【R18作家インタビュー】愛夢かみんさん “貞操逆転”に魅せられて、積極的でエロエロなヒロインの味わい

 「積極的でエロエロな女性キャラが大好き」と熱弁する愛夢かみんさん。創作活動の始まりは匿名掲示板への投稿だったという。紆余曲折あって「ノクターンノベルズ」に辿り着き、貞操逆転を描いた『俺以外の男がほぼ全員女性アレルギーで、セックスすると死ぬような世界に迷いこんでしまった』で電子書籍化。ヒロインの一人一人に性癖を設定し、女性側から迫られる醍醐味を表現している。愛夢かみんさんから作品に込めた想いを伺った。

 

【取材:三紋昨夏】


最初の投稿先は「2ちゃんねる」

――創作活動を始めた「きっかけ」について教えてください

 かなり昔の話になるのですが、電子掲示板「2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)」でショートストーリー(SS)が流行っていた時期がありました。当時は『電車男』『風俗行ったら人生変わったwww』などの恋愛SSが話題になっていたと思います。

 そういった恋愛系SSを読んでいて「自分も書きたい!!」と思い立ち、さっそく「2ちゃんねる」に投稿を始めました。

 実話風の体験談を何本か投稿し、それらの創作作品は今でもまとめサイトやYouTube動画に残ってます。残念ながら、自分が作者だとは証明できませんけどね。著作権を放棄しちゃっているようなものですから。

 また、作品の発表場所が匿名掲示板ですから、読者から容赦ない突っ込みや煽りが入ります。掲示板の住民から「こんなところで書いてないで『なろう』に行け」と言われ、小説投稿サイト「小説家になろう」の存在を知りました。

 あの当時は『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』や『ありふれた職業で世界最強』が連載されていて、それらを読んで触発されました。最初は全年齢版に投稿していたのですが、ちょっとエッチな展開を入れたら怒られちゃったんですよ。

 「エロを書くなら『ノクターンノベルズ』に行きなさい!」というわけです。

 ここで初めて「ノクターンノベルズ」の存在を知り、伏字もなしで思いっきり書ける環境に感動し、現在に至っています。

――ご自身のペンネーム「愛夢かみん」に由来はありますか。

 由来はエロ英語の「I’m Coming!(アイム カミング!)」です。

 「小説家になろう」では別のペンネームを使っていましたが、「ノクターンノベルズ」で官能小説を書くにあたって、エッチなセリフをもじって何かできないかと考えて思いついたものです。

女の子に迫られる“貞操逆転モノ”

――専門の活動ジャンルは? 性癖やエロに関する「こだわり」はありますか。

 性癖は“貞操逆転モノ”ですね。エッチで積極的な女の子に迫られるジャンルです。

 これの根底にあるのは、エロビデオやエロ漫画を鑑賞しているとき、私は女の子に感情移入するタイプなんです。口説かれる女性キャラの立場にありたいけれど、男性キャラである。そしてホモではない。

 そういう作品を書きたいと思っていました。「ノクターンノベルズ」の作品を読んでいたら“貞操逆転モノ”と出会い、衝撃を受けてこのジャンルを書き始めたんです。

――「処女作」「代表作」など、思い入れのある作品を教えてください。

 フランス書院で電子書籍化していただいた『俺以外の男がほぼ全員女性アレルギーで、セックスすると死ぬような世界に迷いこんでしまった』です。特にヒロインで登場する「佳音(かのん)」に思い入れがあります。

 彼女は変態性癖の強い女の子で、自分で書いてこんなこと言うのもなんですけど、すごく可愛いキャラクターです!

――変態性癖ヒロインの佳音ちゃんが誕生するきっかけは何だったのですか?

 私が執筆している小説作品のコンセプトは、様々な性癖を持った女の子が登場することです。例えばS系であったり、M系であったり、レズであったり、性癖の一つ一つについて、キャラクターを一人ずつ生み出しています。キャラクターを作るというよりは、性癖を付与する感じでしょうかね。

 その中で言うと、佳音はMです。最初から「お尻でしてっ!」と求めてくるヒロインでした(エピソード24「佳音とお尻の穴でした」)。

まずは書きたいシーンから

――作品作りのコツなど、創作するにあたっての「ネタ出し」「企画」はどのように考えていますか?

 車の運転中などに、不埒なことを考えてます(笑)。人物像やストーリーを先に作るのではなく、「このシーンが書きたい!」と思いついて、そのシーンに至るまでの流れや必要な設定を後から考えていくタイプです。

 プロットはメモ書きがずらずらと並んでいるだけのものを見ながら書いています。

 大まかなストーリーは定まっており、自分で書きたいシーンがあって、その中間部分は執筆時に考えながら繋げていく感覚ですね。

――執筆で愛用しているツールは何ですか。また、普段はどのような環境で書かれていますか?

