2024年 7月13日 土曜日

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【190話】淫獄の檻

 帝嶺宮城ていれいきゅうじょうの大浴場は、血管が浮き出た肉壁で囲われていた。粘液塗れの肉細胞がうごめく。邪悪な妖術で造りあげられた淫獄は、脳髄を酔わせる媚香が充満していた。

 白濁湯で満ちた浴槽に裸体の若娘達が浸っている。アルテナ王国から連れてきた人間の女達だった。男達は妖魔兵に改造されたが、妊娠適齢期の女達は別の役割を与えられた。

「おっ⋯⋯♥︎ あぁ⋯⋯♥︎ んぎぃっ⋯⋯♥︎」

 魔帝は原始的な生殖本能に従って女を犯す。破壊者ルティヤの荒魂を引き剥がされ、魔帝は自我を失っていた。

 獣欲で猛った輸精管が、喘ぐ女の子宮に突き挿さる。淫獄の檻に囚われた女達は、魔帝の肉体に捧げられた生贄だった。

「あぁっ⋯⋯ひぃっ⋯⋯♥︎ 私は⋯⋯祖国を⋯⋯アルテナ王国を帝国の支配から⋯⋯解き放つためにぃ⋯⋯あぁ⋯⋯♥︎」

 黒蝿の帝王に種付けされる若い娘はうめいた。精液を注ぎ込まれた腹部はみるみる膨れ上がっていった。

「おぉっ♥︎ んぁっ⋯⋯♥︎ あんっ♥︎ んぁっ♥︎」

 彼女は王都ムーンホワイトで活動する地下組織レジスタンスの旗頭だった。帝国の支配と侵略に抗うため、秘密裏に仲間を集めていた。

「あぁっ♥︎ あ゛うぅっ⋯⋯♥︎ あう゛っ~~♥︎」

 巨額の支援をチラつかせてレヴェチェリナは、反帝国の不穏分子に接近した。地下組織レジスタンスのメンバーが魔物に騙されたと気付いたとき、全ては手遅れだった。男達は忠実な妖魔兵に改造され、女達は魔帝の性奴に墜ちた。

「やめてぇっ♥︎ おねがいしますぅっ♥︎ おねがいぃっ♥︎ 子宮が破裂しぢゃうぅう♥︎ 孕みますからぁっ♥︎ 赤ちゃん産むから、お股を壊さないでぇえっ⋯⋯♥︎ んぎゃぁ⋯⋯♥︎ んぁっ♥︎ ひぎぃっ♥︎ あぁああ⋯⋯あぅっ⋯⋯♥︎」

 抱かれている女は泡を吹いて絶叫する。魔帝は屹立きつりつさせた輸精管はさらに硬くなる。

「あぁっ♥︎ あひぃっ♥︎ うひぃひひひぃぃっ♥︎」

 無尽蔵の精子を肉欲のままに放精する。水風船のように女の下腹部が膨らんだ。紫色の血管が皮膚下に浮かび上がる。

「あぁ♥︎ あぁあぁっ♥︎ ひぃひぃ♥︎ あひ♥︎」

 他の女達もボテ腹状態で倒れている。魔帝との交配に耐えきれなかった不適合者は絶命し、肉壁に喰われて養分となった。

(あの人間は適応してしまったか。いっそ死んでしまえれば、これ以上の醜態を味わわずに済むのだが⋯⋯。他人をどうこう言える立場ではないな。本当に酷い有様だ。この淫獄に囚われた者達は、レヴェチェリナに利用し尽くされた敗北者。我ながら惨めなものだ)

 牛頭鬼のキュレイだけは正気を保っていた。ピュセルに胎児を移植された後、この淫獄に運ばれた。

(レヴェチェリナやピュセルにとっては魔帝さえも踏み台か⋯⋯)

 牛頭鬼の象徴であった頭部の二本角は砕け散って消えていた。肉壁の拘束から脱出する力が今のキュレイにはなかった。

(ほとんどの魔素が流れ出てしまった。生命核の存在すら感じ取れないとは⋯⋯。魔帝の抜け殻を相手しながら衰弱死を待つ末路⋯⋯。くそが⋯⋯。死ぬまでにどれくらいだろうな。ピュセルの子を出産する前には死んでしまいたい)

 淫獄は時の流れが歪んでいる。淫獄の時間流は膨張していた。時間の流れは加速を続ける。

 

 キュレイの体感では五日以上の時間が経過していた。しかし、ここでの一日は、外部での一分に満たなかった。

 十日を過ごしても外に出れば、ほんの十分程度。抜け殻の魔帝は人間の女達を孕ませ、すでに何人かは出産を終えている。繰り返される交配と出産に耐えきれず、大半は死んでしまった。しかし、何人かの女達は適応した。

