三皇后は天空城アースガルズの地上臨検を正式決定し、女官総長ヴァネッサに浮遊島の降下を命じた。
天空城アースガルズの着陸に向けた動力炉の調整作業が進められる中、評議会ではベルゼフリートの仮住まいを選定する議論が行われていた。
国民議会の議員達が大揉めしていたように、皇帝の所在をどこに移すかは、そう簡単に結論が出せなかった。実権を伴わないお飾りの皇帝であるが、象徴としての権威は凄まじく、強大な影響力を持つ。
仮寓帝殿の最有力候補は帝都アヴァタールのグラシエル大宮殿であった。しかし、芸術をこよなく愛した栄大帝が築かせた芸術美の殿堂は、華やかな式典の会場としては相応しいものの、警備面の脆弱性が指摘されている。
「――そういうわけで、帝都アヴァタールを離れちゃう可能性もあるんだってさ。どこに引っ越しするんだろうね。まあ、天空城アースガルズの安全が確認できるまでの辛抱らしいよ」
香料入りの洗髪剤が泡立つ。ベルゼフリートの癖っ毛は水を吸うと穏やかになる。袖を捲り上げて灰色の御髪を洗うのはユリアナだった。
「女官の職権停止も解除されるらしいし、本当に良かったよ。ユリアナが一人で何から何まで頑張るのは大変だもん」
「⋯⋯⋯⋯」
「痒いところはないよー。良い感じの頭皮マッサージ。あ~あぁ~。いいよぉー。これから髪を洗うときはユリアナにやってもらおうかな。病みつきになる~」
「⋯⋯⋯⋯」
現在のベルゼフリートはレオンハルトの金緑后宮で暮らすしている。従える女官はたったの一人、警務女官のユリアナのみとなっていた。
身辺警護に関しては精鋭の帝国軍人で固められ、帝国元帥レオンハルトか宮廷魔術師ヘルガが務める体制となっていた。
帝国最強のレオンハルト・アレキサンダーがいれば、不測の事態は起こりえない。しかし、皇后と帝国元帥を兼ねるレオンハルトが付きっきりでは、軍務省や評議会での政務に障りが生じる。
そこで宮廷魔術師ヘルガ・ケーデンバウアーなどの女仙が不在の穴を埋める交代要員となった。金緑后宮は軍閥派の最精鋭によって厳重な警備が敷かれている。
国家の最高戦力と比べれば、警務女官のユリアナは戦力的に不要だった。しかし、皇帝の世話をするのは女官の特権と憲法に明記されている。
(メガラニカ帝国の歴史上、皇帝付きの女官が一人になったことは一度としてなかった。こういう状況でなければ至上の名誉ですが⋯⋯、喜ぶ気持ちにはなれませんね)
三皇后は今回の事件後、女官の職権を停止したが、唯一の例外がユリアナだった。調理や診療といった専門外の仕事は譲ったが、身の回りの世話は全てユリアナが請け負っている。
「あ、そうそう。セラフィーナもありがと。ロレンシアを貸してくれて。本当は僕自身がハスキーのお見舞いに行きたいけど、レオンハルトとヘルガが許してくれなさそうなんだ」
湯気が立ちこめる浴場には、ベルゼフリートとユリアナのほかにもう一人、セラフィーナの姿があった。
「陛下にお怪我がなくて、本当に良かったですわ」
広々とした木風呂は、格式高い雰囲気を醸し出している。その一方で武骨な風情も感じられた。金緑后宮の内装はアレキサンダー公爵家の武人気質が反映されていた。
「傷を負われたハスキーさんも命に別状はないと聞いておりますし、陛下から見舞いの使者が来ればきっと喜びますわ」
黄金髪の女王は微笑む。湯船に淫艶な裸体を浸し、透き通った白肌の上で水滴が流れる。
不老不病の女仙となったセラフィーナは明らかに若返っていた。肉体年齢という意味はなく、内面が生まれ変わったのだ。
(私が軍閥派の愛妾で良かったわ。もし他の派閥だったら、指を咥えて離宮で待機するしかありませんでした。こうして陛下の伽役ができるのは僥倖でしたわ)
魂の生命力が活気を取り戻し、蠱惑的な色気を無遠慮に放つ。情欲を煽り立て、男の精気を引き出す振る舞いは、上級の淫魔族と遜色がなかった。
