミナが激怒していたことから、視察の最中に何があったかはおおよそ想像がつく。
余談となるがカイザーサイズのコンドームは発売初日で完売。限定生産だったため、市場ではプレミア価格がついている。宮廷への献上品を除き、一般市場向けの生産をウィルヘルミナが禁じたため、値崩れせず、今も値段が上がっていた。
「膣内射精しなければいいんでしょ〜。精子を外に出すから、挿入させてー。ちゃんと射精しそうになったら抜くからさ」
「さて、どうしたものか……」
侵入を試みようと皇帝は奮闘するが、相手は帝国最強、いや大陸最強のレオンハルト・アレキサンダー。屈強な女戦士の肉体を捻じ伏せられる者はいない。
レオンハルトはアマゾネス族の中でも、飛び抜けた膂力の持ち主だ。鋭い刃も弾く鍛え抜かれた金剛の体躯。敵の頭蓋骨を握りつぶす豪腕。軍馬のような大腿筋を纏う太脚から放たれる蹴りは、防御鎧を容易く粉砕する。
最強の肉体を持つレオンハルトであっても、皇帝の子胤には勝てない。油断していると、すぐさま孕み腹にさせられてしまう。
(挿入なしでは納得できまい。私としても溜まった性欲を発散できぬ)
かつてレオンハルトは、自分の身体が女性的な魅力に欠けていると、優美な容姿の妃に引け目を感じていた。
それこそ、帝国宰相ウィルヘルミナや女王セラフィーナのような美女に勝てない気がしていたのだ。
柔らかく巨大な乳房、鷲掴みにできないほど膨らんだ尻、雪原の如き白肌、情欲を煽る熟れた太腿。彼女ら身体に実った媚肉は異性の目を釘付けにする。
一方、厳しい戦闘訓練を積み重ね、帝国軍人であり続けるレオンハルトにとって、媚肉ほど縁遠いものはない。無骨なアマゾネスの身体では、夜の皇帝を満足させることはできないのでないか。かつてのレオンハルトは思い込んでいた。
——しかし、その心配は杞憂に終わる。
「もっと気持ちよくなろう……? いつもみたいにオマンコで僕のオチンポから精液を搾り取って……。 ねえ、挿れさせてよー。レオンハルトのオマンコと合体したい……!」
矮躯の幼帝ベルゼフリートは、巨躯の帝国元帥レオンハルトに甘える。ぐりぐりと亀頭を子宮口に押しつけ、すぐにでも子宮内に欲望を放ちたいと懇願する。
「仕方ない。今夜は特別だ。当たらないことを祈ろう。皇帝陛下は甘え上手だ。もしやウィルヘルミナやカティアにも同じことを言っているのではないか?」
皇后であるレオンハルトは、王妃や公妃と大きく異なる。公的な場でなければ、皇帝とは夫婦として対等のプライベートを過ごす特権があった。
お目付役の女官すらも遠ざけ、二人きりの寝室で皇帝と情を交えるのは三皇后と女官総長くらいなものだ。
「帝国元帥の意地悪。セックスのときに他の子の名前は口にするのはマナー違反だよ? 今はレオンハルトだけの皇帝陛下なのに……!」
「今は私を愛してくれている。しかし、昨夜と今朝はセラフィーナ女王を悦ばせていたのだろう」
「そうしろと命じたのはレオンハルトじゃん。女の人を強姦するのは、初めての経験だったから本当に疲れたんだからね。思い通りに動いてくれないし、普通のセックスの数倍は疲れたよ」
他の皇后を名前に出したとき、ベルゼフリートは大袈裟に機嫌を損ねたふりをした。しかし、セラフィーナ女王の名前をレオンハルトが口にしたとき、ベルゼフリートの口から出た言葉は紛れもない本音だ。
「抱き心地はどうだった?」
「性欲処理には使えるけどさ。それだけかな。オッパイやお尻は本当にすごいよ。でも、宮廷に戻れば代わりはいる。人妻に種付けするのは、ちょっと興奮しちゃったけどね」
ベルゼフリートは腰をゆっくり前進させる。仰向けのレオンハルトは両足をM字に開脚し、ベルゼフリートの男根を股間に迎え入れる。
「暖かい。レオンハルトのオマンコ、すっごくグヂュグヂュだ。生のオチンポが本当は欲しかったんでしょ?」
「本心は隠しきれぬな。皇帝陛下の極太チンポに貫かれて小娘のように喘ぎ、子宮が驚喜しておるわっ♥︎」
「巨根を喜んでくれるのはサキュバスとインキュバス、アマゾネスくらいだよ。それじゃ、動くね」
