【しなちくかすてぃーら】夏色のコワレモノ ~最後の夏、幼馴染が汚らわしい男達に寝取られる~
「夏色のコワレモノ」個人的レビュー&ネタバレ感想です。 ジャンルとしてはNTR(寝取られ)RPGですが、厳格にはBSS(僕が最初に好きだったに)系のゲームです。 メインヒロインは幼馴染の榎本涼香(えのもと・りょうか)、サブヒロインがヒロイン姉の榎本咲(えのもと・さき)。 エロシーンはこの二人のみで、主人公とのエロシーンはないみたいです。寝取られを起こさないように立ち振...
【GapTax】「戦甲機ソルガンテplus」(バージョン2.00)
「戦甲機ソルガンテ」とDLCコンテンツの個人的レビュー&ネタバレ感想です。 主人公はラダルタ軍の中尉ウィル。メインヒロインは上官(オペレーター)であり、妻でもあるエレノア少佐。サブヒロインは整備士のカーラ。 どっちも爆乳巨尻。ムッチリ体型のヒロインが好きで購入しました(`・ω・´) ウィルは戦甲機で出撃し、エレノア少佐の指示を受けながら反連合勢の敵...
【202話】特級冒険者からのお手紙
ウィルヘルミナはベルゼフリートに手紙を渡した。「なにこれ? 僕宛の恋文?」 幼帝は肩を竦めて戯おどける。帝国宰相は微笑で返す。「そうとも言えますね。帝都の冒険者組合が送ってきた陛下宛の請願書です。宰相府で内容を確認しています。ご覧になってください」「えぇっ~。 冒険者組合⋯⋯? 恨み言が書かれてそう。あ! まさか! 言っておくけど、ララノア達は返さないからね!...
【201話】夏バテの脱兎、大切なお仕事
気怠げな兎族の美少女は、砂浜に設置された特大のラウンジベッドで尻を上下に振っている。両手を添えてくれている少年は、動きに合わせて男根で子宮を突き上げる。(はぁ⋯⋯。落ち着かない⋯⋯! いや、というか⋯⋯これは⋯⋯!!) 女官達が皇帝のために設営した巨大な天幕は、もはや御屋敷と呼べる代物だった。 一夜城を建築するかのような手早い土木工事で基礎を固めて、天井を支える柱が何本...
【200話】黄葉離宮の孕女達
「とても長閑のどかですわ。一月前の騒動が嘘のよう⋯⋯」「やっと平穏を取り戻せた気がします。ここ最近は宮中で色々なことがありました。皇帝陛下が無・事・に・帰・っ・て・き・て・く・れ・て・良かったです。どんなに安心したか⋯⋯」「リア。ここではいけませんわ。皇帝陛下はご・病・気・で・療・養・中・だ・っ・た・。一月前に起きた出来事はそういう話になっていますわ」 大妖女レヴェチェリ...
【199話】大妖女討滅の後日談 海水浴のバカンス
魔物による帝都アヴァタール襲撃から約一ヵ月後、メガラニカ帝国の全土に朗報が齎もたらされた。 帝国元帥レオンハルトが特殊部隊を率いて廃都ヴィシュテルに突入し、棲み着いた魔物を掃滅。三皇后および評議会は安全宣言を決議し、帝国の脅威を取り除いたと大々的に公布した。人々には国家転覆を目論んだ魔物を退治したという説明が行われた。 魔物の掃討作戦で帝国軍や協力に当たった魔狩人・冒険者に戦死...
【198話】反魂聖胎の祭礼〈後編〉
真っ裸のベルゼフリートは、広々としたキングサイズのベッドに座り込んだ。「えっと。どこだっけ? ここ?」 寝具の肌触りや匂い、豪華絢爛ごうかけんらんな装飾に見覚えのあった。しかし、すぐには思い出せない。自分の不確かな記憶がもどかしい。「うわぁ。悪趣味な絵ばっかり飾ってる⋯⋯! 誰の部屋ってわけでもないんだろうけどさ。これはちょっと感性を疑うよ」 寝室の壁には額縁入...
【197話】反魂聖胎の祭礼〈前編〉
葬礼の詩歌が止む。カティアは先帝の入滅を見届けた。 両膝を床について、死者の冥福を祈った。「一足遅かったのう。レオンハルト元帥」 大剣を構えたレオンハルトが宝物庫前の広間に現われた。聖焔で浄められた大妖女の遺灰を睨みつける。「レヴェチェリナを倒したのか?」「手助けを借りてのう。こちらは片付いた」 帝嶺宮城ていれいきゅうじょうを覆い尽くした瘴園〈妖...
【196話】夜明けの死恐帝
宿願が叶う寸前で起きた異常事態にレヴェチェリナは酷く取り乱した。共和主義者に傾倒した愚かな帝国宰相を騙し込み、浅はかな帝国元帥を誑たぶらかして毒殺した先帝ミーシャ。五百年に及ぶ災禍はメガラニカ帝国を滅ぼしかけた。 半世紀前にアレキサンダー公爵が仲間達と共に死恐帝を鎮めた。救国の英雄によって死恐帝は葬られたはずだった。「死恐帝!! は? はぁ!? なぜ! どうして⋯⋯!! 生きて...
【195話】大妖女を破滅に誘う者
レヴェチェリナの勝利条件はたった一つだけだった。(私は過去の失敗から学んだわ。哀帝や死恐帝を葬ったときのような過ちは繰り返さない。今度こそ、宿願を成就させるわ) 立ちはだかる最大の障害は、メガラニカ帝国の国防を担う二つの大貴族である。アレキサンダー公爵家とケーデンバウアー侯爵家は強大な軍事力を誇っていた。妖術を極めたレヴェチェリナといえど、大軍勢に正面から挑めば敗北は必至である...