 魔帝の性奴は淫欲に狂う。完全に正気を失った母親達は我が子達に母乳を吸わせた。黒蠅の幼体は羽化のために栄養を母から啜る。

 地下組織レジスタンスのリーダーだった女は壊れた。狂乱の奈落に落とされてなお、を保っている者は一人だけになった。

(仮に肉壁から抜け出ても、弱りきった私では妖魔兵を倒せない。皮肉なものだ。上位種の魔物であった私が、人間を改造して生み出された魔物もどきに勝てぬとは⋯⋯)

 レヴェチェリナが配置した見張り役は、魔帝の護衛でもあった。

 親衛隊に任じた五体の妖魔兵。素体となった人間はアルテナ王家に仕えていた愛国心の強い騎士。魔物に変わり果てても忠誠心は揺らがない。帝国に処刑されたリュート王子と魔帝を同一視している。

 ◆ ◆ ◆

 淫獄でどれくらいの日数が経っただろうか。

 地下組織レジスタンスの女リーダーは、魔帝の子を産んでいる。漆黒の蛆蠅が膣穴から飛び出した。子宮に貯えられた卵子が尽きるまで、交尾、妊娠、出産のサイクルは続く。

(なんだ? 空間が揺らいでいる⋯⋯)

 浴槽の白濁湯に奇妙な波紋が広がる。宝物庫の強制転移で生じた空間震動は淫獄内部に届いた。

(新しい女が送り込まれてくるのか?)

 淫獄の片隅に小さな影の竜巻が起きている。キュレイには見覚えがある光景だった。

(あれは影の魔物が使う転移能力⋯⋯?)

 宝物庫は護衛隊を下層区画に転移させようとした。横槍をいれたのは、転移の異能を持つ影の魔物。空間の捻れに取り込まれた護衛隊を指定の空間に再転送した。

 淫獄に降り立ったのは女官長ハスキーとシャーゼロットの二人だった。

「うげ! シャーゼロット様、何なんです? ここは? 最悪の場所ですね。酷い悪臭⋯⋯」

「私が知るか。それよりも助けてやったんだ。礼の一つくらい言えないのかい?」

「恐れながらシャーゼロット様。私は自分の身は自分で守れます」

「どうだか。貴公は陛下のお気に入りだ。守ってやるから、私の後ろに隠れていな」

「お気遣いどうも」

 淫獄に現れたのはハスキーとシャーゼロットだけだった。

 影の魔物はベルゼフリートと分断した護衛隊の全員を淫獄に封じ込めたかった。しかし、神官長カティアは自力で宝物庫の扉に戻ってしまった。

 残る四人のうち、三人は次元操作の異能を持つアレキサンダー公爵家の姉妹。万全であれば、影の触手で掴めたかもしれなかった。しかし、レオンハルトの奇襲で受けた損耗は思った以上に大きかった。

(警務女官長ハスキーは掴めたが、残りには逃げられてしまった。しかし、シャーゼロットが一緒に付いてきたのは儲けものでした。逃した二人を追わねば⋯⋯! おおよその位置は把握しています⋯⋯!!)

 影の魔物は取り逃がしたルアシュタインとレギンフォードを探すために淫獄から離脱する。

「逃げ足が速い。黒い影はルアシュタインとレギンフォードを追っていったか」

 その気になればシャーゼロットも再転送から逃れられたが、ハスキーを助けるためにあえて脱出をしなかった。放っておいても死にはしないだろうが、怪我をされては困る。帝国軍将校のシャーゼロットからすれば警務女官長であろうと護衛すべき皇帝付きメイドなのだ。

「それにしても愚鈍な宝物庫め。味方と敵の区別できないポンコツとは⋯⋯」

「陛下はご無事でしょうか?」

「宝物庫は皇帝を守るつもりで私達を排除しようとした。内部にいる限り、陛下は安全だろうよ。しかし、分断されてしまったのはいただけない」

「はい。すぐ戻りましょう。ここは不衛生ですし、凄まじく不快な場所です」

「概ね同意する。ここは時間の流れが妙だ⋯⋯。長居はしたくない。しかし、どうもアレを放置はできなさそうだ。剣を抜け、ハスキー。戦わせる気はないが、自分の身は自分で守るのだろう?」

 シャーゼロットと魔帝の視線が重なった。精液で膨れ上がった女を捨てて、新しい獲物に興味を向ける。

「あの昆虫型の魔物は⋯⋯?」

「皇帝陛下の御魂をかすめ取っている魔帝とやらだろう。微かにに帝気の残滓を感じる。貴公も分からぬか?」

「中身があるようには見えません」

「抜け殻だな⋯⋯。白痴のような有様だ。しかし、転生体の器ではあったらしい」

 直感的にシャーゼロットは相手が原始的な野獣だと理解した。言語を解する知能が備わっていない。

「おかしいです。私達は敵に誘導されて、ここに転移させられた。あの魔物が魔帝だというのなら、敵の狙いは?」

「天空城アースガルズに侵入されたとき、貴公は大妖女レヴェチェリナに会っているだろう。ここにいる女達の中に敵の首魁はいるか?」

「見当たりません。レヴェチェリナは青紫色の肌です」

「確かだね?」

「容貌や体格が一致する女もいません。魔帝に犯されている女達はに見えます」

「よろしい」

 魔帝に孕まされた女達は異常な状態である。しかし、その姿形は人間だった。

「敵の狙いはなんだろうね。破壊者ルティヤの力を利用するため、魔帝を新たな器にすると私達は思い込んでいた。しかし、どうやら違うようだ。こんなことなら切れ者のユイファンを連れてくるんだったよ」