(んぅ♥︎ ふふふっ♥︎ 陛下の帝気にあてられて、私の身体が反応していますわ)
セラフィーナは髪を洗っているベルゼフリートを捕食者の眼で見ていた。褐色肌の可愛い少年。もしユリアナがいなければ、湯船から飛び出て、逆レイプに及んでいたかもしれない。
(あぁ、もぅっ♥︎ 乳首と陰核が勃ちっぱなし♥︎ はやく陛下のオチンポをっ♥︎ 挿して♥︎ 子宮を貫いてっ♥︎ 我慢っ♥︎ 我慢しないとっ♥︎ あぁ♥︎ 愛液が湯に染み出ちゃう⋯⋯♥︎)
唇から零れかけた涎を舌先で舐め取る。
(早く来てっ♥︎ 陛下っ♥︎ 私の淫らな身体でたっぷりとマッサージしてさしあげますわ♥︎)
宮中で五指に入る天然物の爆乳が水面にぷかぷかと浮いている。昨年の末、故郷のアルテナ王国で三つ子の出産を済ませた腹回りは細身に戻り、柔媚な肉付きの巨尻が一際目立つ。
上級のサキュバス族に匹敵する蠱惑的な肉体だが、もっとも褒め讃えるべきは整った美しい面貌と黄金絹の長髪であろう。
「セラフィーナも忙しいときに呼び出してごめんね。軍務省からの仕事があったんじゃなかった?」
「帝都アヴァタールに出立する予定でした。けれど、今回の件で見合わせとなりましたわ。女仙は本居の離宮で待機しろとお達しがあり、暇を持て余していたところです」
セラフィーナが持て余しているのは暇だけでなく、艶体に宿る性欲もだ。
「やることがなくて僕も退屈だった。評議会が臨時開会されて、忙しい妃が多いらしいけどさ。僕にはなーんにも仕事がこないの」
金緑后宮に滞在する間、ベルゼフリートは軍閥派の妃達に夜伽の相手をしてもらっていた。
帝国元帥の后宮に派閥違いの妃を招くのは憚られた。そもそも呼ばれた妃も軍閥派の敷居を跨ぎたくなかったはずだ。
「セラフィーナも僕と同類かな?」
「私は無位無冠の身ですわ。評議会の議席も与えられておりません。陛下を独り占め出来る分、とても得をしていますわね。こうして愛妾のお務めを存分に果たせるのですから♥︎」
「そっか。セラフィーナは僕とのセックスが本職だった」
セラフィーナは軍閥派の愛妾だが職位が与えられておらず、メガラニカ帝国の内政に関わる立場ではなかった。他の妃達と違って評議会に招集されないため、いつでも好きな時間にベルゼフリートの相手ができる。
「⋯⋯⋯⋯」
ユリアナはベルゼフリートの頭に湯を注ぎ、洗髪剤の白泡を洗い流す。
寵姫の一人となったセラフィーナをいつかは呼ぶとユリアナも分かっていた。しかし、二人の爛れた関係を好ましくは思っていなかった。
「でもいいの? 僕の愛妾である前に、セラフィーナはアルテナ王国の女王様なんだよ? 祖国のことも気に掛けてあげたら? くすくすっ⋯⋯!」
全身を洗い終えたベルゼフリートは、セラフィーナがいる木風呂に足先を入れた。
「――お、いい湯加減♪ ちょいぬるめの温度が好みなんだ」
湯温を確かめてから、両肩まで湯に浸る。
「くふふふっ♥︎ ベルゼフリート陛下はアルテナ王国の国王陛下になられたのですよ。私の全てを捧げたのですもの♥︎ 心も♥︎ 身体も♥︎ 祖国も♥︎ あぁ♥︎ 愛しのご主人様⋯⋯♥︎ さあ、存分に私を抱いてくださいませ♥︎」
舌舐めずりするセラフィーナは、近づいてきたベルゼフリートの小さな身体を抱きしめる。小魚を捕食するタコのように手を回し込み、乳間で顔を挟み込む。
「セラフィーナの髪って綺麗だよね。陰毛まで肌触りが最高。さすがアガンタ大陸の端にまで美貌の噂が届く女王様。オマンコまで上物だね」
「所詮は尾ひれが付いた噂話ですわ。陛下のオチンポには敵いません♥︎」
女陰の恥毛が亀頭に絡んでくる。御髪と同色の黄金色に輝く縮れ毛は、湯で柔らかくなり、絨毯のような触れ心地だった。
「んぁっ♥︎ 陛下ぁ♥︎ あんっ♥︎ もうぅ♥︎ 焦らさないでっ♥︎ ずっと我慢してたのですからぁ♥︎」
