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【107話】権謀術策の悪妾

 セラフィーナに呼び出さされ、ラヴァンドラは黄葉離宮を訪れた。

 王妃のラヴァンドラは不快な気持ちを抱く。派閥の異なる格下の愛妾。だが、セラフィーナの立場は特殊だ。相手が皇帝の赤児を身籠もっている以上、出向かざるを得なかった。

「とても信じられないです。その取引、本気ですか?」

「ええ。帝国宰相ウィルヘルミナは間違いなく、現在の地位を追われますわ。宰相の後継はラヴァンドラ妃殿下となりましょう。――私の協力があれば」

「現状、権勢の絶頂期にあるウィルヘルミナ閣下が辞職される? 断言する根拠を教えていただきたい」

「それはお教えできません。陛下と私の秘密ですわ」

「話になりませんね。何が目的ですか? 取引のつもりなのでしょう」

「もちろんですわ。ラヴァンドラ妃殿下」

 黄葉離宮の主寝室で密会するラヴァドラとセラフィーナ。室内はよく清掃されている。しかし、精臭の残り香が匂う。

 ベルゼフリートが日夜、愛妾の離宮に入り浸っていると宮廷では噂されていた。噂は事実だ。ベルゼフリートはセラフィーナを寵姫と認め、余暇の時間は黄葉離宮で過ごしている。

「私の働きで宰相となったら、我が祖国アルテナ王国の主権を尊重してほしいのです。無理に併呑されれば、確実に内乱が起こります。バルカサロ王国はもとより、中央諸国の代表者ルテオン聖教国が介入してくるでしょう」

「そのあたりの事情は理解できるようになったのですね。喜ばしいです。アルテナ王国は火薬庫。処理を間違えれば派手に爆発炎上するでしょうね」

「ラヴァンドラ商会が発行する帝都新聞。毎朝楽しみにしていますわ」

「取引はやぶさかではありません。セラフィーナさんの言葉通り、ウィルヘルミナ閣下が失脚されるのならば……。しかし、目的は本当に祖国を守るためですか?」

「それ以外に目的があると思われますか? 私はアルテナ王国の女王ですわ。国を守るために努めております」

「殊勝な心がけです。しかし、宮中では不愉快な噂がたっています。陛下の寵愛を得たセラフィーナさんが、愛妾の身分でありながら恐れ知らずな企みをしていると⋯⋯」

「企み?」

「皇后の地位を簒奪し、陛下の御心を意のままに操ろうとしている。そう噂する者が増えていますよ。なにせ、最近の陛下は宰相府に来てくださらない。……ウィルヘルミナ閣下は皇帝陛下を招かれなくなった」

「誤解ですわ。私は無理やり後宮に連れてこられたのですよ。辱められ、不義の子を宿した私は嘲笑の的ですわ。不純な想いは抱いておりません」

「陛下を本心では愛していないと?」

「――私は夫を持つ人妻ですわ。そして一国を背負う女王。情に流されたりはいたしませんわ」

「よろしい。分かりました。私が皇后の地位に就き、宰相府を掌握した暁には、アルテナ王国の存続に力を貸しましょう。ただし、既に交わした約束も守ってもらいます。セラフィーナさんが産む御子の養育権。覚えているはずですよね?」

「以前の取引を忘れてはいませんわ。ラヴァンドラ商会のおかげで、ロレンシアは良い旅ができました。来週には帝都アヴァタールに戻ってくるそうですわ。土産話が楽しみ」

「話は変わりますが陛下は何処に⋯⋯? 珍しく黄葉離宮にはおられないようですね」

「今日は約束があると言って、朝から留守ですわ」

「セラフィーナさんは行き先をご存知ないと?」

「宰相府には行かないでしょうから、ユイファンさんの離宮かもしれませんわね。でも、夜には戻られると思いますわ。ああ⋯⋯そうですわ。夜伽、よろしければご一緒します?」

「結構。乱交には懲りていますし、今日は忙しいのです。人と会う約束が立て続けにはいっています。話が終わりなら、もう帰らせてほしいのですが?」

「お気をつけて。ラヴァンドラ妃殿下」

 ソファに腰掛けるセラフィーナはお腹を撫でる。母子ともに健康。出産日は近づいてきている。

 セラフィーナが受胎したのは大陸歴八年三月二十三日。メガラニカ帝国とアルテナ王国の間で、講和条約が締結された日の夜だ。

 大陸の暦法では一ヶ月を二十八日とし、一年を十三月とする。妊娠から出産までは十月十日かかる。十三月の末日頃、すなわち年末年始がセラフィーナの出産予定日だった。

(⋯⋯やれやれですね。セラフィーナさんは宮廷の恐ろしさをまったく知らない。少しは女王らしく成長したのかもしれませんが、他人を信用するなど愚の骨頂です)