 私はタブレットで書いています。使っているのは、Androidアプリのテキストエディター「Jota Text Editor(イオタ)」と、アウトラインエディター「ハルナ アウトライン」ですね。

 もちろんパソコンも持っています。ですが、パソコンの前に座ると、なかなか頭が回らず手が動かないんですよ。寝転んだり、持ち歩いたり、適当な姿勢でちょこちょこ書くのが、私には向いているようです。

 家の中ではあまり筆が進まず、書くならキッチンや玄関などで書いています。静かな環境より雑音があるほうが集中できますね。車の中とか、天気が良ければ屋外で執筆することもあります。

楽しさに勝るものなし

――これから創作活動を始めようとしている人にアドバイスするとしたら?

 自分自身がそれをできてるかどうかっていう問題はあるんですけど、頭の中でずっとこねくり回さないで、とにかく手を動かして書くことです。

 気に入らなければ何回でもやり直せばいいし、仕事でしているわけではないのだから、まずは自分が楽しめるものを書くべきですね。ありきたりな助言ですが「自分が楽しい」。これに勝るものはありませんよ。

――依頼やコミッションなどは受け付けていますか。

 そういうお話をいただいたことはないのですが、もし私の文章が気に入っていただいて何かご依頼があれば、できることであれば受けてみたいと思います。

――今後の目標、目指しているものを教えてください。

 印税生活がしたいです!

――やはりきましたね。小説家の夢といえば印税生活!

 とりあえず、短期的な目標は紙の書籍を出すことです。何部売れたかを体験したいですし、サイン本を出したり、近所の本屋で自分の本が並んでいるのを見てみたいです。また、コミカライズも目標の一つです。

――最後にメッセージをお願いします。

 読んでいただいて、ポイント評価していただいた方々のおかげで電子書籍化されました。本当にありがたいことだと思っています。

 書籍化されたのは一作品だけなので、これがまぐれ当たりで終わらないように頑張って精進していきます!

――インタビュー取材にご協力いただきありがとうございました!

 愛夢かみんさんのプロフィールと作品をご紹介しています。

 読者の皆様、ぜひご覧ください。


【プロフィール】愛夢かみんさん

積極的でエロエロな女性キャラがとにかく好きで、読むだけでは物足りなくなり貞操逆転モノを書き始めました。
お陰さまで、「俺以外の男がほぼ全員女性アレルギーで、セックスすると死ぬような世界に迷いこんでしまった」がフランス書院様より電子書籍化されした。
性癖を同じくする方はぜひ、ご一読下さいませ。

◆X(旧Twitter)
https://x.com/aimukamin

◆ノクターンノベルズ
https://xmypage.syosetu.com/x1747cd/

【作品紹介】

俺以外の男がほぼ全員女性アレルギーで、セックスすると死ぬ世界に迷いこんでしまった

 女性の体臭、汗、皮脂、唾液、そして愛液。それらが原因でほとんどの男がアレルギー症状を起こし、生でセックスをすれば愛液のアナフィラキシーショックで命を落とす危険性すらあるような世界。そこでは当然ながら男はセックスに対して積極的になれず、女性は常に満たされない性欲を持て余している。

 ふとしたことでそんな世界に迷いこんでしまった、22歳フリーターの冬弥は、そこでさっそく可愛い女子大生、栞に逆ナンされ、体を重ねることになる。

 これは、そんな女性アレルギーを発症していない主人公、冬弥にとって都合のよすぎる世界での物語です。


 アラサーメタボ男が交通事故で死んだと思ったら、異世界に中性的な美少年として転生していた。

 そこはいわゆる男女比1:100の貞操逆転世界…… かと思いきや、なんとこの世界には2種類の女性がいた。

 その片方は見た目に前世の女性とほぼ変わらないけれど、全ての男から生理的に嫌悪されるコモン。もう片方はスレンダーで女性的特徴に乏しく、それ故に男と接することができ、男への奉仕役を務めるアルティオ。

 男、アルティオ、コモンの比率が1:4:95となっているこの世界で、俺だけはその両方の女性に同じように欲情したり触れたりすることができる。


 女神様の手違いで童貞のまま命を落とした俺は、そのお詫びとして男が希少でセックスし放題な世界に転生させてもらえることに。

 だけどいざ蓋を開けてみれば、そこは女だけがスキルによって高い能力を持ち、男は女の性処理道具として扱われている貞操逆転世界だった。

 なにこれまた手違い? もうっ、しっかりしてよ女神様ぁ。でもまあこれもある意味「セックスし放題」には違いないし、いいか?

 ……なんて思ってたんだけど、実はなんと、俺にはセックスを介して女性のスキルを自由に編集できる「古の支配者の能力」が備わっていたのだった!

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