熟れた大人の美女は、幼さが色濃く残る美少年とのセックスを欲する。淫らに股を開き、膣穴への挿入を誘ってる。勃った乳首から母乳の雫が滴った。
「あはははっ! ほんと、すごい色気だ。女王様のくせにドスケベが過ぎるよ。僕のオチンポが欲しい? ブチ込んじゃう?」
「お願いしますぅ♥︎ オチンポぉ♥︎ 欲しいですわぁ⋯⋯♥︎ だって、こんなに立派で♥︎ 大きくて♥︎ 太ぃのぉ⋯⋯♥︎ 私のオマンコを陛下専用の肉便器にしてっ⋯⋯♥︎ セラフィーナはメガラニカ皇帝の性奴隷になりたいのぉっ♥︎」
「くすくすっ! 気持ちは嬉しいけど、アルテナ王家のロイヤルオマンコを粗末には扱えないよ。宮廷での立場は皇帝と愛妾でも、アルテナ王国じゃ僕らは国王と女王。夫婦仲が良くないと国民が悲しむよ?」
「あぁっ♥︎ 嬉しい♥︎ ベルゼフリート陛下こそ、アルテナ王国の真なる王⋯⋯♥︎」
混浴する美女と幼帝は対面座位で抱き合う。下部に伸びた小さな手がイヤらしく白桃の淫尻を揉んだ。
「でっかいお尻。僕の小さな手じゃとても収まらないや。子供を産む身体だから、たくさん栄養を蓄えてるのかな? 僕の赤ちゃんを産むためにさ」
過去にどれだけ誰かを愛していようと、過去にどれだけ誰から愛されていようと、全ては過去の話だった。
「あんっ⋯⋯♥︎ あぁっ⋯⋯♥︎ 産みますっ♥︎ 産ませてくださいっ♥︎ 陛下のためにっ♥︎ 王子も、王女もぉっ♥︎ 好きなだけつくっちゃうぅ⋯⋯♥︎」
セラフィーナの恋心は上書きされた。たったの一年でベルゼフリートが塗り潰した。
「くすくすっ! 僕もセックスをしたいのは本心。でも、ほかにもさ。したいことはあるはずだよね?」
「んぁっ♥︎ 陛下⋯⋯?」
若年ながら皇帝の地位にいるベルゼフリートは多くの女仙を抱いてきた。だが、嫌がる女を完堕ちさせた経験はセラフィーナとロレンシアが初めてだった。そういう意味においても二人は特別な寵姫だ。
「乳繰り合いはこの辺にして、本題に入ろうよ。むしろさ、セックスをする前にしちゃったほうが、僕の口も軽いよ? 疲れたら寝ちゃうもん」
「ふふっ♥︎ 私にもお話してくださるのですか? お口の軽い、いけない陛下ですわ♥︎」
「うん。でも、秘密の話だよ。他の人には喋ったらダメなんだからね?」
愛液が滲むオマンコへの挿入を焦らすベルゼフリートは、いつもの調子で秘密を暴露する。
「僕を攫おうとした女ね。もしくは殺そうとした女⋯⋯? どっちでもいいや。とにかく僕が住んでる大切な城の一角を吹き飛ばした犯人については、たぶん誰もよく分かってない」
「⋯⋯んっ♥︎ あぁ♥︎ それは困った事態ですわね。心当たりはないのですか?」
「侵入方法が未だに不明のまま。断言はできないけど、たぶん外国の勢力じゃなさそう」
「敵は帝国内にいる者だと?」
「ねえ。セラフィーナは三年前にクーデター騒ぎがあったのは知ってる?」
「ええ、たしかドルドレイ騒乱だったでしょうか? ユイファン少将が鎮圧で活躍されたと聞いていますわ」
「僕がメガラニカ帝国の皇帝に即位したのは五歳。まあ、本当は五歳じゃなかったんだろうけど、これは面倒だから逆サバの年齢で考えてね。それでさ、十一歳のときにドルドレイ騒乱が起きたわけ」
「軍部と国民議会の一部が結託したと聞いていますわ。でも、当時の私は隣国で起きた騒動について、まったく知りませんでしたわ。政治は臣下に任せっきりでしたから。リンジーなら耳にしていたのかもしれないけれど⋯⋯」
三年前のセラフィーナは、臣下に言われるがままにアルテナ王国を動かしていた。軍事面は王婿のガイセフに一任し、バルカサロ王国との繋がりを深めていた。
(メガラニカ帝国の話は不自然なほど、アルテナ王国に届かなかったわ。軍事に疎かったのもあるけれど⋯⋯。当時の同盟国だったバルカサロ王国は知っていたのかしら?)