筋骨隆々のアマゾネスを極太チンポに比べ、ベルゼフリートの体はあまりも小さい。股間から生えた巨根で、矮躯の皇帝は帝国最強の武人を圧倒する。
子宮が火照っていく。レオンハルトは昇ってくる濃厚な享楽を堪能した。膣道をきつく締め付け、肉棒と擦れ合う襞から快感が伝わる。
「はぅぁんっ……いいっ♥︎ 亀頭の突き上げがぁ……んぁ♥︎ もっともっとっ、強くぅ♥︎ んぁ♥︎」
亀頭が子宮を押し上げる。愛液の雫が蜜壺から滴り落ち、普段の帝国元帥からは想像も付かない可愛らしい嬌声があがった。
「セラフィーナ女王に僕の子供を産ませて、アルテナ王国を乗っ取るつもりなんだよね」
「んっ♥︎ んぁっ♥︎ 私とのセックスよりもぉ、んぉ♥︎ 政治が気になるのかっ♥︎」
「気になるよ。エロいこと以外も気になる年頃だからね。もっと激しく撃ち込むから教えてよ」
「んぅふぅ♥︎ アルテナ王国の併合はしばらく先だ。んぃ♥︎ 少なくともっ、数十年後、セラフィーナ女王の産んだ子供がっ、んぃぃ♥︎ せっ、成人してっ、からぁ♥︎ っと考えているゅんぅうう♥︎ いっ、今はぁ……んんぅ♥︎ んぁ♥︎ んあっ、あんっ、あんっ♥︎ 民力休養の時期ぃ……なぁのだぁ……っ♥︎ 政治が安定してきたとはいえ、んぎぃんふぅうんゅ……っ♥︎ クーデターの余波は残って……いぃる♥︎ バルカサロ王国とのぉぉおおおっ♥︎ ぜっ、全面戦争はっ、避けるべ……あんぅ、ふぃんうぅううぁあああぁゅ♥︎」
「アクメ1回目♪ クリトリスを弄りながらだと、反応が段違いだね。クンニのときは通用しなかったのに……。亀頭で子宮を小突き上げながら、クリトリスを刺激させないとダメなんだ。とりあえず、僕の一勝ね♪ 僕はまだ射精してないもん」
「んっ♥︎ ぁんぅ♥︎ ふぅぅ♥︎ はぁ……はぁあ……。それ……禁止だ……。クリトリスを弄るのは……。やめろ……。反則技だからな……」
「レオンハルトのアクメ顔は可愛いよ。僕はもっと見たいのに」
「防戦は苦手だ。持久戦も嫌いだ。耐久戦は大嫌いだ。どんな戦いであれ、私は攻めて勝利したいのだ……」
「もう、本当に負けず嫌いなんだから〜。僕みたいな子供相手に向きになっちゃってさ」
レオンハルトが呼吸を落ち着けている間も、ベルゼフリートは陰茎を締め付ける膣道の動きを堪能する。初戦は弱点を突いて勝利できた。しかし、ここからレオンハルトの反転攻勢が始まろうとしていた。
その前にベルゼフリートは確かめておきたいことがあった。
「ウィルヘルミナと本気で戦ったりしないよね……?」
「意見がぶつかっているだけだ……。宰相府はバルカサロ王国までも倒すつもりでいるらしい」
帝国元帥レオンハルトと帝国宰相ウィルヘルミナの意見は大きく対立していた。
軍務省では厭戦の機運が高まっている。しかし、宰相府は違った。アルテナ王国での勝利を足掛かりに、バルカサロ王国との全面戦争を主張する者までいる。
「バルカサロ王国との戦争は総力戦となる。帝国は勝利できるだろうが、代償が大きすぎる。戦争は始めるより、終わらせるほうが難しい。戦場を知らない者達は理解していない」
宰相府をはじめ、メガラニカ帝国の民衆は自国の武力を過大評価していた。
国境の要塞を突破し、アルテナ王国の王都を陥落せしめたのは、作戦参謀が優れた作戦を立案し、完璧に近い形で軍が展開されたからである。
——戦争で幸運は続かない。
奇跡的な大勝利を収めれば、敵軍は警戒を強める。次からは万全の準備を整え、応戦してくる。そうなったとき、これまでのような奇襲や奇策は使い物にならなくなる。
「そうなんだ。僕は帝国の平和のために、セラフィーナ女王と仲良くしなきゃだめなんだね」
「宰相閣下は違う考えを持っている。しかし、私はそうするのが帝国の未来に繋がると思っているのだ。あの女王を愛せとは言わない。しかし、確実に孕ませ、子供を産ませてほしい」
「レオンハルトが褒めてくれるなら僕は頑張るよ。でも、相手は36歳だから、ちょっと時間がかかっちゃうかも」