 ◇ ◇ ◇

 ラヴァンドラは黄葉離宮の玄関前に待たせていた馬車に乗り込む。

「どうだった?」

「陛下のおっしゃる通り、セラフィーナさんが取引を持ちかけてきました」

「そっか」

 ベルゼフリートは苦笑する。幼い皇帝は実権がない。しかし、立ち回りで女仙を動かせる。朝方に黄葉離宮を出発したベルゼフリートは、ラヴァンドラ王妃の離宮に向かった。

 セラフィーナがラヴァンドラと取引する話は、前々から聞かされていた。

 会いに行く絶好のタイミングは呼び出される直前。セラフィーナは自由に動かせる部下がいない。だからこそ、まずは機先を制する。

「それで、どうする? ラヴァンドラは宰相になりたい?」

「もちろんです。私は陛下の正妻となりたい。欲深い商家の女だから、私は王妃となったのです。しかし、他人の助けは借りません。自力でウィルヘルミナ閣下を超えてみます」

「意気込みがいいね。影から応援してる。今回の件、僕に協力してくれるんだね」

「私の欲を満たしてくださるのなら悦んで」

 ラヴァンドラはドレススカートをめくり股を開いた。ノーパンの女陰は無防備だ。丸見えの陰裂から愛液の涎が滴っている。

 誘われたベルゼフリートは脚絆をズリ下ろし、勃起させたオチンポを宛がう。

「馬車でヤっちゃう?」

「皇帝陛下。もう我慢できませんっ♥︎ 貴き子胤を私の卑しいオマンコにお注ぎください。子供を授けてっ⋯⋯ん♥︎ んぁぁ♥︎ あんぁ~~んぅぅぅうぁっ♥︎」

「いいよ。避妊はしない。僕の子胤をラヴァンドラにあげるっ⋯⋯」

 馬車の中でセックスを始める。ラヴァンドラの子壺に精を流し込む。ウィルヘルミナに言いつけられた避妊はしない。

(本気で孕ませる⋯⋯! 妊娠を交渉材料に使えば、ラヴァンドラは僕の側につく。セラフィーナの後ろ盾は削らないと⋯⋯)

 膣内なかに精子をぶちまける。恍惚の表情を浮かべるラヴァンドラの両脚を抱え上げ、男根を振り下ろす。ビクッビクンッ!と絶頂する女体を抱きしめる。

「日暮れまで⋯⋯いっぱいセックスしようね。ラヴァンドラ」

「はい♥︎ 陛下ぁ⋯⋯♥︎ んぅ⋯⋯ぁ⋯⋯♥︎」

 悦楽に酔うラヴァンドラは満面の笑みで頷いた。

 ベルゼフリートの裏工作がなければ、ラヴァンドラはセラフィーナの取引を拒絶していた。仮にウィルヘルミナが失脚し、自身が三皇后の一角に着いても、セラフィーナの助力ありきでは飼い犬だ。

 ラヴァンドラは王妃の責任を自覚している。メガラニカ帝国の利潤で動く女だ。地位欲しさで、アルテナ王国を優遇したりはしない。

 夜になればベルゼフリートは素知らぬ顔で、セラフィーナの待つ黄葉離宮に帰ってくる。夕食を共に済ませ、湯浴みを愉しみ、寝室で情交する。

 セラフィーナは夫を迎え入れるようにベルゼフリートを抱きしめた。

「陛下♥︎ 今日はどちらに?」

「ネルティと会ってた。もしかして嫉妬してる?」

「いいえ。だって、陛下は私を愛してくださっているわぁ♥︎ だから、ご奉仕いたしますっ♥︎ 妊娠オマンコに堪能くださいませっ♥︎」

 邪淫に染まった悪妾セラフィーナは、幼き皇帝ベルゼフリートの本心に考えが及ばない。

 ◇ ◇ ◇

 帝城ペンタグラムの一室に三皇后が参集した。メガラニカ帝国の方針を決定する三頭会議。開催を要請したのは、帝国元帥レオンハルトであった。

 皇后三人による密室の会議だが、今回は例外的に女官総長ヴァネッサの姿があった。女官は政治に関わらない建前上、給仕をしている体で同席する。

「⋯⋯本当に陛下の意思ですか?」

 ウィルヘルミナはレオンハルトに問う。もしも皇帝の意向を捻じ曲げ、利用しているのなら抗う覚悟だった。相手は大陸最強の武人。しかし、それでも皇帝に誓った忠誠心は揺らがない。

