2024年 4月19日 金曜日

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【39話】嫉妬の女王 交わる兎娘と皇帝(♥︎)

NOVEL亡国の女王セラフィーナ【39話】嫉妬の女王 交わる兎娘と皇帝(♥︎)

 ユイファンと二人きりになったセラフィーナは、公文書館の一室で密談を交わしていた。

「宮廷で出回った噂を端緒に、神官長カティア猊下は陛下の身元を調べた。その調査結果は公表されなかった。報告書は公文書館に収められていない。結構な額の調査費を使ったらしいのにね」

「噂が否定される内容なら⋯⋯。ウィルヘルミナ宰相からすれば、身の潔白を証明できる重要な資料ではありませんか? 結果がどうあれ、どちらも公表を渋るのは……。とても不自然に思えますわ」

「その通り。とても不自然だ。報告書を含め、全てが秘匿されたまま。公文書館に保管されていないのなら、諡号文書しごうぶんしょとなっている可能性がある」

「諡号文書とは何なのでしょうか? 私の国では聞き覚えのない言葉ですわ」

「失礼、説明が不足していたよ。皇帝の逝去後に開示される重要機密は、諡号文書しごうぶんしょと呼ばれている。宮廷内の不祥事は諡号文書となりがちだね」

 諡号文書は皇后によって指定される。

 閲覧するには諡号文書の指定を解除するか、皇帝の死後に開示されるのを待つしかない。

「諡号文書は皇后が指定する。皇帝の在位中に公開されない。機密中の機密扱いだ。指定解除の手続きは煩雑だ。まず指定した皇后が解除しなければならないし、そのうえで女官総長の認証もいる」

「諡号文書に指定するときは皇后1人なのに、解除には女官総長の許可がいるのですか……?」

「その昔、諡号文書を悪用した皇后がいたのさ。自分の地位が脅かされたとき、宮廷の不祥事を暴露すると脅す手口を使ってね。セラフィーナを虐める手段として使われている査問会と同じさ。烈帝時代の悪習だよ。制度の悪用を防止するため、栄大帝時代の名宰相ガルネットが改革を行った」

 ユイファンは一冊の書籍を机に広げる。

 それは栄大帝に仕えたガルネットの偉業を記録した歴史書だった。

「セラフィーナも宮廷で暮らすのなら、知っておくべき帝国の歴史だ。第4紀は輝かしいメガラニカ帝国の全盛期。しかし、栄大帝と宰相ガルネットの始まりは、焼け野原からの復興だった。先代の皇帝が破壊者として目覚め、ザレフォースの災禍が起こった。火の嵐は大陸全土を焼き尽くした。混迷の時代だったと伝えられている」

「今のメガラニカ帝国と状況が似ておりますわ……」

「……国民の多くがそう思っているよ。いや、妄信しているというべきかな。国民は過去の栄華を取り戻せると熱狂している。だから、戦争を熱望する。楽観主義の極みだと私は思うよ。彼らは栄大帝の逝去後、破壊帝、哀帝、死恐帝と三代続けての失政を忘れている……。ずっと失敗が続いているのに、今回は成功すると何の証拠をもって信じているのやら……」

「隣国でありながら、私はそのような歴史を知りませんでしたわ。はるか昔に大陸を制覇した大国であったとのことしか……」

「恥じる必要はないよ。既存の国家からすると不都合な歴史が多い。アルテナ王国だってメガラニカ帝国の窮乏期に独立した勢力の一つだ。今でも独立していった国家を裏切り者達と誹る人もいる。特に長命種のご老人達や古い帝国貴族は……。ああ、でも、安心してほしい。私はそう思っていないよ」

「なぜです? アルテナ王国も帝国の一部だと考えたほうが……、その……、都合がよろしいのでは……?」

「大陸統一国家の崩壊は、失政の結果だ。破壊帝の暴虐を止めたのは、外海から渡ってきた勇者。破壊帝の暴走を止められなかったメガラニカ帝国には責任がある。哀帝や死恐帝の時代も同じだよ。統治者としての義務を果たせなかったのなら、背を向けられるのは当然だと思う」