「あの方は妊娠中ですよ」

「それを言うならセラフィーナも妊娠している。こんな状況だ。妊婦が一人や二人増えても大して負担にはならなかったよ。アルテナ王国には別な将校を派遣させて、こっちの任務に引っ張ってくるべきだった」

(シャーゼロット様は元帥閣下よりも脳筋気質ですね。この強引さは本当にアレキサンダー公爵家らしい⋯⋯)

「敵の意図は不明だ。しかし、魔帝はここで始末しておく。メガラニカ帝国の皇帝はただ一人、ベルゼフリート陛下だけでよい。⋯⋯ん?」

「どうされました? シャーゼロット様」

「取り巻きの魔物どもは何だろうねぇ? 女どもが産んだ魔帝の子ではなさそうだ。あんな人型の魔物は今まで見たことがないよ。さながら主君を守る騎士⋯⋯。滑稽だが魔物にも護衛の騎士団はいるらしい」

「あれが騎士? そんな上等なモノには見えませんけれど」

 五体の妖魔兵が魔帝を守るために立ちはだかる。

 殺意を滾らせた妖魔兵は宿敵の存在に気付く。帝国の軍服を着たシャーゼロットではなく、私服姿のハスキーを睨みつけた。

「はぁずぃきぃいぃいぃぃぃぃーーッ!!」

 先頭の妖魔兵は叫んだ。魔物に変貌したレンソンは、人間だった頃に抱えていた憎悪を思い出す。

 睾丸を踏み潰し、男の誇りを踏みにじった帝国のメイド。復讐の機会がついに与えられた。

「んん? あの魔物、貴公の名前を叫ばなかったか?」

「聞き間違いでは? 私に魔物の知り合いなんていません。しかし、五月蠅い声ですね。鼓膜が痛いです」

「貴公を睨みつけているように思えるが⋯⋯?」

「単なる威嚇でしょう。あれに知能があるとは思えません」

「私を無視して貴公に殺気を向けているぞ」

「あっ! もしかしたら美人なほうを狙っているのかも?」

「⋯⋯礼節を弁えぬメイドだ」

「そんな私をベルゼフリート陛下は気に入ってくださっています。堅物真面目な女では埋もれてしまいます」

 ハスキーは妖魔兵の正体がアルテナ王国の騎士だとは気付かなかった。そもそもレンソンの名も忘れかけている。去勢した負け犬をいつまでも覚えていたりはしなかった。

「はぁ⋯⋯! はぁああ⋯⋯! ああぁーー!! はずぎぃぃぃぃいいぃーーッ! はすきぃぃぃいぃいぃぃ――ッ!!」

 

 激昂したレンソンは突撃する。他の妖魔兵達も雄叫びを上げて続いた。真新しい女を欲して、魔帝は落し子達に攻撃を念じる。

「やはり貴公の顔見知りではないか?」

「そう言われましても、身に覚えがまったくありません。私は誰かの恨みを買うようなことはしていないつもりです」

「いいや、貴公を嫌ってる妃や側女は多いぞ」

 魔物達の総攻撃に臆することなく、シャーゼロットとハスキーは剣を構えた。

 ◆ ◆ ◆

 淫獄で始まった戦闘をキュレイは冷めた目で眺めていた。

(喧しい奴らだ⋯⋯)

 戦いの結末に興味はなかった。自分が以前のような肉体に戻れないのは分かりきっている。

(どちらが勝ったところで私には関係ない⋯⋯。それよりもお腹が重たい。はぁ⋯⋯。いつまで私の胎内に居座ってるつもりだ。くそ⋯⋯。なぜ私がピュセルの赤子を育てねばならんのだ)

 牛頭鬼のキュレイは死んだも同然だ。魔物でありながら、人間側の敗北を願わない異常さを自覚していない。外見的特徴だけでなく、根源的な魔物の本能が失われていた。

(いつ産まれてくるのだろうか? さっさと私の身体から出て行ってくれ⋯⋯)

 気がかりなのは、ピュセルから移植された胎児だった。内側から何度も腹を蹴ってくるので、元気に成長してはいるらしい。しかし、出産の前兆である陣痛は一度も訪れていない。

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