未来は予測がつかない。現在のセラフィーナはガイゼフと決別し、バルカサロ王国とも敵対する立場にいる。そして、何一つとして知らなかったメガラニカ帝国の皇帝と愛し合い、子供まで産んでしまった。
セラフィーナは乳間に挟んだベルゼフリートを見詰める。
(この子は⋯⋯)
三十六年の人生を覆した愛しき少年。破壊者の魂を封じられた哀れな近親相姦児。そもそもメガラニカ帝国の皇帝とは何者なのかと疑問を抱いた。
「三年前のクーデターなんだけど、僕をどうにかするって話じゃなくてさ。分かりやすく言ってしまえば、誰が僕を担ぐかの争いだった。勝ったのは現状を見れば分かるとおり、帝国宰相ウィルヘルミナが率いる新政権側だった」
「ほかの三皇后もウィルヘルミナ閣下のお味方に⋯⋯?」
「そこが微妙なところなんだ。だってさ、レオンハルトが参戦したら、そっちの陣営が圧勝しちゃうでしょ?」
「メガラニカ帝国と戦争をしたアルテナ王国の女王でしたから、レオンハルト・アレキサンダーの強さはよく知っていますわ。国境のイリヒム要塞で起きた防衛戦は⋯⋯国王軍の惨敗でしたもの」
「そもそもアレキサンダー公爵家やケーデンバウアー侯爵家は別格なんだよ。帝国軍に匹敵する私設軍隊を持ってるしね。そういうわけで僕に危害が及ぶ場合、双方を武力鎮圧するって警告してた。ちなみにカティアのいる大神殿はウィルヘルミナ寄りの中立ね。『勝手に争え』ってぶち切れた神官も多かったみたい」
「今回の一件、クーデターで敗れた者達が暗躍したと?」
「そういう噂があるらしいよー。でも、ウィルヘルミナとユイファンは否定的だってさ。クーデターの鎮圧後、不穏分子を徹底的に排除したからね。どうなんだろうね。今さら評議会を転覆して、旧体制の復活なんて非現実的だ。民心もついてこないよ」
「国内の勢力でなければ外に目を向けるしかないのでは⋯⋯?」
「自爆した犯人はさ。僕を『陛下』と呼んでた。それにメガラニカ帝国はずっと鎖国状態だった。天空城アースガルズの侵入方法を外国の勢力が考えつくかな? セラフィーナだって隣国の女王様だったけど、帝国の事情を全く知らなかったでしょ? 手際を考えると、国内で暗躍する勢力ってほうが、確かに説得力あるんだ」
「敵は陛下を攫おうとして⋯⋯。そこも気になりますわ。攫ってどうする気だったのかしら⋯⋯?」
「さあ? 殺すつもりならユリアナが僕を連れて逃げる前に自爆してるだろうし⋯⋯ひょっとしたら身体目的? 今のセラフィーナみたいに性的搾取したかったのかな?」
「自爆した侵入者は女性と聞きましたわ。まさか陛下の好みだったのですか?」
「ん~。好みかどうかはノーコメント。誘われてる感じはあったよ。冗談とかじゃなくて、僕とのセックスを欲する女仙はああいうエッチな気配を出すよ。胸元も広げてたし、警務女官に邪魔されなかったら、犯されてた気がするんだよね。僕って自意識過剰かな?」
「もしや陛下の帝気が荒々しいのは、その影響ですか?」
「へえ。セラフィーナも分かっちゃう? 神官だともっとよく感じ取れるらしいよ。カティアやアストレティアが驚いてたもん」