「失政の結果ならば甘受すべきだと……。アルテナ王国の女王である私には、耳が痛くなる話ですわ」

 メガラニカ帝国の軍事力を侮り、バルカサロ王国の援助を過信した結果、アルテナ王国は滅びの危機に瀕している。

 イリヒム要塞での大敗、王都ムーンホワイトの失陥。そして屈辱的な講和条約を結び、戦争は終結した。

 軍勢の指揮は全てガイゼフに委ねていたが、セラフィーナも責任を問われる立場にあった。

 メガラニカ帝国軍によって息子のリュート王子は公開処刑された。

 女王だったセラフィーナはどうか。のうのうと今も生き恥を晒している。

 母親が皇帝の愛妾となった事実を死んだ息子が知ったら、何を思うだろう。セラフィーナの心は押し潰されそうになる。

「セラフィーナを非難するつもりではなかったんだ。気分を害したのなら謝るよ」

「いいえ、ためになる良い話を聞かせてもらいましたわ。こちらに来てから、体調が乱れているだけです。お手洗いに行ってきますわ」

 ◇ ◇ ◇

 皇帝の出生に関する秘密。新たに判明した事実は、過去に神官長カティアが調査を行ったということ。ユイファンが公文書館に通っていたのは、その報告書を探していたからだという。

(はあ……。得るものはあったわ。けれど、ユイファンさんが公文書館を探して、何も見つからなかったのなら、収穫は見込めない)

 セラフィーナが豊かな乳房を揺らしながら廊下を歩いていると、公文書館で働いている女官たちは奇異の目を向けてくる。

(あの女官達は司書なのかしら? また、私の方を見ているわ)

 ユイファンによると、ベルゼフリートが公文書館を訪問することは滅多にない。ちょっとした騒ぎになっているそうだ。

(お手洗いが分かりやすいところにあって良かったけれど、似たような場所ばかりで迷ってしまったわ。ユイファンさんのいる部屋はどちらでしょう……? 通り掛かった女官に聞いてしてしまおうかしら……)

 小水を出し終え、膀胱は空になった。しかし、下腹部の違和感は残り続けていた。

 チクチクとした鈍痛が子宮から発生している。ベルゼフリートと一緒にいるときは、穏やかだった胎の痛みが再び現るようになった。

(お腹の痛み。いつになったら収まってくれるのかしら……。けれど、月の障りが訪れている間、子供は授からないと言われているわ。夜伽のときも生理が続いているのなら、赤子を宿すさずに済む。そう考えれば、この痛みと付き合うのもやぶさかではありませんわね)

 度重なる膣内射精で、セラフィーナの膣穴は精液を垂れ流し続けている。

(あぁ⋯⋯。皇帝の精子が私の子宮を泳いでいるわ⋯⋯)

 下着を汚さないように脱脂綿を挟み込んでいた。トイレの度、股間からは精液の匂いが立ちこめる。

「今夜もベルゼフリート陛下と……んっ……ぁ」

 愛し合う男女の接吻を教わった。相手は我が子より年下の少年。だが、色事の面ではセラフィーナより大人の男だった。

 純粋無垢な性欲をぶつけられ続け、抱いていた嫌悪感が薄らいでいる。下腹部に手を添えるセラフィーナは、恋する女の貌になっていた。

(っ! 私は何を期待しているの……? なんて愚かしい。私は祖国を守るために身を捧げているだけですわ。あんな猥らな行為を求める女になってはいけないというのに……!)