「私を見くびるな。帝国宰相」

「失礼しました。先ほどの発言は礼を失していました。しかし、陛下に過度の心労をかけたくありません。幕引きをはかるのであれば、私とナイトレイ公爵家が潔く退場すれば⋯⋯」

「否。結論は決まっておる。そもそも儂が口を閉ざしていた理由は、其方が帝国に必要じゃったからだ。隠居をするには若すぎる。まだ働いてもらいたいのう」

 カティアは胸を撫で下ろしていた。上手い具合に着地点が見つかったと安堵している。

「陛下の精神は安定しておる。儂らが思う以上に強い御仁であられたのだ。儂は無用な心配とお節介をしていたのかもしれんのう」

「⋯⋯陛下の意思は分かりました。今後はどうします。特に秘密を知ってしまった者達です」

「後処理をせねばなるまいな。まず冒険者じゃ。ララノアは知っておる。野犬に追い回されてぴーぴー泣いておった小娘が、今や一級冒険者とはのう。月日の流れは早いのう」

「有名な冒険者です。秘密を言い触らす愚か者とは思いません。しかし、万が一がありえます。カティア猊下の神術で記憶を消していただけますか?」

「できはするが、おすすめはせんのう。記憶は魂と直結しておる。繊細なんじゃよ」

「軍務省が手を汚してもいい。冒険者ギルドと揉めるかもしれないが⋯⋯いたしかたないだろう。発端は私の指示による軍務省の企みだ。今回の件、尻拭いは受け持つぞ。陛下の覚悟を無為にはできん」

「手を汚すじゃと? 物騒じゃのう。司法の長がいる前で暗殺を仄めかすでない。祖父と同じ気質じゃな。元帥殿は焦りすぎじゃ。冒険者は五人とも女じゃろう? 天恵とも言うべき巡り合わせと思わぬか?」

「女仙に召し上げるつもりか?」

「妙案です。宮廷に引き上げましょう。飼い殺しとすればいい。穏便な手段を使うべきです。冒険者ギルドと敵対関係には陥りたくありません。宮中に招かれたのなら、引退しようと栄達でしょう。それに、レオンハルト元帥が手を汚す必要はありません」

「問題はアルテナ王国の女王と王女じゃな。どう処理したものかのう。ヴァネッサよ。セラフィーナの検診をしている医務女官は何と言っておった?」

「セラフィーナさんは多胎です。双子、もしくは三つ子を宿されておられます。胎児は異能持ちでございます」

 ヴァネッサは異能力スキルを判定する異能力スキル持ちの女官に命じ、セラフィーナの胎児を調べさせた。

「過去を見通す異能です。おそらくは過去視でしょう」

「母胎とは臍帯で繋がっておる。胎児の異能力スキルで陛下の過去を知ったのじゃな。ロレンシアから送られた手紙には、肝心の内容が書かれてなかった。そうなのじゃろう?」

「担当の庶務女官が検閲しています。ロレンシアさんはセラフィーナさんに報告しなかったようです」

「赤毛の娘は素直で良いのう」

「⋯⋯ロレンシアは宮廷に戻せばいいとして、セラフィーナ女王とヴィクトリカ王女だ。ユイファン少将に調べさせたが、ヴィクトリカ王女も陛下の子を孕んでいるらしいぞ」

 帝国宰相、帝国元帥、神官長は重たい溜息を吐いた。幼帝が精力絶倫だとは知っている。孕ませると決めたら、すぐさま身籠もらせる。これはもう才能だ。

「アルテナ王国の女王と王女。こうなった以上、片方は不要となりました」

「同感じゃな。しかし、どちらを選ぶ? ヴィクトリカ王女は死んだとなっておるぞ。荒立たぬのは娘のほうじゃな。もとより死んでおる」

「帝国軍が秘密裏に保護していたと発表すれば、さほど問題にならんさ。セラフィーナ女王の死因は簡単に捏造できる。自殺や産褥、どうとでもなるぞ」

「元帥閣下そう言うのなら、生かすべきは扱いやすい方でしょう」

「国家の災いとなりかねぬからのう。非情じゃが、やらねばなるまい」

 ――三皇后はセラフィーナとヴィクトリカ、母娘の処遇を決定した。


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