医務女官の職権が停止されている間、ベルゼフリートの健康管理は大神殿の神官が行っていた。初診に同席したカティアとアストレティアは、破壊者ルティヤの荒魂が強まっていると理解した。
「何かされたわけじゃないから、命を危機を感じ取って、肉体に変調が起きたってことらしい。そのせいで僕の性欲が底なしでさ。評議会で忙しい軍閥派の妃や側女を呼びつけるのもね。この時期にセラフィーナを呼んだのはそういうこと」
「んふふ⋯⋯っ♥︎ なるほどですわ♥︎ 愛妾である私にぴったりのお役目ですわね♥︎」
「セラフィーナが相手なら、ハードなプレイもできるよね。何よりもこのデカ乳を好き放題できる。自爆した犯人は僕にオッパイを見せつけていったんだ。そのせいなのか、爆乳で搾り取られたい気分。揉み心地も最高だしね」
「あん♥︎ んふ♥︎ 敵のオッパイは私よりも大きかったのかしら?」
「ううん。セラフィーナのほうが大きい。体型を変えられるショゴス族やロレンシアみたいに肉体改造をしない限り、これより大きいのはなかなかいないよ。⋯⋯あ、知ってた? セラフィーナとウィルヘルミナってブラジャーのサイズが同じなんだよ?」
「ええ、まあ、なんとなくは私と宰相閣下は同じくらいだろうとは思っていましたわ」
「ちょっと妬いてる?」
「もちろん。女ですもの⋯⋯♥︎ 以前のようなことはしませんが、愛する男の一番になりたい⋯⋯♥︎ 燃え上がる恋の想いは抱き続けていますわ♥︎」
「評議会が一段落するまでは、セラフィーナが僕を独占できるよ。ほんと、愛妾は役得だ」
「くふっふふふ♥︎ 業突く張りな女ではありませんわ♥︎ 私に仕える側女達にだってぇ♥︎ 幸せのお裾分けをしないとぉっ⋯⋯♥︎ んぁ♥︎ ねえ、陛下ぁ♥︎ そろそろ⋯⋯♥︎ このまま生殺しにされたら、お風呂で茹だってしまいますわぁ♥︎」
「分かった。じゃあ、挿れるね。僕の赤ちゃんを産んじゃった淫乱女王様のオマンコに⋯⋯!」
「あぁっ♥︎ んんぁっ♥︎ あんっ♥︎ ああんひぃっ⋯⋯♥︎ 陛下の逞しい極太オチンポ♥︎ 亀頭のカリで膣襞がごりごりされるのぉ♥︎ んっ♥︎ あんっ♥︎ んぉっ♥︎ 気もち良ぃいですわぁ⋯⋯♥︎」
「セラフィーナのオマンコが僕のオチンポに馴染んでるせいだ。ヤりまくったせいで、僕以外のオチンポじゃ満足できないガバガバの淫乱オマンコ。漏れた愛液が湯に混ざってるよ?」
「んんぁっ~~♥︎ んぅう゛ぅぅう~~♥︎ 陛下以外の殿方に抱かれることはありませんわ♥︎ 私の子宮を穿つのは陛下だけっ♥︎ だってぇ♥︎ 私はメガラニカ帝国の愛妾セラフィーナですものっ⋯⋯♥︎」
「意地悪な質問しちゃおうかな。前の旦那さんは? ほんのちょっと前まではガイゼフのオチンポで孕んじゃうオマンコだったくせにっ!」
「んぁっ♥︎ もうっ♥︎ 違いますわぁ⋯⋯♥︎ 今は陛下だけっ♥︎ 陛下だけの女だからぁッ♥︎ あっ♥︎ あっ♥︎ あっ♥︎ あぁああぁぁぁあああああああああああぁぁ⋯⋯♥︎」
「んっ! はぁはぁっ!! どうっ!? くぅっ! んっ! はぁ⋯⋯はぅ⋯⋯! セラフィーナ? イっちゃってるでしょ? 僕も出しちゃった。子宮の奥にべっとり吹きかけてるよ⋯⋯!」
