この手の資料・創作本は紙媒体で買うようにはしていたのですが、この頃は電子版に移行しつつあります。パソコンでKindleを見る方法ができあがってきたので、今後は一本化するしかないかなと⋯⋯。あと本屋まで行くのがつらい。行っても在庫がなかったりしますしね。
創作系の資料本は「リアルな嘘」をつくための土台であるため、正直なところ「それっぽさ」があれば十分だったりします。大学の授業で使うような分厚い資料なんかも面白いですが、そこから面白味を抽出できると思ってはいけない⋯⋯。そもそも「中世って何だよ?」という学者もいたりします。
ファンタジーだと「ああ、はいはい。中世をモデルにしたナーロッパね」と共通世界観で訴えかけられて、とても便利。けれど、中世ってすごく曖昧な括り。今の若者が語る現代、80歳の老人が語る現代、絶対に違うんですよね。
時代の括り方としては元号は優れていて、「令和」「平成」「昭和」「大正」⋯と続く元号縛りは特定の時期を固定できる。一方で中世は揺れ動く。西暦4000年の中世ヨーロッパは今で言うところの2024年あたりかもしれないわけです。たまにその辺でモヤモヤしたりしますが、多くの人は気にかけない点なので割愛(´・ω・`)
本に書いてあった「博識の披露を避けて解説は最小限に」このアドバイスはクリティカルヒットする。