 快楽を貪ろうとするもう1人の自分から逃避したい一心で、セラフィーナはバルコニーに出た。中庭を見下ろし、新鮮な外の空気を深く吸い込み、呼吸を整える。

 気分の上下が著しくなっていた。情緒の不定はホルモンの変調によるもので、典型的な妊娠初期症状を示すものであった。しかし、医学的知識のないセラフィーナが真実に思い至らなかった。

 リュートとヴィクトリカを産んだのは、セラフィーナが20歳だったころ。36歳となった今、当時の経験は忘却の彼方だった。

 下腹部を擦りながら、深呼吸を繰り返す。

 セラフィーナは息苦しそうな女性の呻き声を耳にした。気になったセラフィーナは声の発生源を探す。

「……あんっ♥︎ んぐぅっ、っ! おいっ、分かってるんだろうな? そっ、外にぃっ……絶対に外に出せよ……っ♥︎」

 バルコニーから乗り出したセラフィーナは、中庭を見下ろした。

 物陰で交わる男女を見つけてしまう。

 ベルゼフリートとネルティは立ちバックでセックスをしていた。目立たないように隠れているとはいえ、声を上げてしまえば淫事に気付く。

(……やっぱり……あの若い獣人の娘⋯⋯。陛下とセックスしてる……)

 他人の性行為を覗き見るのは初めてだった。

 セラフィーナを屈服させた極太の陰茎が、別の女性を喘がせている。

 過去のセラフィーナは子作りは夫婦の行為であって、生涯を誓い合った男女だけの営みだと信じていた。しかし、今は違う。ここは一夫多妻制のハーレム。皇帝ベルゼフリートの後宮だ。