「はいっ♥︎ 出てるのが分かるわぁっ♥︎ ぜ~んぶぅ♥︎ 私の子壺に胤を注いでぇ♥︎ あぁっ♥︎ あぁぁっ♥︎ 孕むっ♥︎ 孕みたいっ♥︎ 膣内射精感謝⋯⋯♥︎」
「セラフィーナが産む四人目の赤ちゃん⋯⋯。僕、期待してるからね。僕の家族⋯⋯。僕の母親になってくれるんだもん⋯⋯。僕だけの母親。誰にも渡さない⋯⋯!」
「ええ。そうよ。ベルゼ♥︎ 私の可愛い男の子♥︎ 私達は本物の家族♥︎ だから、甘えていいのよ? 子供が親を頼るのは当然なんだから♥︎ 母親がベルゼを愛してあげるわ♥︎」
セラフィーナの子宮口がベルゼフリートの亀頭を咥える。母性愛で甘えん坊の幼帝を抱擁し、オマンコの淫襞で子胤を搾る。擬似的な近親相姦で互いの心を慰め合った。
(あぁっ♥︎ オチンポが膨らんだ♥︎ 一回目の射精が終わっていないのに、またイったんだわ♥︎ すごい精力っ♥︎ まだ子供のオチンポなのに強いッ♥︎ あぁっ⋯⋯♥︎ 射精の勢いが増したわ♥︎ 貴き皇胤で子宮が満ちる♥︎ 穢れがっ♥︎ 瘴気の濁流が流れ込む⋯⋯っ♥︎ あぁ⋯⋯求め⋯⋯られっ⋯⋯るぅ⋯⋯♥︎)
膣道が引き締まった。肉厚な襞が男根を搾る。木風呂での交わるを強めるセラフィーナとベルゼフリートは互いをけして離さなかった。
「⋯⋯⋯⋯」
淫行を見守るユリアナの下着は愛液で湿っていた。見慣れた光景ではあったが、近頃のベルゼフリートが放つ帝気は荒々しく、女仙の肉欲を煽り立てる。
「んっ! はぁはぁ⋯⋯! のぼせちゃいそう。でも、まだ続けよ? だって、ママも溜まってるんだよね? 分かるよ。僕が絶頂に導いてあげるっ!」
「あぁっ♥︎ んんぁっ♥︎ ベルゼ♥︎ 私のベルゼ♥︎ 愛してるわ♥︎ 世界で一番大切な私の可愛い男の子ぉ⋯⋯♥︎ 全てっ♥︎ 受け止めてあげるっ♥︎」
「――ママ。大好きだよ」
根元まで挿し込まれていた男根が、さらなる深層へと踏み入った。ベルゼフリートはセラフィーナの巨尻を鷲掴み、力いっぱいに抱き寄せた。セラフィーナも股を押っ広げて、亀頭の激しい突き上げに呼応した。
「あぁっ♥︎ あんんっぅうっ~~♥︎ イぐっ♥︎ イっぢゃうぅううっ♥︎ んぁっ♥︎ ベルゼぇっ⋯⋯♥︎ アクメしちゃうぅう♥︎ んおっ♥︎ おっ♥︎ んひぃっ♥︎ んぎぃいっ♥︎ あぁっんんんぁぁああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁっ~~♥︎」
「あははは⋯⋯っ! すごいや! おっぱいミルクも出ちゃったね。牧場の牛さんみたいっ! 乳首からびゅるびゅる噴き出してるよ。身体が産みたがってるんだ。三人だけじゃ産み足りないんだよね?」
湯の水面に浮かぶセラフィーナの爆乳からミルクが噴き出す。勢いよく流れ出す母乳が湯を白く濁らせ、湯気の匂いは乳臭くなった。
「僕もママの母乳に負けないくらい、いっぱいオマンコに出してやる⋯⋯っ! 息子の子供オチンポで妊娠しちゃえっ⋯⋯!!」
乳房に顔面をうずめるベルゼフリートの射精は十数分続いた。注がれた精液は全てセラフィーナの子壺が吸い尽くした。
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