「これはご謙遜を。600歳の神官長猊下すらも孕ませる子胤だろう。三十路過ぎの人妻など楽勝ではないのか?」
司法機関の長にして三皇后の1人、神官長カティア。ハイエルフ族出身のカティアは、記録が正しければ600歳を超えている。600年前に記された伝記に、彼女らしき人物の名前が残っているのだ。
本人は実年齢を絶対に言わないので、表向きは年齢不詳となっている。
「ハイエルフは長命種だから、短命種と同じ換算をしちゃだめよ。見た目だけなら、僕よりちょっと年上にしか見えないくらいだし」
現在のカティアは念願の第二子を授かり、天空城アースガルズの宮殿で出産に備えていた。
繁殖能力の低いハイエルフ族を短期間で孕ませた皇帝の精子は優秀だ。寿命の長いエルフ族同士の夫婦なら、気長に子供を授かるのを待てばいい。しかし、短命種との異種族婚の場合、子を産む前に伴侶が老衰で亡くなってしまうのだ。
ベルゼフリートの生殖能力は非常に高かった。
軍務省はセラフィーナが懐妊するのに最低半年かかると見込んでいた。まだ明らかとなっていないが、セラフィーナ女王は最初の種付けで、あっけなく孕んでいる。
「セラフィーナ女王は週に1度抱いてやればいい。子供の件はさほど心配していない。むしろ気がかりなのは、バルカサロ王国に逃れたガイゼフとヴィクトリカだな」
「どうするんだろうね。僕がセラフィーナ女王を寝取ったけど。奥さんを孕まされると死ったら、旦那さんは普通怒るんじゃない? ヴィクトリカ王女も種違いの弟か妹ができちゃうし、複雑な心境だろうね」
「怒り狂うに間違いない。なにせ最愛の妻が怨敵の子を産むのだ。逆の立場になって考えると、私も気分が悪くなる⋯⋯。私以外の女が帝国元帥となって、皇帝陛下と交わっている姿など想像したくもないぞ」
「普通、それって逆じゃないかなぁ。それだと僕がヒロインみたいな立ち位置だよ」
(宮廷での権力闘争は概ねそうなのだがな。妃や女官が高位を得たときのトロフィー扱いになっているとは言わないでおこう……)
レオンハルトが手にした帝国元帥と皇后の地位は、絶対的なものではない。レオンハルトより優れた女が現れれば居場所を奪われる。
奪われるのは職位だけではない。皇后を失えば、皇帝を独占する特権もなくなる。メガラニカ帝国の皇帝は、皇后に従うべしと教育されている。失職は寵愛の喪失を意味していた。
(今のところ私の地位を脅かす女はいない。とはいえ、慢心していれば、どうなるかは分からない……)
レオンハルトには同格の皇后が2人いる。嫉妬心が皆無といえば嘘になる。彼女らの支配領域は宰相府と神殿であり、レオンハルトがいる軍務省とはテリトリーが重ならない。帝国元帥の地位を簒奪する者とはなりえない。
(ハスキー程度の強い女なら、手頃な部下なのだがな。目敏い女官総長に取られたは失態だった)
警務女官長に就いたハスキー。軍務省は妃候補として目を付けていた。しかし、ハスキーは王妃の地位を授けてくれないのならと、女官総長ヴァネッサの誘いに乗った。
(当時は公妃待遇しか用意できなかった。それを考えると、セラフィーナに王妃の地位を与えようとしているのは、面白く思っていないだろう……)
ベルゼフリートとの淫事を味わいながら、レオンハルトは考えを巡らせる。頭が痛くなってくる。力だけで面倒ごとが片付くのならと考えてしまう。
「あっ、レオンハルト! ごめ……あ……ぅ⋯⋯っ!!」
「んぁっ♥︎ はああぁっんぅ……♥︎」
レオンハルトは膣内の陰茎が脈動するのを感じ取った。膣襞でしごいていたベルゼフリートの肉棒が小刻みに痙攣する。亀頭が子宮口をこじ開け、尿道から白濁色の精液が放たれる。
(んっんんぅ⋯⋯♥︎ 膣内に出してしまったか⋯⋯♥︎)
子胤に込められた熱が、レオンハルトの子宮内に染み渡っていく。
「んぅっ、ぁっ♥︎ まったく……♥︎ 本当に仕方のない子だ……。我慢できずに中出したな……?」