 自分は愛妾。ハーレムに属する1人の女でしかない。

「どうして? 僕は中に出したい。外に出したらネルティの服が汚れるよ?」

「あぁんぅあっ! いぃっ♥︎ わっ、分かってて、俺にぃっ、言ってるだろっ!? 今日が危険日だから膣内はやばぁっ……んぎぃっ♥︎」

「もうさぁ、ネルティってやっぱり男心が分かってないね。そんなこと言われたら、僕は中出ししかできないよ?」

「んひぃっ! んんぃ♥︎ やめっ、んぃひぅっ♥︎ 陛下ぁっ! 中はダメ……ダメなのぃ♥︎ んぁああああああぁぁぁ……ぁあぁ♥︎」

「ごめんね。もう種付けしちゃった。ネルティは絶頂すると尻尾の毛が逆立つから、射精のタイミングを合わせやすい。僕の新鮮な精液が出てるの分かるよね?」

「はぁはぁはぁ……っ♥︎ んんぅっ♥︎ どゅくどゅくって……入ってきてる……♥︎ こんなに出しやがって……俺が孕んだら……どうしてくれるんだ……?」

「責任はいつも取ってるよ?」

「俺が孕むと他の妃に睨まれるんだよ。この前だって大変だったんだからな。性欲処理の相手は別に俺じゃなくたっていいだろ……」

「ネルティとのセックスは性欲処理じゃなくて愛情表現。友達としても好きだけど、女の子としても好きなの。ネルティは僕とのセックスが嫌い?」

「処女を散らされたときは股が裂けると思った。今も激しいのは嫌いだからな。出産よりも痛かった。もっと優しくしろ」

「あの時は僕も下手くそだったの。今はお互いに良い感じなんだから許してよ」

「俺だって女だからな。別に性欲がないってわけじゃないが……。強引なのは嫌いだ……」

「兎族は性欲が強いほうじゃん。セックスしないと寂しくて死んじゃうんでしょ? 僕はネルティに長生きしてほしい。だから、セックスして遊ぼうよ」

「そんな迷信を信じるな。娼館で働く阿呆なバニーガールの同族が広めた与太話だぞ。ほら、終わったならチンポ抜け……」

「僕はまだ余力あるんだけど? ネルティもまだまだでしょ?」

「こんなところで俺を精液まみれにするな。ヤるのは1回だけって約束だろ。そもそも軍務省の命令はどうした?」

「あっ、そうだった。セラフィーナしか抱いちゃダメだったのに……。これ秘密にしておいてね」

「俺から話すことは絶対にない。んぅ♥︎ 待って! 力を抜くから強引に抜くなっ……っ!」

「抜けって言ったり、抜くなって言ったり、どうすりゃいいの?」

「ゆっくりやれ……っ♥︎ んうぅ♥︎ はぁぁはぁぁ、本当に……デカすぎ……亀頭の反りがまじできついっ♥︎」

「萎むまで待つ? ネルティはお尻が小ぶりだから膣穴も狭いよね」

「んぅ♥︎ 尻の大きさとそれは無関係だろ。んうぅ、ぬぅうぅんぎぃ……♥︎」

 ネルティの膣口から肉棒が抜けた。愛液で濡れるベルゼフリートの男性器は、常人のものとはかけ離れている。巨根というよも異形物。形状は馬の生殖器に似ている。

「はぁはぁ……んぃ♥︎ さっきの話だけどな……。家族を調べたいなら、身体の特徴から探ったらどうだ……?」

「身体……?」

「俺の両親は獣人だ。俺が捨て子だったとしても、見た目を見れば母親か父親は兎族だって分かる。陛下だって身体に特徴はあるだろ。肌や髪の色、そのご立派なチンポも親からの遺伝だろ。実際、陛下との間に産まれた俺の子供は、白髪だし、肌は小麦色だった。兎の耳と尻尾は俺譲りだったがな」

「そういえばそうだったね。珍しく僕に似てた。僕の子供は母親似が大半なんだけどね。ってことは、オチンポも僕と同じくらいデカくなってるの?」

「子育てはしてないから、息子のチンポなんて出産のときしか見てない。陛下の子供だからな。そうなっても不思議はない。相手にさぞかし困ることだろうよ」

「ネルティの子供なら、モテるよ。楽しみだなぁ。次の子はどっちに似るかな? 今日って危険日なんでしょ? さっきので孕んでる可能性は十分あるよね」

 ネルティはハンカチを女陰に当てる。

 そうしないと溢れてくる精液でパンティを汚してしまうからだ。

「他人事だと思ってやがるな……。子供を産むのがどんなに大変なのか陛下に教えてやりたい」

「安産祈願してあげようか?」

 ベルゼフリートとネルティは、何事もなかったかのように服装を整える。一部始終をバルコニーから覗いていたセラフィーナは悶々としていた。

(あれが愛情のあるセックス。それに比べたら……私とのセックスは単なる性欲処理……。あの娘みたいになれたら……私も……あんな幸せな顔になれるの……?)

 ベルゼフリートとネルティは自分達の関係を友人と言い張っている。しかし、仲の良い恋人同士にしか見えない。文句を言っているネルティも、内心はまんざらでもないのだろう。

 悲嘆のどん底にいるセラフィーナからすれば、ネルティの幸せが羨ましい。

 ベルゼフリートの射精を膣内で受け止めたとき、ネルティは恍惚の表情で絶頂に達していた。

 幸福の極地ともいえる精神状態。ネルティが他の妃や女官から嫌われている理由をセラフィーナは理解する。

(あの娘は恵まれているわ……。大好きな相手から愛してもらって……しかも特別扱いされているのだから……)

 手を繋いで中庭の散策に戻っていく少年と少女をセラフィーナは妬ましげに見ていた。

(私にも大好きな人がいた……。でも、もうその人は私を愛してくれないわ。あんなに幸せだったのに……いつまでも……愛し合えると思っていたのに……っ! 私から愛する家族を奪っておきながら……私なんか眼中にもないのなら……)

 女王としての感情ではない。それは女としての怒りだった。

 ベルゼフリートは何度かセラフィーナに気遣いを見せてくれるが、本物の愛からは程遠い。

 セラフィーナは理不尽だと思った。夫婦の愛を踏み躙っておきながら、セラフィーナには見向きもしていない。思わせぶりの言動で自分を揶揄っているだけなのではないかと……。

 少なくともネルティに向けていた暖かみを、セラフィーナは受け取っていない。

「ああ……っ、この気持ちは何なの……? どうしてこんなに私の情緒は不安定になっているのかしら……? 私は……私は……」

 うずくまったセラフィーナは、しばらく立ち上がれなかった。

 自身を陵辱したベルゼフリートを憎んでいるのか、幸福なネルティを妬んでいるのか、何かしらの未練を断ち切れていないのか。

 あるいはその全てなのかもしれない。


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