「ごめん。わざとじゃないんだよ……。抜くつもりだったの。でも、暴発しちゃった。レオンハルトのオマンコが気持ちよかったから我慢できなかった」
誤魔化し笑いをしている間も、ベルゼフリートはレオンハルトの子壺に胤を送り込んでいた。
「その顔は計画犯だと自白しているようなものだぞ」
「……やっぱ分かる? レオンハルトに嘘は言えないね。それとも僕は嘘が下手なのかな? レオンハルトのオマンコがすっごく気持ちよかったのは本当だよ。セラフィーナ女王とのセックスよりも精子が出てるもん。もしかしたら当たっちゃうかなー?」
「皇帝陛下の赤子を孕むのはやぶさかじゃない。しかし、私は帝国元帥なのだ。立場上、妊娠の時期は選ばなければならん」
アルテナ王国との戦争には勝利した。しかし、戦争によってメガラニカ帝国の兵士が戦死している。
弔いの席で妊娠を報告はできない。それこそ臣下からの信頼が揺らぐ。今回の戦争で家族を失った者もいるのだ。
「じゃあ、次はアナルセックスにする? そっちだったら精液を中に沢山だしていいよね? それともパイズリで顔にいっぱい出してあげる? パイズリしながら乳首を弄って絶頂させる性技を教えてもらったんだ。レオンハルトに通用するか試してみたいかも」
悪びれずに甘えてくるベルゼフリート。レオンハルトは言い放つ。
「無断で中出しした罰として、もう一度、クンニしてほしいと言ったらどうする?」
「むぅ……。そういうのはすっごく意地悪だと思うなぁ……。僕がオマンコに中出ししたあとで、それを言うの……?」
射精の勢いは衰えを知らない。脈打つ肉棒を引き抜けば、レオンハルトの膣穴からは確実に精液が溢れ出るだろう。それを自分の口で綺麗にするのは、さすがのベルゼフリートも遠慮したかった。
「まあ……やってほしいなら……やるけど……。でも、レオンハルト、すっごく変態だよ。そんなことしてほしいなんて言うの……」
ベルゼフリートは顔を赤らめる。レオンハルトはちょっとした冗談のつもりでクンニを命じた。けれど、それが皇后の望みであれば、実権の無い幼帝は従うと答えた。
溺愛している幼帝は、いじらしく目を伏せている。戸惑うその姿は可憐で痛々しく、つい意地悪をしたくなる。
レオンハルトの心に魔が差しても、無理からぬことであった。
「決めた。射精を終えたら、私のために再び舌使いを披露してもらおう」
レオンハルトは己の欲望に従う。皇帝が舐陰する姿を想像するだけで情欲が高まり、精神が絶頂しかけた。
嫌がる皇帝に命じて、精液と愛液で汚れた女陰を啜らせる。白濁液が垂れている陰唇に接吻し、舌先で膣穴を掻き混ぜさせる。
嗜虐心が刺激され、レオンハルトの心は昂ぶった。
「皇帝陛下にこんな性奉仕をさせるなんて、確かに真面とは言えぬな。ひょっとしたらサキュバス族のウィルヘルミナより私は淫女かもしれない。ここからは皇帝に仕える帝国元帥ではなく、妻として営みに興じるとしよう」
——皇后レオンハルトとの交わりが始まる。それは、先ほどまでのお子様に合わせた優しいセックスではない。皇帝に対する夜伽ではなく、自己の性欲を満たすための性的な搾取である。
◇ ◇ ◇
荒々しく激しい、身体を酷使する暴力的なセックス。幼い皇帝は精根尽き果てるまで、淫欲な皇后に性奉仕を強要された。
舌筋が動かせなくなるまで舐め回し、汚れた女陰の泉を清めた。膣内への射精は最初の一度きりだったが、その後はアナルセックスやパイズリで、大量の精液を絞り取られた。
ベルゼフリートは幾度もの連続射精で、蓄えていた精液を全て吐き出した。
「あっ……。もうむり……だよぉ……っ!」
アナルでの射精は7度目。ベルゼフリートの表情に疲労の色が濃く表れる。しかし、貪欲なアマゾネスはベルゼフリートのオチンポを逃さない。
「あっ……んぅ……ちょっと……休憩しない……? 疲れたから……ちょっとだけ……!」
耐えかねた幼帝は降伏宣言を告げる。精子の乱造で睾丸が悲鳴をあげている。
「口ではそう言っているが、皇帝の極太チンポは私のアナルで蠢いているぞ。皇帝陛下の下半身は正直だな。まだまだ満足していないらしい♥︎」
「ほんとうに……もう……出せないってばぁ……」
ベルゼフリートとレオンハルトのセックスが始まってから数時間、日付が変わる頃合いだ。まだアナルセックスは終わらない。
「本当か? まだ隠し持っている精子がありそうだ。今夜の精子は私だけのものだ。誰にも渡しはしない。一滴残らず私の穴にぶち込んでもらうぞ」
「あぁっ、うそじゃないって……ちょ、もう……やめっ……」
「そんな弱々しい力で私から、私から逃れられると思うな。廊下にいる女官に助けは求めさせないぞ。んんぅうぅ♥︎ いい、いいぃ♥︎ んっふぅ♥︎ 皇帝陛下の極太チンポが私の腸内で悲鳴をあげているのが分かるぅう♥︎」
レオンハルトは騎乗位のアナルセックスで、精子の再生産を促す。もはや男女の交わりというよりも獣の交尾だ。優位に立っているのは、体格の勝っている雌獣ほうだ。
「ああっ……もう……ぼくのまけで……いいからぁ」
ベルゼフリートはか細い声で懇願しはじめる。それを満足げに見下ろしながら、レオンハルトは腰を振り下ろす。ベッドから逃れようとする矮躯を暴力でねじ伏せ、括約筋で肉棒を締め付ける。
「やめっ、だれぇか……っ! やめさせぇ……! もう……そんなに……搾らないで……!」
「女官は助けにこないぞ。私は皇后だ。皇帝陛下を独占する権利がある。女官如きに夫婦の営みは邪魔させぬ。さあ、イってしまえ♥︎ いいぞ、その表情。すごく、とても可愛いっ♥︎ ゾクゾクしてくる。私もイくっ! んあぁあいいぃ♥︎ んあぁんっ♥︎ あぁあっぁう♥︎ あっ、あっ、ああぁぁっ♥︎」
レオンハルトは恍惚の笑顔で嬌声をあげる。かろうじて意識のあるベルゼフリートの呼吸がさらに乱れる。
弱り切った幼い少年をさらに攻め立てる。アマゾネスの巨女は陰茎を根元まで飲み込み、アナルの締め付けを強めた。
「あ……んぁ……っ! レオンハルトぉっ! 出るっ!!」
「んふぅ♥︎ いいぞぉ……♥︎ 来たっ、来たっ、来たぁぁっ……! アナルセックスになってから8度の連続射精だ♥︎ ンぅあぁぅ♥︎ 言い表せぬ極上の快楽だ。ふふふふっ、陛下の精液で腹が膨れてきてしまったぞ。はぅはぅう♥︎ はぁ♥︎ ふぅう……♥︎ 少し苦しくなってきたが、まだまだいける♥︎ なんという……♥︎ なんと素晴らしく、甘美な充足感なのだっ……♥︎」
噴出した精子を尻穴で吸い上げる。上半身を弓なりに反らせ、豊満なバストを見せつけながら、レオンハルトは絶頂に達した。皇帝のチンポに跨がり、アクメの悦楽に酔い痴れる。
その光景は少年を逆レイプする痴女そのものだ。
「んぅ♥︎ くふぅぅうぅうっ♥︎ んぃっ♥︎ 良いぞ♥︎ 熱々の精子で蕩けてしまいそうだぁ♥︎ このまま連続射精2桁を目指してみようか♥︎」
レオンハルトはベルゼフリートの耳元で優しくささやく。汗だくで疲れ切った幼帝から明確な返答はなかった。
「ふふふっ♥︎ オチンポは勃起したままだ♥︎ 本当に健気で、愛らしい。んぅ? どうした。そんな物欲しそうな顔をして……? ああ、そうか。オッパイがほしいのか? そうか、そうか、私の母乳が飲みたいのだな?」
「うん……。ほしい……。 レオンハルトのおっぱいミルク、たくさん飲ませて……。喉がカラカラ……。飲み物……ないと……もうむり……っ」
今のベルゼフリートは水分が補給できるのなら、レオンハルトの尿でも飲み干せた。乳首から垂れるミルクを求めて、胸部に実った巨峰へ手を伸ばす。
「そんな弱々しい声でお強請りされたら、もっともっと可愛がってやりたくなる♥︎」
顔を赤らめ、甘えてくる幼帝にレオンハルトは母乳を授ける。
ベルゼフリートの子胤で複数回の妊娠と出産を経験したレオンハルトは母親の身体だった。乳腺では良質な母乳が生成されている。
「おいしい……。すごく優しい味がする」
乳首から滴る母乳がベルゼフリートの乾きを癒やす。このまま目を閉じて眠りたかったが、レオンハルトがそれを許してくれない。
「——さあ、続きを始めよう。今夜は私を寝かせてくれないのだろう♥︎」